5日目(3月19日)ハーイー〜成都
今日の出発は早く、ホテルを7時半にでる、外はまだ、薄暗い、走っているうちに段々と明るくなってきた、途中、ナムチャパルフ峰が遠くに見える、車を降りて写真を撮るが、綺麗には写らなかった、周りの山々を撮る、今日も腹が立つほど良い天気
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林芝空港に向かう |
林芝空港の近くの川 |
こんな素晴らしい天気の中、この場所を強制的に離れなくては成らないと思うと・・・・・・悔しい〜 ハーイーのホテルから1時間半ほどで林芝空港に到着、何も無い小さな空港、ここで現地ガイドの黄さんと運転手達とお別れ・・・残念だ、
空港内に入ると、解放軍の兵士達が沢山居る、同じ飛行機に乗る様子、アンさんに中国の兵役の事を聞いたら、今は強制ではなくて志願して兵役に付くという、それでも、志願しても兵役に付くのは難しいと言われた、人口が多いから、今ではエリートの職場に成っているだろうか・・・・・・・・
搭乗券を貰い、中に入るが、セキュリティが厳しい、ツアーの半分以上の人がトランクを開けて、再検査、その後のボデェチックでも厳しく、私が付けていた膝のサポートも取り外して検査された、10時10分離陸、
私の席は窓際、その周りには解放軍の若い兵士達、天気が良いので、窓からは雪山が見える、下に川が見える、昨日、通ったニャンチェ川だろうか・・・・・そして湖も見えて来た、
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機内からみる川 |
機内から見る湖 |
あの湖は、行く事が出来なかった湖畔の街、然鳥かな〜遠くに高い山も見える、昨日、頂上は見えなかったナムチャパルワ峰だろうか・・・・・今日は雲ひとつ無く、山の頂までが見える
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遠くにナムチャパルワ峰?が・・・ |
雪山と氷河 |
横断山脈 |
飛行機から見る山々は、大きく、人を寄せ付けない厳しさ、夏でも、この辺りでは雪は残っているだろうか・・・・そんな事を考えていると、機内食が出てくる、ご飯の上に日本のカレーに良く似た物が掛かっていて、美味しい、久しぶりに機内食が食べれた感じ
窓の外は雪が無くなり、茶色の世界に変わる、人家が見え、川が流れて、段々畑も見えてきた、
遠くに一段と高い山がそびえている、もしかして、四姑娘山かな〜前に日隆まで、四姑娘山を見に行ったのに・・・・一度も見る事が出来なかった、あれが、四姑娘山だったら、空の上から初めて見る事が出来た、
急にガスが出てきて、視界が利かなくなる、雨でも降っているのかな・・・・・あんなに良く晴れていたのに・・・・飛行機は段々と着陸に向けて降りていく、12時15分、成都の空港に着陸、空港にはバスが待っている、
天気は曇り空、気温は21度、林芝では9度だったのに、急に暑く感じる、
寒さ対策はしっかりして来たのに、暑さ対策は0、これからは着るものに苦労しそう・・・・成都の街は大きな街、車も多いが、それ以上にバイクが沢山走っている、古い建物がある一角で昼食、周りの建物は修復中
赤飯を使った料理などが出る、ここで今後の予定を聞く、今日は成都に泊まり、明日は麗江へ移動して、茶馬古道を巡ると言うプラン、まぁ〜仕方がないか・・・・・成都に居ても、チベット圏には行く事は出来ないし・・・・・・と、全員参加で決まる、昼食後は、2001年にマンション建設の時に発見された古代四川文明の遺跡のある「金沙遺跡博物館」へ
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金沙遺跡博物館入り口 |
太陽神鳥のモニュメント |
発掘現場 |
金沙遺跡博物館の内部は大きな公園の様に成っている、入り口には花々が咲き、この博物館の目玉である太陽神鳥のモニュメントがある、発掘された場所の上に大きな建物が作られ、遊歩道があるので、発掘現場を直ぐ近くで見る事が出来る、現場から、どの品物が出てきたかも写真で説明されている、
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太陽神鳥の出土した場所 |
黄金の面が出土した場所 |
象の牙が出土した場所 |
象の牙やガジュマルの木などが出土したが、昔はこの周辺は今よりも暖かかったのだろう・・・・写真はフラッシュを使わなければOK、発掘現場から出土した品々を展示されている博物館へ向かう、3階建てで、5つの展示フロアーに分かれている、
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出土した文物を展示する博物館 |
出土した陶器 |
玉の剣 |
広い博物館の中を見て回る、玉の剣は、儀式に使った物、黄金の面など見事だが、これも儀式に使われた物との説明、
出土した象牙は空気に触れると直ぐに崩れてしまうので、特殊な液の中に入れて展示してある、黄金の仮面などは今から3000年前の三星推遺跡と同じ頃の物だとされている、
この博物館の目玉である太陽神鳥は直径12、5センチ、厚さ0、2ミリ、精巧な金で出来た丸い物、良く見えるように、天井からライトがあたり、回転している、見る分には良く見えるが、写真に取るには難しくて、上手く撮れなかった、
広くて、展示の方法も工夫されているので、ゆったりと見学できるが、何しろ数が多い、最後には説明を聞き漏らす事が多くなる、2時間の見学を終えて、バスに乗る、
今日は急な予定変更の為、泊まれるホテルがあるか心配したが、郊外の5星ホテルが決まる、今の時期、成都では「糖酒会」と言うお菓子と酒の展示会が開かれていて、市内のホテルは満席との事、その中で、良いホテルが決まったのはラッキー
4時50分、空港近くのオープンしたばかりのホテルに到着、大きなホテルでビックリ、部屋も広く、バス、シャワー、トイレが区切られている、この旅行社で、これだけデラックスなホテルに泊まるのは初めてかな・・・・・・・夕食前に庭を散策
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ホテルの庭に咲くカイドウの花 |
ホテルの庭 |
カイドウの花 |
カイドウの花が満開、池があり、色とりどりの花が咲いている、敷地も広く、他にも建設中の建物があり、全部完成すると巨大なホテルが出来る、ホテルの玄関には移動の為に電気自動車が止まっていた、中国の発展を目の当たりにする、
6時にロビーに集合して成都市内へ、マーボ豆腐発祥の地であるレストランへ向かうが、渋滞に巻き込まれる、どんよりとした天気、でもスルーガイドのアンさんは成都に住んでいて、「今日は晴れ」・・・・と言う、青空も見えず、太陽も見えないのに?・・・
成都は一年中、こんなどんよりした日が多い様だ、
1時間ほどかかり、レストランへ到着、今晩のメニューは凄い、次から次へと、沢山の料理が出てくる、四川の名物のマーボ豆腐、唐辛子と山椒が利いて・・・・・・皆は美味しいと食べたけど、私には辛すぎて食べれなかった、ご飯はチャーハン、全部で24品出る、
何だか・・・最初の旅行が強制終了になり、その後の対応で、現地旅行社が「これで文句は言わせないぞ」と言っているような、ホテルと食事
1時間半ほどの夕食で料理を堪能する、9時にホテルに帰り、バスタブにお湯を張り、ゆっくりとくつろぐ
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