7日目(9月29日) ガンゴドリ〜ウッタルカシ

 天気に恵まれているのか・・・・・今日も良い天気、8時の朝食後、出発まで時間が有るので、その間、洗濯をする、干す事は出来ないので、そのまま、スーツケースへ、

 ホテルの前の道には、今日も沢山の人が歩いて居る、外国人も目立つ、

     
ホテル前の住宅   ホテル前の道路 
 インド各地から巡礼に来た人達だろうか・・・・団体で歩いてガンゴドリ寺院に向かう人が多い、ガンゴドリでは10月中旬には、雪が降り出す為に、住民の人達は2人を除いて、皆、この地を引き上げ、下の街へ行くと言う、残る人の一人が、ガンゴドリ寺院の司祭とか・・・・・

 この時期には、山に登る人も多い様で、ホテルに山と積まれた荷物が、ポーター達が、背負って行き、あっという間に無くなった、9時、四輪駆動車に分乗して、ガンゴドリを後にする、

 来た道を帰って行くが、相変わらずの細い道、晴天続きのこの時期でも、がけ崩れが有ると言う、

     
 雪山も見納めか・・・  バギラティ川  崩れた道路
 道はバギラティ川の沿って走る、ガンゴドリでは、ガンガーの女神を地上に流したと言う事で、バギーラタ王にちなんで、バギラティ川と命名されている、

 ガンゴドリでは小さな川だったが、だんだんと大きな川に替わって行く、広い河川敷には、ヘリコプターが止っている、緊急輸送用とガンゴドリ氷河のヘリフライトの発着場

 9時20分、リンゴを売っているダラジー市場で車から降りる、ぼんやりと景色を見ていると、巡礼者だろうか・・・・声を掛けられる、日本から来たと言うと・・・・・・・途端に笑顔になり、持っていた梨を頂く、インドでは、親日家が多いのかな〜

 10分程、市場を見てから、車に乗る、対岸には村が見えてきた、橋を渡り、対岸へ、景色の良い場所でカメラストップ

   
 リンゴの実る村  峠
少し登ると、来る時に昼食を食べた峠の茶屋に付く、車がパンクしたので、取り替えている間、周りを散策、今日も青空、透き通った様な青が綺麗だ、

 峠は風が強いが、日差しは強い、峠を越えて道は下って行く、途中でカメラストップ
   
 峠から見るウッタルカシ方面  下り道、途中で村を見る
 斜面に張り付く様に家々が立っている、斜面には果樹園が多いと聞いた、今の時期はリンゴや梨が成っている、斜面を下って行くと、川沿いの道に替わる、

 深い渓谷の道は、がけ崩れが起こりそう・・・・工事途中のトンネルがある、作り始めても、政権が替わると、中止に成ってしまうとか・・・・・・このトンネルもそんなトンネルかな〜

 11時25分、温泉に到着、ここで昼食予定だったが、時間が早いので通り過ぎる、1時10分、道の側にあるホテルのレストランでランチボックスを開ける、丁度、学生たちの下校時間、珍しそうに見ている
     
 ガイドと山岳ガイド  ホテルの横のダム湖  ランチ
 ここで、山岳ガイドのバカットさん(右)とスルーガイドのアルークさんの写真を撮る、昼食を食べた後、車に乗り、2時35分にウッタルカシの、前に泊まったホテルに到着、急に暑くなった

 少し、ホテルで休憩をした後、5時にバスに乗り、ウッタルカシの中心地へ、バスを下り、歩いてヴイシュワナーナ寺院へ、ここではシヴァ神が祭ってあるが、人の多さにびっくりする、

 寺院の外では、沢山のサドゥの人達、皆、金銭を要求しているが、喜捨で暮らしているとは言え、本当に修行しているのか疑問、プシャは6時半からで、私達だけ、個人的に祈祷を受ける

     
 ビシュアーナ寺院  サドゥ達  祭壇にはリンガ
 裸足になり寺院の中へ、祭壇には巨大なリンガ(男根)があり、私たちは祭壇の周りに座る、この寺院は写真はOKとなる、司祭より、隣の寺院にはシヴァ神の奥さんサクティが祭ってあると言う、二人を同時に祭っている寺院は、ウッタルカシだけとの事、

 このリンガは自然石で神聖であり、シヴァ神のリンガは、インドでは12カ所あり、全部お詣りすると、世界は自分の物になると説明される、お賽銭を置き、額にオレンジの印を頂き、聖水と白い豆を頂いて、外に出る、聖水は流石に飲む事が出来なかったが、白い豆は頂いた、時計回りに寺院を回る、

 一旦、外に出てから、隣に有る、シヴァ神の奥さんのサクティ神が祭られている寺院に入る、中央に天井から屋根に届く、大きな柱が立っている、
     
 シヴァ神の奥さんの寺院  祭壇には太い柱  屋根まで届く柱
 シヴァ神の奥さんであるサクティ(サティ)は、創造神の息子ダクシャの娘、シヴァ神との結婚を父親に反対されるが、反対を押し切って結婚する、しかし、結婚後も父親に嫌がらせを受け、とうとう自殺をする、このサティの死後、ヒマーラヤ神の娘として生まれ変わり、ハールヴァティとして、シヴァ神の奥さんに成る、

 この太い柱は、5本の指では、動かす事が出来ないが、小指一本だと動かす事が出来ると言う、インド人の男性が挑戦、少し動いた、嬉しそうに笑っていたのが印象的

     
 柱が揺れる  果物を売る人達  町を歩く
 お詣りした後、寺院を後にする、多目的広場があり、そこでは、野菜や果物などを売っていた、広場を横切ると、市場が広がっている、両側には沢山の店、その狭い道を、人、牛、オートバイが通る、熱気と、騒音と、暑さで、頭が痛くなりそう・・・・・

 市場の騒音に見る気も無くなり、早々に集合場所の多目的広場へ、ここのベンチに座って居ると、ジロジロと見られる、日本人は珍しい?・・・・・・・・・かな〜

 集合時間に皆が集まったが、バスが来ていない、バスまで10分程歩く、汗びっしょりに成った、ホテルに着くと、ロシアから来ている観光客が、沢山居て、これから街へ行く様子、

 7時45分より夕食、蕎麦が出る、添乗員が厨房を借りて、茹でた、思わず歓声が・・・・・・今回は男性の添乗員で、あきらめていたので、大喜び、美味しかった

 久しぶりにシャワーを浴びる、今までは涼しかったが、これからの暑さを考えると、暑いのは弱いので、どうなるか憂鬱