11日目(3月25日) 雲龍〜大理

 7時に朝食を済ませて、8時に出発、雲龍の郊外に出ると、小さな集落があり、山の頂上まで畑が作られている、何も無い所でバスは停まる、すると、近くの人が出てきて、水をバスの中に入れ始める、これは冷却水、今までも一日何回も停まって入れた、
雲龍の街 雲龍郊外 少数民族の村 バスに水をを入れる
 日本では、見ない風景、付近にはバナナの木がある、少し走ると渋滞、道路工事を行っている、道を広くする工事か、道には上から落ちた大きな岩があったり、その横をゆっくりと通る、
市場 ビニールハウス
 小さな村々の通りには市場があったり、川の土砂を機械で取ったりと、そんな風景が続く、途中にビニールハウスがある、何を作っていますか?・・・の質問に、ガイドは「大切な物でしょう・・・・・」確かに、流石にガイドでも、そこまでは判らない、大笑い、

 道路工事が至る所で行われており、川の水は茶色、その横の小さな作業小屋、移転して壊されそうな家などが、延々と続いている、道はダンプなどの大きな車が往来し、すれ違いにしばし、ストップする、砂塵が凄い、

 12時10分、橋の上で市場が開かれている、橋の横には沢山の野菜などが、並べられているが、それでなくとも大型車が行き交う橋、すれ違うことが出来ない、
橋の上で品物を並べている人 豆腐を売る人 果物、野菜を売る人
 歩道からはみ出して品物が並べられている、車が来ても移動する気配は無し、とうとう運転手が降りてきて、品物を移動させる、その横では、買い物をした人が平気で車の直ぐ側を歩いているし・・・・・砂塵の中で、むき出しで豆腐を売っている人も居るし・・・・・・・・中国人はたくましい!!

 ようやく、狭い橋から脱出、道路工事は延々と続いている、日本だと、これだけの距離を一度に工事すると事は無いけど、中国は広い、大理まで43キロの地点で高速道に入る、途端にバスは快適に走り出す、この道は車も少ない、対岸には、相変わらす、大きなトラックなどが走っている、13時10分、30分ほど高速道を走り、大理のインターで降り、大理の街に入る、
高速道に入る 対岸には今まで通ってきた道 大理の街
 大理は大きな街、でも、ここでもどんよりとした天気で、晴れているのか・・・曇っているのか・・・・・判らない、ペー族が多く住む街で、伝統的な建物が目に付く、バスは市内を通り、郊外に・・・・ソラマメ畑が広がっている、2時、一軒のレストランへ
ソラマメ畑 小麦粉とヨーグルトの揚げ物 砂鍋魚
 ペイ族のお店で、大理名物の砂鍋魚、魚の他に、野菜類、豆腐などが入っていて、味も良く、美味しい、その他にも、珍しい食材が出る、
木の皮 木の皮を揚げた料理 何だろう?
 ガイドのキーさんは木の皮と言ったけど・・・・・これを油で揚げた物が料理で出る、味が無い、
石楠花の花 石楠花の花の料理 馬山花
 同じように石楠花の花を他の野菜と一緒に炒めた料理、少し苦味がある、味は・・・・・・・・・少し食べれた、馬山花は土筆の頭、これを卵と一緒に炒めて食べるとか・・・・日本でも土筆は卵とじで食べるが、茎の部分は食べないのかな〜

 昼食後は、観光、喜州
 ペー族の村で大きな家が観光用に公開されている、門を入ると、私の好きなジャスミンの花がお出迎え・・・・
ジャスミンの花 花・・・・名前は判りません 巌家大院の門
 門を入ると中庭があり、その庭を取り囲む様に、二階建ての大きな家がある、こんなに大きな家、家族で住で居たの?この家の主人だった巌(エン)さんには愛人も居たと、ツアーの人が言っていた、

 ぺー族は工芸が得意で、扉などの彫り物が綺麗、いくつもある部屋の一角ははお土産を売る場所になっていた、
巌家大院 二階 お土産品を売っていた
 此処では踊りを見ながら、お茶を飲む事も出来る(有料)、見学を終えて、村の散策、沢山の店が並んでいる、色々な物を売っていたり、日本で昔走っていたオート三輪車などを見る、
村の通り 商売繁盛の札 宝くじ売り場
 色鮮やかな商売繁盛の札が柱に貼ってある、その横ではマージャンをしている人達、中国人は賭け事が好きな人が多いのか、どの地区でも良く見る、チマキやプリンに似たものが売っている、
マージャンに興ずる人達 プリン? 喪中の家
 ガイドのアンさんが買って、少し食べさせて貰ったけど・・・・プリンみたい、材料は米の粉で出来ていると言っていた、見掛けよりは美味しい、家の前に緑の札がはってある家がある、これは喪中の家で、死後、3年間は玄関に吉兆の札は貼ることが出来ないとか・・・・・

 広場に出る、此処には屋台があり、ビザに似た物を作って売っている、中には肉やアンコなどが入っている、ツアーの人が買われて、少し頂いて食べたけど、美味しかったが、少し油が多い、貴州餅と言って、ここの名物
村の広場 広場周辺 貴州餅
 この広場から、工事中の道路の脇を通ってバスに戻る、4時50分、周城へ ここは絞り染めで有名な村途中、道の横で女性二人が祈っていた、ガイドに聞いたら、不幸があった家の人だろう・・・・・・・との事だが、何故、道路で祈っているのかは・・・判らなかった、

 染物の工房は沢山の絞り染めの製品があるが、思ったよりも高く、値引きをしないので、殆どの人が買わず、
道で祈る人 染物工房
 20分ほどで工房を後にする、6時、ホテルに到着、今日のホテルは大理古城の中にあるホテル、ここで、外国人が多い中、日本から来ているツアーの人達に逢う、ホテルは大きい、迷ってしまいそう・・・・・

 部屋に入った後、7時に集合して、大理古城の中にあるレストランへ向かう、大理古城は東西南北に門がある、メーンストリートに出て、南に歩いていく、大理古城は麗江と良く似ているが、それほどケバケバしく無い、今日の夕食は雲南名物の過橋米銭(ゴーチャオミーシェン)大きな皿に沢山の具を乗せた重ねた皿が来る
鍋に入れる具 肉の煮物
 暑い鍋が来て、その中に具を入れる、麺も入れて・・・・・・これは美味しい、お腹が一杯になる、お肉までは食べれなかった、夕食後はライトアップされた大理古城を散策、

 ガイドのキーさんの後ろを歩くが、直ぐ近くが南門と思ったのに、門を潜り、どんどん先に歩いていく、首を傾げながら何処へ行くの?・・・・・・この門は五華楼、南門はもっと先にあった、

 夜の8時に近い時間であるが、店は空いているし、人も多い、銀細工や手芸品が多く、染物製品も売っている、大理は、大理石の産地、歩きながら見るだけ・・・・
南門 五華楼 南門の八重桜
 南門までは、距離がある、それでも南門の側に咲く八重桜は綺麗、明日、明るい時に見に行こう〜、ホテルまでは各自で帰ってくる、9時半ごろには、迷わずにホテルに帰ってきた、旅行も後、少しを残すのみ、過ぎてしまうと早い