9日目(10月15日)ロンボク〜シガツェ

 夜、9時ごろにトイレに起きただけで、ぐっすりと寝る、6時20分起床、外を見ると白くなっている、夜の内に雪が降った、朝食後、7時半に、再び、ベースキャンプを目指すが、・・・・・・・・大変だ!!!カメラが故障した、

 ここまで来て、この事態に、パニックになる、どうしよう・・・・・カメラは一台しか持ってきていないし、その時、ツアーの一人がカメラを貸してもらえる事に・・・・・・チップを出して、借りたカメラに入れ替える、感謝、感謝、

     
 ホテルから  テント村?  ベースキャンプ
 テント村で車に乗り換える、流石に夜明け前は寒い、今日も二人の人がホテルで待機、4人だけがベースキャンプへ、ここからベースキャンプへ行くバスは満員、テント村で泊まっている人も多い、

 ベースキャンプに付き、パスポートの検査、外には雪が積っている、ストックを付いて、今度はゆっくりと丘に登って行く、雲一つない空にチョモランマの勇姿、素晴らしい景色が広がる
 
 ベースキャンプから見るチョモランマ 8844,43メートル
 こんなに近くで見れるとは思っていなかったので、感激、直ぐに頂上に行けそうだが、ここから、まだ頂上は3500メートルも上にある、タルチョには、夕べ降った雪が積もっている、
   
 チョモランマベースキャンプから 
 風が無いので、思ったよりも寒くない、夢中で写真を撮っていたが、時間になり、丘を降りてバスに乗り込む、もう、来ることも無いだろう・・・・・・・しっかりと目に焼き付けて置く、
     
 テント村からのチョモランマ  ホテルの庭からのチョモランマ  泊まったホテル
 テント村でバスを乗り換えて、9時にホテルに戻る、ホテルに帰ると、もう出発の時間、9時20分、名残り尽きない場所を後にする、ツアーの人にカメラを返す、やはり、旅行にはカメラは二台は持ってくるべきだと、痛感した、

 その後、カメラは治った????帰国してから聞いたら、寒さの為に、コンピューターが誤作動したのでは・・・と言われたが・・・・デジカメは寒さに弱いかな〜

元来た道を戻って行く、ふと、振り返ると、チョモランマの上には、薄い雲が出ている、天気は一瞬の内に変わる、良かった、良い時間で、   10時、チックポイントを通るが、出るときはフリーパス、そのまま通り過ぎる、
     
 帰り道  パン峠への登り  パン峠 5150メートル
 バスは小さな村の商店の前で止まる??ローサンさんがビール?を買ってくる、不思議に思っていたら、ビールではなく、ドリンク剤、運転手が体調が悪くなり、ドリンク剤を飲んで運転する、高山病にかかったのかな〜

 ローサンさんに、何度この場所に来たか、聞いたら「去年は24回、今年は10回以上」日本人のガイドだけではなく、中国人の観光客のガイドもしているので、この回数と言っていた、

 やがて、バスはジグザグの登りに差し掛かる、大きなカーブの連続、12時半、パン峠に到着、来た時には、朝日に輝くヒマラヤの山が見えたのに、今日は雲が多くて、はっきりとは見えなかった、人も少なく、並べてあるお土産品までも、寂しそう・・・

 写真も撮るほどの事も無く、早々にバスに乗り込む、峠から下りていく、来る時には寝ていたのと、暗かったので、見えなかったが、此方側もジクザグの道が続いている、
     
 パン峠からの下り道   下には小さな村
 坂を下りた場所には小さな村がある、そこで中尼公道と合流する、チックポイントで、ポスポートの検査、この場所では、何回も審査を受ける、そして、そこで働いている2人を、シガツェまで乗せて行って欲しいと頼まれる、公安の頼みでは、断ることは出来ない、後ろの座席に2人の男性が乗り込む

 1時50分、シェーカルの町に到着、この町で遅い昼食、泊まったホテルは橋を渡った場所、ここはホテル周辺よりも人も家も多い、窓際のテーブルに座る、すると、窓の外に、小さな子供を連れた女の人が来て、手振りで「お金を・・・・・」と

 無視していたら、中に入って、テーブルまで来る、これも無視、あきらめて、次のレストランへ行き、同じことをしていた、観光客が来るたびに、物乞いをしている様子、こんな時、中国の観光客はどうするのだろう・・・・・・複雑
     
 シェーカルの町   沿道には雪
 標高が低くなった分、食欲が出てきて、チャーハンやフライドポテト、キウリのあえ物などが美味しい、2時50分にバスに乗る、公安の二人がツアー全員に水をプレゼント、彼らも気を使っているのかな〜

 チョモランマが見える場所も雲が多くて、今日は見えなかった、ギャツォ峠も止まらないで通り過ぎる、渓谷の中は、色鮮やかな紅葉、後ろに公安が乗っていると思うと、何となく、写真が撮りづらい、
   
 ツォー峠  ツォー峠 4500メートル
 ツォー峠でトイレ休憩、来る時には無かった雪が、上の方では積もっている、もう、秋は終わり、冬の季節に入ったのかな〜、茶色の世界にタルチョの色が映える、この峠を越えるとシガツェの街は近い、

 峠からはジグザクの道を下りていく、シガツェに続く道は、広い草原の道、今は冬に向かう季節で、何となく物悲しい、シガツェの街に入ると、公安の二人はバスを降りる、ここから又、バスでラサに向かうと言う、
     
 シガツェに向かう道  
 6時半、シガツェの街に到着、チベットで二番目に大きな町、ホテルの部屋からはシガツェの街が見える、ホテルも大きく、部屋も広い、
     
 ホテルの部屋から見るシガツェの街  
 夕食はホテルのレストランで、ガイド、ドライバーは、明日には別れるので、最後の夕食、皆で同じテーブルを囲む、大きな街の大きなホテル、食事の種類も多くなり、茶碗蒸しやホタテが出たりすr
     
 夕食  ホタテ  デザート
 標高も1000メートル下がったので、血中酸素も89、脈拍は83、標高が高くなっても、あまり変化はしない、今日の走行距離は370キロ、ゆっくりとシャワーを浴びて、やはり9時にはベットへ