7日目 フンザ〜グンジュラブ峠〜タシクルガン
雲一つ無い天気、日本晴れならぬフンザ晴れ、朝食の時間も惜しく写真を撮る、それほど今日の山は素晴らしい、
6時にホテルを後にする、フンザ川の上流に向かってバスは走る、
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フンザピーク峰とレデェーフィンガー峰 |
ウルタル峰 |
グルミット村の近くで写真を撮っていると、大きなトランクを引きながら歩いて来る、5〜6人の日本人の娘さん達に逢う、 事情を聞いてみると、中国から峠を越えてスストまで来たが、そこからはバスが無くて、歩いて来たと言う、車がくれば乗せてもらうと言うが、、「大丈夫?」と聞くと「現地の男性も一緒だから大丈夫」、確かに男性は一人居るが・・・度胸がいいのか・・・・無鉄砲なのか・・・・無事に日本に帰れる事を祈る。
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バスー氷河 |
グルミット村から |
9時にスストに着く、ここでパキスタンの出国手続きをする。団体だから一括して手続きが出来ると思ったら、係員が「一人一人顔を見たい」と言われて、順番に並ぶ、このツアーは若い女性が多い、私も係員の前でニコ、無視され「次・・・」ここでバスを乗り換え、パキスタンのガイドともお別れである。
ここからは人家も無い山ばかりの道が続く、途中の草原で弁当を食べる、おにぎりが出る、4000メートルの草原で食べるおにぎりは最高に美味しい、草原のあちこちにはマーモットが顔を出して見ている、きっと「珍獣が来たぞ」なんて見ているかな・・・・・
やがてバスは標高4943メートル、パキスタンと中国の国境グンジュラブ峠に到着、少し頭がボーとするがバスを出て写真、良く晴れているので周囲の山々が手が届きそう、 国境を示す大きな石碑が立っている、その前で大の字になり、右足は中国、左足はパキスタンとして写真を撮る。(我ながら単純)
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グンジュラブ峠から見るパキスタン方面 |
峠から見る中国方面 |
15分ほど峠にいてバスに乗り込み少し行くと中国の監視所がある、若い係員が乗り込んで来て、パスポートを見て一人一人確認をしていく、ここでもニコ、若い、中国の軍人は若い人が多い、
バスは一気にバミール高原を走る、。直線の道を100キロ近いスピードで走るのでクッションの悪い椅子に座っていると胃の中がひっくり返りそう
峠からゆれる事2時間半、ようやく中国の国境の町タシクルガンに着く、中国のガイドが出迎えてくれる。
4時にホテルに着くが、とたんに時差3時間、夕方の7時、外はどう見ても4時だけど・・・・・・8時の夕食もお腹は5時、食事が中華料理に変わり、食卓にはお酒が出る。
夜、近くで結婚式があるとかで、有志の人が見に行ったが、今日は腰が痛くて・・・・・早めにベットにはいる。
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