8日目(6月23日)カザ滞在

 流石に夕べは寝ることが出来なかった、朝一番に添乗員に、シュラフを借りようとするが、前の部屋のシャワーの温水器が直ったとの事で、又、部屋の交代となる、寝不足の為に、体調が悪い、バルスオキシメーター(血中酸素飽和度測定装置)で計るが・・・・・・・数値が悪いと思ったが、変わりなし、・・・・・

 7時朝食、8時にホテルを出発、カザの町の郊外に出る、今日も良い天気、空の青さが目にまぶしい、

カザの郊外 スピディ川

 この辺りは山と山との間が広く、川幅の広くなっている、遠くにはヒマラヤ山脈が見える、やがて前方の山の上に白い建物が沢山見えてきた、これがスピディ最古の「キーゴンパ」、荒涼とした岩山に建つのは、ゴンパと言うよりも、城のような感じ、ゴンパの下の集落で写真ストップ、ここからの景色はパンフレットなどでの、お馴染みの景色

キーゴンパの下にある集落から

 岩山が建物におおわれている感じ、再び車に乗り、上を目指す、コンパを回り込むようにして上に登っていく、岩ばかりの道の両側には、山バラを初め、高山植物の花が咲いている、天気が良いので、何度も車を止めて写真ストップ

山の上に登って行く キーゴンパの裏側?

 やがて、キーゴンパの裏側?に到着、ここで車を降りてキーゴンパの中へ、当然の様に撮影は禁止、主堂、ダライ・ラマの部屋、タンカ堂、等を見学する、チベット仏教で、良く見るタンカは、自分で作って奉納するのが、原則との事、有名なゴンパで沢山の人達が来ている、寺院の中にはお土産店もあるし、入り口の門の所では絵葉書も売っていた、

キーゴンパ キーゴンパから見る景色

 再び、車に乗り、キーゴンパの奥を目指す、道は相変わらずの道、標高4205メートルのギバル村に到着、ここギバル村の人口は300人余り、こんなに標高が高いのに、村の周りには綺麗な高山植物が咲く、

ギバル村の近くに咲く花

 村の入り口で車を降りる、沢山のストーパが建っている、村の入り口近くに建つホテルには、欧米人がのんびりとお茶を飲んでいる、ゴンパや小さな村にも旅行者が多い、それも欧米人の・・・・歩いている人や、バイクで移動している人をよく見かける、

キバル村

 各自で村の散策、昔ながらの家々の中に、近代的な建物が建っている、何だろう・・・・・・聞いたら、先生達の宿舎との事、夏の期間は良いだろうが・・・・・冬は厳しそう、標高が高いが、今まで少しづつ高い場所に移動したので、気分は悪くない、

 村の人を写真に撮り、チッキの写真を渡すと、お茶に誘われる、しかし、時間が無いので丁寧に?お断りをする、でも、観光客が多いのか、写真を写すと、必ず再生して画面を見せるように言われる、
40分ほど、村を散策して車に戻り、帰路に着く、

 12時半にホテルに到着、昼食後、3日間、ガイドをしてくれた元僧侶の人とお別れ、彼はバスに乗り、タボの町に帰っていく、昼食後、部屋を替わる、今回は前の部屋、夕べの部屋に比べたら、良しと思わなくては・・・・・・午後からは自由行動、寝不足の為に昼寝、

 3時頃に起きて、町の散策、日差しが強いので暑い、ホテルの周辺は家ばかりで、別に見るような物も無い、少し歩くとストーパを作っている所に・・・・・・・・しばらく見ている、

ストーパを作る人達 カザのホテル

 そこへツアーの人が通りかかり、彼女はバザールに行って来たという、「とても面白かった」と言っていたので、場所を聞いて、歩き出すが・・・・・・・暑いのと、遠いので途中でリタイア、引き返す、バザールへ行った、もう一人の人は「欲しいものは何も無くて、面白くなかった」と言っている、人それぞれである、

 カザはスピディ渓谷の中で一番大きな町だが・・・・・・ホテルは良くないし、町の中も何となく・・・・・埃っぽい、私はタボの町の方が好き、夕食に麺料理が出る、これは美味しい、昼間に夕立があり、雨が降ったとの事、知らなかった、
今晩は、夕べより少しは快適に寝れそう・・・・・

麺料理 窓の無い部屋