3日目(8月8日)    バクー滞在

 今日は、このホテルに連泊するので、朝はのんびりする、天気は快晴、暑くなりそう・・・・・9時にホテルを出発、旧市街を、シルクロードの門まで歩く、
     
 ホテルの周辺  シルクロードの門  門の上
 門の上の模様は、この町のシンボルマーク、昔はこの門の側には、ハマス(風呂)が有り、入り口には税関が有ったと言う、門を潜りバスに乗る、山の上に登って行く、15分程でバスを下りる

 山の上には、シャヒドリック公園に成っており、ソビエト侵攻の時に、犠牲に成った人たちの墓地がある、写真入りの墓標、夫婦で亡くなった人も居る、突端には慰霊塔、中では 火が燃えている

     
 慰霊碑  慰霊塔  永遠の火
 高台の為に風が強い、ここからはパクー市内とカリプ海が、見える
   
 シャヒドリック公園から見るバクー市内とカリブ海 
 風が強く、飛ばされそう・・・・・早々に長い階段を降りていく、若い人は、歩くのが早いので、付いて行くのが大変だ、1時間の見学を終えて、バスに乗る、

 バクー郊外へ、カスピ海沿いの道を、南方面へ、バスの中では現地ガイドの説明、アゼルバイジャンとアルメリアは、戦争状態、今は休戦しているが、アゼルバイジャンには、アルメリアの中に、飛び地があり、そこへ行くには、直接に飛行機で行くか、イランから陸伝いに行く方法しかないと言う、

 この飛び地では、岩塩が取れると言う、複雑な政情だ、今でも、アルメリアの中にあるアゼルバイジャンの地が、アルメリア軍に実効支配されていて、紛争中、

 アゼルバイジャンの人口の大半はイスラム教徒、その前は、ゾロアスター教、窓の外には原野が続いている厳しい土地、しかし、石油や、天然ガスが豊富に埋蔵されているので、経済的には裕福、
     
 遠くにはカスピ海  石油施設  原野が続く
 バスの窓には、フイルムが張ってあるので、写真はピンクの画面になる、11時30分、コブスタンの岩絵の場所に到着、先ずは博物館へ

 バスから降りると暑い・・・・まわりは、木も無い原野が広がっているが、こんな過酷な場所でも、花が咲いている
     
 博物館の周辺  荒野に咲いている花々 
 博物館へ入る、中は冷房が効いているので涼しい、ハイテクな博物館で、写真もOKが出る、中には岩絵、当時の生活の様子などが展示されている
     
 岩絵 牛  山羊  妊婦
 牛やヤギは解るが、妊婦は・・・・・?  人形で当時の生活を表している
     
 埋葬  岩絵を書く 絵を見て狩猟の練習 
 博物館から出て、バスに乗り移動、岩絵のある場所に付く、バスを下りると暑い〜気温は43度、湿度が無いので、風が涼しいのが、救い・・・・

 ガイドの後ろを付いて、岩山を登って行く、紀元後1世紀に、この地に来たローマ軍の隊長が書いた落書きが残っている、書いたローマ人も、21世紀に私たちが目にする事になるとは・・・思っても居なかっただろう・・・・・

     
 博物館  ローマ人が書いた落書き  岩絵 踊る人
 大きな岩には、絵が描かれ、昔はこの場所に住んでいた証、岩だらけの山でも、野生のイチジクが実っている
     
 岩絵のある、ゴブスタン自然公園   野生のイチジク
 遠くにはカスピ海が見える、しかし、暑い、日差しも強いので、歩いて居るとボーとする、若い人たちは、何処でも、歩くのが早い、付いて行くのが大変だ
     
 馬の岩絵  ゴブスタン自然公園  遠くにカスピ海が・・・
 眼下に見えるカスピ海は、世界一大きな塩湖、面積は日本とほぼ同じとは・・・・・びっくり、沿岸には、ロシア、イラン、トルクメスタン、などに囲まれていて、石油などが多く埋蔵されている為に、海か湖かで、各国でもめていると言う

 1時間ほどの見学を終えて、冷房の効いたバスに乗りホッとする、同じ道を帰りバーク市内へ、旧市街のレストランで昼食、レストランは野外、松の木?の下のテーブルで食事

     
 野外レストラン  郷土料理  デザートはスイカとメロン
 湿度が低いので、野外でも涼しい、スープも今回はコリアンダーが入って居なかったので飲めた、郷土料理は、鉄鍋にじゃがいも、ピーマン、トマトなどの中に、肉がある、これは美味しかった、

