10,11日目(4月10日 11日) ペシャム〜イスラマバード〜成田

 6時に起きる、7時より朝食、外を見ると、どんよりと曇って、今にも雨が降りそうな天気、出発前、ホテルの周辺を写真に撮る、着いた時には暗くて解らなかったが、ホテルの直ぐ近くにインダス川が流れている
     
 ホテルの部屋  ホテル外観  庭の前はインダス川
 この辺りへ来ると、山も周りの景色も緑が濃くなっている、8時にホテルを出発、川に沿って走る、直ぐに高台の展望台で、インダス川を写真に撮る、この川とも、直ぐにお別れ、
     
 インダス川の展望台  上流方面  下流方面
 インダス川・・・・・・・インド亜大陸を流れる主要河川、チベット自治区から始まり、ラダックを通る、その後、ギルギット・パルティスタン州を通り、パキスタンを南に抜け、港都市カラチの近くのアラビア海にそそぐ、インダス川の長さは3180キロ、パキスタン最大の河川、(添乗員の資料から)

 展望台の近くには、花が咲いている、杏子の花とアーモンドの花は、たっぷり見たけど、道端に咲いている花は、ここが初めて、
     
 道端に咲く花   インダス川
 小雨が降り出した、ターコット橋を渡ると、道は二車線の舗装道路に変わる、バスはスピードを出して走る様になる、沿道には、村々があり、緑豊かな田園地帯が続く、
     
 田園地帯   小さな市場
 山も遥かに遠くに、うっすらと見えるだけ、沿道の小さな店には、日用品が並べてある、のどかな風景、
     
 沿道の果物屋  麦畑  トイレ休憩
 麦も50センチほど伸びて、穂も出ている、途中の道の駅?でトイレ休憩、広々とした畑が広がっている、段々と街に近づくと、渋滞になる、どうして、こんなに渋滞しているだろう?・・・・・・・・事故渋滞だった、都市に近づくと、車も人も多くなってきた、雨は降ったり、止んだりの天気
 
 12時45分にアボッタバードの街のレストランで昼食、このレストランは大きく、中に入ると、入り口の一角がカーテンで仕切ってある、この場所のお客さんは全員男性ばかり、

 奥がファミリーの席で、家族で食事をしている、パキスタンでは女性同士で食事をする習慣が無いとか・・・・日本に生まれて良かった、
     
アボッタバードのレストラン   昼食 
 大皿に各種の料理が出るので、それを取り分ける、相変わらず、油が多い料理、それでもパン?は美味しかった、食事を終えて外へ出ると、雨足が強くなっている、

 1時50分、バスに乗り込むが、バスの天井から、雨漏り!!中古とは言え、日本車、天井には通気口が取り付けてあり、その部分から、雨漏りがする、添乗員とガイドが天井を布で抑えている、

 タキシラへ入る、このタキシラ全体が世界遺産、バスは途中の修理工場で応急処置をするが、雨は益々強くなるので、雨漏りは止まらない、タキシラ博物館に到着、雨は止んだ、博物館の中に入る、中は写真撮影は禁止
     
博物館の庭   オートリク車
 前に来た時に比べると、内部は綺麗になった、でも、展示品はそんなに変わって居なかったが・・・・・博物館の庭にはブーケンビリアの花が綺麗、バスに戻ると、又、雨が降り出した、慌ててオートリク車に乗り込む人が見える

 沿道にはビワの実が成っている、でも、雨が今日で良かった、昨日のカラコルムハイウェーの凄い道で、雨に有っていたらと思うと・・・・・ゾッとする、ジュリアン遺跡に到着、

 ジュリアン遺跡は、高台にあるので、石段を上がる、前にも来た事が有るし、ここはパス、駐車場で待つ、見学者は私たちのツアーだけで、お土産品を売る人たちも、直ぐに引き上げた、

 ジュリアン遺跡の見学した後は、シルカップ遺跡へ、ここも前に来たが、平坦な場所に有るので、中に入る、雨は止んでいる、入り口には馬たちがお出迎え・・・・・
     
 シルカップ遺跡の馬?  双頭の鷲のストッパー  シルカップ遺跡
 シルカップ遺跡は、バクトリア人によって建設された都市址、前に来た時に比べると、整備されている、シルカップ遺跡を見学した後は、イスラマバードへ向かう、

 バスの中に入ると、雨が激しく降りだす、今回の旅行では、傘を差すことは無かった、イスラマバードへは、グランドトランクロードをはしる、1時間ほどでイスラマバードの街へ、首都に入ると、車も人も多い、この街で夕食、
     
 パキスタンでの最後の夕食   機内食
 パキスタンでの最後の夕食は、私の苦手のカレー、食事の後は、空港に向かう、8時半にイスラマバードの空港に到着、ここでガイドのカリームさんと別れる、彼の家はフンザの奥の、中国との国境に近いススト、2〜3日かけて帰ると言う

 今からは、山岳ガイドとしての、仕事が多いと言っていた、ありがとうございました、

 空港の売店で、余ったお金を使い切るが、それでも50ルピー残った、10時40分、搭乗、30分遅れてイスラマバードを飛び立つ、座席は満席、機内食が出る、帰りは長い


 日にちが変わって、夜が明けた、北京に到着、ここで下りる人が多いが、乗る人も多くて、座席は変わらず、朝食が出たが、食欲は無い、1時半(日本時間)長い旅の終わり、成田空港に到着、荷物を受け取った所で解散、

 今回の参加者は東京都内とその周辺の人が多いので、遠方は二人だけ、今日は、息子の所で、泊まる予定でのんびりする。旅は終わった、

 今回は、最後まで迷ったが、天気にも、参加者にも、添乗員にも恵まれて、最高の旅に成った、思い切って、行って良かった、

 最後に今回も、添乗員の資料を使わせて頂きました、ありがとうございました、また、何時か、ご一緒出来ることを、楽しみにしております

 後日、新聞にテロリストのビンラディン容疑者殺害のニュースで、隠れ家がアボッタバードと聞いてびっくり、私たちは、その街のレストランで食事をした、良かった、帰った後で・・・・・・・

                                             平成23年6月   記