2001/6/30

ビデオで映画『ライト・スタッフ』を見る。記録に挑戦する男達と、家族の物語。空軍の伝説のテストパイロット、イエガーは、人類で初めて音速の壁を破り、英雄になる。その後も記録は次々と更新されるが、時代はやがて宇宙に挑戦の舞台を移す。ソ連との開発競争に遅れをとっていたアメリカは、マーキュリー計画のもと、優秀なパイロットを集めて起死回生をはかるが、計画には多くの壁が立ちはだかっていた。一方のイエガーは、世界が宇宙競争に熱中するなか、ひとり大空の記録に挑戦し続けていた。

ついこのまえ、77歳で再び宇宙に上がったジョン・グレン飛行士をエド・ハリスが演じている。やっぱりエド・ハリスはかっこいい。そういえばこのあと『アポロ13』ではNASAの管制のチーフもやっていたなあ。全体的にはドキュメンタリータッチで、やや戯画化された演出。


2001/6/23

ビデオで映画『ペリカン文書』を見る。ジョン・グリシャム原作のサスペンスドラマ。ジュリア・ロバーツ、デンゼル・ワシントン主演。二人の判事の殺人に関する大学生ダービー(ロバーツ)の論文が、担当教授の手を経て、数時間後には「ペリカン文書」と名を変え、ホワイトハウスの最高機密扱いになる。事件の隠蔽をはかる黒幕は刺客を放ち、担当教授は殺され、ダービーも追われる身になる。必死に逃げるダービーはやり手の新聞記者(ワシントン)を頼り、真相を究明しようとするが……。
スケールの大きいサスペンスだけれども、いまいちふるわない。場面ごとの意味が分かりにくかったり、複数の思惑が絡みすぎて、話の展開がすっきりしないのが難点。期待していたほどではなし。


2001/6/20

ビデオで映画『将軍の娘』を見る。主演は踊れるスター、ジョン・トラボルタ。閉鎖的な基地の中で女性教官が暴行され殺された。女性の父は退役を間近に控えたキャンベル将軍(ジェームズ・クロムウェル)だった。将軍の依頼により、調査官のブレナーは事態が公表されるまでの36時間の期限付きで犯人探しに乗り出す。そこに待っていたのは意外な事実と過去だった。

サスペンスものとして良くできている。強いて言うならば、もう一押しが欲しいところ。意外な真犯人も、ちょっとカンが鋭い人ならば中盤をすぎたあたりでわかってしまうはず。もっとも、話の主題は父と娘の葛藤にあるようなので、真犯人はそれほど重要なのではないのかもしれない。かえって将軍と真犯人の両方で話が分散してしまったような気もする。ジェームズ・クロムウェルってどこかで見たとおもったら、『L.A.コンフィデンシャル』で署長をやっていた人か。


2001/6/18

ビデオで映画『レインメーカー』を見る。ジョン・グリシャム原作の法廷ドラマ。監督はフランシス・F・コッポラ。主演は『グッドウィルハンティング』のマット・デイモン。敵役の被告弁護士は、トム・クルーズを裏切ったり、ウィル・スミスを殺そうとしたりで、最近めっきり悪役専門になってしまったジョン・ヴォイト。

新米弁護士のルーディは、初めての裁判で保険会社を相手に訴訟を起こすことになる。会社は被保険者に対して基本的に保険金を払わないという信じられない方針をとっていた。白血病で余命幾ばくもない青年の為に、奔走するルーディ。同時に彼は、夫から暴力を受け続ける妻とも知り合い、互いに惹かれあっていく。

コッポラにしては珍しい(?)ヒューマンドラマ。どんな暗い話かと身構えていたので、ちょっと意外。苦悩する主人公が描かれるけれども、全体的にはユーモアの味付けもあって、ソフトな仕上がり。相棒役のダニー・デヴィートがいい味を出している。おもしろかった。


2001/6/17

ビデオで映画『フェイク』を見る。アル・パチーノ、ジョニー・デップ主演。FBIの捜査官ジョー(デップ)は、おとり捜査のため、マフィアの下っ端レフティ(パチーノ)に近づく。30年間ものあいだうだつのあがらなかったレフティは、若いジョーを弟分としてかわいがり、マフィアの抗争が激化する中、二人の間には友情が芽生える。捜査官としての使命と、自分を引き立ててくれるレフティの恩義との板挟みになるジョー。

