・・・ソフトテニス ・・・

Lesson 4 道具について

グリップ ラケット ガット ボール 帽子 注意事項

長年使い続けているとグリップがなついてきたと思っていたらその次はおかしくなってきます。グリップが変形してくるのです。打ち方までおかしくなるので注意しましょう。

手に汗をかきにくい人と、びっしょりと手に汗をかく人がいます。前者の方は滑り止めが必要ないですが、後者の方はぜひ滑り止めを使いましょう。上手な人が滑り止めを使っていないからと言ってまねしてはいけませんよ。(自分がどちらのタイプかしっかり把握しとくこと) ウエットタイプか昔ながらの布タイプが良いでしょう。試合にはテープは絶対に忘れてはなりません。炎天下の中テープを忘れたことにより、ラケットをまともにふれないどころか、ラケットを投げてケガをさせてしまう恐れがあります。試合中タイムをとってもなかなか手に入れることが出来ないので注意が必要です。

現在主流のポリウレタン製のグリップテープ。汗かきの人はまめに交換を。破けたまま使わないこと。新しいのをつけたときに感覚がおかしくなるのを防ぐためまめに交換しましょう。

昔はこれしかなかったなつかしのテープ。今もスポーツ店をさがせばある。

汗かきの方にぴったりのテープ。

お金がない方、もったいないと思っている方は包帯でも可能。エンドをビニールテープで止める。

注意すべきは、グリップの厚みが薄くなることです。又豆が出来やすいです。

 

Wilson PRO OVERGRIP

最近、ヨネックスのグリップテープって滑り止め効果が薄いような。
古いの買わされた日には、かえってつるつるすべる。
この前プリンスのグリップテープとてもよかったのですが高いので、左図のWilsonの3本入ってて756円のを買いました。今のところバッチグーです。さすがフェデラーが使っているだけあってとてもよい。しばらく使ってみます。

Wilson PRO OVERGRIPを開いてみたのが左図です。

中を見ると、巻き始めにある斜めのスリットがなんと終わりにもあるではないですか。あと、接着部も同様に巻き始めと終わりにあります。長さもほどよく、ちょうど巻き終わります。又、保護フィルムが両面につけてあり、これは取り付け時はがすのですが、ここまで気をつけてくれているテープが存在するとは。もっと早くしればよかった。

グリップの太さについて

グリップの太さは、即調子に影響します。細いと力がラケットに伝わらなかったり、テークバック時に力を入れてはいけないのに、力みやすい。又、面の角度も太さによって異なってきます。サーブでも同様コンチネンタルグリップではグリップが細いとスライスになりやすく、フラットに当てづらくなります。細いと打っている最中にもグリップが少しずつまわってしまい、きづかないうちにちがったグリップの持ち方になってしまうこともあります。手全体がグリップにフィットしていない、カポカポする、点接触しているような感じがするなら、グリップのしたに包帯をまいたり、あまりにも細いならグリップテープを2本まくことも考えられます。

ガットが切れたり、ラケットがおれたときの対応として、予算があれば2本は準備しましょう。学生は仲間から借りられる状態なので1本でよいでしょう。(予選を勝ちあがって二人しか試合にでない場合は仲間から借りて準備しておくことが必要です。グリップテープや重さなど、事前に自分に合うかチェックしとくこと)

二股ラケットかどうかについては、最近は一人で前衛も後衛もやるようになってきたので好みに応じて選べば良いと思います。

重さは、あまり重いとラケットに振り回されて、うまく打てないので自分にあった振りぬきやすい重さを選びましょう。

 

ボールを拾うときにラケットを地面にこすり付けている場面をよく見かけます。6ヶ月でラケットの先端に穴が開きます。往復で地面をこする人は3ヶ月で穴があくことが判明しました。ラケットで地面をこすらないようにしましょう。もし癖があるなら、下図のガードテープをはりましょう
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ガードテープには2種類あり、上図のような1本をはるタイプと、2本で直接エッジに貼るタイプがあります。アイマスは、左図の2本タイプ透明を張っています。上図はガットの張替えのとき張りなおす必要があるのと、最近のラケットは幅があり、上図タイプのテープでは、エッジまで届かないことあり。

