9日目(3月23日) 沙渓〜蘭坪

 今日の午前中は自由行動、7時に中庭で朝食を食べた後、8時半頃に街の散策に出る、各自で自由に見て回るが、まだ、朝早いので人は少ない、静かな町を歩くのは好きだ、ひとりのんびりと写真を撮りながら歩く
ゲストハウスの前の通り 朝の沙渓古鎮 寺へ向かう人
 門を出て、川の近くへ行く途中、鮮やかな造花と飾り物を持った人に逢う、欧米人が写真を撮っているので、私も便乗するが、観光地では地元の人達は、観光客の写真のモデルにされている、特に大きなカメラを持った人や欧米人は、直ぐ側まで行って、アップで撮っているけど・・・・・・私だと嫌だなぁ〜観光地に住んでいるから仕方が無いと思っているのかな〜

 橋の袂まで行く、ここからは新市街が見えるが、旧市街が茶色の壁に比べて、白壁が目立つ、朝日が壁に当たりピンク色になっている、きれい・・・・・花火の音がするので、その方向に行くと、寺があり、ここでお祭り?が行われている、
ピンク色に染まった白壁の家 お寺の門 境内
 大きなピンク色の線香が燃えて、もうもうとした煙の中、参拝している人、食事をしている人、接待をしている人と境内は賑わっている、本堂からは読経が聞こえてくる、
境内に咲く花 祈る人々 お釈迦様?
 祭壇近くまで行ってみたが、本尊は判らなかった、でもお釈迦様の像があるから、仏教と関係あるかな〜後からガイドに聞いたら、今日はお釈迦様が亡くなった日を旧暦で供養する日と言われた、広場のお祭りと同じだろうか・・・・
龍神? お供え物を持つ人
 現地の人が隣の建物に入っていくので、付いていくと神様の像がある、ここは人が少ない、何の神様だろう・・・・後からツアーの人に写真を見せたら、雨の神様、龍神ではないか・・・と言われたが・・・寺の門の所ではお供え物を持った人達が、沢山来ていた、

 寺から戻り、旧市街へ、広場の所にある教寺へ入ってみる、中は静か・・・・人が居ない、広場には祭りの準備が整い、人も少し集まってきた、
教寺の境内 祭りの準備が整った広場 見物人
 一旦、ゲストハウスへ戻り、休憩、家々の門には大きな線香が燃えていた、少し休んでから広場へ、ツアーに人が広場の塔の上に登っている、そこまで登って良いの?・・・・・・・塔の上も見学できると聞いたが、上り口が判らない、

 丁度、地元の人達が上って行くので、付いていく、塔の狭い階段を一番上まで登る、薄暗い本堂には神様が祭られている、地元の人達はお供えをして、お参りしていく、私もお参りをして、賽銭を入れたら、地元の人がニッコリ・・・・・と、これで良かったかな〜
舞台のある段まで下りて、舞台へ、天井には龍の絵がかいてある、
大きな線香のある家 広場の塔の舞台の天井絵 舞台から
 この舞台の上で、舞などをするのかな〜此処からは広場全体が見渡せる、塔から下りると、ツアーの人に出会い、新市街が賑やかだよ・・・・と言われて、新市街地へ移動、途中の美容院では、若い女性が髪を結い、民族衣装を着付けていた、

 新市街は沢山の店が出ていて、人が多い、肉売り場にはブタの半身が売られていたり、急に爆竹が鳴り飛び上がる、ビックリした!!!
祭り準備のペイ族の娘さん達 肉売り場 芋?
 道端には山菜類も売っている、日本でも食べるタラの芽などもあり、その一角では大きな芋?丁度通りかかったガイドのアンさんに聞いたら「漢方薬」 咳などに効くらしい、

 面白くて時間の立つのも忘れてしまい、気がついたら集合時間、慌ててゲストハウスへ帰るが、朝は誰も居なかったゲストハウスの前の道には、広場に向かう人達で賑わっている、
祭りに向かう人々 民族衣装を着たペー族の娘さん達 祭りへ
 11時にゲストハウスに集合、早めの昼食を食べる、お祭りは12時頃から行われるので、残念な事に見ることは出来ないが、広場ではどんな事が行われるのだろう・・・・・昼食後、ゲストハウスを後にする、町外れでバスに乗り込む時、畑の向こうから旗を立てて行列が来た、
1 行列が来た 5 行列が去っていく
2 瓦? 3 獅子舞 4 太子様(お釈迦様かな)
 遠くの村から太子様(お釈迦様?)を運んでいる行列、先頭には杉の葉を敷いた上に瓦?が乗せてある、それを担ぐ人、そして獅子舞、最後に太子様がリアカーに乗せられていく、その周りには僧侶が鐘を鳴らしながら同行する、そして行列の最後尾は民族衣装を着た若い娘さんが続く、

