8日目(4月8日) カリマバード〜ギルギット
6時半に目が覚める、今日はフンザを離れる、外へ出ると、今日も良い天気、しかし、青空の中、飛行機雲が長く伸びている、天気は下り坂かな〜
7時半より朝食、体調も戻った、出発までの時間、外で、最後の景色を堪能する、沢山の鳥が居る、
スズメよりも大きく、カラスよりは小さい、カササギと教わる、フンザには沢山いる鳥、そして、スズメは目にする事が無い、8時半、ホテルを出発、バスはホテルの上の方へ登って行く、
高台にある「ハセガワメモリアルスクール」へ、この学校は、1991年、ウルタル峰で雪崩に巻き込まれて、亡くなった登山家の長谷川恒夫さんの意志をついで、夫人の正美さんが発起人となり、作った学校、
ここには、3歳の幼児から18歳位までの子供たちが通う、学校へ行くと、子供たちが運動場で遊んでいる、
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ハセガワメモリアルスクール |
遊ぶ子供たち |
朝礼が始まる |
幼児から高校生位まで、一緒に運動場で遊んでいる、年齢が高くなると、女の子達はベールを被っている、朝礼が始まる、子供たちが整列すると、私達も一段高い場所に案内される、生徒たちを見下ろすみたいで、落ち着かない、
上級生が前に出て、唱和、その後、ウルドゥ語の先生が作詞した歌を歌う、一人の男の子がピアニカを吹く・・・・・と一人の男の子が前に出て、踊りだす、すると2〜3人の男の子も一緒になり踊る、これにはびっくりした
朝礼が終わり、生徒達は教室に入る、私たちは校長室に入り、校長先生の挨拶を受けるが、「生徒が増えて、教室が狭くなり、広い教室が欲しい」と言うようなお話、こんな話を聞くと、少しは寄付しなくては・・・・・・・学校の廊下には募金箱もあり、お茶を頂いた後、少し寄付をする、
その後は教室へ、小さな子供のクラスを覗いてみる、低学年のクラスかな〜皆で手を繋いで、歌を歌っている、可愛い
この辺りの、子供たちは欧米系の顔立ちの子供たちが多い、1時間ほど、過ごした後、スクールを後にする、ラカボシ峰が良く見える場所で写真ストップ、雲一つない青空に、真っ白な雪山、今回は天気に恵まれて、フンザの山々が全部見えた
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ラカボシ峰 7788メートル |
ラカボシ峰・・・・・1958年にイギリスとパキスタンの合同登山隊が初登頂に成功、日本では1979年に早稲田の登山隊が北陵からの登頂に成功した(添乗員の資料より)
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ディラン峰 7257メートル |
野菜畑とラカボシ峰 |
山は見る位置によって、形が変わる、ここから見るラカボシが一番好きな姿かな〜再びバスに乗る、今まではカリマバードの村の中の道を走っていたが、カラコルムハイウェーに入り、フンザ川を下流に走る、来た時には暗くて見えなかった景色も良く見える、
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沿道の店 |
沿道の村 |
フンザ川とカラコルムハイウェー |
道はフンザ川の沿って走っている、カラコルムハイウェーに入ると、車の往来が多くなる、相変わらずのデコボコ道、対岸にも村があり、崖の道が見える、
沿道の小さな村々では、畑の麦が青々としていて、フンザよりも、大きく育っている、川を下るに連れて、温かく成ってきた、フンザ川に架かる橋を渡る
11時半、来る時にも寄ったラカボシビューに到着、ここで昼食をする予定だが、時間が早かったので、お土産店に入る、貴石からデコトラの玩具、お菓子などがある、ツアーの人の「ラカボシで雪崩が起きてる・・・・」との声に慌てて外へ
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ラカボシ峰の雪崩 |
天気が良くて、温かく成ったので、雪崩が起きたのだろう・・・・・あの下に居たら、助からないと思いながら、雪煙の上がる斜面を見つめる、
昼食はラカボシが正面に眺める事が出来る外で食べる、お腹が治ったばかりで、少し気を付けて、少な目にしておく
デザートは少し甘すぎるけど、甘党の私には美味しい、やはり、お酒の飲めない国だから、甘い物は種類が多い、12時半にラカボシビューを後にして、カラコルムハイウェーを南下する、
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ラカボシビューのお土産店 |
カラコルムハイウェーを走る |
杏子?桃の花? |
所々に花が咲いている、この辺りは杏子の花はもう散ったのかな〜ピンク色の濃いのは、桃の花?白い花も咲いている、これは梨の花かな〜
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工事中の道路 |
工事現場のテント |
カラコルムハイウェー |
ギルギットに近づくと、道路工事が目に付くようになる、道路を広げている先から、崩れた崖があり、道路に大きな石が落ちている、道路の脇には、道路工事の人達のテントもあり、洗濯物が干してある、
沿道の黄色い花はレンギョの花に良く似ているが、沢山咲いている、橋を渡り、ギルギットの街に入る、この街は大きな街、しかし、フンザに比べると、警戒が厳しく感じる、
バスはギルギットの中心地を離れて、郊外に向かう、坂を上り、高台に建つホテルへ、今日、宿泊するホテルは、アガハーン財団が経営するホテル、4時に到着、このホテルもセキュリティは厳しくて、ホテルにバスが入るのも、ジグザクに入るし、ホテルの入り口では手荷物の検査がある、
ホテルの庭が広く、高台にある、そこからは、遥かにラカボシ峰が見える
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ギルギットのホテルから見るラカボシ峰 |
ホテルの中庭には、リンゴ、ミカン、イチゴなどが植えてある、ホテルの庭の散策
リンゴの花やイチゴの花が咲いていた、フンザに比べると温かいのだろう・・・・・ベンチに座って居ても、暑くも無く、寒くも無い快適な温度、しばし、景色をみて、ゆったりと過ごす、ツアーの一部の人達は、街の中心へ行った様子
7時半より、ホテルのレストランで夕食、夕べの食事は、口に合わなかったが、今晩の夕食は豪華、つい、食べすぎてしまいそう、
スープとデザートは、何処で食べても美味しい、夕食後、部屋に帰って、湯を出そうとするが、何時までも冷たい、添乗員とホテルの人に見てもらう、すると、湯が出てくる???
後から、考えたら、私の湯の出し方が違っていた、少しづつ出していたのでは、何時までも水のまま、目いっぱい、水を出し、5分程、出しっぱなしでおく、すると、暑いお湯が出てくる、
水を目いっぱい、出しっぱなし・・・・・・なんて、勿体ないと思ってしまう、勿体ない世代、こんな事やり方には、慣れそうに無い、
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