※競馬の話題だけでなく、思ったこと、感じたことなど綴って行きたいと思います。
暇があったら読んでみて下さい。異論、反論、ご意見などありましたら掲示板まで。
 

4月23日(月) 二つの予行演習。
実は私の頭の中では29日の天皇賞(春)はすでに終わっています。今からその本質についてトクトクと並べたてるつもりなので、自由な予想を阻害されたくないと思われる方は読まないほうがいいかもしれません。あしからず。

今年の古馬中長距離路線はこの2頭(タガジョーノーブルとサンエムエックス)の参戦により去年とはまったく違った展開になるでしょう(管理人の2000年の反省より)
去年のこの路線は判を押したようなスローペースで、レース内容も勝ち時計もそして勝ち馬も、あまり歓迎すべきものではありませんでした。しかし今年はどうでしょう?上記の2頭という強力な先行馬の参戦でハイペースになることは必至です。競走馬はともかく、有力馬に騎乗する若い騎手たちがこのドラスティックな変化に対応できるかどうかはなはだ疑問です。
ところが、ここに今週の春天がこうなるであろうというレースを2度も経験している馬と騎手がいます。ナリタトップロードと渡辺騎手です。そしてそのレースとは昨年12月2日のステイヤーズステークスと今年3月18日の阪神大賞典です。もうお気付きかもしれませんが、このコンビはステイヤーズSで失敗して袋叩きにされ、阪神大賞典で軌道修正してレコード勝ちしました。これはかなり大きなアドバンテージといえるでしょう。前走とまったく同じ騎乗をすればこの流れに対応できるからです。しかも陣営はこの一戦に全力投球させた後、秋まで全休させる方針を固めています。さらに、”もう少し反応が素早くなってもらわないと”発言が出てくるなどレース分析にもぬかりはありません。今年の春天はこの陣営が勝利するはずです。
>今年の春の主役はこの馬(メイショウドトウ)になるでしょう(3月21日のひとり言より)
去年の有馬記念の段階でこの馬とテイエムオペラオーの実力が逆転していたと思ったのでこのように書きました。今でも実力は出走馬の中でbPだと確信しています。早目に抜け出して来るであろうナリタトップロードをマークしてさえいれば楽に勝てるかもしれません。しかしメイショウドトウと安田康騎手が果たしてその位置にいるでしょうか。3月27日の日経賞。春天出走のためにどうしても負けられない同コンビは、早め早めに動いて危うくマチカネキンノホシに足元をすくわれそうになりました。ただでさえ3千mという距離について不安を囁かれている馬です。安田康騎手が後方に位置させ、昨年のステイヤーズSでの渡辺騎手と同じ轍を踏む可能性が非常に高いと思われます。
その他の有力馬達にも触れておきましょうか。テイエムオペラオーも前走の敗戦からじっくりとためて乗ることになるでしょう。鞍上が鞍上ですし、たとえ完調であってもこの展開では差し切れないのではないでしょうか。前走の再現を狙うアドマイヤボスとエアシャカールはさらにその後方です。これらの馬達が早目に抜け出しレコードペースで突っ走るトップロードを捕まえることはほとんど不可能なように思えます。それどころか、このレースを最大目標に抜かりなく仕上げられたタガジョーノーブルや、そのタガジョーをステイヤーズSで負かしたホットシークレットに騎乗していた柴田善騎手の駆るメジロランバートにさえ届かないかもしれません。いや、届かないでしょう。

以上の分析から今年の春天(管理人の頭の中版)の順位はこうなりました。
1着 ナリタトップロード
2着 メジロランバート   2.1/2
3着 タガジョーノーブル   1/2
4着 エアシャカール    1
5着 メイショウドドウ    首
さすがに実力的に劣るメジロランバートとの馬連が堅いとは申しませんが、ナリタの単勝はかなり高い確率だと思いますよ。
4月21日(土) いつのまにやらHP開設1周年が過ぎてました。
あっという間だったというのが正直な感想です。本当はもう少しいろいろな話題の楽しい、特色のあるサイトにしようかと思っていたのですが、管理人の力量不足で到底そこまではたどり着けませんでした。なにとぞご容赦ください。
