9日目(6月24日)カザ〜クンザン・ラ〜キーロン
5時に起床、6時に朝食、7時には車に乗り込む、今日は移動日、良かった今日も天気が良くて・・・・・過去、このツアーは予定通りに移動出来たのは、1回だけとか・・・・・今回は2回目になる事を期待して・・・・・・昨日通った道を進む、途中で橋を渡り、対岸へ、小さな村の手前でマニ塚があるので、写真ストップ
マニ塚 | 小さな村 |
マニ塚には、チベット仏教の真言である、「オム・マニ・ペメフム」の文字やお願い事が書いてある・・・・・らしい、日本では絵馬などと同じであろうか・・・・・ヤクを連れた人が通りかかる、この辺では、もうヤクの居る場所になっている、やがて、対岸に、昨日行ったキーゴンパが見えてきた、
ここから、遥かに見えるゴンパは僧院と言うよりも、砦の様にも見える、道は地道、天気が良いので、砂埃が激しくなり、とうとうマスクをする、やがて岩の渓谷に差し掛かる、ここで写真ストップ、天気が良いので、写真が増えそう、
渓谷の中の道 | ミニグランドキャニオン? |
この渓谷の中に作られた道は流石に怖い、でも、よくこんな場所に道を作った事の方が凄いと思うが・・・・・雨が降ったら怖くて通れない道、次々と景色が変わり、その素晴らしさに目が離せない、空の青さ、そして雪山、9時20分、緑に囲まれた村が見えてくる、
変化に富む沿道の風景 | ロサール村 |
この辺りに来ると、今までは斜面に建っていた家々が、川の側になる、山も高くなり、雪山が見える、村はずれでチックポイント、パスポートの検査を受ける、今回は10分ほどで終わり、ここはロサール村
チックポイント | 周りの山々 |
今まで見てきた山に比べて、荒々しい山に変わる、いよいよインドヒマラヤの中に入った感じがする、車は段々と標高を上げていく、大きな川は段々と狭くなり、川の周りは一面草原に変わる
峠に続く道 | 草原が広がる |
遥か彼方にチャンドラ・バーガー山が見えて来る、ここで写真ストップ
チャンドラ・バーガーの山々 |
その周りには沢山の高山植物、まるで別世界に居る感じがする、
お花畑 | エーデルワイス |
エーデルワイスもここでは、何処にも咲いている花、雪山を見て、運転手が「スピディピーク」と言う、このチャンドラ・バーガーの山は、スピディ渓谷の中では一番高い山だろう・・・・・車は段々と山の上に、10時、「クンザン・ラ」に到着、ラとは峠の意味、クンザン峠である、思わず歓声を上げるほどの景色が広がる、
標高4551メートルから見る景色は、圧巻、
峠から見る、チャンドラ・バーガーの山々 |
今日は峠でも無風状態、のんびりと景色を楽しむ、大きな氷河、そして、こんな高い場所に咲き乱れる花々、自然は素晴らしい 、
標高4551メートルの峠に咲く花 |
こんな素敵な場所なら、何時までも居たい気分、私達のツアーの他には、2〜3台の車が居るだけ・・・・・20分ほど景色を堪能した後、峠を後にする、途端に厳しい急カーブの道が始まる、
峠からの下り道 | 道端の雪渓 |
雪解け水が道路に流れ、道の横には雪渓、これが上から落ちてきたらと思うと、気が気ではない、ここから川はチャンドラ川に変わる、峠から下りきった川沿いの場所に建物がある、ここで昼食、食堂もあり、トラック等が止まっている、ここからは遥かに雪山が見える、
昼食場所 |
昼食はランチボックス、中身も何時もの同じようなメニュー、でも、インドのカレーが食べれなくなった私には、こちらの方が、食べるものが多くて助かる、食事の後、出発、何時もは食後は、寝てしまうが、道はデコボコ、砂塵は多いし、とても寝れない・・・・・・・・
途中の大きな氷河の見える場所で写真ストップ、川を隔てて見る氷河は、まるで手が届きそうに見える
氷河のある山、・・・・・・・名前は判りません |
狭い道を、相変わらずトラックが多い、カーブの所で急に反対車線からトラックが来るとヒャ!とする、運転手さん、私達の生命は貴方の運転の腕に掛かっています・・・・・・・・安全運転でお願いします・・・・・・ね
反対車線からはトラックが・・・・ | 雪渓の壁 |
川沿いの道はデコボコが続き、雪渓の壁は何時崩れるのか・・・・判らない、チャンドラ川は雪解け水で増水し、灰色の水が濁流となって流れている、山の上の雪は、解けて岩を流れ落ち、至る所で滝となって流れ落ちている、
雪解け水が滝になって・・・・道路上に流れる |
やがて車は山の上の道へ、山の斜面には緑の草が生えている、灰色の世界から、緑の世界へと変わる、そして又、川沿いの道へと・・・・・・目まぐるしく変わる景色
山沿いの道 | サトレジ川 |
川原には馬が放牧されている、この馬達は何処から来たのだろう・・・・・・近くには家は見えないし、再び山の上の道に・・・・・眼下には素晴らしい景色が広がるが・・・・・道は雪渓が張り出し、大量の水が道路に流れている、慎重に渡る、全部の車が渡った所で休憩、緊張しているので疲れる
雪渓の道 |
対岸に岩の割れ目が見える、これがスピディ渓谷とラホール渓谷の境界線、スピディ渓谷を無事に通過する事が出来た、
眼下に見えるサトレジ川 | スピディ渓谷とラホール渓谷の境界線 |
ラホール渓谷に入っても、雪解け水は道路を流れている、今日はこの旅で一番厳しい道ではないだろうか・・・・・でも、山には木々が生えてきた、4時20分、チックポイントに来る、ここでティタイム、チャイを飲み一休み、乗っている方も疲れるが、運転している方はなおさら疲れるのだろう・・・・・・・
チックポイントのある場所 | 売店 |
ここの売店では日用品等を売っている、20分間、休憩した後に出発、道は川に沿って走る、川沿いの道は風が強い、川は益々増水し、灰色の濁流、反対側から来るトラックが多くなる、鋭い山肌から流れる滝、道路に溢れる雪解け水、運転する方は大変だろう・・・・・・
やがて、下の方に小さな集落が見えてきた、ここで写真ストップ、風が強い、対岸には、大きな山の裾野に村があり、畑がある、こんな所では、土砂くずれが起きないだろうか・・・・
道の下の集落 | 山の裾野にある畑 |
ここを通り過ぎると、人家が多くなってきた、今まで一緒だったチャンドラ川と分かれて、支流のバーガー川に沿って走る、やがて町が見えてきた、今日の宿泊地「キーロン」の町、7時40分、12時間以上かかってホテルに到着、この町も斜面に家々が建つ
キーロンの町 ホテルのベランダから | キーロンから対岸を見る |
駐車場から手荷物を持って、階段を上がるのは、疲れた体には辛い、8時より夕食、ほうれん草のカレー、鶏肉、焼きそば(辛いのでケチャップを入れる)など等、今日の部屋は広いし、ベランダもあり、窓も多く快適、キーロンの標高は3550メートル、