4日目(7月18日)  アチクタシュペースキャンプ〜オシュ

 今日はこの場所を離れる、晴れてはいるが、山の方は雲が多い、最後の山の写真を撮る
     
 雲の中のレーニン峰  朝早くから観光用の馬  放牧
 キャンプ場の周辺には、家畜が入らないように、柵がしてある、その外側を放牧に行く家畜の群れが見える、朝食後、8時15分、2台のマイクロバスに乗る、少し、走った場所で、羊の解体作業をしている、ツアーの人達が見に行くが、私は、死んでいるとは言え、苦手でバスの中で待つ、

 川を渡る、来る時には苦労して渡った川、朝早いので、雪解け水は少なく、問題なく渡る、渡った途端、皆で拍手、来た道を戻って行く、草原には、マーモットを見ることが多くなる

     
 遥か遠くにレーニン峰  草原に流れる小川  マーモット
 朝はマーモットの朝食の時間かな〜花が群生している場所でストップ
   
 お花畑
 こんな花々を見ながら、気ままに弁当を持って歩いてみたい・・・・・・気分  点々と湖もあるし・・・
     
 フウロ草  シゾ科   
 藤色の一見踊り子草に似た花が、山の斜面に群生している、その上には沢山の牛の群れ、道路の下には、フウロ草の群生、何時までも見て居たいけど、15分程でバスに乗る、

 道の両側には、マーモットが、あちこちに・・・・見飽きる程の数、やがて草原が終わり、河原の道へ
     
 河原の道を走る   橋から
 河原には道があるわけでは無く、その日の水の状態を見て、走る場所を決める、川の中を走る時は、ヒヤヒヤする、橋の下には、茶色に濁った濁流が流れる

未舗装道路を2時間ほど走り、 橋を渡ると、舗装道路に変わる、舗装道路は快適に走り、30分程でサリモゴル村へ到着、一軒の民家を訪れる、アライ・キルギスの伝統的な文化を見る
     
 サリモゴル村  訪れた民家  民家で・・・・髪を結う娘
 中に入り、娘さんがお嫁に行く時の儀式を見る、伝統的な衣装を着た母親が、娘の髪を結っていく、
     
白い布で頭を覆う 帽子を被る  帽子の上に刺繍したベールを
 髪を結う終わると、白い布で頭を多い、その上に頭巾の様な物をかぶせ、その上に重たそうな帽子を被る、その姿のまま、結婚して1年間は、家事をするのも、このままの姿で過ごす・・・・とか、首が痛くなりそう〜

 その後、綺麗な刺繍をした布を広げて、頭にかぶせる、また、別の布を持って来て、娘のうえで布を揺らしながら、歌を唄う
     
 歌を唄う  花嫁さんを隠す?  子ども達
 一連の行事が終わる、花嫁に成った娘さん、凄く可愛い〜自分たちで作ったフエルト製品のお土産が並ぶ、買っていく人も多い、知らぬ間に、部屋には小さな子供たちが集まっている、

 その後、外へ出る、ここで、子供の歩きだしの儀式を見学、
     
 足を縛られた男の子  子供たちと一緒に  母親がお礼を・・・
 歩き始めた男の子の両足を紐でしばる、少し離れた所に一列に並んだ別の子供たちが、母親の合図の元、一斉にお母さんの所に走って来て、一番最初に着いた子供が、母親から鋏を貰い、子供を縛っている紐を切る、その後、子供が一歩一歩歩き出すと言う儀式、参加した子供たちにはお菓子などを配ったりするのが、一般的

 テンチクさんの話によると、お金持ちの所では、車をプレゼントする所もあり、大人も参加するとか・・・・車がプレゼントされたら、私も参加したい・・・・・・

 2つの儀式を見学した後、民家の一角を借りて、昼食の弁当を開ける、その後、出発、途中、サリタシュ村でストップ

     
 サリタシュ村  分岐  道路を横断する牛
 サリタシュ村・・・・今は小さな村だが、かってはシルクロードの交易都市だった、地理的にキルギス、タジギスタン、中国を結ぶ分岐点となっており、昔は多くの商人たちが、サリタシュ村に集まり、次の都市を目指した、今は、若い人たちは仕事が無く、都市部へ出てしまい、子供と年寄りが目立つ村に成った(添乗員の資料から)

 前にここに来た時には、レーニン峰とアライ山脈が良く見えたが、今日も雲が多くて見えなかった、残念、タルディック峠を越えて、チェルチック峠へ、ユンタが多い、バスを下りて、道の側のユルタへ
     
 チェルチック峠  ユルタの女の子  クルト
 ユルトの中では、馬乳酒とか、チーズを乾燥して作るクルトを作っている、馬乳酒を試飲する人も居るが、私はクルトを試食、買っていく人も居たが、私には塩味が強くて、食べれなかった、此方では酒のつまみとして食べるとか・・・・

 オシュに到着、途端に車が多くなる、今日の観光、キルギスの唯一の世界遺産スレイマン山へ、バスを下りて、急な坂道を登って行く、暑い〜上に登るとオシュの町が眼下に見える
     
 スレイマン山  眼下に見えるオシュの町 
 山の上の洞窟の中に博物館がある、博物館の中に入る、専任の係りの人の説明を受ける、紀元前1000年頃に、アーリア系が人々が暮らした洞窟がある、
     
 洞窟内の博物館  博物館の仏像  シャーマンの人形
 中にはドロアスター教(拝火教)の物が展示されているが、その中に仏像?係りの人に聞いたら、どこか別の所で出たのを、展示しているだけ・・・・・・との事、シャーマンの人形が展示されている、当時はシャーマンの役割が大きかっただろう・・

 博物館の中に急な階段があり、それを登る、周りには洞窟があり、当時、洞窟で生活している様子を人形を使って再現されている、ようやく上に登りきる・・・・・・・疲れた

 ここから、山の頂上近くにモスクがあると言うので、皆は登って行くが、私はパス、同じように登らない人達と一緒にバスに帰る、下山道は違う場所の為に、バスは下山道に向かう

 15分程待つと、皆が下りてくる、山の上のモスクは・・・・・無理して登ってまで見る程では無い・・・・・との事、全員そろった所で、バスに乗り、ホテルに向かう

 ホテルは最初の日に休憩した所、5時に到着、2日ぶりのシャワーを浴びて、洗濯、夕食はホテルのレストランへ、サラダはコリアンダー入り、主食もコリアンダーを除いて貰い、何とか食べれた、ゆったりしたベット、9時頃には寝てしまう、やっぱり、ホテルは良い