私事を申しますと、始めるときにはもう少し競馬中心の生活になるのではないかと思ってました。社会人になってGTくらいしか馬券を買わなくなっていたのが、学生時代に競馬にハマりまくっていた頃のように、お馬さん三昧の自堕落な生活に逆戻りするのではないかと危惧していました。幸いなことに競馬新聞を買うのにも車で10分という不便な土地柄と、根っからのズボラな性格が足を引っ張って人外に落ちることはありませんでしたが。
拙いHPに遊びに来ていただいく皆様、本当にありがとうございます。当然のことながら皆様のご協力なくしては、このサイトの存続もありえません。これからも末永くお付き合いください。私も出来るかぎり楽しくて有意義な(?)情報を提供していくつもりです。よろしくお願いします。
最後にヨッシー君。年が明けてから3ヶ月で3日しか休みが取れないという超超多忙な仕事にもかかわらずGT予想に参加していただいて本当にありがとうございます。でも、やっとそれから開放されたからといって、”みち○”の台湾ラーメンを10日で3回はさすがにきついっす。腹が「ちびまるこちゃん」状態になってしまいました。”ピーヒャラ、ピーヒャラ♪”。
4月15日(日) ガンシューティングゲームの話です。
日本ゲーム史上に燦然(惨然?)と輝く金字塔、「デス様」こと「デスクリムゾン」。
そのセガサターン版がなぜか今日発売されたそうです。某SSM紙の読者投票で圧差の最下位を独走した超バカゲー。私も実際にプレーしたことはないのでなんなんですが、書籍などからの情報でもそのバカさ加減は十分に伝わってきます。一部あげてみますね。
1.主人公の名前が”コンバット越前”である。
2.声優は社長、プログラマー、アルバイトが担当している。
3.難易度が驚異的で、常人にはクリア不可能である。
4.誤って民間人を撃ってしまうと当然減点になるが、その民間人達はモンスター達と一緒に異次元空間からテレポートしてくる。
5.ライフが3しかない上にダメージを受けたあとの無敵時間がないため3体の敵に同時に攻撃されると即座にゲームオーバーとなる。
6.照準が出鱈目で狙ったところに着弾しない。

そのバカさ加減を知るためには実際にプレーするしかないのですが、幸運にもとあるHPで2の部分を耳にすることが出来ます。必聴です。
せっかくだからリンクを貼っておくぜ。
http://www.pluto.dti.ne.jp/~kama/game/death/death.htm
4月12日(木) アグネスタキオンが凄い馬であることは明らかです。もしかしたらシンザンやシンボリルドルフに匹敵するのではとさえ思えるくらいです。私の皐月賞での興味はもはやタキオンが1着でゴールしたあと息を荒げているかどうかに向いています。
しかし、忘れてはならないのはこの世代自体のレベルの高さです。タガノテイオー、アグネスゴールド、メジロベイリーといった強豪たちがリタイヤしてもなおジャングルポケット、ボーンキング、ダンツフレームといった有力馬の名前が並びます。さらに、彼らに続くミレニアムバイオ、ミスキャスト、シンコウカリドといった馬たちでさえ一昔前のジェニュイン、タヤスツヨシなどのGTホースよりもレベルが高いのではと思えます。これはもう3歳春版グランプリといっていい豪華さですね。穴党の私としてはトウカイテイオーのときのシャコーグレイドやナリタブライアンのときのサクラスーパーオーにあたる馬を探したいところですが、今年に関してはそういった馬たちに付け入る余地はないでしょう。ビッグゴールドがあまり人気しないよう祈るだけです。
4月4日(水) サイコーキララとテイエムオーシャン。
桜花賞といえば昔は必ずといっていいほど乱ペースになりました。数頭の有力馬を除く約20頭のお馬さんたちの脳みそがほとんどチャボ並で、ゲートを出てからゴールの位置などまるで考えもせずに飛ばしまくった為です(だと思います)。近年ではフルゲートの頭数も減りさすがに昔のようなことはなくなりましたが、桜花賞が数あるGTの中でもっともペースの乱れやすいレースの一つであることに変わりはありません。
