6日目(12月31日) サバ〜ラオカイ〜ハノイ)

 日本では、今日は大晦日、朝起きると、霧に包まれている、迷路を通り、ホテルのレストランで朝食、久しぶりのバイキング、出発までの時間、ホテルの近くを散策
     
 朝食  ホテルの周辺のサバの街 
 道は濡れている、夕べ雨が降ったのだろうか・・・・・・ここでもオートバイが多い、朝が早いので、人通りは少ないが、その中で民族衣装を着た女性が、街角に立っている????
     
 サバの街かど  民族衣装を着た女性達 
 その女性達が、ホテルの外へ出た途端に寄ってきて、土産品を売り出す、慌ててホテルの中に逃げ込むが、ここは、観光地と感じるひととき・・・・・

 8時、3台の4輪駆動の車に分乗してホテルを出る、大きな荷物はホテルに預ける、サバの街の中心地を離れて、道を下って行く、途中にある展望台で、棚田を遠望するが・・・・・今日の天気もモヤの中
   
 霧の中の棚田 
 晴れて居たり、稲が実って居たりしたら、きれいだろうが・・・・・・・この景色では・・・直ぐに展望台を後にする、少し坂を下った場所にも展望台があるので、車を降りる
     
 棚田  大きな石  石に彫られた模様
 棚田の中には、大きな石があり、その石に模様が彫ってある、昔、この地方のカレンダーとの事、直ぐ近くの博物館の中へ、クロモン族の民族衣装が展示されている
     
 黒モン族の女性の衣装  男性の衣装  赤ザオ族の民族衣装(子供)
 その他には、棚田の写真、機織り機、石臼などが展示されている、博物館を出て、急な坂道を登って行く、人家が近くなってきた時、一人のお婆さんが、私にまとわりつき、お金を要求、離れようとしても、しっかり服をつかんで離さない、財布を出した途端に、財布ごと持っていかれそうな雰囲気、ようやく、振り切り、皆の後を追うが・・・・・
     
 黒モン族の村へ  黒モン族の村  刺繍をする女性
 村の中は、さほど貧しい様には思えない、一軒の家にお邪魔する、中では女性が刺繍をしている、帰り道は、これが道?と思うような所を下りてくる、怖くて・・・・・ガイドに手を引いてもらう、再び車に乗り込むが、道路が工事中で、凄い道、これでは、今まで乗って来ていた車では無理だ、

 30分、走り、車を下りてから、緩やかな坂を登って行く、ここからも棚田が見える

     
 赤ザオ族の村から   途中で咲く花
 村に入ると、頭に赤い座布団?を付けた赤ザオ族の人達が居る
     
 赤ザオ族の女性  後ろ姿  新築中の家
 村の中では新築中の家も有り、裕福な村、村人たちが集まりだして、お土産品を売り出した、
     
 赤ザオ族の帽子を被った子供  赤ザオ族の夫婦  お土産品をうる赤ザオ族の人達
 村から下りて車の所に来ると、バイクに乗った赤ザオ族の夫婦が通りかかる、バイクを止めて写真を撮るけど・・・・・迷惑だよね〜

 車に乗ろうとすると、沢山の赤ザオ族の人達が、お土産を売りに来る、流石に、観光地の少数民族、たくましい・・・途中でトイレ休憩をした後、移動、11時20分、サフォー族の住むミーソン村へ
     
 ミーソン村  民族衣装を着たサフォー族  村に咲いていた花
 サフォー族は、タイ系の人達、ミーソンとは、美しい山の意味、米作りが主な仕事、畑で刺繍をしていた女性に、民族衣装を着てもらう、黒地に赤やピンクなどを基調にした刺繍、スカート等を売り出す、ツアーの人達が買っていく、
     
 24歳の娘さん  37歳の女性  ミーソン村
 若い女性は、24歳、16歳で結婚して、子供は3人、サフォ族の女性は、歯を染める習慣が有ると言う、今の若い女性は、お歯黒などをしない様だが、37歳の女性はお歯黒をしていた、

 ツアーの一人が、前にミーソン村に来て、その時に写した写真を持参して、渡したいとの事で、村の中へ、沢山の人達が集まって来る、写真を囲んで、大騒ぎ、

     
 ミーソン村の子ども達  
 写真を撮って、再生して見せると大喜び、サバはリゾート地、写真など珍しくないと思って居たので、意外、住宅は、ここでも竹で作ってある、1時間ほどで村を後にする、

