3日目(4月3日)スカイドゥ〜シガール

 6時に起きて、建設中のホテルの屋上に上がる、朝日に山が輝いている、眼下にはインダス川、朝食までの時間があるので、ホテルの周辺を散策する、青空に雪山が綺麗、この周辺の山は6000メートル〜7000メートル級、パキスタンはよほど特徴がある山以外は、7000メートル級の山でも、名前が付いていない、従って、この雪山も無名の山
     
 インダス川  無名の山  地元の人
 地元の人が通りがかり、写真を撮ってくれと言われて、写真を撮り、再生して見せる、男性は写真を撮るには問題は無い、途中でツアーの人に逢い、インダス川が良く見える場所があると教わり、そこへ向かう
   
 インダス川  インダス川の川岸と無名の雪山
 広い河原からは、眼下にインダス川が流れている、河原の砂は白い、川の水は流れているのが解らないほど・・・・景色を十分堪能してからホテルに帰る
     
 ホテルへ帰る道  ホテル  朝食
 8時より、ホテルのレストランで朝食、添乗員が持ってきた味噌汁が出たり、卵焼きが有ったりで、食は進む、9時にホテルを出発、シガールへ向かう、インダス川沿いの道を走る、沿道には麦畑、杏子の花が咲き、女性が畑で働いて居る、
     
 シガールへ  畑で働く女性と子供  インダス川
 バスは昨日までの小型のバスに変わり、今日からは中型のバス、ドライバーはデコトラ20年も乗っていたベテランの運転手、インダス川を渡ると・・・・・・・・・・・・これ!砂漠?
 
 砂漠?の中の道路
 一面に砂の平原が広がっている、その中を通る道、周りには雪を被った岩山、不思議な風景が広がっている、バスを降りて歩き始める、砂ばかりと思ったが、小さな草が生えていて、遠くには羊の群れ
   
 砂漠?中の道  砂漠?
 何故、この様な景色が出来たのだろう・・・・か? インダス川の広い河原のだった場所かな?〜道は砂漠を通り、岩山の上へと続いている、バスに乗り、山の上に登って行く、
     
 砂漠の草  峠へ  峠を越える
 段々と上に登るに従い、岩だけの風景が続く、今の時期は、この辺りは草さえも生えていない、峠を登ると眼下には、インダス川が見えてきた、景色の良い所でカメラストップ、車は少ないが、スピードを出す車が居るので、怖い、
 
 インダス川   インダス川と村   
 インダス川の畔には、広い村が見える、杏子の花が咲いて、薄いピンク色の村、今日は、たっぷり時間が有るので、歩いて道を下り、村へ行く、村では女性たちが畑仕事をしている、畑仕事は女性の仕事?と思うほど、女性が目に付く、
   
 杏子の花の咲く村 
 道を歩いていると、子供たちが寄ってくる、ここでも、小さな女の子が、しっかりとベールを被っている、畑には麦が芽を出しているが、ポプラの木はまだ芽が出ていない、大きな枯草を背負った男性が通りかかる、やはり、力仕事は男性の仕事かな〜
 
1時間ほどの村の散策をした後、バスに乗る、10分も走らない内にシガールの町へ到着、その町の外れにあるホテルには12時半に付く、このホテルは、昔はマハラジャが暮らす王宮で、17世紀に建てられた、その後、「アガ・ハーン財団」によって2005年にホテルへと生まれ変わった、

 アガ・ハーン財団・・・とは・・・・イスマイール派の宗教指導者(イマール)の称号、現在は4世、イスマイール派は議会制の標榜、イスラムにおける女性の人権についての再解釈、教育などの社会福祉向上を目的として活動、1957年、アーガーハーン3世が没し、孫のアーガー・ハーン4世があとを継いだ、彼も祖父の方針を維持して、パリを中心とする「アガ・ハーン開発財団」を組織、パキスタン、アフガニスタン、第三世界各国の社会福祉活動を行っている