そんな桜花賞で昨年、圧倒的な1番人気に支持されたのがサイコーキララです。同馬は先行集団の直後に位置し、危なげなく抜け出すレース振りからセンス抜群の馬だと思われていました。実際同馬は、過去の桜花賞でのニシノフラワー、キョウエイマーチといった歴史的名馬の単勝支持率を上回る支持を集めていました。
しかし、結果は中団から伸びきれずに4着。石山騎手の騎乗ぶりが批判の的となりました。ですが、実際のところは同馬が桜花賞の乱ペースに対処しきれなかった為だと思います。つまり、センス抜群だと思われた同馬が、実は一つのレースパターンしか持っていないセンスのない馬だったわけです。まあ、トライアルレースで本番に向けた騎乗を試みなかった陣営は批判されるべきですが。
さて、今年圧倒的な人気を背負うことが予想されるテイエムオーシャンはどうでしょう。乱ペースとなった阪神3歳牝馬Sを引っ掛りながらも圧勝。今年の緒戦、チューリップ賞では折り合い面に格段の進歩を見せてこれまた圧勝。何が起こるかわからない3歳牝馬のことですから過信はいけませんが、不動の軸馬だと言い切れるのではないでしょうか。
3月27日(火) ドバイでステイゴールドがやってくれましたね。
普通に考えたらホームで完敗を喫したファンタスティックライトやインディジェナスを逆転することはほとんど不可能なように思えます。しかし、この馬ならばもしかしたらと思わせてくれて、なおかつ実際にこの大仕事をやってのけるところがステイゴールドのステイゴールドたる所以ですね。ナイスネイチャやロイスアンドロイスなどとは明らかに違う、GTクラスの器というものを垣間見た気がします。
それにしてもこの日彼が見せてくれた走りはいったい何なんでしょう。丁度一年前の日経賞で、逃げてバタバタになったレオリュウホウをまったく追おうとしなかったあの姿からは想像も出来ない、スゴイ闘志でした。この訳のわからなさに私を含む多くの人たちが惹かれるんでしょうね。彼に関しては勝っても負けても”ステイゴールド(黄金でありつづける)”なんですね。この日の激走がそれを決定付けたように思えます。
最後に、彼の勝利が意味するものはいったい何なんでしょう。サンデーサイレンス産駒の質の高さ、武豊騎手の天才、日本の競走馬全体のレベルアップ。そのとおりだと思います。まったく異論はございません。ただ、ひとつだけ付け加えさせてください。ステイゴールドはすでに7歳で33戦の戦歴を誇ります。その彼を大きな怪我をさせることなく管理し、なおかつ国際GUを勝たせた池江調教師の手腕ですね。武豊騎手の好騎乗に勝る賞賛を送りたいと思います。本当におめでとうございます。
3月21日(水) ”ひとり言”の更新は本当に久しぶりですね。かれこれ一月以上、頭パニック状態が続いてますので(現在進行形)。
宮杯は置いといて日経賞の話をしましょう。昨年私は圧倒的な1番人気だったグラスワンダーを蹴ってステイゴールドから流してなおかつ馬券を外すという、とんでもない失態を演じてしまいました。パドックでのGWのぶかぶかの姿を見て思わずガッツポーズまで作ったのに(実話)。
で、今年ですけれど、メイショウドトウはさすがにGWのようにはならないでしょう。不安材料は昨年の激戦の疲れですが、勝ってない分まだまだ上昇の余地はあると見ました。今年の春の主役はこの馬になるでしょう。
テイエムオペラオーについても一言。今年は来週の大阪杯から始動するようです。2千mの秋天を圧勝したので疲れの残る長距離戦よりもこちらを選んだのでしょうか。そーですか。そんなに疲れが心配ですか。それならば本番では買わなくてもいいですね(まだ言ってやがる)。
2月13日(火) いよいよGTが始まりますね。
今週のフェブラリーSもレベルが高く面白いレースになりそうですが、今年はなんといっても牡馬クラッシック路線ですね。恐らく史上空前のレベルでの争いが展開されることでしょう。
もしかしたら我々は非常に恵まれた世代なのかもしれません。さあ皆さん、歴史的な名馬たちの競演をしっかりと目に焼き付けておきましょう!