パチーノはちんぴら役がとてもよく似合う。がっくりしたときの何とも言えない哀愁漂う表情が胸を打つ。ラスト、家族にさりげなく別れを言って家を出るシーンは泣ける。

実際におとりをやった捜査官の手記に基づいた話。本人はマフィアから50万ドルの賞金をかけられ、FBIの保護の元、名前を変えて家族と暮らしているらしい。


2001/6/8

ビデオで映画『L.A.コンフィデンシャル』を見る。レストランで起こった惨殺事件。被害者のひとりは仲間の刑事。ロス市警のメンツをかけた必死の捜査が始まる。ぎくしゃくする人間関係と、複雑に絡み合う複数の事件。そして最後にすべてがつながり、真実が明らかにされる。ラッセル・クロウ演じるバド、ケビン・スペイシー演じるジャック、ガイ・ピアーズ(知らない人だあ)演じるエド。三人が三人とも、一癖もふた癖もある男達。彼らの熱い人間模様がこの映画の一番の見所。

複数の事件を同時に進行させ、しかも見事にまとめる脚本がすごい。ラッセル・クロウは『グラディエーター』よりもこっちのほうが良かったような気がする。『評決のとき』『交渉人』のケビン・スペイシーもかっこいい。50年代の映画や雰囲気を知っているともっと楽しめるかもしれない傑作。


2001/6/3

ビデオで映画『レインマン』を見る。自閉症の兄と、兄の遺産目当てで近づく弟の心のふれあいを描いたロードムービー。兄にダスティン・ホフマン、弟にトム・クルーズ。トム・クルーズの出ている映画でまともに観たのは『ミッション・インポッシブル』と『M:I-2』だけで、てっきり顔だけが取り柄だとおもっていたけれど、意外にいい役者だと知ってびっくり。ハンス・ジマーの哀愁ただよう音楽もいい。なにより、おとぎ話になっていないのがいい。最後に電車に乗り込むとき、ホフマンがさっさと行ってしまい、トムがあわてて呼び戻すシーンが好き。

ところでうちの母校の小学校では、なんで運動会のたびにNHK大河ドラマ『武田信玄』のテーマがかかるのだろう……


2001/6/3

ビデオで映画『RONIN』を見る。ジャン・レノとロバート・デ・ニーロの競演。冷戦後、国家に仕える道を失い、RONINと呼ばれるようになった諜報部員たちが、謎の人物からの依頼によってスーツケースを奪うため、手を組む。どことなく『ミッション・インポッシブル』を思わせるストーリー展開だけれども、どちらかといえば売りは迫真のカーチェイス。ニースで、パリで、歴史ある町並みを疾走する様は大迫力。 
劇中、「四十七士」を例にしてRONINを説明する下りがあるけれど、鎧兜の完全武装で討ち入る赤穂浪士なんて聞いたことないぞ〜(^^;)


2001/5/26

ビデオで映画『ヒート』を見る。アル・パチーノとロバート・デ・ニーロの夢の競演。プロの強盗のデ・ニーロは、本屋の店員の女性と恋に落ち、最後の銀行強盗を期に堅気に戻ろうとする。一方、仕事一筋で家庭を省みないパチーノは、少ない手掛かりをもとにデ・ニーロたちに迫っていく。敵対しながらも奇妙な親近感を抱くふたり。そして決行される真昼の銀行強盗。それをくい止めようとするパチーノら警官隊との銃撃戦。
まっとうな生活を送れない男たちの熱く重いドラマ。「映画史上に残る12分の市街戦」は一見の価値あり。


2001/5/21

ビデオで映画『ピースメーカー』を見る。スピルバーグ率いるドリームワークス制作の第一弾。ロシアで盗まれた核弾頭を追って、ジョージ・クルーニーとニコール・キッドマンのコンビが世界中を奔走する。ジョージ・クルーニーってどこかで見たとおもったら、『ER』のひとだったのね。
アクションとしては面白いけど、「敵」の存在感がいまいち希薄なのと、ニューヨークに移ってからの展開が盛り上がらなかったのが残念。ハンス・ジマーの音楽もあまり活かされていなかったと思う。


2001/5/11

TUTAYAで前から探していた『ザ・ロック』のサントラを借りてくる。ハンス・ジマー得意の、アフリカンミュージックを取り入れた怒濤のパーカッション。台詞も効果音もかき消してしまう入魂のオーバースコア。繰り返し聴いていたせいで、すっかり洗脳されてしまった。


