12日目(6月27日)ツォモリリ湖〜レー
5時に起きて外に出る、今日も良い天気、寒くないように服を着込み、水を持って湖を散策に出発、湖は夜明けを迎えたばかり、しかし、湖の周りは金網でぐるりと取り囲まれていて、中に入るには・・・・・・どうすれば良い?
金網に取り囲まれた湖 | 湖の側の集落 |
金網の外を歩いていると、中に入っていく人が居る、その人の後を付いていくと、金網の一部が開いて、湖の側まで行くことが出来る、広い草原、中には地元の人が作っているのだろう・・・・・・畑があり、麦が植えてある、
ツォモリリ湖 |
湖の側まで歩く、青く澄んだ水、青い空、遠くにそびえる雪を被った山々、本当に静か、時が止まっている、
早朝のツォモリリ湖 |
一人で歩いていると、ツアーの女性も来る、二人でのんびりと綺麗な景色を見ながら歩く、やはり、私は田舎が好き、町の雑踏の中を歩くと、直ぐに疲れるが、こんな場所だと、何処までも歩いて行きたくなる、湖の側の草原には、綺麗な水が流れている、その側に咲く花々
ツォモリリ湖畔 |
湖畔の草原に咲く花々 |
湖の景色を堪能してテントへ戻ると、もう、朝食の時間、時のたつのを忘れて散策していたら、1時間半も歩いていた、朝食の前、何時ものように、高山病の検査、異常なし、食事用のテントでは、珍しく女性が働いている、8時半に出発、車に乗り、直ぐに下りて、湖の側の集落にある「ガルゾク・ゴンパ」へ
ガルゾク・ゴンパと仏塔 |
ゴンパの案内は、レーから来た僧侶、レーまでのガイドをお願いしてある、急な階段を登って、お堂の中に入る、中は同じ様な仏達、外に出ると、子供が寄ってきて、お金を請求する、今回初めて・・・・・・・観光化されるのは、いい事ばかりでは無さそう・・・・・・
ここは高台に建っているので、湖やテント場、集落などが一望の元に見える、20分ほど見学して、ゴンパを後にする、昨日来た道を戻っていく、昨日は時間が無くて、立ち寄れなかった湖で、ゆっくりと写真タイム
ゴンパから見るツーリストテント | 無名の湖 |
昨日は気が付かなかったが、湖の近くには遊牧民のテントがある、その他は何にも無い世界、10分ほど居てから出発、今日も沿道にはマーモットが私達を見ている・・・・・・みたい、10時15分に分岐、ここにはチベットから逃れてきた人達の集落がある、
岩の道 | チベット難民の村 |
日程表には、タクラン・ラ(峠)標高5328メートル、を越えて、荒涼とした景観と万年雪を頂く山々の絶景の中を走る一日です・・・・・・・・・・・・・と書いてあり、期待をしていたのに、レーから来た運転手達が、道の状態が悪いとの事で、峠越えのコースは中止になり、川沿いの道に変わる、ガッカリ、
道はインダス川に沿って下っていく、川の側にはたくさんの木々があり、花が咲いてピンク色に染まっている、何の花だろう・・・・・・・・・少し車が止まったので降りて写真に撮る
タマリスク(紅ヤナギ)? |
タマリスク(紅ヤナギ)みたいだが・・・・・・・前に見たタマリスクの花よりは大きい、やはり環境によって、花の大きさなどは変化するのかな・・・・・・1号車が急に止まる???一号車の車の排気ガスが車内に入ってきて、乗っている人が気分が悪くなっているとか・・・・・・・・・排気ガスが車内に?・・・・・・・まだ、新しい車なのに・・・・・
故障した一号車 | 川の側に咲くタマリスクの花 |
1号車に乗っていた人達は、他の車に移動する、同じような景色が続く、11時35分、チャンタング村に着く、谷間の中の小さな集落、ここのレストランで昼食、ここには温泉があると言う、
チャンタング村 | チャンタング村のレストラン |
昼はランチボックスをレストランで食べる、お茶は紅茶、流石にチャイは飽きた、食後、外に出てみる、温泉施設があるのか・・・・・・・建物の中から出てくる人も見えるが・・・・・一度覗いてみたかったが・・・・・・時間が無くて残念、
12時50分、出発、道と平行して流れるインダス川の水の量が段々と多くなってきた、
インダス川沿いの道 |
岩と岩との間をぬって流れる川、そのそばの道、この道も、あめが降ると崖崩れを起こしそうな道、インダス川は遥かにパキスタンに流れていく、岩の中の狭い道から、段々と平野に入っていく、ようやく、旅の終点のレーに来たようだ、
途中の、ウプシーの町でチィタイム、
レーはもうすぐ・・・・・ | レーの郊外 |
町に近づくにつれて、人家も多くなり、緑の平原に変わる、6時、レーの中心にあるホテルに到着、長い旅路の終点、本当に天気が良くて良かった、今回は皆、心がけの良い人ばかりが、揃っていたのだろうか・・・・・・部屋に入ると、音楽が聞こえてくる、中庭では民族舞踊が始まっている、
ホテルの中庭で民族舞踊を踊る人達 |
7時半より夕食、ここに来て、初めて日本から来た他のツアーの人達に逢う、この人達はレー近郊を観光するとの事、夕食後、停電・・・・・・・大きな町なのに、レーの標高は3505メートル、昨晩よりも1000メートル下がった、空気が少し濃くなった・・・・・・・・・かな?