1月30日(火) JRA、馬主資格を大幅緩和。
そうでしょうね、そこに行くしかないでしょうね。若い人たちの競馬離れが進み、長引く不況で(?)馬主の数も激減中。そんな中、唯一といっていいほどの盛り上がりを見せているのがPOG。それならばペーパー馬主ではなく実際の馬主になってもらってはいかがでしょう?こんなところでしょうか。
しかし本当にこれでいいのでしょうか。
たとえば私なんかが10人集めて馬主組合を作ったとします。しかしいったいどんな馬を手にすることができるでしょう?アドマイヤベガなんかは生まれたその場で取引が成立した(も同然な)んだそうです。私ら一般庶民では2冠馬ベガの出産になど立ち会うことすらできないでしょう。(出来たらそれもまた怖いですが)
セリで運よくいい馬を安く手に入れたとします。しかし、その馬がある程度の馬ならば調教師の唾がついているでしょう。そして彼の厩舎には大手馬主の持ち馬がズラリ。万が一その良血馬たちよりも私らの安馬が活躍したら・・・、その調教師の立場はどうなるでしょう?
いい馬はなかなか手に入らないし、預けた厩舎では端っこの扱い。いったい私たちに出来ることは、そこそこ遊ばせてもらうか運が悪かったとあきらめることだけなのでしょうか?わずかながら可能性があるとすれば、セリで売れ残った馬が大活躍をするとかいった類の話。唾のついていないそんな馬を手に入れ、進歩的な腕のいい厩舎が預かってくれれば大儲け出来るかもしれません。しかしそんなのは本当にネガティブな希望ですよね。馬主として夢を見るからには資金力のハンデは仕方ないにしても、コースくらいは同じ所を走りたいと思いますよね。
この規制緩和が、欠点はあるものの大きな改革への第一歩だという考えに私は同調しません。そのために改革可能でなおかつ改革すべき点が置き去りにされているからです。
だいたい不況不況っていっても、そこそこの馬主さんが儲けていれば、(大手でない)馬主の数が激減するなんてことはないと思いません?カモが逃げてしまったから別のカモを探している。そんなふうにとらえてしまうのは私だけでしょうか?
1月24日(水) 冬場は例年、自室にいるときは必ずといっていいほど布団の中にいます。なるべく暖房を使わずに寒さをしのぐための知恵です(まじめに読まないでね)。それが今年はHPを始めた関係上、机の前に座っている時間が結構あります。今年の冬がやたらと寒く感じられるのはそのせいだとばかり思っていました。
ところが先日、この冬初めて暖房を入れてみてそうでないことがはっきりとわかりました。暖かくなるのは天井付近だけで、一番温まってほしい足元は相変わらずの極寒状態です。これではまるで意味がない。急いで調べてみると身を切るような寒気が窓際の机の下あたりから流れ込んでいました。窓といえば、この部屋は建てつけが悪く隙間から外の景色が見えるくらいです。毎年冬場はガムテープで塞ぎ、夏場は剥がして風通しをよくしています(窓が10pも開かないもので)。ところが今年は、窓と桟の隙間はちゃんと塞いだものの、窓と窓の間、つまり中央の隙間をまるきり手付かずにしておいてしまったのです。そこから流れ込んでくる寒気が布団から少しばかリはみ出した私の肩を凍てつかせ、吐く息を白くさせていたわけです。
さっそく元凶の大穴を塞いでやろうと思ったのですが、去年パソコンを入れるために窓際に移動させた大机とその上のカラーボックスやプリンターなどが邪魔で手が届きません。それらを移動させるには私一人ではかなり辛いものがあります。
このままでは冷(ひ)え死にするのを待つだけです。危うし戸川!B級競馬予想倶楽部もこれでおしまいか!!
しかし皆さん、何も心配することはありません。3レース連続的中中の明晰な頭脳を持つ管理人は、いとも簡単にこの未曾有の危機を乗り切る術を見出しました。
机の下に本の詰まったダンボールとゴミ箱を置き、その間には丸型蛍光灯の箱をタテてねじ込み・・・・・。わあ!物を投げないでください。すべて実話です。
1月9日(火) 今年初のひとり言ですので、2001年の中央競馬界を大胆に予測してみましょうか。とはいっても深い意味はありませんのであまり突っ込まないでくださいね。
1. 信憑性 60   サンデーサイレンス系種牡馬の活躍。
サンデーサイレンスのみならず、フジキセキ、ダンスインザダーク、マーベラスサンデー、バブルガムフェローからエイシンサンディまで、幅広い層での活躍。つられてサンデイクリーク産駒も活躍(居るのか?)。
2. 信憑性 5   テイエムオペラオー、年内GT未勝利。
2001年の勝利は緒戦の阪神大賞典のみ。その後は馬自身が走ることの意義を見失いスランプに。結局年内で引退。岩元師のどつぼのような顔が新聞を賑わす。
余談だが、阪神大賞典でまたしてもオペラオーの2着に敗れたメイショウドドウはこっそりと九州へ逃亡。前科のある安田康彦騎手が手引きか?