 昼食後はカスピ海クルーズの予定だったが、今日も風が強くて中止、その代わりと、カーペットスタジアムへ、沢山の絨毯が展示されている、アゼルバイジャンは絨毯が有名とか・・・・・・・・初めて知った

 中では絨毯を織る女性もいて、全体に綺麗だけど、新しい建物で、まだ、完成前、3部屋だけが見学できる

     
 カーペットミュージアム内で   絨毯を織る女性
 手のこんだ絨毯を織るのはオバサン達、今は若い女性の絨毯を織る人は少ないとの事、再びバスに乗り、シルクロードの門の所でバスを下りる

 ホテルまで歩いて行き、荷物を置いて、再びロビーに集合、旧市街を歩く、迷路・・・人一人歩くだけの狭い路地が続く、少しでも遅れてしまうと、迷子に成りそう〜

     
 旧市街の狭い路地   
 歩くのが早い、必死に付いて行く、目の前が開けると、シルヴァン・シャー宮殿、大きな建物、中に入るが、撮影料が3ドル要る、
     
 シルヴァン・シャー宮殿の入り口  宮殿内部  タイル?
 シルヴァン・シャー宮殿は、この国を治めたシルヴァン・シャー王の一族が住んでいた場所、14〜15世紀に建てられた、中は冷房が無いので、暑い〜現地ガイドの英語を、添乗員が通訳するので、説明に時間がかかる

 武器やアクセサリー類などが展示されている、昔は57部屋も有ったが、現在は6部屋に、

     
 宮殿内に展示されている品々  
 宮殿の外へ出る、外は風が有るので、中よりは涼しが、この季節の観光は疲れる、特に昼からは大変だ、王様の墓を見る、石棺が並んでいる
     
 王の石棺  王の礼拝堂  ハマス(風呂)
 王の礼拝堂には、絨毯が敷かれ、メッカの方向が示されている、ハマスの跡には、沢山の浴槽が並んでいる、ハマスは社交場も兼ねていたので、当時の人々は、この浴槽で、どんな事を話していただろうか・・・・・・・・・

 庭には、ピスタチオの木がある、実は良く食べるけど、実が成って居る木は初めて見た

     
 ピスタチオの木  ピスタチオの実  宮殿の庭
 宮殿を見学した後、長い〜下り坂を歩く、足がガクガクに成りそう・・・・ようやく乙女の塔へ
     
 旧市街を下って行く  路地  乙女の塔
 望まぬ結婚を命令された姫が、この塔より、カスピ海へ身を投げたとの伝説のある乙女の塔、上に登ることが出来るので、希望者が登る、私はパスして、下で待つ、結婚した男女が訪れて居る、
     
 結婚をした男女  海岸の公園  まじかに見るカスピ海
 男女とも、民族衣装を着ている、アゼルバイジャンはイスラム教の国とは言え、お酒は飲むし、女性もベールをしている人も少ない、記念写真に私も中に入れてもらって、パチリ

 皆が下に下りてくる、その後も希望者がパスピ海を見に行く、道路に出て、地下道を歩き、海岸へ、カスピ海は、近くで見ると、油が浮いていて汚い、石油を取っているので、汚れてしまったのだろう・・・・・

 歩いてホテルに戻るが、今日は良く歩いたので、ホテルまでの道のりが長い〜5時半にホテル到着、直ぐにシャワー、一休み、

 7時15分にロビー集合、歩いてキャラバンサライのレストランへ向かう、野外レストラン、涼しい、レストランでは、地元の人による民族音楽の演奏がある、
     
 民族音楽の演奏  生野菜  アポリジン
 毎回出てくる生野菜、コリアンダーは必ず入っている、アボリジンはひき肉にナスを巻いて焼いた物、ひき肉にコリアンダーが入っていて食べれず、スープも香菜入り、牛とチキンのケバブは、美味しかったが
     
 牛とチキンのケバム  キャラバンサライのレストラン  大道芸のお手伝い
 食事の合間に、大道芸が行われる、頼まれてお手伝い、言葉は解らないけど、身振り手振りで・・・・・刃の上に乗る男性、刃は、動かなかったら切れない、最後に刃の上に寝て、板を乗せ、その上に私が乗る?・・・・・・・私の体重は・・・・・重いよ、もう一人の女性も・・・・・・・この女性は軽そうだけど、乗ってすぐ降りた、背中には刃の痕が付いていた、

 これで終わり、次にベリーダンス、少し踊っただけで、観客の中を回り、添乗員が舞台に誘われて、踊る・・・・ツアーの人達からの、大喝采、

 9時に終り、歩いてホテルに戻って行く、9時20分のホテル到着、今日は良く歩いた、足がガクガクになる、