11日目(九塞講滞在

 今日は九塞講での最後の日、8時半にホテルを出てバスに乗る、入り口から少し走ると岩が女性の顔に見える場所を通る、何度見ても顔に見えない、他の人は顔に見えると言うのに・・・・我ながら余りの鈍感さに嫌に成る、皆にはナイショにしとこ・・・・天気は曇っている

 今日はY字の右の道に入っていく、先ずは鏡海、ここは鏡のように湖の周りの景色が写ると言う、風が無く、静まり返った湖の周辺は名前のように湖の周りの木々が写っている、再びバスに乗り、展望台から五花海を見た後、奥に入っていく、一番奥の原始林や草海などは土砂崩れの為に入ることが出来ないので、パンダが竹を食べていたと言う箭竹海へ、ここも静か・・・写真だけを撮る

 ここからは元来た道を引き返す、そしてパンダが水を飲んでいたと言う熊猫海、さすがに今はパンダが出てくる事もないと思うが、もしかして・・・なんて期待をしてみたが・・・居なかった、ここでバスを降りて湖の側から下に下りていく、やがて大きな滝が現れてくる、熊猫瀑布、

   
 鏡海  熊猫瀑布

 ここを通り過ぎると綺麗な川が流れている、川の側の木道を歩く、やがて五花海の辺に出る、展望台から見た湖とはまた違う景色、湖にはわに?も居て、風も無くまるで時が止まってしまった様な感じ、

 しかし、中国人の観光客が来ると一度に賑やかになる、湖の辺では民族衣装を持った人たちが居る、休んでいると中国の観光客が大きなマントウをくれる、お返しに日本のお煎餅を・・・・・食べれたかな?

     
 川の側の道を歩く  五花海のワニ?  民族衣装を着て写真を撮る

 五花海の孔雀街道と呼ばれる湖の周りの道を歩いてバスに乗る、歩いた時間は約1時間半、午前中はこれで終わり、昨日と同じ場所で昼食、さすがに中華料理にも飽きが来て食欲は無くなる

 昼からは五花海の下にある金鈴海は車窓から見て、珍玉灘でバスを降りる、まるで真珠のように綺麗な水がサラサラと流れる川を木道で対岸に渡る、階段を下りると、景色は一変し荒々しい滝に変わる、諸日朗瀑布は幅が広いので水量が分散するが、ここの珍玉瀑布は狭い分だけ迫力がある、ここも人が多くてゆっくり写真を・・・・とはいかない、

   
 珍玉灘  珍玉瀑布

 滝の下をぐるりと回るようにして対岸に渡り、バスに戻る、これで九塞講の観光は終わり、本当によく回った、ほとんどの見所は見たみたい

 バスは九塞講の入り口で止まるので、近くに果物を売っていたのでリンゴを買う、2元(30円)でリンゴが8個もある、日隆はもっと安かったが、ここは有名な観光地、それでもこれだけの安さ、物価の違いとは言え、普段買っている値段に比べて格段の安さである、味も良い、

 ホテルでゆっくりする、九塞講での3日間、天気は良いとは言えなかったが、それでもカサをさす事もなく終わった、さすがに足が痛くなる、今晩が九塞講での最後の夜