7日目(松藩から黄龍)
 朝、目を覚ましてから、夕べ暗くて見えなかったホテルの窓の外を見る、窓の外は小高い丘、そこにへばりつく用に民家がある、朝早くから、ニワトリが鳴いていたが、この家のニワトリだったのか・・・・家族の人たちの朝の慌しい営みをかい間見る、

 夕べは遅かったので今日はゆっくり、10時にホテルを出て松藩の町の観光、松藩は唐代の古い町並みが残っていて、町が城壁に囲まれている、ホテルのすぐ横の北門から町の中に入って行く、歩き始めた時は止んでいた雨が又降り出してきた、

 雨は激しく降る中を東門を見て、古い屋根つきの橋、古松橋で雨宿り。橋の下を流れる水は怖いほどの量、

   
 松藩の町 東門  増水した川

 映月橋を渡り、仏教のお寺、観音寺を訪れる、ここからは松藩の町が一望の元に見渡せる、しかし、ビデオの調子が悪い、時々ブレて映らなくなる、今回はビデオだけしか持ってきていないのに・・・・・雨が止み、今度はイスラム教の「清真寺」を訪れる、この町の多民族の町

 ホテルで昼食を食べた後、バスに乗って出発、ようやく天気も少し回復した様子、青空が見えて来た、途中、中川主寺(地名)の近くのチベット族の民家を訪問、約束しているわけではないのに、突然知らない人が来て「家の中を見せて下さい」なんて言ったら、怒ってしまうのに・・随分失礼な事をしている・・・と思いながら一軒の家に着く

 お婆さんが一人で留守番をして見える、快く家の中を見せて貰える、お婆さんと思ったら、まだ40代の女性、足が悪くて歩くのも不自由な様子、やはり日常の過酷な労働が早く老いて行ってしまうのであろうか・・・

 皆は写真を撮っている、私もチッキで写真を撮り、渡す、この写真を見て、「こんな人たちが来た」・・・・・・と家族で話題にでもなればよいが・・・・・

     
 チベット族の女性  チベット族の村  山が少し見える

 黄龍の峠の手前でバスを降りて、写真タイム

 しかし、峠に着くとガスの中、バスを降り、峠の標識を入れて写真を撮ろうとすると、付近にいた人たちに料金を請求される、多分この標識は自分たちで作ったものであろう、必ず標識の横で写真をとる中国人の観光客を目当てにしての商売と思うが、すざましい商魂である

 4時にホテル着、部屋に入ろうとするとまだ清掃中、20分ほど待って部屋に入る、外に出て見る、さすがに有名な観光地、周りには店が沢山並んでいる、

 私も一軒の店でヤクの肉のソボロを買う、試食したときは美味しかったのに、日本で食べたら不味い、その土地で食べるから美味しい・・・と言うことかな・・・・又、雨が降り出した、明日の天気はどうだろう?