3. 信憑性 0.02   武豊騎手、電撃引退。
引退後は調教師にはならず米国に牧場を購入。実質的な経営は兄に任せ、自らはタレント活動。米国生産界とのパイプを活かし日本競馬界への影響力は増す一方。早期引退の理由は本人否定も減量苦か?
12月24日(日) あーっ、面白くない。つまんない。たるい。
とうてい史上最強馬とは思えないテイエムオペラオーが大記録を打ち立ててしまいましたね。秋天→JC→有馬の3連勝。この快挙はあと50年は真似出来ないのではないでしょうか。実力だけでは決してなし得ないと思うからです。
1.相手関係
スペシャルウイークの早期引退。
グラスワンダーの不調と骨折。
秋天の本命馬ラスカルスズカのリタイヤ。
2.馬場
宝塚記念と秋天、そして有馬記念の荒れた馬場。
3.展開
JCのスローペース(この10年でもっとも遅い勝ち時計)による疲労の少なさ。

なんかオペラオーにけちをつけるみたいで申し訳ないのですが、正直なところ”運のいいやっちゃ”というのがこの馬に対する印象です。もちろん重馬場巧者、馬群やいかなるコースをもものともしない強靭さを備えているからこそ成し得たのでしょう。しかしそういった才能で勝ってきたからこそ史上最強馬とは呼びたくないですね。完成したアグネスタキオンがこの馬をやっつけてくれるまで気長に待ちましょう。
12月23日(土) ラジオたんぱ杯3歳Sのアグネスタキオンはすごかった。
今朝、新聞を読んだら慎重な発言で知られるあの河内騎手が「直線でクロフネと同じ位置にいれば全部かわせる」(坂本調教助手の談話)と話していたので、慌ててクロフネ−アグネスの馬券を発注してしまいましたよ。今考えると単勝にしておけばよかった。そっちのが倍率高いし。
レース前、返し馬を見ていたらトモの部分が明らかに未発達で、これは3着も危ないのではないかなどと心配してしまいました。ところがところが、道中走る姿はまるで古馬GTホース並みの迫力でした。そして直線。落ち着いた性格どおりの素直な反応でまったく危なげのない完勝。パワー、切れ、ともにかなりのレベルにありそうです。これはスゴイ。97年の朝日杯、グラスワンダーの圧勝に匹敵する衝撃でした。
この馬に望みたいことは怪我なく無事に成長してほしい、それだけですね。GT勝ちなどあとから走って追いかけてきますよ。それくらいの素質馬の登場ですね。
その他の馬ではジャングルポケットとエーピーウイザード。前者にはトニービンの後継種牡馬になってほしいし後者は重賞の一つくらい取れる器に見えました。
12月21日(木) 有馬記念ですね。
過去にトウカイテイオーやオグリキャップの復活、ダイユウサクのレコ駆け(松田優作の死んだ年)、サクラスターオーの骨折+メリーナイスの落馬などなど、さまざまなドラマを生んできた師走の風物詩です。しかし私が思い出すのはこれらの名勝負ではなく86年のグランプリです。まずは出走馬を見てください。
1番 ミホシンザン
2番 ギャロップダイナ
3番 スズパレード
4番 スダホーク
5番 メジロラモーヌ
 以下略
お気付きになったでしょうか?馬名の最初の一文字を並べていくと”ミギススメ”となりますね。で、中山(右回り)の枠順どおりに右へ進んでいくと、そこにはダイナガリバーという馬がいるわけです。この馬は社台ファームの吉田某元総帥(故人)に初のダービー馬オーナーの栄光をもたらすと同時に”社台ファームの一番の高価馬は走らない”という定説を覆した馬としても有名です。しかし、あれよあれよと先行し、のらりくらりと粘りきってしまうレース内容はとても名馬のそれとはかけ離れていたため、不思議と人気にならない馬でした。
レースのほうは4番人気(12頭立て)のダイナガリバーがいつものように先行し、多くの競馬ファン(管理人を含む)の悲鳴の中、スタコラサッサと粘りきってしまいました。2着には同じく社台ファームの”日本競馬史上空前のギャグ馬”ギャロップダイナ(11番人気)が突っ込み枠連8100円の波乱となりました。当時は馬連はなく、勝ち馬と同枠に2番人気のメジロラモーヌがいたため万馬券にはなりませんでしたが、もしも馬連があったならば2万馬券くらいにはなっていたでしょう。
さて、話を今年の有馬記念に戻します。やはりグランプリではドラマのある馬を買いたいですね。今年のメンバーで許せるのはナリタトップロードとステイゴールドの2頭のみ。私がどちらの馬を選ぶか、もうお分かりですか?
