旅の始まり       
        段々と行ける場所が限られてきた、今回は、多分最後になるであろう・・・・ハードな旅、皆の後を、付いて行けるだろうか?  能天気な私、何とか、成るだろう・・・・・と出発したが・・・・・

 

天山とバミールの懐へ 夏のキルギス周遊の旅 平成27年7月15日〜7月27日

         1日目(7月15日)  成田〜イスタンブール

 今日の集合時間は、午前8時と早い、従って成田での前泊となる、今回の旅行は、成田発だけ、時間に成って、集合場所に行くと、参加者が集まっている、

 今回の参加者は12名、男性3名、女性9名、添乗員は息子と同じ位の男性、各自でチックインをして、搭乗口に向かう、


 10時、トルコ航空はイスタンプールに向けて飛び立つ、長い旅の始まり、機内食を2回食べ、成田から12時間40分、現地時間16時45分、イスタンプールの空港に到着、ここで乗り換え

 長い乗り換え時間を過ごす、予定時間よりも少し遅れて、21時30分、キルギスの第二の都市、オシュに向けて飛び立つ、一日が終わった


           
2日目(7月16日)オシュ〜アチクタシュベースキャンプ

 朝の4時、キルギスのオシュの空港に到着、時差、イスタンプールよりも3時間、時計を進める、イスタンプールまで行って、引き返した事になる、

 飛行機を下りてバスで、建物の中に入るが、入り口が入国審査場、狭い場所、そんな場所でも、割り込みがある、ようやく、空港の外へ、マイクロバス2台と現地ガイドの迎えを受ける、

 2台の車に分乗して、ホテルに向かう、ホテルではシャワーを浴びてさっぱりする、7時半より朝食、バイキング、果物を主体に食事、その後は11時まで、部屋で休憩

 洗濯をしたりするが、暇を持て余す、じっとしていると眠ってしまいそう・・・・・10時半頃にはロビーへ、このホテルで、女性一人が合流する、彼女は、タジギスタンを回ってきたばかり、

 11時、2台のバスに乗りホテルを後にする、現地ガイドは、日本語の上手なテンチクさん、オシュの町で、両替、日本円は使えなくて、ドルでの両替、1ソムが約2円、

 オシュの町を離れると、一面茶色の草原が広がっている、夏の時期に成ると、草が枯れてこの景色に変わると言う、緑の草原は春だけとの事、
     
 オシュの町  茶色の草原が広がる  チェルデイック峠
 それでも、峠に差し掛かると、緑の草原が広がる、沢山のユルトと家畜の群れ、峠から下りて行き、グルチャ川の傍で、ランチボックスを開ける
     
 グルチャ川  川の傍で昼食  ランチボックス
、晴れてはいるが、霞が掛かった様な天気、日差しは強いが、日陰に入ると風が涼しい、ランチボックスは、沢山入っていて、食べきれず、周りには、花が咲いている、早速写真に撮る、
     
 川の傍に咲く花  
 今回の旅行に参加した理由の一つに花観察、沢山咲いている様子、期待が持てそう・・・・・昼食後、タルディック峠(標高3660メートル)を越える、峠で写真ストップ
     
 タルディック峠から   放牧されている家畜
 遠くには沢山の家畜の群れ、其れを追う人達、この標高の高い場所での作業は大変だと思うけど、慣れだろうか・・・走っている!

 峠を越えて下って行くと、サリタシュの村へ、ここには、前にタジギスタンから来た事がある、民家に泊まったけど・・・見当たらなかった、ここからは、前回はアライ山脈と、レーニン峰周辺の山が良く見えたが、今日は雲が多く、霞が掛かった様な天気で見えない

 途中の草原で、トイレ休憩と花観察、沢山の花々
     
 豆科の植物    シオガマギク
 マメ科の植物が多いが、名前が解らない
     
 学名 オノブリギス 豆科  学名 アストラガルス ゲンゲ属  
 葉を中心に、周りを花が円形に囲んでいるのは、珍しい、砂利の中にも咲いている、舗装された新しい道路を走る、この道路は中国が作ったとか・・・・・・周りには赤い帯の様な模様、これは赤豆の花、家畜のエサにする、

 やがて、舗装道路から、未舗装の道路に入って行く、河原の道、その道を通り過ぎると、草原の中の道に変わる、沢山の家畜の居る場所で、写真ストップ、
     
 家畜の群れ  ロバに乗った子ども達  マーモット
 のんびりと草を食べている牛や羊たち、近づいて行くと・・・・・・やはり逃げていく、写真を撮っている私たちに、ロバに乗った子供たちが訪問、

 再び未舗装の道を、がたがた揺られて行く、草原にはマーモットが顔を出す、そのたびに、バスの中は大騒ぎ、やがて、今晩泊まる、アチクタシュベースキャンプのテントが見えてきた、

 川を渡るが、バスが二台とも、川の真ん中で立ち往生する、キャンプから応援の車が来て、バスを引っ張るが、動かない、私たちが降りれば、良いが・・・・・川は増水し、氷河の水は冷たくて・・・降りることが出来ない
     
 バスの外には濁流が・・・・・  アチクタシュベースキャンプ(標高3500メートル) 
 一時はどうなるかと心配したが、何とか川を渡ることが出来てホッとする、所要時間40分、ようやく、ベースキャンプ場に到着、付いた頃には、空は晴れて、雪を被ったレーニン峰を始め、周りの山々が見える
 
 アチクタシュベースキャンプからみるレーニン峰
 沢山のテントが並び、ここはレーニン峰の登頂を目指す登山者達のペースキャンプ、常設のテントに、共同シャワー、トイレ、レストランも完備されている、テントに入る、

 中はベットが2つ入るスペースで、一人で、入るので、ベット1つに、荷物を置くスペースも十分ある、寝袋、コンセット、電気スタンドまで、完備されている、

 7時より、ユルトの中で夕食、パンやサラダと共に、ディムラム(肉と野菜の煮込み)などなど・・・・

     
夕食、 ディムラム  夕暮れのベースキャンプ  キク科 オオグルマ属
 夕食を終え、テントに戻るが、8時頃に成っても、まだ明るい、テントの側には黄色の花、真ん中に大きな花、その周りを小さな花が取り囲んでいる、私のお気に入りの花になった、

 9時ごろ、流石に疲れて寝てしまうが、夜に成ると、風が強くなる、