8日目(3月22日) 黎明〜沙渓
朝方、寒い、起きてカーテンを開けたら、窓が開いていた!!一晩中、知らないで窓を開けたまま寝ていた、まさか、部屋に入った時にカーテンが閉まっていたので、窓が開いているとは思わなかった、道に面した一階の部屋、田舎で人通りが少なかったから良かったけど・・・・・
今日の午前中は老君山国家地質公園に位置する赤岩の砂岩から形成される丹露地形の千亀山に登る、
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ゲストハウス周辺から見る千亀山 |
7時よりゲストハウスの食堂で朝食、8時の出発前には6頭の馬が待っている、歩いて登る人と、馬に乗って登る人に別れる、私はもちろん馬で登る、各自で乗る馬を選ぶ、私の乗る馬は白馬、
馬は背の低いチベットの馬、それでも、乗るときは高い場所から乗る、馬に乗り出発、6頭の馬が馬子に引かれて歩くのは壮観、始めはなだらかな道を歩いていく、大きな岩山が朝日に染まって赤く輝いている、
道は段々と狭くなり、下は千尋の崖、もし、馬が足を踏み外したら・・・・・と思うけど、馬は4本足、私よりも大丈夫かな〜登り坂になると、馬は駆け上がる様になり、必死に鞍の前の取っ手を握り締める、しかし、お尻がずり落ちそう・・・・
馬に乗ること、1時間強、馬を下りて急な坂を登ると展望台に到着、ここで歩いてくる人を待つが、直ぐに登って来てビックリ
早い・・・・・・展望台からは大きな岩山が見える、馬で行けるのは此処まで・・・・・
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展望台から見る岩山 |
自然の造詣 |
皆が揃ってから、木の階段を登っていく、所々、木が傷んでいて足元が危ない、それでも手すりのある場所があるので、少しは助かる、20分ほどで尾根に出る、ここからは急な瓦礫の道、久しぶりに岩登りを体験、
ようやく頂上手前まで登るが、その先にはまだ続いている、何人かは、その先まで行ったが、私はパスしてここまで、景色を楽しむ
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尾根から見る千亀山 |
山の頂上の手前から見る頂上 |
ようやく登ってきた岩山の上は、岩の風化によって模様だ出来ている、その模様が亀の甲羅に似ているので、山の名前の由来となっている、山の頂上付近には沢山の甲羅の模様が出ている、
こんな岩ばかりの山の上にも、石楠花の花が咲いている、身を乗り出して写真に撮る、下は千尋の谷、皆はまだ、上に居たが、私は下山が苦手なので、一人でゆっくりと降りていく、登るよりも、降りる方が怖いし、ケガをしては大変なので、慎重に・・・・
尾根に来ると、此処にも沢山の石楠花の花、まだ、時期は早いのか、蕾の木もあるので、全部咲いたら綺麗だろう・・尾根から階段を下っていく、登るときには目に入らなかった石楠花がある、
展望台へ到着、皆を待つ、展望台には、6頭の馬の馬子たちが休憩している、下山に馬を使うのは私を含めて2人だけだが・・・・皆が下りて来たので、私は再び馬に乗る、後の馬たちは空身で下りる
下りは心配したが、怖くなかった、村の中を歩くので、村人から注目される、「白馬のお姫様よ」と言ったら、ツアーの人から「お局様でしょう」と言われた、まぁ〜乳母様と言われるよりは・・・・ましか・・・・
11時30分、ゲストハウスに到着、歩いてくる人よりは早く付いたので、皆を待つ、馬の往復の料金は300元(4500円)高いだろうか・・・・・・足の悪い私には妥当な値段かな〜
12時、ゲストハウスで昼食、面白い物が出る、黒い麺の様な、餅の様な・・・物、ジャガイモのデンプンで作った麺、味は・・・食べれた、こんな山の中でも、料理の種類は多い、
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朝、添乗員から貰ったお握り |
ジャガイモのデンプンで作った麺 |
昼食 |
昼食後、12時50分に黎明の村を後にする、来た道を帰っていく、2時に石鼓鎮を通り、近くの長江第一湾を見える場所でカメラストップ、川の流れは大きく蛇行している、大きすぎて写真には入りきらない、
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長江第一湾 |
この場所で色々な物を売っている人が居るので、覗いてみる、レイシ(キノコ)やネコヤナギの花???