2001/5/8

TUTAYAで『バックドラフト』のサウンドトラックをかりてくる。男たちの文字通り熱苦しい物語にふさわしい名曲。作曲は、いまやハリウッド一の売れっ子になったハンス・ジマー。やっぱりこの人の曲はいい。ところが、この曲を聴いた弟が一言。
「あ、料理の鉄人だ」
そうだけど違う


2001/5/6

ビデオで『ゴッドファーザーPartV』を見る。ファミリーや家族を守るためにすべてを賭け、そしてすべてを失ったマイケルの悲劇。すでに大河ドラマとなったシリーズの完結編。非情なドンとなったマイケルは、しかしやがて裏家業から足を洗い、ファミリーを合法的な組織にしようとする。それが引き金となり、ふたたび血で血を洗う惨劇が起こる。今回はアンディ・ガルシア演じるマイケルの甥、ヴィンセントが、マイケルから権力を譲り受けるまでが話の主軸になり、そこにバチカンの陰謀などが絡む。マイケルが枢機卿に兄殺しを告解するシーンに感動。その後マイケルは付き物が落ちたように、甥に権力を譲る。それでもマフィアの血はマイケルを許さない。もっとも愛する者を奪われ、絶望のうちに死んでいく。ビトー、マイケル、ヴィンセントと、繰り返されていく運命。
ところでエンドロールの中にニコラス・ケイジの名前があったような気がするのだけれど、どこにいたんだろう……


2001/5/5

映画館で『スターリングラード』を見る。フランス人の監督がアメリカ資本で撮ったドイツとソ連の戦い。ソ連側の主人公はフランス人で、政治士官はイギリス人。そしてドイツ側の凄腕スナイパーはアメリカ人(^^;)。第二次世界大戦下、ドイツの攻撃にさらされる街スターリングラードを舞台に、実在したスナイパーの戦いを描く。冒頭の戦闘は『プライベートライアン』を彷彿とさせる迫力。その後は、エド・ハリス演じるドイツ側の凄腕スナイパーとの息詰まる戦いに。エド・ハリスの存在感は主役を遙かに凌ぎ、物語を緊張感あふれるものにしている。少年とのやりとりもいい。中途半端とも言われているラブロマンスの部分はまあまあ。でも、宣伝用のコピーはうそっぱちだあ。


2001/5/4

劇場で『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!大人帝国の逆襲』を見る。すでに子供向けアニメの枠に収まらないおもしろさ。 
秘密結社「イエスタデイ・ワンス・モア」の手により、大人たちは懐かしさのあまり子供になってしまう。過去にとりつかれた大人たちを連れ戻すため、しんのすけたちが活躍する。内容からして、もろに子供を連れてくる親をターゲットにしたストーリー。全編にわたって60〜70年代の懐かしい風景が展開され、太陽の塔、万博、四畳半の同棲生活、怪獣映画、魔女っ子アニメ、ジャイアント馬場、Oh!モーレツなどのキーワードが大人の涙腺を刺激し続ける。挿入される歌は当然、吉田拓郎やザ・ピーナッツ。
しんのすけの活躍で、父ちゃんが過去をフラッシュバックさせながら正気を取り戻すシーンは感動もの。涙を抑えるのに一苦労。


2001/4/30

みつばさんの家のパソコンの修理を頼まれていたので出かける。機種はNECのVS26SD。すでに過去二回ほど闘ったものの、NECのくだらないプライドから出た中途半端な独自仕様の前にもろくも敗れ去る。今日は先生が張り切っていたので、助手は何もせずなだいなだを読んでいた……。LANボードが競合する、音が出ない、マウスが動かない、キーボードも動かない。やっと治ったと思ったら再び競合の警告。でも大先生が活躍してくれたおかげでなんとか打ち倒す。
しかしこれで終わりとは思えない。あれがNECのパソコンである限り、第二・第三の競合が……


2001/4/17

大須で中古の38万画素デジカメが5000円だったので思わず衝動買いする。ついでにいのまたむつみや末弥純の複製版画ギャラリーがあったのでしばし眺める。


2001/4/9

ビデオで『クレヨンしんちゃん 豚のひづめ大作戦』を観る。相変わらずはじけた映画。今回はスパイ映画のパロディ。ハリウッド映画の定石を見事に踏襲した上で、さらにクレヨンしんちゃんとしてのアレンジを加えている。たぶん、シリーズものの日本映画では一番面白い。今年の映画も良さそうなので、機会があったら見に行きたいなあ。


