7日目(4月27日)ダラス〜国境〜タシケント    

 今日もどんよりと曇っている、カザフスタンに入って一度も太陽を見ていない、
出発までの一時、ホテルの外を散策する、通りは静か、緑が多い、そろそろ通勤の人達が見えてきた

ギャンブルの看板のあるホテル ホテルの前の通り

ここカザフスタンでは、前に通りを写真に撮っていて警察官に注意をされたので、人のいない合間を見て
写真を撮る、

 8時半にホテルを出発、ダラスの郊外にあるカラハーン帝の愛妾であったアイシャ・ビビ廟に付く
バスを降りると・・・・寒い〜震え上がる、天気予報によると今シベリア寒気団が降りてきて、雪が降るとか・・・・・4月の末に雪・・・それも積もるから雪害に注意の予報が出ているとの事、寒いはず

 ここの廟は美しい模様の素焼きのレンガで作られている、現在は改装中で全体像は見えない
その横にはアイシャ・ビビの乳母のババジ・カトゥンの廟もある、この廟の三角屋根が珍しい

アイシャ・ビビ廟 ババジ・カトゥン廟

 寒いので早々にバスに帰り、ダラスの町を後にする、ダラスの町を抜けると草原が広がる
今日も昨日と同じようなどんよりとした雲の多い天気、時折雨が降ってくる
草原、小さな村、草原とウズベキスタンに近づく内に少しづつ青空が見えてきた
天山山脈(カザフ語ではカラタオ山脈)が終わる地点でトイレ休憩と写真ストップ

広い草原の道が続く 天山山脈がここで終わる

 11時40分、チムケントに到着、ここのレストランで珍しく早い時間に昼食、

サラダ アヒルのスープ マントウ ケーキ

 アヒルのスープは油が多く、マントウ(ギョウザと肉まんの中間)は中に羊の肉が入っていて
羊の肉の匂いがきつすぎて1個食べただけで、食べれず、

 昼食後は近くの店でカザフスタンのお金を使い切る、
バスに乗って出発、沿道にはキノコを売っている、草原でキノコ?・・・・・・
不思議に思ったが、草原に生えるキノコ、名前はハラタケ、スープなどに入れて食べると言う

 14時55分、国境、バスはここから引き返すので、トランクをバスから下ろしてリヤカーに乗せる
うっかりすると知らない人が黙って持っていってしまう事があるとかで、添乗員が目を光らせる
バスを降りて、荷物と一緒に200メートルほど歩くが沢山の人、人、人

 出国のためのチック、ここで今まで一緒だったスタップの人達とお別れである、
ガイドの女性、とても親切で、きれいな日本語の説明、楽しい旅、有難う御座いました、サヨウナラ

 カザフスタンを出国して緩衝地帯を歩いていると、ウズベキスタンの現地ガイドの迎えを受ける
今度のガイドは男性のウズベキスタン人である、
ウズベキスタン入国には一人一人の確認に時間がかかり、手荷物検査、トランク検査と国境を
越えるだけで1時間半もかかった、

 新しく待っていたバスに乗るが、途端に真夏の暑さ、今朝寒さに震え上がっていたのが想像できない
ウズベキスタンに入り、時差2時間、4時が2時に変わる、

 国境からタシケントの町は直ぐの距離、ウズベキスタンの首都タシケントは今までの国の首都に比べて、車も多く、高層の建物も多く、人も多い近代的な都市である、
14時30分、「メリディアンホテル」に到着、今回の旅の内、一番良いホテル、
早速ホテルでウズベキスタンのお金に両替、目が点になる、

5ドルを両替しただけなのにこのお札の多さ、1円が10スム、
お札一枚が500スム札、日本円の50円と同じである、
当然のように財布には入りきらない、高額のお札は無いので
あろうか?・・・・1万円ほどのお金がこの厚さだと、高額な物を
買う人達は、どの位の大きさのカバンに入れて運ぶのか?
これが一万円札だと良いのに・・・・しばし、分厚い札束の、
感触だけを楽しむ、

 ホテルの前はデパートやナヴォイ劇場などがあり、ロケーションの良い場所である、
しかし、少し体調が悪くなってきた、やはり、疲れが出たのかな・・・外に出ないで部屋で休憩
6時よりホテルのレストランで夕食、

 添乗員から「今日は5星ホテルでのデイナーですので、持ってきた一番お洒落な服を着て下さい」と
言われたが・・・・・私のスーツケースにはお洒落な服は入っていないし・・・・
ロビーに下りていくと凄くお洒落をしている人もいて・・・・こんなだと夕食はパスした方が良かった
かな・・・・・・

 少し、緊張する夕食が始まる

トマトのスープ チキンの肉詰め クリームカラメル

 体調が悪いので少しだけ、食べるだけにしておく、早々に部屋に引き上げてベットへ