レイシは判るけど、ネコヤナギの花はどうするのだろう?・・・・・ネコヤナギの花は鼻炎に効くと言う、煎じて飲むのかな〜
道脇には枯葉の中にピンクの花が咲いている、ゆっくり見る事が出来ないが・・・・何の花かな〜
2時40分、ナシ族の村、サングリ村でバスを停めて、写真を撮る、この村には沢山の白い梨の花が咲いている、民族衣装を着た女性に逢ったので、写真をお願いしたが・・・・・断られた、民族衣装を普段の作業服をして着ている人に逢うのは、貴重だったのに残念、でも、知らない人に、写真を写されるのは、私でも嫌だもの・・・・・無理も無いが・・・
家の側には、杉の葉の山がある、どうするのかとキーさんに聞いたら、焚きつけに使うと言われた、回りにはトウモロコシの茎などもあるが、これも燃料として使うとか・・・・・15分ほど村を散策してバスに乗る
バスは金沙江の辺を走る、昨日越えてきた峠辺りを下から見る、煙は出ていないので、山火事は消えたかな〜3時45分に銀川の街に入る、最初の予定だと、この街で泊まる予定だったが・・・・・
銀川は大きな街、名前の通り、銀細工が盛んだと言う、此処を通り過ぎると、広い大地に菜の花畑が見えてきた、
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菜の花畑 |
バスを停めて、菜の花を撮る、何処までも黄色の畑が続いている、空は霞みが、掛かった様などんよりとした天気に変わっている、道端で一人の男性がバスに乗り込む?・・・・沙渓の町のゲストハウスのオーナー、道を工事しているので、道案内に迎えに来ていた、
沙渓の町に入る、菜の花畑から5分も走らない距離、旧市街地にあるゲストハウスはバスは入れないので、途中でバスを降りて手荷物だけを持って歩く、5時10分、沙渓古鎮内のゲストハウスに入る、
ゲストハウスは全員が泊まれないので、5人が他のゲストハウスへ移動する、シャワーとトイレは共同、部屋は各所に分かれていて、私の部屋は門を入った入り口近くの一階、ドアを開けると、6畳ほどの広さの部屋にベットがある、他の部屋は広い部屋もあれば、同じ様な6畳ほど広さの部屋とさまざま・・・・・・
6時より町の散策に出る、ゲストハウスの前の道路は石畳の道、古い家が多い、この町は茶馬古道の宿場町として栄えた所、明日は旧暦の2月8日、太子会と言うお祭りが行われるとかで・・・・・その飾りつけが行われている、
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祭り準備中の広場 |
お祭りの飾りがある路地 |
教寺の門の仁王像 |
広場では祭りの準備、この場所で何らかの行事が行われるだろか・・・・・・広場の横には教寺があったが、今日は閉まっている、でも門の側には日本と同じように仁王像がある、古鎮の中を歩く、
麗江古城の様な、派手派手ではなくて、落ち着いた家並みが続く、メーンストリートはそれなりにお店などはあるが、狭い通りには何も無く、茶色の土壁が続いている、時折、村人が歩いている、お祭りの飾りは至る所にあり、松の枝を並べ、その上に絵や文字が入っている、
門を出ると川が流れている、新しい橋の横には石で出来ためがね橋、この橋は茶馬古道で、昔はお茶を積んだ馬たちが行き往きしていた橋、今でも日常的に使われている、6時過ぎると、段々と暗くなってきた、40分ほど散策してゲストハウスに戻る、
7時より、ゲストハウスの中庭で夕食、電気が点いて・・・・・・・ムード満点だけど少し寒い、ゲストハウスには干し肉が吊るされている、美味しそう・・・・・・・夕食後はシャワーを浴びないで、そのまま寝る、この時期、汗をかかないので、助かる、
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