2001/4/8

ビデオで『アンタッチャブル』を見る。最高に面白い。禁酒法に乗じて悪の限りを尽くす伝説的ギャング、アル・カポネと、賄賂を全く受け付けなかったことで「アンタッチャブル(触れることのできない者)」と呼ばれた捜査官たちの死闘。監督はブライアン・デ・パルマ。主演はケビン・コスナーで、これが出世作。主人公のサポーターにショーン・コネリー、仲間の一人にアンディ・ガルシア。アル・カポネには、この作品のために11kgも太って別人のようになってしまったロバート・デ・ニーロ……えーっ!?
デ・パルマ監督の作品は『スネーク・アイズ』『ミッション・インポッシブル』しか見たことがなかったけれど、それほどすごい監督だとは思わなかった。でも、これは良すぎ。全編に緊張感が漂っていて、最後まで目が離せない。『戦艦ポチョムキン』をパロった駅での銃撃戦もお見事。最高の娯楽作品。


2001/4/2

ビデオで『グラディエーター』を見る。DVDを買おうと思っていたけれど、いつになったら買えるかわからないので結局借りてしまった。『ベン・ハー』を彷彿とさせるスペクタクル。冒頭のゲルマン殲滅戦は大迫力。闘技場での対戦車戦で、興奮は最高潮に達する。ところが後半は少々パワーダウン。いまいち興奮が持続しなかった。個人的には脚本がいまいち。どうしても『ベン・ハー』と比べてしまうのがいけないのか?でも、『ジャンヌ・ダルク』や『ブレイブ・ハート』と比べても、『グラディエーター』がそれほど勝っているとは思えないのだけれど……。どうせなら思い切ってコモドゥスを完全な悪役にして、痛快無比な復讐劇にしたほうが面白かったかもしれない。評判があまりに高すぎたせいもあって、すこしがっかり。

知り合いの人から教えてもらったページです。
スーパーロボット


2001/4/1
テレビで『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル』を見る。正直なところ、クレヨンしんちゃんをかなり馬鹿にしていたのだけれど、これが面白くてびっくり。ノリが良くて、シナリオもいい。アクション仮面とパラダイスキングの対決シーンでは、玄田哲章と大塚明夫がしゃべっているので、すでにもう別の世界。格闘シーンは子供向けアニメのレベルを超えている。間に挟まれるマニアなギャグなんて子供にわかるか〜!(ヘリでの爆撃シーンでパラダイスキングが口ずさむ鼻歌が『ワルキューレの騎行』……おいおい)これはシリーズの他の作品もぜひ見てみたい。


2001/3/28
ビデオで『M:I2』を借りてくる。トム・クルーズはともかく、ジョン・ウー監督による華麗なアクションには期待大。前半はヒロインとの絡みがほとんどで、正直なところ、少し退屈。ロマンスとしてはいいのだろうけど、こっちはアクションを期待しているので、だんだん欲求不満になってくる。後半になってようやくジョン・ウー節が爆発。製薬会社の銃撃戦で、トムが二丁拳銃を抜くぞ、もうすぐ抜くぞ、抜いた〜。 スローモーションバリバリのアクションシーン、鳩がばさばさ、波がざばーん。バイク同士で正面からにらみ合い、まさかの空中で(ただ)激突。最後は意味もなくカンフー対決。やっぱりジョン・ウーは好きだなあ。


2001/3/27
拾ったりもらったり買ったりしてそろえたパーツでパソコンを組み立てる。
CPU、ファン、マザーボードは貰い物。17インチCRT、CD-ROM、FD、ケーブル類は拾い物。マウス、キーボード、ビデオボード、メモリ、ケースは買った物。予算は全部で2万5千円くらい(うち1万2千円は128のメモリ二本)。これでようやくメモリがたくさん使えるなあ。


2001/3/24
ビデオで『カンバセーション 盗聴』を見る。監督はフランシス・コッポラでしかもカンヌで賞を取った作品なので、娯楽性とは無縁(^^;)。なんでこんなのを借りてきたかと言えば、『エネミー・オブ・アメリカ』でジーン・ハックマンが演じていた盗聴のプロが、この作品のセルフパロディだと聞いたから。それを確かめたかっただけ。
盗聴のプロが事件に巻き込まれ、最後は自身が盗聴の恐怖におびえる。


2001/3/19
ビデオで『ミッション:インポッシブル』を見る。トム・クルーズ主演のスパイアクション。もうすぐ『M:I2』がビデオで出るので、ちょっと予習。スパイ物として面白いけど、もともとのスパイ大作戦のファンにはどうなんだろう?かなり反則が多いような気がする。最後のアクションシーンも、迫力はあるけど、無理をしすぎてちょっと合成の甘さが目立つ。遠景からワンカットでTGVの車内までカメラが迫るシーンも、かなりアヤシイ。うーん。


