5月5日
 昨夜突如行程が変更になり松山から宇和島を通って足摺行って高知に行くということになりました。私的には宇和島もいけるなんてかなりうれしいのですが行程の先行きに不安を感じつつも出発。

宇和島城到着。ここも山城なんですね。ですが小さな城なの

でもちろん徒歩で登らなくてはなりません。えっちらおっちら大き

い階段を登ると見えてきました。しかし石垣を登ったところにライ

ダーの集団が座り込んでいて写真撮るのに邪魔。

 とりあえず中にはいるとたぶんあれが宇和島湾というのがみえ

ます。


 さて出てくるとまだライダー集団いるよ。ほんとマナーってもの

を知らないのか!

 さてここから足摺までどうやって行ったらいいのか交番で尋ね、ついでにどれくらいかかるのか聞いてみると3時間半くらい?ということは着くと5時近くじゃないか!Mちゃんはそんなにかかるとは思ってなっかったようです。私は予想してたけど、せっかく自ら行く気になってくれてたので黙ってました。
 しかしそれはすぐに実感できました。
下道しかないしかもかなり曲がりくねってる。あげくに50キロの道を30キロでしか走れない車のだいぶ後ろについてしまった。なのに道は曲がってるからなかなか追い越しできないし。なのにこの車自分が渋滞を作ってると気づかずに脇によけることもしない。後ろを見る気がないならサイドミラーもバックミラーも取ってしまえ!
 イライラしながらなんとか追い越し宿毛の道の駅でしばし休憩と思ったんですがなんですかこの道の駅!何にもありゃせん。今時の道の駅っていったら、大きな売店とレストラン、お土産売り場にJAの産直品、温泉、ホテルなんかもついていてゆっくり楽しめるが売りなのに。しかも天気が悪くて寒くなってきたのでとりあえず次の道の駅に期待することにしました。
 しかし四国の道の駅というのはこういうものなのでしょうか?ここもしょぼい。
 途中何度かお遍路さんとすれ違いました。いいですね歩き遍路。一人で歩いてる人が多かったのですが、坂道を延々と歩いてる姿に「同行二人」という言葉が当てはまりました。本当に隣にお大師様がいるように見えます。そして何にもない坂道にたまに現れるアイスクリンの店。お遍路さんのためにあるのでしょうか?いいなあ、いつかお遍路したい。しかも歩き遍路。ゆっくり自分をみつめる旅がしたい。まあ、まずはバス遍路かな。
 延々と山道を行くとやっと海が見えてきた!もうすぐ足摺だと思ってもまだ遠い。
高速道路さえあれば。しかもなんですか足摺スカイライン。なんでこんな道しか作れなかったんですか!がんばれ道路公団。無駄な施設つくるより僻地の道路とSAにホテルかサウナを作ってくれ!

 やっとの思いで
足摺岬到着と思ったら駐車場が満車とのこと。でもおかしいことに次々と車は出て行く。やっと自分たちの番になったら中はもっと止めるスペースがいっぱい。いい加減にしろ!しかもゴールデンウィーク中のみ5時まで車両規制。この先シャトルバスのみ。今4時半。着いてしばらくしたら規制終了。バスは5時半まで。

 展望台はすごい人でした。とてものんびりしてれませんがさすがに絶景です。でも学生時代

小さな船で外洋まで出て、360°水平線以外何もないという海を見てきたせいか、それ以来

感動が薄れてしまう。ああ、慣れとは哀しいものです。

途中雲行きが怪しかったのですがここにきてなんとか晴れてくれて少し日が傾いてきましたが

灯台の白が青に映えます。
 さて白山洞門はどこかと確認するとどうやら少し戻ったとこにあるようです。運転で疲れた

Mちゃんを展望台脇に残して行ってきます。

 展望台からは18分ほどらしいです。しかし帰りのバスのことを考えてちょっと小走りで行きま

した。


 白山洞門は
「行きはよいよい帰りは怖い」です。だってものすごい階段。途中で止ま

らないと登りきれません。しかしこれ以上Mちゃんを待たせて不機嫌になったら困る。というわ

けで走りました。途中止まりながら。だって絶対無理。結局12分ほどかかって到着。つく頃に

は息は上がるというか
酸欠、足はがくがく
そして足摺を出発して結局9時ごろなんとか高知いり出来ました。四万十川は橋の上から眺

めるのみ。沈下橋なんて見にいけませんでした。

1000ccでどこまでも(3)

四国ツアー






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