6日目(6月10日)アルタイ滞在

 今回の旅行は天気には恵まれている、では、楽しいかと・・・・言えば、楽しいとは言えず、ツアーで来ると、ツアーの人達との付き合いも、旅の楽しさと密接な関係がある、今回の旅は、ツアーの人達との付き合いが、何となくギクシャクする、初めての経験、

 今日はアルタイの近郊の観光、出発は10時、朝食後、ホテルの近くを散策をしていると、路上で大きな白い塊を売っている、何だろう・・・・・・・見ていると、少し頂く、後から、ガイドに聞くと「発酵チーズ」少し食べてみると・・・・・・・すっぱい〜どんな料理に使うのだろう〜?・・・・・・

 出発して直ぐの所に「アルタイ博物館」がある、入り口は狭い、朝、早いので私たちのツアーが最初のお客、博物館の中は撮影禁止

発酵チーズ アルタイ博物館入り口

 中にはアルタイ地方に残る岩刻画の拓本や石人、周辺から出土した石器や青銅器などが陳列してある、アルタイ地方には石器時代から人が住んでいて、いろいろな民族が草原文化を作る、

 「鹿岩」と言われる、高さ2〜3メートルの石のコピーが置いてある、この石は古代人が崇拝していた「シャーマン教」にまつわる遺物、

 1時間ほどの見学を終えて、バスに乗り郊外へ、郊外に行くに従い、広い畑、草原、遥かに雪をかぶったアルタイ山脈、馬に乗った男性が通りかかる、この風景に良く合う
こんな、何も無い広々とした場所が大好きだが・・・・・・・・・暮らすのは2〜3日で退屈になってしまうだろうか・・・・

アルタイ郊外の草原 遥かにアルタイ山脈が見える

 草原を通り過ぎて、狭い道に入っていく、バス一台が通れるほどの道を、石炭を積んだダンプカーが何台も通っている、そのたびにすれ違うのが大変、岩山のそばでバスを降りる、
ドラルト岩刻画」・・・・市内より15キロ行った所に、鉄器時代、このあたりに住んでいた民族の落書き・・・・・みたいな石刻画がある、

岩山の一角にある、古代人の岩刻画

 タイムマシーンで昔に戻れる事が出来たら、この岩刻画を書いた人に、この絵を描いたのは意味があるのか聞いてみたい・・・・・・・ただの落書き・・・・・・なんて答えるかな・・・・・

 見学を終えた後、苦労してUターンをして、市内へ戻ってくる、昼食はホテルから少し離れた、別のホテルのレストランで食べる、食事は中華料理、同じテーブルを囲む人達が、食事のたびに「味が薄すぎる」「魚は煮魚にしないで、揚げてから料理した方が良いのに」などなどの苦情を言う、

 その苦情を聞いているのが嫌になる、多分、これもツアーの人と打ち解けれない原因かもしれない、
昨年の青海省の旅行に比べると、今回は食事もホテルも格段上、これで苦情が多いのが信じられない

 昼食後はホテルに帰る、1時間ほど休憩、再び集合してから、ホテルの近くの市場へ行く、さまざまな物を売っている、見ているだけで楽しい、
果物のレイシーを売っていて、値段を聞くと、1キロ18元(270円)私は「安い〜」、ガイドは「高い〜」

 市場の近くのスーパーに寄る、ここでも手荷物はロッカーに預け、財布だけを持つ、ここで「リップクリーム」を買う、お菓子類やジュースなどの食品に比べると15元(225円)は高い
日用品は安いが、ぜいたく品は高い、(リップクリームがぜいたく品とは考えれないが・・・・)

アルタイの町の中心地 ホテルの近くの岩山

 ホテルの近くに小高い岩山がある、頂上は展望台になっていて、見晴らしが良いと言う、夕食後、有志の人達が登りに行く、階段が800段以上もあると聞いて・・・・・・さすがに登る気が起きない、