13日目(7月2日)サリタシュ〜国境〜フェルガナ
今回の旅行は天気に恵まれている、朝早く、日が当たる山々の写真を撮りたくて、外に出る、民家の近くで日が昇るのを待つが、寒い・・・・じっとしていると震えるほどの寒さ、
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朝日に染まるアライ山脈 |
サリタシュの村 |
朝早くから牛を連れた人が歩いていたり、民家の側では、子牛を連れて来て、乳を搾ったりと、村の人達は働いている、
今日も国境を越えるので、出発は早く7時、恒例のくじ引きは、2号車、Mさんは3号車、この村からはレーニン峰が見えるとの事で、レーニン峰を見える場所まで移動、しかし、レーニン峰は雲が掛かって見えなかった、
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雲が掛かっている辺りがレーニン峰 |
アライ山脈 |
アライ山脈には雲一つ無いのに、残念、サリタシュの村は広い草原、周りを雪山に囲まれた桃源郷、こんな場所でゆっくりしたい・・・・・・・私の大好きな風景、 昨日、私をおんぶしてくれた、運転手を写真に撮る、
車にのり出発、段々と山に登って行く、8時に峠に到着、ここで車を降りて写真を撮るが・・・・寒くて、直ぐに車に戻る、後はジグザクの道を下っていく、峠から下りると、風景は一変し、渓谷沿いの道となる、
道は舗装はされているが、デコボコ道、周りには畑が多くなり、ジャガイモなどの作物が植えてある、このグンジャー渓谷沿いの道は、ソ連時代には麻薬ルートとして有名で、今でもチックが厳しいとの事、キルギスの家屋も、タジキスタンと同じように平屋の建物が多い、急に車が止まる、
牛、馬、羊など、沢山の家畜が道路を横断、キルギスに入ってから、タジキスタンでは殆ど見なかった馬を良く見るようになる、タジキスタンで、良く見たロバはここではあまり見ない、道路工事が多くなる、片側だけ舗装してある道路が延々と続き、反対側が工事中、面白い事に、その道路を馬がのんびりと歩いている、
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沿道の風景 |
工事中の場所に馬 |
2600メートルの峠 |
11時、2600メートルの峠に付く、広い峠には、ユンタなどがある、道は未舗装道路になったり、舗装道路に成ったりするが、今回の車には冷房が入っているので、窓を開けることも無く、快適・・・・・・・ただし、デコボコを避けるために急ハンドルが多いのを除けば・・・・・
やがて、道は良くなり、広い平野が見えてきた、車も多くなった、12時、キルギス第2の都市、「オシュ」に到着、今までは田舎ばかり回っていたので、急に都会に入ると・・・・・・目まぐるしい、レストランの前で車を降りると、ムッとする暑さ、
12時半、この町のレストランで昼食、流石に大都会、サラダの盛り付けも、今までとは違った盛り付け方、スープ、焼きそば、シシカバブなどを食べる、
昼食後は、この町のバザールへ、今まで見たバザールで一番大きなバザール、狭い道の両側には、何でも売っている感じ、暑い、今朝の寒さは何だったろう・・・・・・暑さと人ごみ、1キロほど歩いた感じ、それにキルギスのお金を持っていないので、買う事が出来ないし・・・・・出口に着いたときはヘロヘロ
再び、車に乗り、5分も行かない内に、国境、町の中に国境がある、驚き!!!荷物を持って車を下り、運転手の人達とお別れ、先ずはキルギス出国、たくさんの人が並んでいる、何とか出国できた、次はウズベキスタン入国、ビザは名前やパスポートナンバーなどをパソコンで打ち込んだ物を出すと、「手書きにしろ・・・・」と、ガイド、添乗員、現地会社の社長が皆のビザを手書きで書く、
何か意味があるのかな〜 書き直したビザとパスポートを出しても、一向に審査は終らない、私達の前では、現地の人が揉めている・・・・・・・その人達の前に出て、ようやくウズベキスタン入国、2時半から並んで、入国できたのが4時、時差1時間でウズべしキスタンには3時、暑い中、1時間半も掛かる、国境越えは大変
荷物を積み、トイレなどへ行き、バスに乗ったのは4時40分、疲れた〜バスはウズベキスタンのフェルガナへ、道路は良くなったので、バスの中は快適、景色も広い平野に変わる、畑には葡萄などが作ってある、
バスはノンストップで走り、5時、フェルガナのアジアホテルに到着、久しぶりのホテル、ゆっくり出来そう・・・・ホテルの部屋は1階で道路に面しているが裏手には中庭があり、プールがある、せっかく、水着を持ってきて、一度も着ないなんて・・・・もったいない、プールへ入る、プールには若い女性が入っていたが、直ぐに出て行く、一人でプールへ入る・・・・・・・・・が
深い、足が届かない〜何時もはこれだけ深いプールで泳いでいないので勝手が違う、水中眼鏡もないし・・・背泳ぎで泳ぐが、ホテル従業員が見ている、女性が泳ぐのが珍しい・・・・・・・のかな?、それとも・・・私の水着姿に見とれた・・・・・かな???
ジロジロ見ていられると、落ち着かなくて、20分ほど泳いで、部屋に帰る、暑さに茹った身体はようやく、正常に戻った
夕食はプールの横にある野外の場所、社長やガイドも一緒に夕食を楽しむ、ワインやウオッカも出る、
早いもので、今晩が最後に日、明日の夜には日本に向けて飛行機に乗っている、何だか、感無量、夕食後は、久しぶりに一人の部屋で、寝る、
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