7日目(8月12日) トビリシ〜国境〜ツァフカゾール(アルメリア)

 朝食は7時、ホテルが立派だけに、メニューは豊富、このホテルには、最終日に泊まる予定、8時出発、今日は国境を越える、郊外に行くに従い、赤茶けた風景が広がって牛や羊が多く見れる様になってきた
     
 国境へ続く道   アゼルバイジャン系住民の村
 トビリシから国境までは約1時間、国境ちかくの村々には、アゼルバイジャン系の住民が住んでいる、摩擦は無いとの事、9時20分、国境、グルジアからの出国は簡単に済む

 アルメリア入国、バスから荷物を持ち、300m程歩く、ビザ用紙に記入してビザをパスポートに貼ってもらい入国審査へ、1時間ほどで終わる、ここでもツアーの中国人の人は時間がかかる、日本人は世界的に信用が有るのかな〜

 アルメリアに入国、近くで両替をする、アルメリアに入ると緑豊かな風景が広がっている

     
 アルメリア    沿道の風景  
 11時、10世紀創建のアフバト修道院へ到着、バスを下りて石段を登って行くが、途中では地元の人達がお土産品を売っている、
     
 アフバト修道院  木いちごを売っている  修道院の中へ
 中には、大きなドームの大聖堂、広い敷地には、13世紀の回廊や図書館、鐘楼などの建物がある
     
 大聖堂  大聖堂の中  天井
 アルメリアのガイドは男性、英語で説明、其れを添乗員が通訳、建物についての説明、暑いので、頭に入らない、ぼんやりと見取れているだけ・・・・・・至る所に、アルメリアクロス、ハチュカルが彫ってある、
     
 鐘楼  アルメリアクロス ハチュカル 
 キリスト教のプロテスタンやカトリックなどは、キリストを神であるが、人間でもあると言うのに対して、アルメリアは、キリストは神であると信じている、その為に、バチカンでは認めて居なかったが、近年では、バチカンとも友好な関係に成っていると聞く、
 
 アフバト修道院 
 アフバト修道院は大きな建物、世界遺産に成っているので、観光客は多い、
     
 修道院の壁には・・・・・・  石碑  修道院の入り口のお土産店
 修道院の壁の彫り物は、王様が息子に修道院を渡している図、修道院とは・・・・・・勉強をする場所、または、砦として使用、有事の場合は避難所となる、13世紀の図書館が穀物倉庫に成っている、帰る時に、昨晩逢った日本人の団体に逢う、同じような場所を観光している、

 12時半、修道院を後にする、しばらく走ると、昼食のレストランへ到着、近くに銅山があり、今も営業している

     
 煮物  ポロヴァッツ  アイスクリーム
 アルメリア名物のホロヴァッツ・・・・・・豚肉の串焼き、コリアンダーは入っていないが、油が多く、少ししか食べれなかった、食事中、地元の人による演奏が始まる、アルメリアの音楽かな〜

 デザートに初めてアイスクリームが出る、レストランは混んでいて、時間がかかり、2時に食事が終わり、出発、15分程走ると、サナヒン修道院へ、ここも世界遺産、バスを下りて坂道を登って行く

     
 サナヒン修道院  アルメリアクロス  修道院の内部
 サナヒン修道院は創建は10世紀末、木々に囲まれた主聖堂は、地震で倒れかかった建物が隣り合った木々に支えられて、倒壊を免れたとの事、内部に入る
     
 祭壇   ハチュカル  十字架石 ハチュカル  牧師の持つ杖
 修道院の中には売店もあり、大半の人が、説明をスルーしてお土産品を見ている(笑)、牧師の持つ杖には、ヘビ(知恵を表す)円(宇宙)が描かれている

 祭壇にはハチュカルと言われる十字架石が置いてあるが、アルメリア正教独特の宗教文化であるハチュカルは、修行の一環として神学生が彫りこむ

 このサナヒン修道院には、聖グレゴリ教会、聖マリア教会、図書館、神学校などの複合施設に成っている、王と息子の墓もある、修道院の横を通って小さな教会へ
     
 サナヒン修道院  絵を書く男性  小さな教会
 この修道院の屋根には草が生えている、キリスト教が入る前は、古来の神を祀る神殿が有った、小さな教会に向かう途中に絵を書いている男性がいる、学校で絵を教えている教師、

 小さな教会へ向かう道の周りには、木イチゴやプラムの木がある、ガイドが取ってくれたので食べてみる

     
 木イチゴ  プラム  お土産品
 木イチゴは、前に行ったアフバト修道院の入り口で売って居た物と同じ、食べてみる、味は・・・・・・・・・美味しくない、プラムは美味しかった、元の場所に戻って行く、駐車場には、お土産品を売っていて、独特の模様の布地がある、

 そこから歩いて、坂を下って行く、旧ソ連の代表的な戦闘機ミグが展示されている、ミグを設計、開発したミコヤンは、この村の出身で、それを記念して建てられたとの事、しかし、今では関心を持つ人も少なく、クローズ状態

     
 ミグ戦闘機  展示場  銅の精製
 見学しているのも、私達だけ・・・・・遠くに煙が見える、これは銅の精製をしているとの説明、写真を撮った後、出発、段々と山の上に登って行く、山は岩山、小さな木々が生えている、山の上に行くに従い、広い草原が広がる
   
 山の上は広い草原 
 5時半、リゾート地、ディリジャン村でトイレ休憩、道から階段を降りていくと、小さな店が並んでいて、手作りの品々が並んでいる
     
 ディリジャン村  ハチュカルを彫る  沿道の風景
 40分程居てから、6時10分バスに乗る、峠を越える、標高2000m、冬場には雪が2〜3メートル積もり、スキーが出来るとか・・・・・窓からは湖が見えてきた

 7時、セヴァン湖に到着、小高い丘の上に教会があり、ここからセヴァン湖が一望できるとの事で、皆が登る、私は、ゆっくりと、行ける所までと・・・・・・・何となく教会の所まで登ってきた

   
 丘の上に建つ教会  セヴァン湖
 セヴァン湖は、海抜1925m、コーカサス最高所にある湖で、表面積は1360平方メートル、アルメリア全面積の5パーセントを占める、琵琶湖の2倍の大きさ、セヴァン湖には、28の河川が流れ込んでいる、

 良く晴れていて、湖も綺麗なみえる、しかし、時間は7時、夕暮れが追っている

     
 丘に登る階段  夕暮れのセヴァン湖  駐車場から
 駐車場の近くには、沢山のお土産店が立ち並んでいて、ツアーの人達も買い物を楽しんでいる、7時40分、出発、湖の側をバスは走る、幹線道路から外れて、山の中へ、8時15分、ホテルに到着、

 ここはスキーリゾートとして有名なツァフカゾールの街、遅く着いたので、直ぐにレストランへ、バイキングの夕食だったが、時間が遅いので、料理の品数は少なくて、果物をメインで食べる、部屋はシャワーのみ