3日目(銀川からウリチ)
今日からゴビ砂漠に入って行く、ホテルの前には7台の四輪駆動の車が待っているくじ引きで乗る車をきめるが、
一番前の車には、スルーガイドの他に軍人、連絡員などが乗り込む、軍人が一緒・・・・・・これも始めて、
今から行く所はそんなに危険な場所?・・・・・・・・・
郊外に出ると急に緑が少なくなる、今日も風が強くて、霞みがかかった様・この時期、毎日こんな日ばかりが続くのか・・・・・大変な土地
30分程で、西夏王国の歴代の王の墓がある西夏王陵につく
沢山の墓の中で公開されている第3号の墓を遠くから見る、日本人は少ないが、中国の観光客は多い
駐車場の横に何か植えてある、何の野菜が植えてあるのかな?・・・現地ガイドに聞くと、ただの雑草と云う、
雑草がこんなに手入れされて植えてあるの、なぜ?・・・・・・・・砂が飛ばないように・・・・
ここでは雑草さえも人の手をかけないと生えない過酷の土地、車に乗り込む、何も無い砂と石と電柱だけがある道を走っていく
崩れかかった万里の長城が見えてくる、しかしここは撮影禁止地区、やがて砂漠の中に町がある、
内蒙古自治区の巴音浩特(バヤンホト)の町
ここのチベット寺院、延福寺を見学、このお寺は前に見たチベット寺院に比べて仏は穏やかな顔である、
来たときはまばらな人が寺院を帰る時には沢山の人がいる・日本人が珍しいかな?・・・
町は広い、ここで昼食、食事の種類も多い、この野菜類何処から持って来るのかな〜それともここで取れるのかな?〜
町を一歩出ると、そこは砂漠、砂漠と云っても良く見ると、小さな木、草などが生えている
時折風が強くなると砂が舞い視界が悪くなる、運転手はモンゴル族、こんな事にはなれているのだろう・・・・
スピードを落としもしない
やがて舗装道路から離れて地道に入る、それとともに砂ぼこりがひどくなり、車の中にも、砂が入って来るようになる、
どの位走ったのであろうか・・・・・・ふと足のところを見ると煙がモクモクと・・・・・・・・?あわてて運転手に知らせて・・・
車から飛び出す。
車が止まり皆が集まって来る、このグループには修理できる人もいて、早速車の下に潜り込む
ラジエターの水が空っぽ、砂漠で水?・・・・・積んであったミネラルウォターを入れて
エンジンを掛け、さあ出発・・・・車に乗り込もうとしてふと下を見ると・・・水がもれるいる〜
あわててエンジンを止めて、又車の下に・・・・直りますか?・・・今日中に宿へ付けますか?
今度は大丈夫と言われて、恐る恐る車に乗り込むようやく出発、日がかげると急に寒くなってくる、
夕暮れ、今日の宿のある烏力吉(ウリチ)に到着、今日の宿は招待所、町の入り口にある、宿の側のレストランで夕食を済ませる
ここでは相部屋、トイレは野外の共同トイレで懐中電灯を灯して2〜3分歩く
水は出ない、着のみ着のままで寝る、ベットがあるだけ幸せ
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