６日目（１０月２３日） 康定〜海螺溝（かいらいこう）
夜中に寒くて目が覚める、大きなホテルだが、暖房は効かないし、電気毛布も無い、背中にカイロを張り、部屋の中を探して、もう一枚の布団をかけて、ようやく寝ることが出来た
６時半、起床、今日行く場所はスーツケースは持っていけないので、荷物を仕分けして、別の鞄に入れる、朝食後、康定の街の写真を撮りに、ホテルの周辺を歩く、綺麗な街に成っていて驚く、
表通りは、新しい建物が建っているが、裏へ入ると昔の面影がある建物も見える、８時にホテルを出発、午前中は康定のお寺巡り、
先ずは金剛寺、前に来た時には改装中だった記憶があるが、今は綺麗になっている、外は写真は良いが、内部は撮影は禁止
若いお坊さんが居る、なぜお坊さんに成ったの・・・・の質問に何となく・・・今は寺で勉強をしているが、将来はどうなるか解らないとの回答、着ている物も、お坊さん？？と思うほど、現代的な若者、金剛寺はニンマ派のお寺、
金剛寺を見学した後は、急な坂道を登って行く、次に訪れた南無寺は金色の華やかなお寺、ここも中の撮影は禁止
金剛寺には４５名、南無寺は９６名の僧侶が修行をしていると言う、若い坊さんの中に、まだ、あどけない顔の少年僧が居る、歳を聞いたら、１３歳、５年前に他の寺から、この南無寺へ来たとの事、ガイドの使う中国語が解らない様子だった、
また、急な坂を下ってバスに乗る、ゴンドラ乗り場に付く、朝から曇っていたが、小雨が降り出した、このゴンドラに乗って、パオ馬山を目指すが、前に来た時にはこんな便利な物は無くて、半日かかって山を登った記憶がある、
ゴンドラは、ゆっくりと山の上へ、眼下には康定の街が一望できる、
ゆっくりと動くゴンドラで、頂上には２０分程時間がかかる、ゴンドラを下りると、テンドウ・リン寺、前に来た時にも有った、懐かしい、
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| パオ馬山のテンドウ・リン寺 |
仏塔 |
ここからは寺のガイドの説明を聞きながら、時計回りに見学していく、山の高い場所には仏塔、少し降りると池がある、ここでガイドが康定情歌を歌う、誰もが知っている有名な歌、ガイドの金さんもバスの中で歌ったけど・・・・・意味を聞いたら、男女の恋の歌とか・・・・・・
大きな競技場がある、祭りの日にはここで競馬が行われると言う、観光地らしく、撮影用のヤクの剥製がある、この上に乗って写真を撮ると、５元也、競技場の横には女神の像があり、近くには宿泊設備もある、この辺りもすっかり変わって居る、
池の中に石があり、穴が開いている、その穴の中にコインを入れると願いが叶うと言う、早速、１０円をお金持ちになる様にと財源の穴を狙って投げたけど・・・・・・入らなかった、欲を出すとダメ・・・だ
再び、ゴンドラの駅に戻り、ゴンドラに乗り込む、小雨が降ったが、傘を差すほどでもなくて良かった、
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| 願いの叶う石 |
ゴンドラから見る南無寺 |
大渡河を下る |
ゴンドラを下りてから、バスに乗り変えて康定の街を後にする、大渡河沿いの道を下って行く、ダム工事が続いている、道の下には小さな村、この村はダムが完成したら、ダムの底に沈むだろうか・・・・・
川の対岸に来る時に寄ったロテーの街が見えてきた、この街のレストランで昼食、来る時に食べたレストランとは別の店、昼食後はロテーの街を通り過ぎ、二郎山トンネルの手前から脇道に入る、沿道には小さな村々
途中から川沿いの道を走る、狭い渓谷の中の道は、至る所にがけ崩れの跡が見える、雨の多い時期は、怖い道？段々と川の上流に行くに従い、ガスが出て小雨が降り出した、やがて、海螺溝（かいらいこう）の入り口の村に付く、ここから、手荷物だけを持ってグリーンバスに乗り変える、
グリーンバスの発車時間までは、少し時間が有るので、近くの店をのぞいてみる、水着が多い、ツアーの人も水着を買ったが、余りの安さ（５００円前後）にお風呂に入っていたら溶けてしまわないかな〜なんて冗談交じりの心配をする、
グリーンバスに乗り込む、バスの中は満員、２号営地を通り過ぎ、５時、３号営地のホテルに到着、雨が降っていて寒い、ここは標高２９８０メートル、６時からの夕食は、温かい鍋が出る、お腹の調子は回復して少し食べれる様になった、
お湯の出るのが８時から９時まで、その間、ツアーの人達とお喋りを楽しむ、今回のツアーの人達とは、気が合うのか、とても楽しい時を過ごす、
シャワーの後は電気毛布のベットへ、雨は降り続いている、テルテル坊主を作って、ぶら下げた、明日天気になあ〜れ
 
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