6日目(エチナ〜酒泉)
 
今日も良い天気、明日の天気の予報を見るには、夕方太陽が傘を被っていれば次の日は砂嵐・・・・と聞く
四輪駆動の車と別れてバスに乗る、9時にエチナの町を後にする

 未舗装の道をバスは走る・・・・・・・とバスの中は砂嵐?・・・・砂がもうもうと入ってくる、
窓はもちろん砂の入りそうな所を全部閉めたのに・・何処からともなく砂が入ってくる
こうなると砂漠の3点セット、スカーフ、サングラス、マスクをする、

 やがて検問所が見えてきた、ここまで現地ガイドと軍人(中尉)さんが見送ってくれる。中尉さん
最初は何となく怖く感じたけど、3日も一緒に居ると感じのいい人今度結婚すると言う、皆で「お幸せに・・・・」と言って
別れを告げる
砂漠の中にバス1台だけ・・・・・・ 砂だけ・・・・何も無い

砂漠の道は何も無い、今度は羊やらくだ、さえも居ない、何処までも同じ風景が続いている、対向車もない
この広い世界に私たちだけが居るような感じ

 昼食は砂漠の中、それぞれの場所に座り、今朝添乗員が握ってくれたおにぎりを食べる、美味しい・・・・
広い砂漠に私達のバスだけが止まっている
砂漠に生える植物は3種類、タマリスク(紅やなぎ)ラクダ草、セキセキ草、でもここではその草も少しだけ・・・・

     

 昼食後再びバスの旅は始まる、遠くに小高い山が見える、その岩ばかりの山を越える
平原になる、そして向こうにはまた同じような小高い山が・・・それを越えるとまた平原
その彼方に・・・同じ景色が何処までも続いている、道は真っ直ぐ・・・・・・いまだに対向車には逢わない

 エチナから235キロ、ようやく舗装道路になり、バスの中の砂嵐が収まる
それとともに人家が見えてくる、こんな砂漠の中に?・・・どうして?・・・砂漠に眠る地下資源を取っている工場と社宅?・・・納得
金塔の町を歩く 遊園地? ポプラ並木

 3時20分、
金塔の町に付く、何も無い砂漠から来ると大きな?町、人も多いバスを下りて町の中を歩く、
市場を覗いてみる、やはりエチナより野菜類など種類が多い、ここでも干しぶどうを買う、エチナよりも1元高くなっていた、

 遠くに祁連山脈が見えて来る、山にちかずくにつれて、ポプラ並木が広がり、麦畑がある、
何も無い場所から緑がある場所に来るとホッとする、やはり私も緑豊かな国の住人か・・・・・
麦畑が広がる 魏晋壁画墓 酒泉の街

今日の観光地、
魏晋壁画墓へ、一面砂漠の中に魏晋時代(220年〜419年)の墓が100余りあると言う、
その中の夫婦の墓である6号墓の中に入る、

墓の中には魏晋時代の生活や風景などを伝える壁画が残っている、興味はあるが・・・・・狭い所が苦手な私は息が詰まりそう・・・・
早々に墓の中から飛び出して・・・・大きく深呼吸

 8時、酒泉のホテルに着いて、ゆっくり風呂に入ってホッとする