旅の始まり
 今回の旅のパンフレットには、不便な場所です、車が通れないときは荷物を持って歩くことも有ります、自分で背負えるだけの最低限の荷物にして下さい・・・・・と、 しかし、最終日程表が来て、持って行く荷物の中には・・・タウンジャケット、
替えの靴、大きめの水筒、洗面器・・・・・・・・・これで最低限の荷物?・・どうやって持ってけばいいのよ〜


インド ヒマラヤ大走破平成19年6月16日〜7月2日

1日目(6月16日) 関西空港〜香港経由〜デリー

今回の旅行の出発地は、成田と関西空港の二箇所になる、私は関西空港からの出発となる、集合時間は12時、家を5時半に出て、最寄の駅まで送ってもらい、名古屋に出て、新幹線とハルカを乗るついで、関西空港に着いたのは10時半、

 送った荷物を受け取り、集合時間前に指定の場所に行くと、旅行会社の人が来ている、今回、関西空港から乗るのは、私を含めて4名、夫婦の人と一人参加の女性、

 インデアナ航空は30分の遅れ・・・・・前に行ったときには、18時間遅れた、30分の遅れは良しとするか・・・・・・
搭乗手続きで荷物を預ける時、夫婦の人達の荷物の少なさに驚く・・・・・私が荷物を持ちすぎか?・・・・
もし、自分で荷物を持って歩く・・・・・なんて事になったら・・・・半分以上は捨てて行かなくてはならないだろう・・・・か?

 2時の出発予定が、30分遅れて2時半、離陸、席は窓際、機内は半分以下の人数、隣の席には座る人も無し、ラッキー
離陸すると飲み物に続いて機内食が出てくる、今回はメニューが配られたが、ベジタリアンとノンベジタリアンのメニューがある、

ベジタリアン、ノンベジタリアンのあるメニュー 機内食 ノンベジタリアン

 ベジタリアンは菜食主義の人達、私は肉も魚も食べる、従ってノンベジタリアン、デザートが凄く甘い、関西空港から3時間、香港の空港に着陸、ここで1時間10分、機内待機、ここで降りる乗客が去ると、直ぐに掃除の人が入ってきて機内掃除、やがて、ここから乗る乗客が来る、満員・・・・私の横の席には大きなインドの人、途端に機内が狭くなった、感じ

 9時30分(現地時間、時差3時間半)インドの首都、デイリーの「インゼラガンジー国際空港」に到着、
入国審査を通り、荷物を受け取り、税関の人に用紙を出して、外に出ると現地の係りの人が待っている、早速レイで歓迎される、

 4人で車の乗り、ホテルに向かう、10時45分、ホテルに到着、東京から出発した人達が、早く付いてホテルで待っている予定であったが、東京発が遅れた様子、東京組をロビーで待つ、15分程待っていると、添乗員に連れられた東京組が到着、

 これで全員揃った、今回の参加者は男性5名、女性6名の11名、添乗員はベテランの女性、部屋に入り、大きなダブルベットへ、 長い一日が終わった、


         2日目(6月17日)デリー〜チャンデーガード〜シムラ
 雷の音で目が覚める、薄暗く外は雨・・・・・初日から雨とは・・6時に荷物を出し、6時15分より朝食、
テーブルにはマンゴーが出ている、大好きな果物、5000円のマンゴーほどではないだろうけど、美味しい、今はマンゴーの季節、他にスイカやリンゴなど、出ていたが、少し甘みが少なかった、

 7時にバスの乗りホテルを出発、今回は現地の旅行社から派遣されたガイドが参加する、日本語は出来なくて、英語での会話、それを添乗員が通訳する、

 デリーから離れるに連れて、粗末な建物、その側には裸足で雨に濡れている子供、・・何とも辛い風景が広がる
道はデコボコ道、沢山荷物を積んだトラックが水溜りに入って大きく揺れる、横転しないかと心配になるほど・・・・・

国道1号線 沿道の風景

 この道は国道1号線との事・・・・・・私たちのバスも水溜りを避けて走るので、車線があっても、無いようなもの、
反対車線から来る車が・・・・・・・・・ヒヤヒヤの連続、

 全員揃ってバスで移動するのは、今日だけの為に、添乗員のインドの説明が続く、インド大好きの添乗員の説明は、
「インドの素晴らしい所は、10億の人口があるのに自給自足が出来ている事、IT産業が世界でも優秀」などの説明だが、
デコボコの道、汚れた服を着て、裸足でいる子供達を見ていると、そのギャップに首を傾げる、

 道端にバスが止まり、運転手が降りて、小さな建物へ、????ここは通行料金を徴収する場所、他の州から来た車はここで料金を払うとか・・・・・・・・

通行料金徴収場 沿道にある食堂

 沿道には掘っ立て小屋のような、食堂があり、この中でカレーを食べている人がいる、丁度お昼の時間、こんな場所で食べている人を見ていると、とても美味しそうに見えるから不思議、流石に食べる勇気はお腹には無い、
雨は降ったり、止んだりの天気、今はモンスーンの前兆の雨との事だが・・・・・・

 雨の為に時間がかかり、昼食を食べる場所、チャンデーガードに入ったのは13時30分、この町で昼食を食べ、四輪駆動車に乗り換える、2時近い昼食はお腹が空いて何を食べても美味しい、メニューはパパード(フライパンを使用して作る煎餅みたいな薄いパン)スープ(私の苦手なコリアンダーが入っていて食べれず)揚げ物などなど、

 昼食後、4台の四輪駆動車に乗り換える、これからの長〜い道のりをこの車に乗って移動する、一人参加の人達は毎日くじ引きで、ペアーの人達の中に入る、従って運転手をいれて4人乗り、ゆったりとしている、

 雨は小雨に替わり、山の木々もヒマラヤ杉が多くなってくる、途中のチックポイントを通り過ぎ、ガソリンスタンドでトイレ休憩、私は周りの景色を写真に撮っていると、ガソリンスタンドの従業員が来て、何かを言っている?????
写してはいけないの?????言葉が判らない、

 後から考えたら、デジカメで写したので、写した画面が見たかったかも知れない、判っていたら見せたのに・・・・
言葉が通じないのは、やはり不便と痛感する、

 段々と道は山の上に上っていくに従い、カーブが多くなる、そのカーブで後ろから追い抜き、対向車が来て、慌てて目の前に割り込み、考えれないような運転・・・・・・・・私はインドでは絶対運転は出来ないと思った、

 山の上の道から山の中腹から尾根へと家々が見える、やがて夕日が沈む、真っ赤な夕焼け、明日の良い天気を約束してくれるだろうか・・・・・・・

ヒマラヤ杉の道 夕日が沈む

 8時、今日の宿泊するシムラの町に到着、車を降りて少し歩いてホテルに入る、ホテルは斜面に建っているので、ロビーが3階、部屋は2階、下に降りる、長い行程で疲れた、