5日目(4月5日) シガール〜カリマバード

 モーニングコール5時、その30分前に、アザーンの声で目を覚ます、朝食5時45分、ホテル出発6時半と、今日の朝は慌ただしい、朝食を食べ、ホテルの人達に送られてバスに乗る、どんよりした天気、シガールからスカイドゥへ

 スカイドゥを通り過ぎる、スカイドゥとシガール間は、車で約30分程の距離、スカイドゥの中心地は、まだ、時間が早いのか・・・・・・・人は少ない、バスはインダス川の下流に向かって走る、

     
 沿道のモスク  沿道の風景  インダス川
 渓谷の中に入ると、道は狭くなり、対向車とのすれ違いも怖くなるほど・・・・・段々と青空が見えてくる、
     
 崖崩れ  杏子の花  スカイドゥロード
 川の側の道は、大きくがけ崩れをしている場所がある、そのたびにヒャとする、山と山に囲まれた狭い土地でも、少しの空き地には、小さな村があり、杏子の花が咲いている、畑には麦、
     
 吊り橋  山羊の群れ  岩の下の人家
 対岸には同じような村があり、インダス川を渡る吊り橋も見える、大きな岩の下に家がある、もし、この岩が落ちてきたらと思うと・・・・・なぜ、こんな場所に家を建てるのか・・・・不思議、道の側で青空トイレ
     
 デコトラ  バス スカイドゥロード
 キスタン名物のデコトラが来た、何故あんなにゴテゴテと飾って居るだろう?昔の馬車の名残りだと言うけど、車体の飾りだけで車は重たくなり、それ以上に荷物を積めば、積載量も増え、道路も悪くなると思うが・・・・運転席まで、飾りで埋まっていると運転しにくいと思うが・・・・・国が違えば、考え方も違う

 スカイドゥロードの狭い道ではすれ違いが大変だ、デコトラの運転手も、夜には運転しないと言う、ガードレールも外灯も無い道では、夜の運転は命がけだろう・・・・やがて、雪山が大きく見える場所でカメラストップ
   
 タンゾー村 
 インダス川の畔の小さな村、麦の緑が美しい、空は青く、白い山が高い、この山も無名の山、対岸からデコトラが来る、このトラックもスカイドゥやシガールへ荷物を運ぶ、帰りには杏子や麦、ジャガイモなどを積んで帰ると言う、今の時期、作物は無いので、空のまま、帰るだろうか・・・・・
     
 対岸を走るデコトラ  渓谷の道  スカイドゥロード 
 対岸に縞模様の入った岩山がある、この縞の所には貴石が有ると言う、その狭い岩の間で、貴石を取っている人が居る、上も下も絶壁、その隙間で貴石取り、生活の為とは言え、危険な職業、小さな窪地には、その人たちの住居も見える、
     
 貴石取りの穴  貴石取りの現場  住居
 そんな風景がしばらく続く、12時半、途中のチャイ・ハナ(茶屋)でバスは止まる、小屋があり、その奥にはベンチが有るので、持ってきた弁当を食べる、お握りや卵などなど、景色の良い場所での、食事は美味しい
     
 弁当  昼食場所周辺  現地の人達
 食事をしている周辺は、小さな村があり、川が流れ、緑がある、食事をして、バスに乗ろうとすると、現地の人達が集まっている、こんな場所で食事をする外国人が珍しいのだろう・・・・・か? ここでも、女性の姿は見えない、食事をして、1時40分、また渓谷の中の道を走る、

 段々と渓谷は広くなり、橋を渡って道路に突き当たる、この道路が有名?な「
カラコルムハイウェー」2時15分にカラコルムハイウェーに入った、景色が変わる、
     
 スカイドゥ渓谷の道  カラコルムハイウェーに入る 
 空が広くなってきた、途中で給油、外へ出ると、地元の若者が携帯電話で、私たちを写していた、何時もは写真を撮る方だが、写されるのは珍しい、ここからはギルギットの街が広がっている
   
 ギルギットの街  カラコルムハイウェー沿いの風景
 ギルギットの街に入る、ギルギットは大きな街、街の中を通り、橋を渡り、街を後にする、周りには麦畑が広がっているが、麦もシガールに比べると、大きく育っている、カラコルムハイウェーは、完成から25年経ち、老朽化したので、道路を広げる工事が行われている、

 しかし、中国とパキスタンで合同で行われている工事は、舗装した面を、全部剥がしているので、道路はデコボコ、車が多いのに、スピードは出ない、ノロノロ運転が続く、舗装された道路になるのは何時になるやら〜との事
     
 橋を渡る  カラコルムハイウェーを行く 
 広い川に沿ってバスは走る、途中に市場が有るので、バスを降りて見学、小さな市場だが、種類は多い、肉などはそのままの姿で売っていて、一番高い部分は・・・・・・・多分肝などとか〜
     
 肉売り場  野菜売り場  沿道の市場
 ガイドがオレンジを買い、皆で頂く、日本のオレンジと同じ味、渓谷の道は、日が沈むにつれて、高い山が日に輝いている、夢中で山の写真を撮っていると、バスが止る、気に掛けず、写真を撮っていると、検問所の係りの人が来た!!カメラが山に向かっているのを見て、OKと言って去ったけど、検問所で止まっているとは知らなくて・・・・・・・・・びっくりした
     
 カラコルムハイウェーから見る山々  
 5時50分、目の前に夕日に輝くラカボシ(7788メートル)の勇姿が見えてきた、この時期、ここまで見えるのは珍しいとの事、早速、撮影
 
 夕日に輝くラカボシ峰 7788メートル
 前に来た時もこの場所で見た記憶がある、しかし、今日のラカボシは白い峰、青い空、素晴らしい、しばし、目が離せず、再び、バスに乗り、右手にラカボシを見ながら北上する、

 6時半、ラカボシビューでバスを降りる、もう、日は沈んでいるが、夕闇の中の白い峰は、また違った景色、
   
 カラコルムハイウェーとラカボシ峰  夕闇のラカボシ峰    ラカボシビューから
 段々と暗くなってきた、周りには人家の灯りがチラホラ見え、空には星が降る様にきらめいている、道は相変わらずのデコボコ道、8時、フンザのホテルに到着、直ぐに食事、今日の夕食は和食、
     
 和食  野菜サラダ  デザート
 ご飯も日本のコメの様に、モチモチして美味しい、味噌汁もでる、今夜は同じ旅行社のツアーが私たちの他に2組が泊まっている、夕食を食べて、部屋に入るとベットには電気毛布が敷いてある、

 洗面所は広い場所にシャワーだけ、シャワーを浴びるが、部屋が広い為に、直ぐに寒くなる、それでも、今晩は電気毛布の中で寝れるので、最高、長い時間の移動で、疲れた