3日目(7月17日) アチクタシュペースキャンプ滞在

 夜中に風が強かったが、明け方には風は止んでいる、今日は快晴、日の出を見たくて外に出るが、周りが高い山に囲まれているので、7時頃から、山の陰から、日が昇る

 目の前のレーニン峰は良く見えるが、アライ山脈は、霞の中、今日はこの周辺をハイキングの予定、朝食後、9時よりハイキングに出発、レーニン峰に向かって歩いて行く
 レーニン峰を取り巻く山々
 広い河原を歩く、遠くに観光客向けのユルトがある、こんな場所にも咲いている花々
     
 レーニン峰を見ながら  ダデ科 ダイオウ属  
 皆は歩くのが早い、写真を撮っていると、どんどんと遅れていく、同じ道を引き返すとの事、私を含め3人が、皆について行くのをあきらめる、のんびりと歩き、草原に入ると、花観察
     
 シオガマギク属  フウロ草  ムカゴトラノオウ
 標高3500メートルの世界、高山植物が満開、
     
 レーニン峰へ向かって  キク科 メタカラコウ  キジムシロ
 歩いて居る道を、車に乗った人たちが追い抜いて行く、レーニン峰への登山基地は、まだ先に有る様子だ、
   
 近づいて来たレーニン峰  氷河の跡?
深い谷が見える、小高い丘の上に登ると、皆は遥か彼方を歩いて居る、追いつくには遠すぎる距離、
   
 小高い丘の上から 
 丘の上から展望を楽しんだ後、ここから引き返す、時々「キッ、キッ」と鳴き声が・・・・・一緒に歩いて居た人から、鳴き兎と教わる、
     
 草原    ネギボウズ  
 草原には、大小の岩がある、その岩の所をナキウサギが住んでいる様子、ゆっくりと歩いて帰ってくる、
     
 キャンプ場近くの湖  忘れな草  シオガマギク
 最初にキャンプ場に到着、池の近くで皆を待つ、しばらくすると、皆が帰って来た、昼食は2時から、昼食後は、近くのユルトを訪問する予定だったが、川を渡らなくてはいけない、昨日の事もあるので、今回は、川を渡らない場所に行く事に、

 私はパス、3時に皆は出発する予定、私一人、昼食後、今回は反対方向へ・・・・・ゆっくりと歩いて行く、

   
 お花畑が広がる 
 至る所で、お花畑が広がっている、その中で寝転がる、静か・・・・・・・・・私一人の世界
小高に山に登ってみる、上に行くに従い風が強くなる、しかし、この山からは、今まで見えなかった別世界が広がる
 
 山の上から
 眼下には沢山の湖が・・・・・・・数えたら大小10個以上ある、その周りには緩やかに草原が広がっている、皆が3時から訪問するユルトも見える
   
 ユルタが見える  ベースキャンプ場
 ユルタを訪問した人達の話によると、ここは、旅行会社のキャンプで、ポーターとして働く人の家族が住んでいるユルタ、家族で夏の間、移住してきているとか・・・・・・
 私達の泊まっているテントも見える

     
 ウツボ草?に似ている  りんどう科 センブリ  イエローポピー
 昼からは雲が出て、レーニン峰の頂上は見えなくなった、山から急な斜面を下りて湖を傍へ
   
 山から下りる  小さな湖の傍で
 池の周りには黄色い花が一面に咲いている、この辺りには、歩いている人は居ない、ここからキャンプ場まで帰る
     
 アザミ    ミミナ草
 帰り道、これからユルトを訪問する皆と逢う、やはり、歩くのは早い、キャンプ場に付き、シャワーを浴びようと、シャワー用の建物に行くが、欧米人の男性が使っていて・・・・・少し待ったけど、空く様子が無いので、あきらめる

 テントの中は、日が当たっていると暑い、外で周りの景色を見ながらのんびりする
   
 午前中に歩いた道  夕暮れ
 夕食は7時から、レストラン用のユルトで取るこの時、フィンランドの若い男性が、レーニン峰を登頂した様子で、証明書とTシャツを貰っていた、

 レーニン峰・・・・標高7134メートル、パミール高原の高峰で、中国との国境より、西約90キロに位置する、7000メートル級の山の中で、比較的登りやすい山と言われる

 夕食後は、ピーマンの肉詰め、味噌汁も出た、夕食後はテントに帰り寝るだけ、夜に成ると、今日も風が強くなり、寒くなった、明日はここを離れる、天気が良く、花もいっぱい見ることが出来て、満足・・・・・・