4日目(9月26日) ウッタルカシ〜ガンゴドリ

 夜、涼しかったので、ぐっすり寝た、7時半の朝食にはお粥が出る、朝食後は、ホテルの周辺を散策、田舎の風景が広がっている、
     
 泊まったホテル  ホテルの周辺  何の実だろう・・・・・
 9時にホテルを出発、この先は、道路事情が悪いので、バスから四輪駆動に車に分乗して乗り変える、今日から、山岳ガイドが同行する、

 9時50分、道の側に有るヨガ・アシュラムと言う施設に寄る、まだ、建設中だが、大きなシヴァ神の像がある、中に入る、

     
 ヒンズーの神々  
 沢山の神々の像があるが・・・・・・ヒンズーの神様は、創造の神のブラフヌー神、人類を救済する為に現れるヴィシュヌ神、破壊と創造のシヴァ神があるが、その神たちが化身するので、沢山の神様がある、それに奥さんたち、その奥さんも、状況に応じて化身、この神々もそれぞれ、名前のある女神や神様であろう・・・
     
 シヴァ神  ヴィシュヌ神  ヘビの神様?
 工事中の建物から、子犬が飛び出してきて、足元に・・・・・・可愛い、この建物は、道路から下へ下りていく、一番下に、大きなシヴァ神が立っている、

 入り口には、男女の写真があり、女性は日本人で、同じように修行をして、二人でこの施設を建設中と聞く、完成した時、どんな風に成っているか、見てみたい気もする、

 30分程、見学してから、車に乗る、車はバギラティ川に沿って走る、がけ崩れの場所を修復している、11時15分、温泉が湧いているガークナニ村へ、車を下りて急な坂を登って行くと、温泉施設がある、

     
 打たせ湯?  浴槽  ヨガ・アシュラムの子犬たち
 打たせ湯の様なシャワー・・・・男性が一人、髪を洗っていた、その近くには浴槽があり、男女別に分かれていた、ここの茶屋でチャイを飲む、11時40分に温泉を後にする、

 道は相変わらず狭く、崖の道、段々と山の上に登って行く、12時20分、山の頂上にあるスキトップの茶屋で昼食、ランチボックスを開ける、その他に茶屋で作ってくれた、インスタントのカレーラーメンが美味しかった

     
 ランチボックス  インスタントカレーラーメン  食事した茶屋
 ここからは、見晴らしが良いが、風が強い、昼食を食べた後は、道は下って行く、橋を渡り対岸へ、途中には、リンゴ村がある、沢山のリンゴが実っている
     
 峠  対岸へ  リンゴ村
 途中の道の側には沢山のリンゴを売っている、ガイドが買う、インドでは一番おいしいリンゴと言われ、夕食の時に食べたけど、渋かった、日本のリンゴに比べると、実が小さいし、不揃いである、

 段々と標高が上がるに従って、遥か遠くに雪山が見えてきた、車を停めて写真ストップ
 
 ガンゴドリへ向かう道   スルダシャン山(6200メートル)
 3時、ガンゴドリのホテルに到着、ここは標高3048メートルの地点、ガンゴドリは「ガンガーの降下」の意味、昔々、バギーラタ王が先祖の人達を助ける為に、天界に住む女神ガンガーに地上への降下を願って、熱心な祈りと苦行を続けた

 それを受け入れた女神ガンガーが地上に下りる事を承知したが、力が大きすぎて、地上を破壊してしまう事を恐れ、ためらった、バギーラタ王は、シヴァ神に受け止めてほしいとお願いしたが、女神ガンガーは、断る、怒ったシヴァ神は、ガンガーを自分の頭に閉じ込めてしまう、

 それを知ったバギーラタ王は、6か月間、祈りと苦行をして、許しを請い、ようやく、シヴァ神は自分の髪から、地上に降ろしたと言う、シヴァ神の髪から流れ出したガンガー(ガンジス河)は聖なる河で、その川沿いの街は聖地に成っている、

部屋に荷物を置いてから、ガンゴドリの町を散策にでる、道の突き当りにはガンゴドリ寺院がある、手前には、道の両脇に、お供え品、防寒用の手袋や帽子、を売る店が並ぶ
     
 ホテルの部屋  両脇には店が並ぶ  ガンゴドリ寺院
 この場所の、水を入れて持って帰る為のポリタンクを沢山売っている、寺院の横のバギラティ川に足だけを浸す、水は冷たく、氷河から流れ出る水ので灰色である、その後、水から上がり、ガードの一角で、祈祷を受ける

 個人的な祈祷かな〜司祭の周りに集まり、司祭の読経に唱和し、花(マリーゴールド)を受けたり、水を頭に降り掛けられたり、火の付いた燭台を、順番に川に捧げ、額にオレンジの印をつけてもらう、

 最後はお布施を出して・・・・・・式は終わる
その後は、寺院の中へ、ここでもお布施を出して、額に印をつけてもらい、寺院の外の回廊を時計回りに回る、
     
 寺院の前のバギラティ川 スーリヤクンド(太陽の池) ガウリクンド(カーリーの池) 
 その後は、吊り橋を渡り、対岸へ、対岸には小さな建物が沢山あり、ここでヨガをする人や、サドゥ(行者)の住まいなどがある、バギラティ川は、スーリヤクンドを通り、カウリクンドの狭い渓谷の中を流れていく、高い木々が生い茂り、とても、この場所が3000メートルの地点とは思えないような風景、再び、橋を渡りホテルへ、

 少し、部屋で休憩をした後、6時に、6時半より行われるプシャを見る為に、ガンゴドリ寺院へ向かう、ガンゴドリ寺院の前には、巡礼者の人達が座っている、
   
 夕暮れのホテル周辺、白い山はスルタシャン山  ガンゴドリ寺院でプシャ(礼拝)が始まる
 時間になると、鐘と太鼓の音が響き渡る、プシャが始まった、火を持った司祭が寺の入り口に出る、火を大きく回す、その間も、鐘と太鼓が鳴り続けている、

 それが終わると、巡礼者の人達は、裸足に成って寺院の中へ、私も後に続く、お布施を出して、額に印を貰い、明日からの旅の安全を祈る、
     
 寺院の中へ  記念撮影する巡礼者  境内の鐘
 歩いてホテルに帰る、夕食は8時から、旅行会社のスタッフの人達が作ってくれる、食事場所は外の川の傍、急な石段を下りていく、焼きそば、チャーハン、鳥の空揚げ、バナナパイなどが出て、豪華な夕食になる、

 ここのホテルにはシャワーが無いので、お湯を貰って、身体を流す、明日はいよいよホーストレッキング、持っていく荷物が限られているので、荷物の仕分けをする、良い天気でありますように・・・・・・・