4日目(8月9日) バクーからシッキ
今日は移動日、7時半の朝食はバイキング、8時半にホテルを出る、スーツケースはホテルの乗用車で、バスまで運んでもらえたので、手荷物だけを持って、シルクロードの門まで歩く、門を抜けると、バスが停まっている
今日も良い天気、暑くなりそう・・・・・バクーの市街から郊外へ、ソビエト時代の古い建物が多い、木も無く、少し草が有るだけの原野が続く
9時半、途中のガソリンスタンドでトイレ休憩、1つしかないトイレ、女性13名では時間がかかる、30分かかり、10時にバスに乗る、牛、羊などが見えてきた、小さな木が植林されているが、塩害が有るとの事、
10時半、ディリパパの霊廟へ、山の上の方に有る、急な石段を登って行く
ディリババは15世紀のお坊さんみたいな魔術師の様な存在で、人々の願いをかなえたり、病から救ったりする人、当時、とても尊敬されていた、霊廟の中には、ディリババの石棺が置いてある、
そこから狭くて、急な石段を登ると丘の上に出る、ここから村々が一望できる
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ディリババ霊廟 |
近くの村 |
霊廟近くには、沢山の墓標が建っている、これは村の共同墓地との事、丘の上には、牛が放牧されている、丘の上からは、又狭い石段をヒヤヒヤしながら下りてくる、30分程の見学を終える、
11時30分、シルヴァン諸王朝の都だった古都シャマフに入る、街の新しいモスクへ
女性はスカーフを着用、ソビエト時代には、トラクターの倉庫として使われていたが、地震で壊れて、新しく建設された、靴を脱いでモスクの中へ
新しいモスクの中は綺麗、このモスクはシーラ派、モスクの中には、バッチの様な素焼きの物が置いてある、表面に飾りがある、これはモクル、信者はお祈りする時、この石に額を付けて祈る、シーラ派のみが使用するとか
記念に一つ貰う、モスクの役割は、礼拝堂の他に、村の集会所の役割も有るとか・・・・・モスクを見学した後、バスは山の上に・・・・
ドームと言われる王族の墓を見学、12世紀から14世紀にかけて作られた、シルヴァン王朝の王族の墓で、それぞれのドームの中には3人から4人の墓標がある
かっては、ドームは7つ有ったが、アルメリアの侵攻や大地震などで、破壊されて、現在では3個しか残っていない、ここからは、高台にあるので、シャマフの町が一望できる
見学を終えて、丘を下り、シャマフの町外れのレストランへ、ここでも野外、
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デザートはブドウ |
ジャガイモのスープ |
ハンバーグ? 嫌いなコリアンダー入り |
デザートのブドウは美味しい、チーズは塩辛い、薄いパンは不味い、ジャガイモのスープは、食べれたが、メーンの料理はコリアンダー入り、食べれず、コリアンダーは、好き嫌いが分かれると言うが、この国の人達は、嫌いな人は居ないかな〜
昼食後、出発、沿道にはブドウ畑が広がっている、沿道には、不思議な物を売っている
ヤパシーと言われる丸くて薄い物、ガイドが買って来たので試食、果物の汁を固めて薄く伸ばした物、味は・・・・・・酸っぱい、コーカサスの梅干し?・・・・・・ツアーの人達には、不評だったけど、私はそれなりに食べれた、
遠くに山脈が見える、道端では、ナンを売っている人達が、アルメリアとの戦争で追われた人達、戦争って嫌だ、4時40分、シャキの街に到着、高台に登り、バスを下りて坂を登って行く
ハーン宮殿、ステンドグラスが美しい宮殿、中に入って、ステンドグラスを見る、残念な事に写真は禁止、内部は綺麗な装飾がされ、イスラム教の天国が描かれている、草木が茂り、鳥が鳴く場所が天国
二階へ上る、二階は王様のプライベートルーム、下が公的な場所、王様が狩りをする様子が描かれている、その中には2000名の人物が描かれている、
庭には樹齢400年のカエデの木、その下では、結婚式が行われている、友人たちに囲まれて記念写真をするカップル
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樹齢400年のカエデの木 |
友人に囲まれた新郎、新婦 |
飾り付けをした車 |
宮殿の横の博物館へ入る、当時の人々の生活の様子や、道具類が展示されている、横には売店も有る、もう一つのワークショップへ、ステンドグラスの制作を見学する、
狭い所に沢山のお土産店がひしめき合っている、見ているだけで面白いが、買うものは無かった、
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城壁に囲まれたハーン宮殿 |
ハーン宮殿からみるシャキの街 |
6時20分に、今日のホテルに到着、直ぐにシャワーを浴びる、8時にロビーに集合して、近くのレストランへ、今日も野外、ツアーの人が買ってきた小魚が出る、美味しい〜
メーンはピラフの上に卵焼きとおこげが乗っているシェキポロフ、久しぶりのお米、日本の米と違い長い、バサバサしているので、期待するほどでは無かった、9時45分ホテルに帰る、今日も暑かった・・
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