13日目(7月19日)西寧滞在

 昨晩、もう良いだろうとテルテル坊主を外したら、今日は雨、少し外すのが早すぎたかな・・・・・・
朝食はホテルのレストランでバイキング、豪華な朝食を・・・・・・食べる
8時半にホテルを出発、今日は大型バスに変わる、1時間ほどでタール寺のある皇中の町に到着

 西寧より南西に約28キロ、小さな町だがチベット族にとっては聖地の1つ、
チベット仏教の最大宗派ゲルク派の始祖「ツォンカパ」の出身地であり、タール寺があるからである、
タール寺を見学、小雨が降っているので傘をさしての見学になる、

 
中に入ると8つ宝塔が目に付く、この宝塔は仏様の出生から死ぬまでの一生を現している
大金瓦殿、祈寿殿へ、中に入ると沢山の観光客と信者、内部の写真撮影は禁止、
このタール寺はチベット仏教だけではなく漢仏教と混合寺、中ではお香が焚かれている、

如来八塔 大金瓦殿 タール寺

 壁画も多い、壁画は布に鉱物性の絵の具で書いてある、ここで石にお札を貼り付けている人がいる、
石にお札が張り付くと福があるとか・・・・・・ほとんど落ちる事も無く張り付いている?????
石にバターが塗ってあった、

 大経殿、中には座布団が置かれ、修行僧はここで勤行を行う、600人収容できる、
大厨房、医明経院(医薬の学習所)釈迦佛殿、大銀瓦殿・・・・高さ6.4メートル、11トンの銀を使った塔が中にある、

 最後にバター彫刻で有名なスイユカ院へ行く、ここにはヤクのバターを使った沢山の彫刻がある、
この彫刻は職人が作るが、材料はバターの為に1〜2月頃の寒い時期に職人は手を冷たい水に浸しながら作ると言う、今はガラスの中に入れてあるが、しっかりとクーラーが回っていた、

 これでタール寺の見学は終わり、広いし、観光客や信者も多くて見学するだけて疲れてしまう、
11時にバスに乗りタール寺を後にする、

 一旦ホテルに帰り、一休みした後再びバスに乗り込む、1時間ほどで互助村に到着、
ここは土族(どぞく)の自治県、独特の文化を守りながら暮らしている、この中の一軒の民家を訪問
戸口では歓迎のお酒(裸麦が原料)とハタを首にかけて貰い中に入る、

 色々な料理が出ている、ここで昼食、茹でたジャガイモ、地鶏の蒸した肉、羊肉、トマト、大豆、海草のような鹿角菜・・・・これは初めて食べたが海草みたいな食感
大根の漬物(日本と同じ味)、
ただ、ここでも歓迎の印にお酒を飲む事に・・・・・・下戸は一番困る、
添乗員に助けてもらう、

色々な料理がテーブルに並ぶ 鹿角菜

 食事の後は民族衣装を付けた女性陣が勢ぞろい、歌を歌い舞を舞う、
お互いに自国の歌を交互に歌う、歌合戦があり、盛り上がる、

歌と舞の披露・・・・腰に付けているのは売り物の民芸品

 外で踊りを舞うが雨が降っているので、その中での踊りは見ていて気の毒になり、早々に中止をお願いする、踊りが終った途端、腰につけていた民芸品の販売、囲むようにして民芸品を売りつけようとする1つは義理で買うが、早々に退散、

 バスに戻ろうと村の道を歩くが・・・・・・各家から女性が出てきて民芸品を持って追っかけてくる、
これにはいいかげんうんざり〜・・・・・いい雰囲気だったのに・・・・このお土産品攻勢で嫌になる、・・・
残念だ、       この村は観光客をもてなし、民芸品を売って生活している様子、
同じように村のあちこちの家の前にはバスが止まっていた、

スルーガイドのOさん 民芸品、10元


 西寧の町に帰り、皆でスーパーへ、色々な物を売っている、玉樹で見た夏草冬虫は綺麗な箱に入って売っていたが、目が飛び出すほどの高い値段、

 
 4時半にホテルに帰る、夕食までに時間が在るのでツアーの人達と町に出る事にする、部屋に帰り荷物を置いてドアを閉めようとするが閉まらない???・・・・・・
何度閉めようとしてもダメ・・・・・・ツアーの人に見てもらうと・・・・・何と、ドアの蝶番が外れかかっている

 ドアは斜めになり、これではドアは閉まらないはず・・・・・・約束の時間が追っていたので、添乗員に連絡してそのままロビーの皆の元へ・・・・

 皆と町を散策してのんびりとホテルに帰ってくると、ドアは直っていた、良かった・・・・・が、添乗員の話によると、私が部屋を飛び出した後、ホテルに連絡してドア−を直すのに1時間ほども掛かったとか・
修理代を100元請求されたとか・・・・・払ったの????

 しかし、ドアは普通に使っていて、そんなに簡単に壊れる物!!!?、
いくら私に力があったとしてもよ・・・・・・・でも今回は添乗員にすっかり迷惑をかけてしまった、   ご免なさい・・・・・・

 
7時にホテルのレストランで夕食、少しお腹がおかしくなって来た、やはりお腹の方も疲れたかな・・・・
それとも昼食の食べ過ぎ・・・・・・・かな