15日目(8月20日) ウシュグリ村〜メスティア

 夜中に雷が鳴り、雨が激しく降った様子だが、知らないで良く寝た、朝起きて直ぐに窓から外を見る、どんよりと曇っている、7時の朝食時に、今日のハイキングをどうするか決めるが・・・・・・・・その最中に、雷が鳴り土砂降りに成ってきた

 こんな日にハイキングは・・・・・・・無理と言う事で中止(泣)、それでも朝食後、宿の近くの村を散策に行った人も居たが、出る時には小雨だったのが、5分位で土砂降りの雨に変わる、

     
 早朝の空  大人しい、民宿の犬   教会から見る村
 9時、今日の昼食用の果物などの中から自分の好きな物を取り、直ぐに出発、昨日登った丘へ、昨日、丘に登った時に見た建物は教会だった・・・・・・・・車で教会まで登る

 昨日と違い、山は少し裾野が見えるだけ・・・・・・・マリア教会の中に入る、修道士が2人居て、巻きスカート(教会に常備されている)を巻いて、教会の中へ フレスコ画がある
     
 マリア教会  教会内のフレスコ画  祭壇
 聖母マリア信仰は、この地方でも盛んだ、グルジア正教は、アルメリアと同様で、キリストは人間では無く、父なる神の子と信じている、
     
 マリア教会  シュハラ山方面  近くの山々
 教会から下りて、村の一角で車を停めて、最後にヨーロッパで一番標高の高い村ウュグリ村を後にする、天気は相変わらずの曇り空、時々小雨

 途中、乙女の塔と呼ばれる、川沿いの塔を見学、塔に渡るハシゴを通って、塔の中に入ることが出来る、ツアーの人達は塔に行くけど・・・・・・・私はパス

   
 乙女の塔 
 この塔は、結婚を反対された娘が幽閉された塔、娘はこの塔から身を投げて亡くなったと言う、この話は悲恋だけど、結婚に反対された男が、一夜にしてこの塔を作り、結婚を許されて、めでたし、めでたし・・・・・・の話もある、

 川も増水している、少し青空が見えてきた、この辺りは、午前中に天気が悪く、午後から天気が良くなる?・・・・・塔を見学してから出発、途中で塩を売る少年が2人、買っていく人も居る

 峠を越えて、メスティアへ、1時20分、一昨日泊まったホテルに到着、しかし、時間が早すぎて、部屋には入れない、ベランダでランチ、2時40分、部屋に入ることが出来た、前と同じ山が見える部屋

 希望者は3時に再集合して、街に出る、私は部屋の中でのんびりと本を読んだり、山を見たりして過ごす、晴れてきた、夕方には雪山(名前はテツヌルディ山、4700m)が赤く染まる、
 
 夕日に染まるテツヌルディ山   標高4700メートル
 夕食は8時、ホテルのレストランでバイキング、ツアーの女性が誕生日でケーキが出る、皆でご相伴、食後はベットへ、一昨日よりも涼しい、今日はここでも雨が降った様子