こんな行列、始めてみた、夢中で皆、写真を撮っていると、女の人数人が、大声を上げて此方へ来る、
「何を言っているの・・・・」ガイドの二人も訛りが強すぎて、言葉が判らないと言う、多分、写真を撮るな・・・・・か、お金を出せ・・・・ではないだろうか・・・・・・・わからないので、無視していたら行列は去っていった、少し後味が悪かった

 行列を見た後、バスに乗り、沙渓の町を後にする、バスは平野から段々と山の中へ入っていく、道の周りには真っ赤な石楠花の花が沢山咲いている、道は工事中だったり、狭かったりで、バスを停めて写真をとは・・・・・・・言えず

 12時35分、石宝山風景地区の石鐘山石窟の駐車場に到着、バスを下りて・・・・・・・長〜い階段を下りていく、下りるのが苦手の私は皆よりも遅れて、ゆっくりと・・・周りにはピンクの石楠花の花が・・・・綺麗
ここから下りる 石楠花 石鐘寺
 ようやく、石鐘寺に付いた、皆の後を追う、石窟の中は撮影禁止、唐から宋の時代に作られた物で、高い岩の斜面に仏像がある
王様が仏?(パンフレットより) 女性の観音菩薩像 (パンフレットより)
 王様が仏になっている、そして女性の観音菩薩像、この女性はペイ族の女性がモデルとの事、胸の所に穴が空いている、説明を聞いたけど・・・・・忘れた!

 また、子孫繁栄を願った像もあり、今でも子宝を願う人がお参りに来ると言う、高い場所にあるので、登ったり、下りたりが大変、山の向こうにも、お堂が見える、この山全体に沢山のお堂がある様子、帰り道、池の側には、首の無い仏があった、これも何か理由があるだろうか・・・
山の中にあるお堂 池の側の首の無い仏像
 見学を終えて、長〜い階段を登っていく、駐車場には梨の花が満開、そしてリンゴの花も咲いている、2時、バスに乗り、来た道を引き返す、山から下りていくに従い、一面、田んぼが広がっている、土は掘り起こされて、後は雨季を待つだけ

 バスは山の中に入ると、道路工事が多くなる、道路の上には大きな岩が・・・・・落ちてこないかと心配になるほど・・・4時35分、リス族自治区に入ると、道端で民族衣装を着た娘さんが居て、私達のバスにお酒を持って乗り込んでくる??

 今晩泊まるホテルの迎えの人達、バスの中で歓迎のお酒を振舞う、私はお酒はダメで、少し形ばかりに口を付けただけ・・・ホテルの人達は、私達のバスを先導する様に前を走る、
田んぼが広がる村々 歓迎のお酒を持って 工事中
 道路工事の為に、バスは思うように走れない、途中、招待所でトイレ休憩などをして、6時20分に、蘭坪のホテルに到着、ここで同じ旅行会社の「茶馬古道、少数民族の交易道を行く」のツアーの人達に逢う、参加者は6名、

 部屋に入る前に、レストランへ、夕食は久しぶりに豪華、種類も多い、ツアーの一人が、今日が誕生日で綺麗なケーキが出る、私達もご相伴、美味しかった、
鶏肉 誕生日のケーキ
 食事の後は部屋へ、今晩7時半より庭で、民族衣装を着た人達の踊りがあると言うので、防寒着を来て外へ出る、色々な民族衣装を着た人達が輪になって踊っている、夜でも、外はそんなに寒くは無い、
踊る娘さんたち
 輪の真ん中には松明が焚かれ、ホテルのお客も一緒になって踊っていた、私は・・・・・・あんなに飛んだり、跳ねたりは出来ない、いろいろな民族衣装、珍しいので写真に撮り、チッキでモデル代?を払う、喜んで、一緒に写真をと、言われて・・・・写真に納まったけど・・・・・・はぁ〜若い娘さんとは一緒に写真を撮るべきでは無い、あまりの格差に愕然とする、

 まだ、踊りは続いていたけど、部屋に引き上げる、今日はバスタブもあるので、たっぷりのお湯を張り、ゆっくりとする、