3日目(4月28日)デリー〜バクドグラ〜ガントク

5時半頃に目を覚ます、ホテルの窓からは、朝早く通勤している人たちが見える、8時ホテル出発、30分ほどで空港へ、 ここからパクドクラに飛ぶ、昨日の飛行機のセキュリティも厳しかったが、今回はそれ以上、まず、手荷物に電池を入れる事が出来ないので、カメラから電池を外し、添乗員が皆の電池を集めて、自分のスーツケースに入れ機内預けにする、

 レントゲン検査の後は、手荷物を広げて検査、そしてボディチェック、それも男性が・・・・インドでは女性も男性がボディチェックするのか・・・・・と思っていたら、皆は女性がチェックしていて、私だけが男性がチェック

 これ、どういう事?、私男性に間違えられた?・・・・触っていたら判りそうだけど、一応、胸は男性よりは大きいと思うが・・・・・判っていて、触っていたのか?・・・・セクハラだ!・・・・皆は大笑い、

 10時10分、定刻通り飛び立つ、バクドクラに着く予定が、そこを飛び越えて違う空港へ、どうなっているの?飛行経路はデリー〜バクドグラ空港〜カワハティ空港を周遊する様に、飛んでいて、一日遅れた為に、予定外の空港に行くことになる、このカワハティ空港は治安が悪いとかで・・・機内待機

 ようやく目的地のバクドグラの空港に到着したのは、2時近く、昼食の時間が無くなり、そのままバスへ、現地ガイドの迎えを受ける、空港に降りた途端、暑い・・・・バスは冷房が無いので、窓を開ける

 バスの窓からは田園風景が広がっている、道の周りには沢山の人々、そして沢山の牛、インドでは牛は神の使いとして大切に保護されていると聞くが、この牛たちのんびりと死ぬまで何もしないで暮らしているのだろうか?うらやましいような・・・・・待遇
 
 バスは田園を抜けて、山の中に入っていく、それにつれて涼しくなってくる、川に沿って道は続き、道端には猿がいる、何か食べ物を待っているようで、インドでは猿までがバクシンを請求するのだろうか?・・・・

 5時半、シッキム州に入る、ここで入国手続きをする、パスポートを出しての手続きは時間がかかる、近くのホテルでお茶を飲みながら待つ、待つこと1時間、ようやく手続きが終わり、シッキム州

 シッキム州は東をブータン、西にネパール、北にチベットと国境を接して居る為か、入国には厳しい、写真も橋や軍事施設などは撮ることを禁じられている、そんな州に入って行くが、景色の良い所で写真を・・・・とはいかない、

 道は相変わらず、川沿いの道、そして山の中腹の道を走るようになると、雨が激しく降ってきた、大小の村々を通り過ぎ、8時、今日の宿のある、シッキム州都のガントクに到着

 ガントクの町は斜面に張り付くように家々が建っている、ホテルに着くと、沢山の警察官が・・・・・何故?・・・私たちを歓迎して待っていたとも思えないが・・・今日、要人がこのホテルに泊まるので、その為の警備の人達、その為に部屋が足りなくなり、一人部屋が二人で一部屋になる、私たちの出発が一日遅れたので、文句も言えない、部屋はこじんまりとした部屋である、

     
 ガントクのホテル  トンバ  夕食

 8時半より夕食、ホテル内のレストランで、面白い物が出る、お酒の一種でトンパ、木で作った筒の中にヒエやアワなどの穀物を入れて蒸して発酵させた物、これにお湯を注ぐとお酒になり、ストローで飲む、味は?・・・・酸味の利いた甘酒を薄くしたような味とか・・・・皆の感想、私はアルコールは駄目、

 驚いた事に要人の人達が私たちの隣のテーブルで食事をされる、その周りにはSPが警護、不思議なのはその横で沢山の人達が食事、食事はビュフェ式になっていて、各自がめいめい皿に入れて、立って食べている人もいる、この人達は・・・・・地元の有力者の家族であろうか?

 要人を迎えての歓迎の晩餐会?それにしては会話も無く、皆黙々と食べている、要人は食事を終えると、直ぐに部屋に引き上げる、そしてレストランでは、まだ沢山の人が入れ替わり、食事を取っている

 部屋から外を見ると、雨の中、沢山の警察官が警備、これだけ沢山の警察官に守られているホテルは安全だろうか?それとも逆に要人が居るためにテロに狙われやすいのだろうか?複雑な思いでベットに入る、