 現在、信徒はインド、パキスタンを中心にアフガニスタン、中国、タジキスタンなど中央アジア、インド方面、タンザニアを中心とする東アフリカ、ミャンマーを中心とする東南アジア方面、そして欧米に数百万人を超える(添乗員の資料より)

     
 古城ホテル シガールフォート  シガールフォート ホテル  部屋
 くじ引きで部屋が決まる、私の部屋は3階、迷路の様な場所を通り、ようやく部屋にたどり着く、部屋は6畳ほどの広さ、天井は高いが、窓は小さい、洗面所とシャワーがあるが、何だか・・・・・・穴倉みたいな部屋、部屋には小さな温風機がある、

 1時より、ホテルのレストランで昼食、レストランへ行く道が解らなくて・・・・・迷った、昔のお城を改装してあるので、思わぬ場所に部屋が有ったり、一旦外へ出てから、建物に入ったり、狭い階段を登ったりと迷路、昼食は焼きそば風の物などなど、味は美味しかった
     
 城の中   迷路  昼食  泊まった部屋  外から見る
 2時15分にロビーに集合して、シガールの町の中心地へ散策に出発、ホテルの横には川が流れて、女性たちが洗濯をしている、その近くには牛の群れ、川の側の道を歩く、町の中の古いモスクを見学、イスラム教徒では無いので、中には入れなく、外観を見るだけ、
     
 川の側で憩う?牛  モスク  モスクの横の大木
 このモスクはチベット風の建物で、14世紀に建てられたシーラ派のモスクで、この町で一番古いと説明、モスクを見学した後、競技場の所を通ると、沢山の人、バレーボールの試合をしている、人の間から覗いていると、この椅子に座れと言われて、現地の人達に席を譲ってもらうが・・・・・・・座った場所がVIP席、恐縮する、
     
 バレーボールの試合   イケメンのセッター
 試合は、シガール対スカイドゥ、シガールの選手が点を入れると、歓声が上がる、15分程見学してから、町の散策に出発、すぐに、畑が広がり、杏子の花やアーモンドの花が咲いている、
     
 シガール  杏子の花  小さなモスク
 家は石の塀に囲まれている、小さな用水の側には土筆が出ている、この国では土筆を食べる習慣は有るだろうか・・・・
学校に行く、沢山の生徒達が寄ってくるが、カメラを向けると逃げていく、
     
 町の中を歩く  学校  民家
 畑の横にはお墓がある、イスラムの国では土葬、花も無く、塔婆塔も無く、石塔が有るだけの寂しい感じのお墓、イスラムではお墓詣りの習慣は無いと言う、再び、競技場に戻る
     
 お墓  見物する子供たち  準備する馬
 競技場ではポロ競技が行われようとしている、有志で見学するが、隅の方の塀の上に登る、地元の子供たちが、興味深そうに、私たちを見ている、競技場は、町の人口の大半が来ている様子だが、女性は一人も居ない、ポロ競技が始まる、
     
 ポロ競技  
 馬に乗って、さっそうと走り回る様子はかっこいい〜・・・・・・ゴールに玉が入ると、見ている方も興奮する、しかし、見ている女性は、私達だけ・・・・・・・・ここでは女性は、直ぐ近くで競技していても、見る事さえ出来ない、


 15分程、見て、まだポロ競技は終わっていなかったが、途中で退席、ホテルへ向かう道、女性陣は「どんなにイケメンで金持ちの男でも、この国へ嫁ぐのは嫌だなぁ〜」と話しながら歩く、もっとも、いまさら誰も貰ってくれないけど・・・・・・

 5時半にホテルに着く、7時半までの時間は、薄暗い部屋で過ごすのは苦痛、夕食はホテルのレストランで食べる
     
 ホテルのレストラン棟  スープ  メーン料理とデザート
 食べ物は美味しい、特にデザートは種類が多く、甘くないので、全種類、持って来て食べた、後は部屋に帰り、シャワーを浴びて、ベットへ、小さな温風機だが、部屋が狭いので、温かくなる、今日は良く歩いた、