8日目(5月3日)ガントク〜カリンポン〜ダージリン

 今日は移動日、6日間居たシッキム州とはお別れである、今朝も雨が降っている、7時半、私のお気に入りのガイド助手とフラワァーガイドに送られてガントクの町を後にする、いままでは四輪駆動車だったのがバスに変わる

 来た時と同じような山の中の道を下りていく、9時20分、来た時通った検問所に着く、ここで手続き、入国よりも出るほうが簡単で、ここも早い時間に手続きが終わる、標高が低くなるに連れて、温度が上がっていく、

 沿道の花々は亜熱帯のブーケンビリアなどに変わる、11時、西ベンガル州のカリンポンの町に、町の中に入ると渋滞に巻き込まれる

 狭い道に、ぎっしりと路上駐車している車が多いので、その為にすれ違うのに時間がかかる、町外れのホテルに到着、ここでトイレ休憩をした後、再びバスに乗り、山の上にある、チベット寺院のニンマ派のトゥルビン僧院を訪ねる

     
 トゥルビン僧院から  本尊  運動会?

 ちょうど、僧院の側の広場では運動会?が行われている、子供たちがかけっこをして・・・・それを見ている父兄たち、日本と同じ風景、でもビデオなどで撮っている人はいなくて、軍人が見守っている、僧院の中は写真0Kである、ここの本尊はサンババ・1960年の建立

 再び、バスに乗り、ホテルに戻り昼食、さすがにカレーばかりで食欲は無し,昼食後は歩いて町の中心地へ、今日は土曜日で市が立つという、暑い中、汗だくで歩くこと15分、沢山の店が建ち並ぶ一角に着く、ここは交易で栄えた町、沢山の食品がある、野菜類が多く、干した魚や鮮魚も売っている、チベット族は魚は食べないとか・・・・この町はヒンズー教徒が多いのであろうか?・・・・・・

 岩塩を売っているので買う、1個2ルピー、5個買い10ルピー払う・・・・・・・が家に帰って、包みを開けてびっくり、3個しか入っていない、インドでだまされた・・・・良く聞くが、こんな田舎で・・・・・・にこやかに「サンキュー」なんて笑っていた親父、腹の中で舌を出していたかと思うと・・・・・悔しい〜・・・・たかだか4ルピー(12円)の事だが・・・・

 私の服を引っ張る子がいる、・・・・・振り向くと物乞いを・・・・添乗員から「一人あげると収拾がつかなくなりますよ」・・・と言われていたので無視するが、孫と同じ年頃の子供が、小さな子供の手を引いて物乞いをしているのは、見ていてやり切れない思いがする、

 帰りはタクシーでホテルに帰り、バスに乗り換えてダージリンに向かう、添乗員が「あまり観光バスが行かない茶畑の中を通っていきましょう」と言うことで、バスは山の上に・・・・・・喘ぎ喘ぎバスは上る、何時エンジンが止まってしまうのではないかと心配・・

 しかし、風景は紅茶の名所、ダージリンの名にふさわしく山の頂上までがお茶畑、沿道には、何事・・・かと村の人々が私たちのバスを見ている、よほど、観光バスが珍しいようだ、それぼど、ここは観光コースとは離れた場所、でも、こんな景色を見れるのはラッキー   添乗員に感謝

   
 お茶畑  お茶畑の中の道

 お茶畑を過ぎると、山の中に入って行く、もう薄暗い、山の中から明かりが見えてくる、7時ダージリンのホテルに到着、この町も、斜面に張り付くような町である、

 ホテルの中に入ると、紅茶とケーキ、クッキー、サンドイッチなどのサービスがある、イギリスの植民地時代の避暑地、その名残であろうか・・・

     
 ウエルカムティー?  部屋の暖炉  夕食

 部屋には暖炉に火が入っている、夕食後、部屋に帰るが、暖炉の火が暑くて・・・・消すことは出来ないし・・・窓を開けて寝る、