12月17日(木) 寒いっす。
あまりの寒さにパソコンの前の椅子に座っているだけで足先の感覚がなくなります。ストーブを点ければいいって?私の部屋でそんな危険なことはできません。どっちみち8畳用の石油ストーブでも温まるのは1m四方だけですし。
というわけで十日ぶりの更新です。
ミスターシービー逝く。
私が競馬を始めた頃から、ちょうどこの馬の凋落が始まりました。つまり5歳秋のジャパンカップからですね。この年のJCはミスターシービーとシンボリルドルフ、2頭の三冠馬がいて、ここで日本馬が勝てなければあと10年は無理だろうといわれたレースです。結果は皆さんご存知のとおり。ノーマークの逃げ馬カツラギエースが大逃げ(本当に大逃げでしたね)を打ち、やっとこサで逃げ切ってしまいました。レース後、アナウンサーが「まあ、カツラギエースも日本を代表する馬の1頭には間違いありませんが・・・」と残念そうに話してたのを思い出します。
で、シービーですが、いいところなく10着と大敗。その後のレースでも陣営の強気な発言とは裏腹にルドルフ皇帝に3連敗。すっかり主役の座を奪われたまま引退となりました。
しかし、人気のほうはルドルフの遥か上を行ってましたね。今みたいに若い人たちは競馬なんかしてませんでしたから、いい年のオヤジが”シービー、シービー”と目を輝かせてたわけですね。(実際、寮の厨房のオヤジのシービーびいきはすごかった)
残念ながら種牡馬としては決して成功したといえません。脚の骨にボルトを入れて重賞を勝ったヤマニングローバル。ダビスタ96でなぜか強かったメイショウビトリア。今年の小倉3歳チャンプ、リキセレナードの母親ムーンセレナードくらいですかね。残された産駒の中から種牡馬となる馬が出てトウショウボーイ→ミスターシービーの血を後世に伝えてほしいものですが・・・。
12月7日(木) 今年の朝日杯はSS産駒VSマル外の印象がありますね。もちろん、テイエムやマル地馬の存在も忘れてはいけませんが、この両陣営の強力ラインアップに対抗できるでしょうか。
SS産駒軍団はウインラディウス、タガノテイオー、タイムトゥチェンジ、メジロベイリーと相変わらず超強力。対するマル外軍団はエイシンスペンサーを筆頭にグラスエイコウオー、スルーザワールド、フィールドスパート、マチカネイサリビと粒ぞろいです。
私はというとフジノテンビーの回避に頭を痛めましたが何とか整理がつきそうです。あとは毎日のスポーツ紙をチェックして減点材料がないか確かめるだけです。それでは土曜日の予想UPをお楽しみに。
12月4日(月) フジノテンビー、朝日杯回避!
なんてこったい。一から練り直しじゃないか。
ブライアンズロマン、43勝目!
ブライアンズタイム産駒の地方馬ねー。確か今年のオールカマーが中央初見参でしたよね。10歳にして。
テンビー産駒やサクラダイオー産駒で果敢に中央の壁に挑戦し続ける笠松の陣営に拍手ーっ(テイ○ムに向かって)。



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