6日目(7月20日) ガザルマン〜ソン・クル湖畔

 暑いと思って寝たが、良く寝た、トイレは野外、遠くまで歩くのが難点、今日も蒸し暑い、7時半に庭に朝食の用意がしてある、
     
 庭に準備された朝食   民家のお母さん
 新鮮なサラダ、パンケーキ、美味しい、特に野外での食事は最高、8時過ぎに民家を出る、メーンの民家を回り、全員そろって出発、メーンの民家は、狭く、廊下に寝る人も居て、大変だった様子、私たちは快適だったので・・・・・これは内緒、

 直ぐにナリン川に架かる橋の袂で写真ストップ、このナリン川は、中央アジアの大河シルダリアとなる川、

     
 ナリン川   沿道の風景
 段々と山の中に入って行く、途中、道路の近くにあるユルタへ、馬の乳しぼりを見学する、
     
 馬の放牧場   馬の乳しぼり  訪れたユルト
 一頭の馬から1リットル程のミルクを絞る、それを一日5回、この作業を行う、最初はミルクは出にくい為に、子馬に先にミルクを少し飲ませて、それから人間が絞る、馬のミルクは馬乳酒になる、

100頭以上の馬が要る、お腹の大きな馬も居て・・・・・仔馬は市場で売ると言う、皆は馬乳酒を試飲している、クルトも少し頂く、前よりも塩味は少なくて、食べれたが、でもお土産に買うほどでは、無かった

 この広大な放牧場は夏だけ、この地で馬を育てているが、場所は国の土地、借りるのに借地料は要るのかと聞いたら、無料との事、牛も馬も高く売れる、この牧場場には100頭近くいるので、この人たちは裕福な人達とテンチクさんの説明、


 15分程、見学してから、馬の放牧場を後にする、段々と上に登って行くが、至る所に放牧場を広がっている、沿道には沢山の白い穂
     
 沿道に咲く白い穂  ススキノキ属  穂は花の集まり
 トラノオウに似ているが、近くで穂を見ると、綺麗な白い花の集まり、ススキノキ属、ススキの一種かな〜
     
 峠に向かう道  
 ジャララバード州とナリン州の州境の峠に到着、写真ストップ
     
 州境の峠  
 峠から下りて行く、眼下にはナリン川が見える、山を下りきった河原で、昼食、ランチボックスを開ける
     
 河原で  ランチボックス  アザミの花
 メニューは同じような物だが、それなりに美味しい、途中で買ったスイカも出て、豪華な昼食になる、日陰に入ると、風が涼しい、近くには花も咲いている、

 昼食後、出発、バスはジグザクの道を登って行く、途中の展望の開けた場所で写真ストップ、花も多い

   
 登ってきたジグザグの道  回りの山々
     
 リンドウザキカンパニュラ  山バラ  ひょうたんぼく
     
 ホタルブクロ    
 再び、バスに乗り、山の上へ、標高3346メートルのモルド峠に到着、バスを下りる、平原が広がっている
     
 モルド峠   峠に咲く花
 広い草原の上に寝転んでみる、空が広い〜ツアーの人達と、草原に座ってお喋り、時間がゆっくりと流れていく、ここからはソンクル湖に向かって下りて行く、

 遠くにソンクル湖が見えてきた、牛、羊、山羊の放牧の風景が続き、大草原の家畜の群れを写真に撮る

 
 ソンクル湖畔の牧草地
 何処までも続く大草原、沢山の家畜、羊と山羊は一匹200ドル程で売れるとか、キルギスでは、家畜のオーナーが、自ら放牧に連れて来る事がほとんど、写真を撮っていると、馬に乗った少年が来る、この少年が住んでいるユルタを見に行く
     
 馬に乗った少年 8歳  草原を行くベビーカー  組立途中のユルト
 途中で組み立て途中のユルタを見る、ユルタの組み付けは、木製の場合は、大人6人で、40分程度で完成すると言う、木製のユルタは大きさによって違うが、1000ドルから2000ドル、最近は鉄製の中国製のユルタがあり、それは700ドルで手に入ると言う、

 草原をベビーカーが行く〜近くにソンクル湖のユルトのキャンプが見えてきた

     
 ユルトのキャンプ場  湖の反対側には天山山脈  ソンクル湖へ
 今晩泊まるユルトに到着、一つのユルトに3人が入る、中はベットが4つ、端に二つ、真ん中に2つのベット、狭い、私は真ん中のベットに、隣のベットは荷物置き場、夕食前、湖まで歩いて行く人も居るが、私はパスして、景色を楽しむ

 湖の傍まで歩いて行った人たちが、湖の所のユルトに招待されて、馬乳酒をご馳走になり、男性は、羊を殺すのを手伝ったとの事(女性は見ることが出来ない)

 帰って来て、これは何だったの??とガイドのテンチクさんに聞く、テンチクさんも解らなくて、もう一度、ユルトに事情を聴きに行き、各地方に住む家族が3年ぶりにここで集まり、キャンプをしているとの事、

 夕食は、大きなユルトの中で、日本人は私達だけ・・・・欧米人が多い
     
 夕食 ディムラマ  食事場所のユルト  地元の人達と・・・・・
 夕食を終えて、ユルトの中で、のんびりしていると、湖の傍でキャンプをしていた人たちが来る、びっくり、ユルトが沢山並んでいるので、お店があるかと思って来たとの事、

 ツアーの人達も、大喜びで、大歓迎、お互いに歌を唄い合ったりして、親交を深める、写真を撮ったりしたりして、薄暗くなったので、彼女たちは、自分たちのユルトに帰って行く


 ユルトの中も少し肌寒くなってきた、後はベットに入って寝るだけ、健康的な生活