8日目(7月14日)玉樹滞在
今日はこの町に滞在する、天気は良さそう、今日の朝食はチベット料理、ホテルから少し歩く
先ずはバター茶、前に飲んだ事はある、美味しいが・・・・・・・やはり匂いが気になる、
ビン(中国語)と言う硬いパン、ピーマンの炒め物、何気なく口に入れた途端・・・・・・辛い〜
半端な辛さではない、口の中が燃えている、真っ赤になり涙と汗が・・・・・・
これ以降、旅行中ピーマンが食べれなくなった、
バター茶 | ピン・・・・・パン | 辛い〜ピーマン |
朝食後、ホテルに帰る道にはヨーグルトなどを売っている、ヨーグルトは少しずつビニールの袋に入れて買っていく、どんな味か・・・・味わってみたいが・・・・・砂塵の舞う道で蓋もしないでそのまま売っている物を味わうにはお腹の方に勇気がいる
9時に車に乗り込む、玉樹の郊外に向かう、周りにはチベット式の住居が目に付く、
車を降りて、少し歩く、道々の花を愛でながら・・・・・・・・
やがて岩山に沢山のタルチョが見えるようになってきた、そして文成公主廟へ、
唐の文成公主が7世紀、ラサに向かう途中3ヶ月滞在した場所、(大雪の為に立ち往生)
今は改装中で沢山の人が働いている、中には大日如来が祭られているが、中は撮影禁止
チベット仏教の特徴である赤茶色の建物、祭壇には水とヤクのバターローソク、花、果物が供えてある
ここはチベット寺院ではあるが宗派は無いとの説明、
文成公主廟 | 文成公主廟の横に立つ仏塔 |
ここを見学した後、寺院の奥の草原に向かう、広い草原をブラブラと歩く、
寝転んで見たり・・・・・・・・あぁ〜幸せ・・・・・・ただ動物の糞がいたる所にあるのが難点だが・・・・・・
草原を歩く | ハンチョウズルの花 |
12時20分に玉樹の市内に戻り昼食、チベット風うどんやキウリの炒め物などを食べる、
昼食後は自由行動、女性3人で町の中を散策、自分で作ったアクセサリーなどを売っている店が多い
面白い物を売っている、鳥の足、美味しいだろうか・・・・・・・・昼食を食べたばかりでお腹が一杯なので食べれないのが残念、
市場に行くと凄い人、ここ王樹はラサを目指す人の中継地、その為か今までは見かけなかった欧米人が目に付くようになる、ここは観光地、値段の交渉をするが中々下げない、
着飾ったチベット族の人達が行き交う反面、市場には手足を無くした人が物乞いを・・・・・・複雑な思い
鳥の足のから揚げ | 若い女性オーナーと値段交渉 | 着飾ったチベット族の女性 |
3時半、ホテルに再集合して車に乗り込む、郊外に向かう
15分ほど走った所に「マニ遺跡」がある、ここもチベット仏教のお寺であるが・・・・・・・お寺の周りには数え切れないほどの平石が積んである、
平石にはお経が書かれている、日本で言う絵馬と同じかな?・・・・360年間にわたり積み上げられた石はお寺の周りを囲むように壁になっている、この周りをマニ車を持った信者と一緒に右周りで回る、数え切れないほどの石の数、宗教が生活の中にしっかりと根付いている、
マニ遺跡 | 奉納された石 |
再び車に乗り、マニ遺跡を後にする、車は山の上に登って行く、玉樹の町を一望する山の上にチベット仏教サキャ派の大寺院「ジェグ寺」がある、13世紀に創建されたジェグ寺はサキュ派独特の色、黒、白、赤茶の色で塗られた僧院が並んでいる、
沢山の僧院がある、チベット仏教のお寺は日本と同じように檀家によって支えられている、サキャ派は妻帯できるので宿坊では家族で暮らしているとか・・・・・・その子供はやはりお坊さんになるの???
ガイドに聞きそびれた・・・・・・
ジェグ寺 | ジェグ寺より玉樹の町 |
ここから見る玉樹の町は大きい、寺院の内部を見学したかったが、内部に入る為の鍵を持ったお坊さんが外出中とかで見学することは出来ない、この寺院の外で女性の人が働いていた、カメラを向けた途端に男の人が来て怒られた・・・・男性は良くて、女性はダメ・・・・・イスラムみたいである、
ホテルに帰り、7時に夕食、朝食を食べたチベット料理店に行く、ヤクの肉とジャガイモの煮物、
豆を潰してヤクの肉を入れたスープ、羊の肉の煮た物、そして裸麦の粉をバター茶と砂糖を入れて練ったツァンパ、これを目の前で実演、
麦の粉は日本でも「はったい粉」などの名前で売っている、昔、子供の頃によく食べた
懐かしい味がする、ツァンパを作るお母さんのお手伝いをする男の子、微笑ましい・・・・・・
豆とヤク肉のスープ | 羊肉を煮た物 | ツァンパを作る |
夕食後は町の中をゆっくりと散歩、途中の広場では冬虫夏草の取引をしているのに出会う、この地域は漢方薬の冬虫夏草が沢山取れるのか、沢山の人が取引をしている、写真を撮らせてもらう
町の様子を写真に撮っていると、それを覗きこむ男性がいる
男性の写真を撮り、再生して見せると、うなずきながらにっこり笑って通り過ぎていく、
素朴と言おうか・・・・・・・日本では見なくなった人達・・・・・・・
ホテルの前の店に入ってみる、とても面白い日本語が書いた干し果物の袋がある
「のんびりしにひまフルーソ」・・・・意味が判らない、フルーソはフルーツと思うが・・・・
冬虫夏草 | 街角で会った男性 | 面白い日本語 |