2001/3/17
ビデオで『ゴッド・ファーザーU』を見る。前作を上回る上映時間200分。な、長い……。主人公マイケルの父、ビト・コルレオーネの過去の回想と、マフィアの頂点に立つマイケルの今とがつづられる。正直なところ、前作ほどの衝撃は受けなかったけれど、ロバート・デ・ニーロはマーロン・ブランドの若い日を見事に演じていた。なにしろ老コルレオーネにそっくりだもの……
ところでパートTとパートUを併せて時代順に再編集して、さらに未公開映像を加えた完全版があるとのこと。上映時間は420分……って、7時間……?


2001/3/11
赤ちゃんは可愛い……


2001/3/10
ビデオで『ゴッド・ファーザー』を見る。言わずとしれた伝説的マフィア映画だけど、見るのは今回が初めて。同じコッポラの作品でも、『地獄の黙示録』はかなり難解だったけれど、こちらは娯楽超大作。なにもかもがとにかくすごい。マフィアの血で血を洗う抗争が、あまりに有名なテーマ曲とともに描かれる。高倉健の映画のような、義理と人情を全面に押し出した任侠ものとも、北野作品の様なひたすら痛いバイオレンスものとも、ジョン・ウーのようなほとんどはちゃめちゃな熱さともちがう。三時間に及ぶ長丁場をまったく飽きさせないのはさすが。暴走族がこのテーマ曲を鳴らしたがるのもわかる気がする(でも、おとしめないで欲しいなあ) 。

未だこれを越えるマフィアものは無いと言われるほどの名作。パートUはさらに評価が高いらしいので、これも見たい。


2001/2/28
ビデオで『アミスタッド』を見る。スピルバーグ監督の歴史物。『シンドラーのリスト』ではホロコーストが取り上げられたけれど、こちらが描いているのは黒人奴隷。アフリカから連れ去られていく途中、反乱を起こした奴隷たちが裁判にかけられ、彼らを助けるためにすでに市民権を得ているアメリカの黒人たちや若手弁護士が奔走する。弁護士にマシュー・マコノヒー。彼らを助ける元大統領アダムスに、アンソニー・ホプキンス。
マコノヒーは『評決のとき』も弁護士だったなあ。 

重厚な歴史物語に法廷物の要素も取り入れ、飽きさせない作り。ただ、よほどヨーロッパの歴史に詳しくないと、我々日本人には理解しにくい部分が多い。奴隷を巡るスペインやイギリス、キューバとの関係や、アメリカの南部と北部の対立(時期的には南北戦争の直前)が、ほとんど説明もなく入ってくるので、うっかりしていると混乱するかも。
政府側が裁判の判事の弱みとして、彼の家族がカトリックであることを隠している、ということを挙げるシーンがあるけれど、これも宗教に疎い日本人としてはわかりにくいところ(ちなみに当時のアメリカは多くがプロテスタント)

もっとも、全体としては十分面白い作品なので一見の価値有り。最後にホプキンスが演説をぶつシーンは感動物。自分たちの手で国を造った人々は、祖国に対する思いも大きい。

ところで『シンドラー』の時も思ったけれど、モザイクを入れなくていいのかなあ……


2001/2/26
レンタルビデオで『エネミー・オブ・アメリカ』を借りてくる。さあ見ようと思ったら、間違えて吹き替え版を借りてきてしまってがっかり。
ジーン・ハックマンがかっこいい。おたくの集まりのようなNSAを向こうに回し、痛快に反撃する。『クリムゾン・タイド』の時も敵役としてかっこよかったけど、よく見たら同じ監督だった。
それにしても、ウィル・スミスが渡された、ビデオファイルが隠されたゲーム機が、どう見てもPCエンジンGTにしか見えなかったのは気のせい……?
裏にはNECって書いてあったし……。


2001/2/6
映画『トゥームストーン』を見る。『荒野の決闘』『OK牧場の決闘』『ワイアット・アープ』など、何度も作られているワイアット・アープものの一つ。日本で言えば忠臣蔵のようなものらしいけれど、監督によってストーリーや人物設定がいつも微妙に違っていて、どこまでが史実なのかよくわからない。アープがトゥームストンにやってくる経緯も、成り行きで立ち寄ったり、兄に呼ばれたり、兄弟そろって商売をしにきたり……。演出も、『荒野の決闘』は叙情的でロマンチック、『OK牧場の決闘』は講談調、というふうに、作品ごとに特色がある。

