全体的なプロポーション
ここでは体を描くに当たって私が心がけている事などを書いていきたいと思います。
テーブルトークなどをやっていると、基本的にキャラの顔ばかり描くことになるので、顔に比べて体を描く機会が少なくなってしまいます。その結果、顔はすごく上手いのに体が下手で、絵全体の雰囲気を悪くしている、ということがしばしばあります(もちろん私がそうでした)。
しかしやみくもに描こうとしても、なかなか上手く描くことが出来ません。そこでわたしは、いくつかの”比”を頭に入れて描くようにしています。いわゆる「人体比」というやつで、「人体の描き方」系の本にはたいがいこれが載せられています。もっとも、いきなり全部覚えるのは大変なので、とりあえず重要と思われるものから選んでみました。
| 股の下は2分の1 |
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これは私が一番最初に覚えた比率です。 大げさに言えば一大転換期で、これを覚えてから、体を描くのが格段に楽になりました。 とりあえず頭から股下あたりまで描いて、そこから倍の長さの位置にかかとが来るように描けばいいわけです。 |
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例によって私自身の悪例です。 @の絵は、18歳ごろ描いた絵です(汗)。ナイスガイというよりはただの短足に見えます(^^;) これを足だけ強引に引き延ばしたのがAの絵です。若干ガニマタですが(笑)なんとか股下2分の1の比率を保っています。どうでしょう。@よりはましになったのでは無いでしょうか。 もちろん、人体の比率はひとそれぞれで、太ったキャラを描くときなどはまた別の比率があると思いますが、一つの基準としての「股下2分の1」はとても役立つのではないかと思います。 ちなみにもう少し言えば、左の絵では腕が短すぎます。が、その話は下の項にゆずります。 |
| 手首は股の下 |
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上と同じ絵ですが、こんどは手首の位置に注目してみます。 これもまた個体差がありますが、手首の関節部分はおおむね股下のラインに一致するようです。 |
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それをふまえた上で@の絵を見ると、やっぱり腕が短すぎるように思われます。 そこでまた、強引に腕を伸ばしてみたのがAの図です。どうでしょう。少しはましになったのではないでしょうか。
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以上、「股の下は2分の1」と「手首は股の下」というふたつが、私が日頃注意している約束事です。他にも重要な比率はたくさんありますが、とりあえずこの二つを頭に入れておけば、大きな破綻無く人体が描けるのではないかと思います。