ガットは、手張りより最近は機械張りのほうがバランス良く張ってあり、打った感触もいいですね。まっ、お金かかるし好みで良いと思います。何年も張りっぱなしの人は張り替えましょう。鯨、ナイロンかは好みで良いです。ナイロンは未使用でも製造日が古いと切れやすいので注意が必要です。買うときに黄ばんだパッケージに入っている物は選ばないようにしよう。

年も使い続けているボールは当たりも悪くなってきます。試合やラリーの練習には良いボールを使いましょう。古いボールは、サービを一人で練習するときに大量のボールが必要ですのでこの時に使います。ボールも分けておき、使い分けしましょう。空気の入れ具合は地方により多少異なりますが、公式試合の時を思い出し、同じ空気のいれぐあいで練習しましょう。練習前に空気圧をチェックすることを忘れずに。出来ればマイ空気入れを持っておこう

公式ボールは下記の2種類。これまでケンコウボールを使っていましたが、時間がたつとゴムがやわらかくなりボールが大きくなってしまうので最近は赤Mに変更。現在ためしているところです。(試合用は文字が赤で練習用は文字が青です)

スポンジボールは、音が静かなので、又、衝撃が少ないので、家でやるときに便利です。

赤Mボール(昭和ゴム) ケンコーボール(ナガセケンコー)
スポンジボール ポンプ

ちいさい靴は小指などが痛くなります。つま先に余裕がある靴を選ぶこと。又、日本人は足の甲が高く幅も広いので幅と高さにも注意して買いましょう。靴に26.0EEEとかの記号が書いてあります。Eの数が1つの物から4つ書いてあるものまであります。Eの数が多いほど分厚い足の人にあいます。良く見て、履いてみて、歩いてみて自分に合った靴を買うこと。いつもより大きめを買ったりすると、捻挫につながります。理由は、靴全体が大きくなってますので、中が足の形にあっていても、着地するさい、靴のエッジがひっかかり捻挫しやすくなるのです。できるだけいつものサイズでフィットする靴をさがしましょうリスフラン関節捻挫をしたら大変です。拙者がなってしまったのですが、完治するまで1年かかりました。足の甲がはれ上がり3ヶ月はむくみが頻繁で痛みを伴います。とてもいらいらいします。内出血がひどく足の甲全体が紫になりました。だんだんつま先に移動して内出血じたいは1週間で消えました。後ろを追いすぎた無理なジャンピングスマッシュの着地で失敗してしまい、つま先斜めから着地し、全体重がリスフラン関節にかかってしまいとんでもないことになりました。放置してもこの関節はよく使う関節なのでなかなか治りません。6ヶ月放置し、このままではだめだと思い、腫れたら冷やす。サロンパスをはる。靴はなるべくはかない。足の甲に負担をかけない。関節の柔軟をし血行をよくする。どうやら靭帯はくっついているようですが、動かすと痛みを伴うらしく、この関節はリハビリが必要だということがわかりました。これで腫れがすくなくなり、完治まで持っていけました。理解できたでしょうか。靴選びはとても大切です。又試合の時は、紐をしっかり結びましょう。かかとをかぽかぽして試合をするなんてもってのほかです。

外の昼間のスポーツなので帽子は必需品です。日射病などにかからないよう必ずかぶる癖をつけましょう。サンバイザータイプは頭がでているので日射病については効果はありません。子供たちが頭皮に白いぶつぶつができておりよく見ると膿んでいました。日焼けしてしまったようです。朝から夕方まで帽子なしはよくありません。又、顔や腕、足には日焼け防止クリームが必需品です。

ラケットやボールを車の中に入れっぱなしの方がいますが、すぐに痛むしゴムの匂いがこもるのでやめましょう。特にラケットはフレームが変形し、当たりが悪くなります。道具は大切にしましょう。

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