この作品では、男たちがひたすら熱く、スタイリッシュに描かれる。特にイカサマ賭博師のドク・ホリデイが、お約束のように肺病を患いつつ、友のために戦う姿はかっこいい。まあまあ楽しめる出来。


2001/2/4
ケーブルテレビでアニメ『ゲートキーパーズ』を見る。1969年という微妙な設定がおもしろそうだと思って見てみたけれど、いきなり「Oh!モーレツ」でぶっとぶ。細かいところで60年代を演出しているけれど、どうせだったらもっと世相を反映するような話があってもいい気がするなあ。キャラデザが後藤圭二(宇宙戦艦ナデシコ)なので、それも60年代という設定とアンバランス。いっそのこと横山光輝先生とかにお願いした方が良かったのでは?当然監督は今川泰宏だ! 


2001/1/31
SEGAは存続し、SEGAのDNAは生き続ける」 
セガはやはりドリームキャストの生産を中止するらしい。一部でガセネタとの噂もあったけれど、どうやら本気らしい。けれども、まだ二百万台のストックがあるので、基本的にいままで通り買うことができるということである。
ようするに二百万台も在庫を抱えていたのね
(;_;)

一昨日、ビデオで『JFK』を見る。ケネディ大統領暗殺を扱った映画。全編緊張感にあふれていて、見応えたっぷりだけど、早いテンポでのカット割りに目が回る。ケビン・コスナー以下、豪華な顔ぶれも見物。
被告のトミー・リー・ジョーンズは逃亡者ハリソン・フォードを追っかけ回してアカデミー賞を取った執念のジェラード警部。告発者のドナルド・サザーラントは『スペース・カウボーイ』でトミー・リーといっしょに老人パワーを全開させたおじいちゃん。ゲイのケビン・ベーコンは濃ゆい顔が災いしてアイドルになり損ねて、性格派俳優になった人。ゲイリー・オールドマンは『レオン』のイカレた麻薬捜査官で『フィフス・エレメント』イカレた武器商人で『エアフォース・ワン』のイカレたロシア人。うーん、すごいメンツだ。


2001/1/22
ケーブルテレビで見た「テイルズ・オブ・エターニア」のCMから。

子どもたちが口々に感想を言い合っている。
子供A「おもしろいよね」
子供B「自分から攻撃できるってのがね」

自分から攻撃できないゲームがあってたまるか。


2001/1/18
フリーのフォトレタッチソフト「GIMP」をダウンロードして使ってみる。Photoshopキラーの名は伊達じゃない。こんなものがただで手にはいるなら、アマチュアでやる限りほかのソフトなんて必要無いんじゃないかと思う。インストールも簡単な上にちゃんと日本語化されているので、初心者でも安心して使えるはず。おすすめです。


2001/1/16
ケーブルテレビで『モータルコンバット』を見る。アメリカの大人気(らしい)格闘ゲームの実写化。全編にわたって怪しい東洋趣味が漂う怪作。出てくるキャラは白人も魔人もみんな東洋武術の使い手。忍者が出てくる、侍が出てくる、おまけに四本腕の魔人の名は「ゴロー」だ。でも格闘シーンはしっかり作ってあるので、なかなか楽しめる。『ストリートファイター』と同じくらいかな?


2001/1/10
太宰治『人間失格』を読む。自分の人生が変わるんじゃないかと思えるほどの衝撃を受ける。いわゆる純文は読むべき人が読むべき時に読んで初めて意味があるらしい。


2001/1/6
弟がPS2を買ったので、DVDで『プライベート・ライアン』を買ってくる。画質がすばらしい。音がいい。日本語・英語の切り替えは自由自在で、しかもおまけ付き。これは病みつきになりそうな予感……。洋画の中古なら2000円台くらいで買えるので、映画館に行くと思えばそれほど高くない。この勢いで、次は『グラディエーター』でも買ってみようかな。肝心のライアンは、ドキュメンタリータッチの戦争描写がうわさに違わずすさまじい。個性あふれる選りすぐりの精鋭たちが、無謀な任務を帯びて敵陣深くに潜入、最後は橋を守るため、広場にドイツ軍を誘い込んで撃滅する作戦。ああ、『七人の侍』だなあ。黒澤の弟子を自認するスピルバーグの傑作。黒澤映画を見ておくと、ほかのいろんな映画がより楽しくなります。