3日目(10月20日) 日隆滞在 ハイキング

 モーニングコールは7時50分だが、6時45分に目が覚めた、良く寝た、今日はこのホテルに連泊するので、のんびり出来る、7時半より朝食、友達も高山に順応した様子でホッとする、

 今日はハイキングの予定、晴れているが、山には雲がかかっている、ホテルの周辺を歩いてみる

     
 泊まったホテル  ホテルの周辺 
 紅葉が始まっている、10年前に来た事があるが、泊まった場所が少し違うみたいだが・・・・・はっきり解らない、9時50分にバスに乗り、川の上流を目指す、

 バスは巴朗峠に行く道へ、段々と上がるにつれて、霧が出てくる、10時20分に猫鼻染に到着、ここからは四姑娘山が見える・・・・・・・はず、しかし、ガスが出ていて見えない、その側には色々な物を売っている、
     
 猫鼻染  黄色に色づいて山  トマト、ナツメ、杏子の種
 トマトやナツメ、杏子の種などのドライフルーツ、シイタケなどのキノコ、他にイワベンケイ草の根を干した物、これは高山病に効くと言う、前に来た時に、チベット族のお婆さんから貰った雪蓮草も売っている

 前の時には、どのように料理するのか解らなくて、捨ててしまったが、料理法を聞くと、豚肉と一緒に煮て、スープとして飲むと、貧血などに効くと言う、ガイドが友達の奥さんが妊娠中で・・・・・と買って行く、

 30分程、居たけど、一向にガスは晴れないので、山を下りていく、少し早いが昼食を・・・・と、村の中の村長さんが経営しているレストランへ、段々と青空が見えてきた
     
 麓の村  村の側を流れる川 村長さん経営のレストラン 
 村の家々は新しい、村の横には川が流れている、村長さんの家は3階建ての立派な家、その横がレストラン、二階へ上がる、11時から12時までが食事時間、食事は同じような中華料理
 
 12時にバスに乗り、グリーンバス乗り場へ、ここでバスを乗り変えるが、前に来た時には、グリーンバスに乗り変えることも無かった、凄く変わった、大きな仏塔が建っている
     
 グリーンバス乗り場の仏塔  グリーンバス乗り場  終点
 グリーンバスに乗り、山の上に登って行く、この辺りの景色は少し記憶がある、乗る事20分程で終点、ここでバスを降りる、遥かに遠く巴朗山が見えてきた、

 ここから歩き始める、前に来た時には、火事の為に廃墟になったチベット寺院が有ったが、今は綺麗に再建されている、

     
 巴朗山  仏塔  新しくなった、チベット寺院
 12時30分、長坪溝木道を歩き始める、歩きやすいが、ここは標高3400メートル、ゆっくりと歩く、周りには標高3400メートルとは思えないような、大きな木が茂っている、

 木立の中の道、所々には黄色の実を付けた木が多い、ガイドは柳イチゴの木と説明するが、ピラカンサに良く似ている、やがて山の斜面に滝が見えてきた、展望台から見る、虫虫脚瀑布
     
 木立の道  虫虫脚瀑布  川の辺
 小さな川の側に来る、ここまでは前に来た事がある、ここからは四姑娘山が見える場所、前来た時には見えなかったが、今日は雲の合間から少し見える、前に来た時にはここで木道は終わり引き返した

 しかし、今はまだまだ木道は続いている、歩きやすいとは言え、アップダウンの木道は疲れるし、足が痛くなる、行けども、行けども、最終目的地の枯樹灘は遥か彼方・・・・・・

 ガイドは往復2時間と言ったのに・・・・・・歩き始めて1時間半、雲に隠れていた四姑娘山が見え始めた、前に来た時は、全然見えなかったので感激する

     
 少し見えてきた四姑娘山  回りの山々  木道
 歩き始めて2時間、枯樹灘に到着、身近に四姑娘山が見える
 
 枯樹灘から見る四姑娘山(6250メートル)
 四姑娘山は雪で真っ白の山頂上付近は雲に隠れている、この場所は上高地の風景に良く似ているかな〜小雨が降ってきた、沢山の馬と馬子たち、帰りは馬に乗って帰りたかったが・・・・・馬の通る道は危険な道で、もしもの事が有ったら、責任問題が発生すると言われて断念、同じ道を帰る
     
 帰り道   ヤナギイチゴの木(ピラカンサス?)
 雨は直ぐに止んで、青空が見えてくる、帰りは黙々と歩く、全長7キロ、アップダウンの木道、行く時には2時間かかった道も帰りは1時間半で寺院に到着、疲れた〜
 
 チベット寺院から見る四姑娘山
 チベット寺院からは四姑娘山の次女、3女、4女の3つの峰が青空にそびえる、一番高い峰が4女、

 四姑娘山・・・・・チベット族の神話では、4人の娘の化身であると信じられている、海子溝、長坪溝、双橋溝、巴朗山の4つから形成されている(パンフレットから)
     
 四姑娘山の最高峰  巴朗山方面  チベット寺院の周辺
 景色を堪能してから、四姑娘山に別れを告げる、再び、グリーンバスに乗り、後は私たちのバスに乗り変えて、来た道を戻って行く、前に泊まった所は、四姑娘山の麓で、昼食を食べた村だった様な〜事が思い出したが???

 四川大地震の時に、この辺りも被害が有ったとガイドが言っていたので、新しい家が建ったのかな〜 ぼんやりと周りの風景を眺めている内に5時半にホテルに到着、

 夕食は6時半から、中華料理だが、味が淡泊すぎて、美味しくない、お湯の出る時間が8時から10時までの2時間、夕食後は8時までお湯の出るのを待つ、ようやくシャワーを浴びて、ベットに入ったのは9時、

 前に来た時には、全然山が見えなかったので、今回はラッキーだった、