4日目(4月4日) シガール滞在
6時に起きて、屋上へ登る、日が昇る、この時間、屋上には誰も居ない、朝日が高い山に当たり、ピンク色に染まっている、6000メートル級の無名の山々に・・・・・・
|
|
朝日に染まる無名の山 |
シガールの町 |
今日はこのホテルに連泊するので、8時半から朝食、その間、ホテルの周りを散策する、ツアーの人達は、町の中心地へ散歩に行く人や、山羊の放牧地へ行く人など、それぞれの時間を過ごしている、
今は杏子の花の季節、庭には杏子の花が満開、小さな池もある、ホテルを外から見ると、土台には石が使ってあるが、元々有った大きな石は、取り除かなきで、そのまま使用していたりと、面白い、裏山の大きな岩山には、登れる様に、道が付いている、
新館があるが、此方は窓も大きい、過ごすには此方の方が快適みたい、でも外国人には、城の方が人気があると言っていた、門の出入りを見ている門番さん、この地方の帽子を被っていて、おしゃれな男性、
8時半に朝食を済ませて、9時半にバスに乗り、出発、今日は曇っている、日が出ていないと寒い、しかし、バスには暖房の設備は無く、冷房だけ・・・・・・・・
昨日、通った道を引き返していく、空が鉛色だと、周りの風景も寒々とした風景に変わる
昨日、通った砂漠を渡り、インダス川の橋を渡る、分岐に出て、右に行くとスカイドゥへ、今回は左に曲がり、カプール渓谷に入って行く、直ぐに沿道には、杏子の花咲く小さな村、バスを降りて、杏子の花の下を歩く、
|
|
杏子の花の咲く小さな村 |
小さな村 |
杏子の木の下では、女性がジャガイモを植えている、農作業をしていても、ベールを被っている、ベールを被っての、農作業は、不便に感じるが・・・・・・・
再び、バスに乗り、インダス川沿いの道を走る、周りには岩山が続いている、それでも、所々には山羊の群れ、食べ物は有るかと・・・・思うが、小さな草が少し生えている、この辺りでは、麦、ジャガイモなどの穀物が取れ、その他に杏子やアーモンドが取れる、杏子は保存が効かないので、ほとんどを干し杏としている・・・・・・とのガイドの説明、
やがて、眼下に杏子の花の咲く村が見えてきた、
|
|
高台から見るゴール村 |
ゴール村の杏子の花 |
9時半にゴール村へ、バスを降りて、歩きながら写真を撮る、空が曇っているのが残念、今が満開、ゆっくり歩いていると、急に女性の大きな声がする、ツアーの人達が、杏子の花を夢中で撮っていて、畑に女性が居て、その女性がカメラを向けられたと思ったのか、怒っていた、気を付けねば・・・・・・・
麦畑は小さく区切られている、これは、渓谷の畑は、水平に均一にする事が難しい為、水をまんべんなく行き渡らせる為に小さく区切ってあるとの事(添乗員の資料より)
ゴール村を歩くが、今まで通った村々は、どれも同じような村に見える、村の中心に道路が走り、家も畑も石垣に囲まれている、その周辺には杏子の木やアーモンドの木、そしてモスク、村の端まで歩いてからバスに乗る
インダス川の上流に向かってバスは走る、川が合流する地点を過ぎると、前方にインダス川に架かる橋が見えてきた、この橋を渡り、対岸へ出ると、直ぐに検問所がある、
ここでパスポートの検査、持って来ていない人も居て・・・・・・・・・心配したけどOKが出た、少しいい加減な検査、検問所が有るのは、この辺りはインドとの国境に近いからかな〜
インダス川の支流に向かう、水の色がブルーの鮮やかな色に変わる、吊り橋が見えてきた、対岸はケニス村
|
|
吊り橋を渡る 対岸はケニス村 |
吊り橋から上流方面 |
吊り橋の所でバスを降りて、吊り橋を渡る、揺れる! 天気は曇っているが、それでも水の色はブルーできれい、これが青空だったら、もっと綺麗だろう・・・・残念、
吊り橋を渡った場所には村があり、ケニス村、この村も杏子の花が満開、村には行かないで、又戻ってくる
川岸の砂は白い、まだ、山の上には雪があるが、この辺りでは、柳の木が芽を出している、この奥にも村は有るのだろうか・・・・・・凄く不便な所と思うけど、住めば都だろう・・・・・・
バスに乗り、来た道を引き返していく、ゴール村の外れには、テントが張ってあり、昼食の用意が出来ている、このテントで昼食、
ピクニックランチにしては豪華、料理した人たちはスカイドゥのレストランの人達、魚も肉もスープも美味しい、他には餃子、ジャガイモと人参の炒めものなどなど、味付けの日本人好み、これで、外がもう少し暖かかったら、言う事無し・・・・・・・だが、寒い、川の側で、風も冷たくて・・・・・・昼食後は直ぐにバスの中へ
来た道を帰って行く、遠くには雪の山、
岩がゴロゴロした道を通り、橋を渡り、砂漠を横切り、峠へ、峠から下りてシガールのホテルに着いたのは、2時半、夕食の時間までは自由行動、
しかし、外に出るのは寒くて、部屋の中で過ごすが、退屈、明日はこの地域、バルティンスタンを去る、
バルティンスタン・・・・・・カラコルム山脈を隔てて、中国新疆ウイグル自治区に接する、K2の真南に位置し、平均標高3350メートルの厳しい山岳地帯、16世紀にチベット仏教からイスラム教に改宗したチベット系民族パルーティ人が主に暮らす
宗教を除けば、バルーティ人の文化や言語はチベット西部と共通する面が多い、元は独立した国だったが、19世紀にカシミール藩王国に征服され、1947年のインドとパキスタンの独立の時もカシミールの一部となっていた、
今日では両国の係争地帯の一部であり、東端のガルギール一帯はインド側、スカイドゥを中心とする大部分の地域はパキスタン側の、実行支配地域である(添乗員の資料から)
6時半ごろ、男性の従業員が部屋に来る、初めは何だが解らなかったが、寝る前にベットを整えに来た人、部屋の中には下着などが、出ていて、慌てて片づけたけど・・・・・・
パキスタンは女性が外へ出るのも大変な国、ましてや、ホテルで働くなどは無理だろう、特にこんな田舎では・・・・・しかし、男の人が部屋の掃除などをしてるのは、慣れていないから・・・・・嫌だ、特に洗濯物を干している部屋に入られるのは、勘弁して・・・・・・・よ
夕食は7時半から、デザートの種類が多いので、デザートと野菜だけで満腹、明日の朝は早いので、早めにベットへ
|