7日目(5月2日)ガントク滞在・・・ツォンゴ湖
今日は朝が早い、4時に起きて、4時半にホテルからタクシーに乗る、町はまだ薄暗い、5時にはガントク郊外のタシビューポイントへ、階段を上り、展望台へ・・・まだ薄暗い展望台には沢山の人達が・・・・ここから、世界第三の高峰カンチェンジュンガが見える、運が良ければ・・・
今日は雲が厚いが、だんだんと青空が見えてきた、やがて空は茜色に染まりだす、夜明け、でも肝心の山は雲の中
「待ちましょう、山が見えてきます」添乗員の言葉に皆は期待して待つ、やがて雲が切れてきて、待望のカンチェンジュンガが見えてきた、歓声が沸く
|
|
朝焼け |
カンチェンジュンガは雲の中 |
|
雲の合間より、少し見えてきたカンチェンシュンガ峰 |
写真に撮るには、私のカメラでは遠すぎる距離である、でも肉眼で見れたから良いか・・・
ホテルに帰り、朝食を取った後、9時にロビーに集合、今回は別の四輪駆動車に乗る、昨日と同じ車で・・・と思うが、ここでは観光客を乗せていく車は地域別に別れているとか、従って、東に向かう今日の行程では昨日までの車は行くことが出来ない、
車はガントクの町を離れて、山沿いの道を進む、ここも軍の施設が多い、この道も凄い、下は千尋の谷、でも有名な観光地であろうか、インドの観光客が多い
しかし、インドの女性はサリー姿、サリーの下には何も着ていないのか・・・素肌が見える、雨が降り始めて、寒くなる、標高も高くて、雨具をつけてでも寒いのに・・サリー姿では寒くないのであろうか・・・・?
監視場で手続きを終えて、山の中に入って行く、途中で車を降りる、ここで自然観察、フラワァーガイドの後に続く、フラワァ-ガイドの助手をしている若いハンサムなガイド、私がインスタントカメラで写真を撮るたびに、手助けをしてくれる、そんな関係でよく二人でしゃべって(身振り、手振り、英語もどきの会話で)居るのでツァーの皆が「私のお気に入りのガイド」と言う
年は息子と同年位かな・・・・今は離れて暮らす息子と一緒に居るみたい、昔は良く山登りなど一緒に歩いた・・・そんな事を思い出す、だから、つい、「その、むさくるしいヒゲ、何とかしなさいよ」と言ってしまいそう・・・・
フラワァーガイドの後ろを付いていく、珍しい石楠花がある、ガイドは本を開き、調べ始める、この間、私たちは「新種かも・・・・」なんて言いながら雑談、
1時間ほどのフラワァーウオッチングの後、再び車に乗り、山の上へ、道の両側には雪が見えてくる、13時、標高3780メートルのツォンゴ湖に到着、ガスに包まれた湖はまだ凍っている、車を降りて雨の中、展望台の建物まで登るが
富士山よりも標高は高い、息が弾む、
ここから32キロの所が中国、国境のナチュラ峠(標高4329m)はインド、中国の衝突のあった場所、来る途中に沢山の軍の施設があるのも、うなずける、陸続きで国境を接していると、平和な時は良いが、戦争になった時、住んでいる人々の運命を左右しかねない事なのか・・・・・
展望台の建物の中で昼食、さすがに食欲は無い、日本から持ってきたご飯や佃煮、漬物が出る、外は相変わらず雨、寒い、暖かいスープが出て、生き返った気分、・・・・・ここの売店にいる若い女性、すごく可愛いい、日本では今は見なくなってしまった素朴な感じの娘さん、お願いをして写真を撮る、息子のお嫁さんに欲しいくらいだ・・・
寒い中で食事を終えて、3時にツォンゴ湖を出発、ガントクの町に戻る、街中のランの花の植物園に行く、栽培してあるランの花、これは日本でも良く見る花である、その後はいったんホテルに帰ってから、タクシーでガントクの町の中心地へ
|
|
|
植物園の蘭の花 |
ガントクの街 |
ガントクのホテルの部屋 |
市場に寄る、沢山の野菜、果物、などが豊富である、ここシッキム州は豊かな農業国、名産品はガルダモン(香辛料)でも、今はインドの避暑地として人気があるらしい、でも地形状、軍の施設が多い
お茶などを買う人もいて、私は絵葉書を買う1時間半ほど散策をして、タクシーでホテルに帰る
|