16日目(10月8日) コルカタ滞在 ガンガーサガル島往復
今日から、このホテルに連泊するが、今日の観光の行程は長いので、朝食は6時、7時にホテルを出発、コルカタのガイドは、ミトラさん(男性)バスは新しくなり、冷房も適温、南へ向かう、
朝早いので、街は静か、南方面に行く地下鉄の工事が延々と続いている、段々と道が混んで来た、
南へ進むに従い、木々が見えてくるが、バナナの木など、亜熱帯の植物になる、この辺りに来ると、小さな池が見えてくる、これは海老の養殖池、日本に輸出されているとの説明
しかし、バスは凄いスピードで走る、狭い道、対向車が来るとヒヤヒヤする、学生たちがリクシャに乗り、学校へ行くので、その時刻を避ける為に、早く通り過ぎると言うが・・・・・・・・もう少し、スピードを落として……欲しいけど
8時40分、ダイヤモンドハーバーでトイレ休憩、道路からは、大河が見える、ここはフーグリー川がベンガル湾にぶつかった場所にあり、昔から港として栄えた場所、大きな船が走っている
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ダイヤモンドハーバーから |
ここから、さらに南へ向かう、9時50分、雨が降り出した〜雨季の終わりの雨だろうか・・・・10時45分、フェリー乗り場へ到着、ランチボックスを貰い、傘を差してフェリーへ、今回の長い旅行中、傘を差したのは2度目
フェリーは、ガンガーサガル島へ、通行は、このフェリーのみの為、地元の人、巡礼者などで満員、11時出航、フェリーは屋根があるが、吹きさらしの船内、雨が降りこむかと思ったが、ゆっくり走るので大丈夫だった、
船からは、対岸が見えるが、こんなに広くても、ここはまだ川、20分程、ガンガーサガル島の船着き場に到着、船を下りると、周りには果物やヤシの実を売っている
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ガンガサーガル島の船着き場 |
ヤシの実売り |
乗合バス? |
ここからジープに分乗して乗り込む、半島の突端へ行くメーン道路は、車の往来が多いが、ジープは、すっ飛ばす事、周りの木々は、バナナやヤシの木が多く、牛よりも犬が目に付く、雨は止んだが、蒸し暑くなってきた
北の端から、南の突端、ガンガサーガルで車を下りる、途端に物売りに囲まれる、その近くにはリクシャが沢山、待機している、そこからリクシャに乗るが、ここのリクシャはリヤカーを引っ張っている?
泥だらけの道をリクシャに4人で乗り、直ぐ近くのガピルムニ寺院へ、寺院は今は改装中、この寺院は、カピラ仙人が中央で、右にサガラ王、左にバギラティ王が祀られている
ヒンズーの神話によると、サガラ王の息子たちが、カピラ仙人によって灰にさせられた、元に戻す為に、サガラ王の孫にあたるバギラティ王が苦行と祈りによって、ガンガー女神を地上に降ろし、サガラ王の息子たちは元に戻る
再び、リクシャに乗り、聖地の海岸を目指す、そして着いた海岸は・・・・・・・ここ聖地???野良犬が100匹近く、群れに成って走り回っている、
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犬の群れ |
巡礼者 |
ガンジス河の源流、氷河から流れ出る水は、ゴウムクから2500キロ、このベンガル湾にそそぎ、長い旅を終える、最終目的地の海は綺麗で、沐浴する人が見える・・・・・・・と想像していたが、海岸はゴミで汚れ、巡礼者たちが、持って来た残飯を食べて、犬が群れを作り走り回る、
物売り、物乞い、何処の聖地でも見た風景が広がっていた、ここで昼食、ランチボックスを開けたけど、犬が走り回り、物乞いの女の子が見つめていたりと、とても座って食べれる雰囲気では無い、少し食べたけど、途中で止める、
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海 聖地で沐浴する巡礼者 |
汚い海と思っても、巡礼者にとっては神聖な聖地、サリーを着た女性達も沐浴をしている、でも、子供たちは、海水浴気分、楽しそうに海に入っている、
私も海へ入ろうかな〜ツアーの女性が入っていたが、上がってきて「止めておきなさい、髪の毛が浮いていた」と言われて中止、ここはガンジス河が流れ込んでいる、
再び、リクシャに乗って、車の所まで帰って来る、ずっと付いてきた物乞いの女の子が、車の中まで追って来る、ガイドから絶対にお金を渡さないように言われているので、無視するが・・・・・・・・・・・・複雑
再び、車に乗って、来た道を戻る、途中の小さな村の道端の小屋で、食べ残した昼食を食べる、その後は、車に乗り、フェリー乗り込む、フェリーは満員、座る席も無い、
2時半、出航、満員の船内を歌を唄いながら喜捨を求めて回る人、目が見えない様子、人々が喜捨する、満員の船内を帽子を売る人が回ったりと、満員の船内が、狭く感じる
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歌を唄って船内を回る人 |
帽子を売る人 |
船内で 男の子 |
3時15分、船から下りて、バスに乗り、来た道を引き返していく、雨は上がったが、北に行くに従い雨雲がある、4時半、来る時に寄った、ダイヤモンドハーバーで休憩、フーグリー河に日が沈む
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フーグリー河の夕日 |
この街を通り過ぎると、段々と道が混んできた、丁度、下校時間に成っている、アクセサリーを売る店では、女学生が買い物をしている、10月21日〜24日に始まるドゥルガー祭りの準備で、竹の枠がくんである
トゥルガー女神は、シヴァ神の奥さんのパルパティの化身した姿、戦いの神、トゥルガーの祭りは、西ベンガル地方の最大のお祭り、巨大なトゥルガーの像が街にあふれると言う
市内へ入ると、車が多くなり、渋滞で動かなくなる、少し遠回りになるが・・・・・と運転手の判断で、狭い道に入って行く、7時10分、ホテルに到着、長い一日だった
夕食は、インドの最後の夜で、ワインなどが出る、皆がワインを飲んで、楽しんでいるのに、お酒の飲めない私は水、少しみじめだ、
インドでの最後の夜を過ごす
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