シルクロード、この道を知ったのは何時の事であろうか?
中国からローマへと続く壮大な道、古来から沢山の人達が旅をした道、
何時かは行きたいと願っていた道、その機会が訪れた・・・・
いま私は大きな期待を胸にシルクロードへ旅立とうとしている


 平成16年4月21日〜5月6日

1日目(4月21日)  2日目(4月22日)関西空港〜タシケント〜アルマトイ

 3ヶ月前から楽しみにしていた旅であるが、4月の始めに車に追突されてムチウチになり、すこし
健康に不安を抱えての旅立ちである、
今日の出発は遅いので、病院へ行き、痛み止めと湿布を持参して、家を出発、新幹線とはるかを乗り継いで、関西空港に到着、ツァーの人達は成田から乗り込んでいるので、関空から乗るのは私一人である

 夜も遅くなりに従い、空港内は人が少なくなる、旅行社の人にチケットと搭乗券を貰い、搭乗口へ
搭乗口には沢山の人がいる、皆同じタシケントに向かうと言う、同じ場所に行くのかな・・・と思ったら
その人達はタシケントで乗り換えて、ロシアに行くとか、総勢60名のツァーの人達である、

 ウズベキスタン航空は予定時間より1時間遅れて23時半、到着、ここで成田から乗った人も降りる
ここで今回の旅行の添乗員とツァーの人達と対面、今回のツァーの参加者は男性5名、女性6名の
11名のツァーである、

 夫婦が一組、親子一組、女性の友人同士一組、後は一人参加の男性3名、女性は私を含めて2名
飛行機は1時間遅れて、日付の変わった0時30分、関西空港を飛び立つ

 飛行機に乗ると直ぐに飲み物と食事が出るが、さすがに夜中の夕食は食べれない、太る心配もあるし
窓の外は真っ暗、ひたすら目を閉じる、

 午前5時半(現地時間、時差4時間)9時間かかり、ウズベキスタンの首都、タシケント空港に到着
ここで乗換の為に飛行機を降りてバスに乗るが、バスは行き先別になっていて、アルマトイ行きと聞いてからバスに乗り込む、もし別のバスに乗った場合は如何するのであろうか?

 一部屋に押し込まれた・・・・感じの待合室、7時タシケント空港を飛び立つ
11時(現地時間、タシケントとの時差2時間)カザフスタンの首都、アルマテトイに到着
空港の外には現地ガイドの女性とバスが待っている、天気は曇り、気温は12、3度、
日本の4月上旬の気温である、

 アルマトイの市内観光に出発、町の中は緑が多い、30分ほどで市内のバザールに到着
屋根付きのバザールの中に入る、果物特に干した果物が多い、肉売り場には豚の足や、頭などが
そのままの姿で売っている、

 珍しいので写真に撮りたいと思ったが、軍人が来ているので撮影は禁止とか・・・・
一枚だけそっと撮ったけど・・・・

 馬乳酒も売っている、試飲した人によると、すっぱい甘酒の味とか・・・・
40分ほど見学をしてからバスに乗り、市内のレストランへ、
料理はロシア料理、サラダに続き、麺の入ったスープ、チキン、クレープ、

 食事を終えて、レストランの外で街を写真に撮ると、警察官が来る、そして街の通りを
写真に撮ってはダメと言われる、エッ、ガイドは写真はOKと言ったのに・・・・・?
建物はOKと言われたが・・・何故だろう????

この直後、撮影を禁止される 内緒で一枚だけ取れたバザールの写真

 2時半にバスに乗り、レストランを後にする、15分ほどで博物館に到着、
大きな建物の博物館、中に入ると正面に黄金人間のコピーと民族衣装の人形がある、
ここまでは撮影はOK、この先は撮影禁止、

 現地ガイドの女性の説明で回る、彼女の日本語はきれいな日本語でとても聞きやすい、
日本の若い人達が使っている日本語よりもきれいな日本語、外国でこんな美しい日本語に逢えるとは
遊牧民の住宅、昔の生活用品、民族衣装、武器、馬具、などが陳列されている

博物館 黄金人間のコピー 博物館の庭に咲くリンゴの花

 見学後は自由時間で博物館の外に出てみる、博物館の庭にはきれいな花が・・・・野生のリンゴの
花と言われる、ツァーの男性が通りを写真に撮っていると、又、警察官に呼び止められて、今度はパスポートの掲示を求められて、慌ててガイドを呼んでいる、どうなっているの?・・・この街は・・・・

 博物館を後にしてホテルにチックイン、思ったよりもきれいなホテルである、
ホテルの部屋からは街が見える、高層の建物は少ない

 部屋で一息入れた後、再びロビーに集合、これからバスに乗り民家訪問
バスは郊外へ、雨が降ってきた、郊外に行くに従い何となく寂しい風景が広がる
1時間ほど走ったのであろうか・・・・・高層の団地のような建物の所でバスは止まる

 そこの二階に住んで見えるカザフ族のお宅が今日の訪問先
10畳ほどの居間に案内される、テーブルの上には、じかに沢山の御菓子、揚げパン、ナンなどが
置いてある、この揚げパン(バオザック)は来客をもてなす為のお菓子とか・・・

 ここの家族はご夫婦と4人の娘さんの6人家族、お茶を戴きながら、お菓子などを食べる
美味しい、夕食前で無かったら、もっと沢山戴いたが・・・・・・・残念
一緒に写真を撮ったりして、ひと時を過ごす、居間の他に他の部屋も見せてもらったが、思ったよりも
広い、これが中流家庭の暮らしであろうか・・・・・

テーブルに並べられた揚げパン 訪問したカザフ族の娘さん達

 その後、ホテルに帰るが、途中渋滞に巻き込まれる、少しも前に進まない・・・・・何故?
丁度、交差点で車同士がぶつかり、誰も交通整理をしないので、沢山の車が勝手に交差点に入り
身動きが出来ない状態、少しづつ動き、ようやく渋滞を抜け出す、8時に夕食、
長〜い、一日、疲れてベットへ直行