7日目(酒泉から敦煌)
 
夕べは疲れたのか、本を読みながら寝てしまい、朝起きたらつるの取れた眼鏡が転がっていた
 ホテルの窓からは雪を被った祁連山脈が見える、今日もいい天気
祁連山脈

 ホテルを8時に出発、祁連山脈を左手に見ながらバスは走る祁連山脈の裾野には緑が広がっているのに、
道の右手には砂漠が広がる
 
 河西回廊のにある有名な
嘉峪関が見え出す、バスを下りて道路の横の小高い丘の上に上る、
ビデオを回そうとすると「ビデオ撮影は禁止です」あ〜ぁまたか〜・・・
・仕方なく反対側の祁連山脈を写していると、ちょうど汽車が来る・・・・・こっちの方が絵になるなぁ〜
嘉峪関 汽車が行く

バスは河西回廊を100キロ近いスピードで走る、今度は砂も入らないので快適、この道にはドライブインもあるので
トイレの心配は無い
 
 1時半に安西の町に付く、ここで昼食、さすがにお腹が空いた
食事の後、バスは幹線道路を外れて山の中に入って行く、山といっても砂漠の岩山,山を越えて砂漠に入ると、
道端にラクダが10頭近く、くつろいで?いる。
安西の町 再び砂漠の道へ くつろぐ?ラクダ

 今までさんざん砂漠のラクダを見たのに、こんなに近くに居るのを見たのは初めて・・ラクダはおくびょうな動物と聞いた、
皆はバスの窓から写真を写す、別に逃げようともしない・・・・・ここのラクダ観光客慣れしているのかな?・・・・・
再び砂漠の道を行く、小さな町を通り、やがてバスは止まる
楡林窟全景 楡林窟

外に出ると下の方に川が流れている、この渓谷の両側に沢山の洞窟がある
楡林窟」・・・・下に降りていく、川の側には名前のいわれとなった楡の木が茂っている、観光客は多いが日本人は見ない
楡林窟 楡の木

 無料の窟の中に入る、懐中電灯をつけないと判らないが、中は仏像と壁画、壁画は千仏像が多い、緑の色が鮮やかである、
無料窟の後は有料窟へ・・・・・これが高い、3窟あり全部見るのには500元(7500円)
興味のある人には安いかも知れないが・・・・あまり興味の無い私には高い

 それでもせっかく来たからと・・・思い3窟の中で一番安い3号窟(100元)を見ることにする
しかし、一番最後の為に、散々待たされ、おまけにガイドは説明疲れの為に、いいかげんな説明で終わり・・・・・・
この100元は高かった・・・私達が帰る頃には人影はなく、最後の観光客?

バスは敦煌に向って走る、途中、小さな村にある唐時代の遺跡
「破城子」を見る、四方を土壁に囲まれた何も無い城跡である、20分ほど見学した後、バスに乗り、安西の町外れまで引き返す
破城子遺跡
此処から敦煌への道に入っていく、一面砂漠、所々に砂が盛り上がり、竹が指してある
何だろう?・・・・・・・これ・・・・・ガイドが墓だと言う

このあたりでは何処にお墓を作っても良いらしい、でもこんな広い同じような景色の中、自分の先祖の墓判るかなぁ〜、
全然知らない人のお墓をお参りしたりして・・・・・・・私だったらやりかねないかも・・・・・・・・

 9時40分、
敦煌到着、そのままレストランに、さすが観光地、今まで拳位の大きさだったマントウが3分の1の大きさになる、
13時間の行程は疲れた