 来た道を引き返す、途中のゲストハウスで昼食、食事は、ホテルのコックが、ここのキッチンを借りて、私達の為に料理を作る、

     
 ゲストハウス  ゲストハウスの女性  昼食
 ゲストハウスの女性が、タイ族の民族衣装を着てくれたので、早速写真を撮る、ここのゲストハウスは、二階が宿泊所に成っていて、1泊4ドル(約400円) 周りには田園風景が広がっているだけの場所、泊まる人が居るかと思ったが、欧米人が泊まっていた、

 昼食を食べて、同じ道を帰って行く途中、道端でクロモン族の人達が宴会をしている、今日は山の神々に感謝するお祭りとの事、車を下りて写真を撮る

     
 クロモン族のお祭り会場  
 子供も女性も皆が楽しんでいる、ここでは、お土産攻勢は無い、2時半にサバのホテルに到着、30分の自由行動、お土産を求めて、街へ飛び出す人も居るが、私はホテルのロビーで休憩、ロビーにはクリスマスツリーが飾ってある、

 今日は日本の大晦日、クリスマスは過ぎているのに・・・・・・・不思議に思ったが、この国では1月中旬まで、飾ってあるとの事、3時にホテルを後にする、相変わらず、どんよりした天気、今回最後の少数民族の村、シンチャイム村へ

     
 ホテルのクリスマスツリー  クロモン族の女性 
 1軒の家を訪問、家は板が壁、この付近は年間を通じて、寒いかも知れない、中に居る女性は、今まで逢った人と違い、欧米人の血が入っている様な顔、ベトナムがフランスに統治されていた時期から、サバ周辺はリゾート地に成っていたので、フランス人が沢山避暑にやってきて、その時に地元の人達と結婚?した人も居ただろう・・・・・・・・とガイドの説明
     
 シンチャイム村  帽子に櫛をさした女性  葬式に集まった子ども達
 帽子に櫛を差した女性が居た、クロモン族の女性は結婚したら、櫛を差す習慣とか、村の中へ入って行く、沢山の人が集まっている、今日、シンチャイム村では葬式が行われて居る、1人の若い男性が、酔っ払って付きまとう・・・・・・・

 一軒の家で葬儀が行われている様子、外では、沢山の人がお酒を飲んで、故人を偲ぶ?・・・・・クロモン族の葬儀は、3日間、家で供養する、その後は、畑の隅や山などに埋葬して終わり、先祖供養の習慣は無い、チベット仏教とよく似ているが、生まれ変わりを信じているのかな〜

 少数民族はそんな感じだが、ベトナムの70パーセントを占めるキン族は、土葬して3年経つと、墓を掘り起し、骨をアルコールで拭いてから、立派なお墓に入れると言う、

     
 葬式でお酒を飲む人々  沿道で  小魚を売る
 今回の旅行では、結婚式、葬式を見る、40分程、村を散策してから、車に乗る、山の中の道、こんな不便な場所に、クロモン族は住んでいるが、彼らは、静かな場所が好きだから・・・・・・・とか

 段々下に下りて行く、沿道では魚を売っている、川魚かな〜小さな小魚が30匹位居るだろうか・・・・値段は20万ドン(約1000円)これだけで・・・・・高いと思ったけど、川魚は珍しいのかな〜

 この辺りに来ると、少し青空が見えてきた、今頃・・・見えたって・・・・・・遅い、少し行くと、クロモン族が沿道で色々な物を売っている

     
 道端で・・・・  バナナの花  何だろう?
 赤くてきれいな花は、バナナの花、これは鑑賞用、その横には、キノコの様な・・・・・物だが・・・小さなバナナも売っていたが、このバナナは、山に自生しているバナナで、美味しくないとか・・・・

 4時40分、国境の街、ラオカイに付く、ここからは川を境に対岸は中国、橋の向こうの建物には漢字が見える

     
 国境  対岸は中国  霊廟
 夕暮れが追っていたので、慌てて車を下りて写真を撮る、橋を渡って中国へ行く人が見える、国境の近くでは、霊廟、少し中を見る、

 段々と、日が暮れていく、駅の近くのレストランへ、今日の夕食は鍋物、2つのテーブルに別れて座る

     
 ラオカイの街  鍋の材料  鍋物
 鶏肉を中心に、海老や貝、魚、野菜などなど、最後は麺、暖かくて、美味しかった、食事の後は、駅に向かう、駅には沢山の人が列車を待っている、
     
 ラオカイ駅  乗る列車  列車内
 8時、列車に乗り込む、列車内は1部屋に二段ベットが4つ、女性達4人が入る、窓の所にはクリスマスの飾りとクッキーが置いてある、8時15分、静かに発車・・・・・・

 中は綺麗、スリッパも有る、今日は大晦日、何時もは炬燵に入り、紅白歌合戦を見ていた、まさか、ベトナムの列車の中で、新しい年を迎えるとは・・・・・・・10時頃に寝る