14日目(6月29日)レー 足止め

 モーニングコールは5時、朝食5時半、今日はデリーへの移動、飛行機のセキュリティが厳しくて、電池は全部、器具から外して別の袋に入れて、機内預けとする、手荷物も小さなバック一つだけ、デジカメもバッテリーを外すので、ただの箱、6時15分、バックだけで空港に到着、

 何度もボディチックがあり、ようやく搭乗待合室へ、しかし、天気が悪くて雲が多い、8時40分頃、私達の乗る飛行機は、着陸しなくて、デリーに引き返す、エッ・・・・・・少し前、ダンカン航空は着陸したのに・・・・・再度着陸を試みるので、待つようにアナウンスがある、

 でも・・・・・天候は益々悪化して、ガスが出てきた、朝、早くから空港に来ているので、水も無く、お腹が空いた、ようやく、サンドイッチとお茶が出る、11時半、今日のフライトは中止のアナウンスがあり、仕方なく、預けた荷物を持って、航空会社が用意したバスに乗る、

 しかし、そのバスが少し走ったと思ったら、動かなくなった・・・・・・・何時まで待っても動かない、整備士らしき人が来て、直ぐに何処かへ行く??   待つこと1時間、とうとう我慢できなくて、タクシーを頼んで、分乗して、航空会社が用意したホテルに向かう、その時、バスには、ガソリンを持ってきて入れている・・・・・・ガス欠で動かなくなったの?・・・・・・・

 これもインド・・・・・そう言えば、ツアーの一人が、昨日、3000円を両替するのに、銀行で1時間かかったと言っていた、時間の流れが日本とは違っている、今日の宿は航空会社が用意した、オープンして一ヶ月の新しいホテル

オープン一ヶ月のホテル 部屋

 ホテルは新しいが、昨日とは違い、レーの中心からは離れた距離にある、新しいので気持ちが良いが、ニスの匂いがきついと言っていた人もいた、シャワーは何時でも出ると言われたが・・・・・・・お湯が出ない、後から聞いたら、5分ほど水を出しっぱなし・・・・・にとの答え、もったいない世代には、水の出しっぱなしは・・・・・・・・・やはりもったいない、

 2時半より昼食、麺の入ったスープ、デザートに各種の果物の盛り合わせ、これは美味しかった、その後は時間を持て余す、町に出るには・・・・・遠いし、周囲は畑と他のホテル・・・何も無い、

 7時半の夕食、とうとうカレーが食べれなくなった、好き嫌いが、無いと思っていたので、自分でも意外、湯たんぽも貰いシャワーを浴びて10時にはベットへ、空港とホテルだけの行程でも、疲れた


     15日目(6月30日)レー〜デリー(足止め)
 起床3時半、朝食4時半、ホテル出発5時、荷物は昨日と同じようにハンドバック一つ、昨日と違うのは水のベットボトルを持っている事、5時半に空港へ・・・・・沢山の人達、昨日乗れなかった人と今日乗る予定の人達、7時頃にダンカン航空の飛行機が着陸、昨日もこの会社の飛行機は着陸した、

 飛行機が着陸するのは、有視界飛行の為に、パイロットの判断だとの事、この会社のパイロットは優秀かな・・・・乗客を下ろして、新たに乗客を乗せて飛び立つ、

 その間、上空で待っていた、私達の乗る飛行機、ジェットエアーウエーズのはデリーへ引き返したとの事、ブーイングが起きる、その後、エアーインデアン航空の飛行機が着陸し、離陸、後はジェットエアーウエーズの飛行機に乗る人だけが残される、

 今日中にデリーに付かないと、水曜日まで日本へのフライトは無いと言うので、焦る、天気はだんだんと回復して青空が見えてきた、11時頃、ようやくジェットエアーウエーズの飛行機が着陸した、5時間近く、イライラして着陸出来るか、ヒャヒャして待つのは疲れる、

 ようやく乗り込み、離陸、しかし、待っている人よりも、空港まで来て、着陸出来なくて何度も引き返した飛行機に乗っている人も、大変だったと思うけど・・・・・・・


 窓際の席、雲が多い、やがて、雲が切れて平野が見えてきた、13時、デリーの空港へ着陸、荷物を受け取り、空港の外へ、途端にムッとする暑さ、それでも、今日は涼しくて36度だと言う、デリーのガイドの案内で、バスに乗り込む、
空港から市内へ向かう道は緑が多く、綺麗な所がある反面、ゴミゴミとした場所もある、

緑がきれいなデリー オールドデリー

対照的な乗り物も見える、オートリクシャ、昔日本にあったオート三輪車、後ろに人を乗せて走るが、同じように人を乗せて走るリキシャ、これは自転車の後ろに乗せて走る、

オートリクシャ リキシャ

 2時半、レストランで遅い昼食、ここでインドの名物のタンドリーチキンが出る、ヨーグルトに漬けたチキンに色々な香辛料を加えて、タンドリーと言う窯で焼き上げたチキン、これは美味しい、後は各種のカレー、これは食べれず、昼食を済ませた後、ホテルへ、夕べ泊まることになっていたホテルは5星のホテル、

 出発までの時間、ホテルで過ごす、久しぶりに綺麗な部屋、夕べはここに止りたかったなぁ〜、シャワーを浴びて一休み、東京組は20時50分発のフライトの為に5時15分にホテルを出発、後大阪組の4人だけが残る、

 6時にチックアウトをしてロビーに集合、ホテルのレストランで夕食、流石に2時半の昼食では、夕食は少ししか食べれない、カレー料理では無いのに・・・・・・・残念、7時15分、バスに乗り空港に向かう、添乗員の替わりに、現地の駐在員が面倒を見てくれる

 8時に空港に着き、カウンターで搭乗手続きをしていると、係りの人がチケットの半券を渡して「ホテルへ」と言う、エッ・・・・どうして??? 23時15分の大阪行きは、ムンバイが洪水の為に、飛ばなくなったので、ホテルで待機とか・・・・・
あわてて、駐在員に連絡、直ぐに来るときに乗ってきたバスが迎えに来る、

 航空会社が用意したホテルに手荷物だけを持って行く、空港近くのホテルは外観は綺麗だが・・・・・中に入ると、古くて汚い、バスタブもあるが・・・・汚れていて、とても入る気が起きない、
しかし、着替えも、化粧品も、歯磨きまでも無い、帰るばかりだった為にルビーも無し、お水も・・・・・・・

 水だけは、レストランで貰う、シャワーだけ浴びて、そのままの姿でベットへ、


       15日目(7月1日)デリー〜香港〜関西空港

 5時半に部屋に電話が掛かって来て・・・・・空港へ行けと、ロビーに集まり、駐在員に(駐在員の女性はホテルのロビーで仮眠)送ってもらい空港へようやく飛び立つ様子、8時15分、9時間遅れて離陸、やっと日本に帰れる、やれやれ、
機内は空いている、窓際の席、隣は誰も居ないので、のんびりするが・・・・・退屈

 香港空港では来る時と同じように、1時間10分、機内待機、22時(日本時間)長い旅の末に、関西空港に着陸、飛行機を下りると、待合室には、折り返し飛行機に乗る人が待っていた、9時間も、待っている人達も疲れた顔、荷物を受け取ったが、これから名古屋へは帰れそうも無い、

 延着証明書を貰い、旅行社が予約を入れていたホテルに向かう、チックインした後、部屋へ、久しぶりに見る日本の景色、家に連絡を入れて、バスタブにゆっくりと入り、広い清潔なベットに横になる、長い旅は終わった、初めよければ・・・・・・・終わりが悪くても・・・・良しとするか・・・・・インドの旅の終わり