世
界が反転した2016年
2016 年12月31日
2016年も、まもなく終わります。
この1年、当ブログにお越し頂きました皆様に感
謝申し上げます。
2016年の世界は、昨年に引き続きロシア主
導のもと、世界がグローバリズムから民族自決主
義へと大きく反転した1年であったと括れると思
います。
来年は、この流れがさらに加速するでしょう。
あらためて2016年を振り返り、反転する世
界情勢を整理してみたいと思います。
◆アメリカ大統領選挙で
トランプ氏勝利。ロックフェラー、
CIA、ネオコンの敗北
今年最大の出来事は、アメリカ大統領選挙でト
ランプ氏が勝利したことでしょう。
これまで金貸しの後ろ盾が無ければ勝つことが出
来なかった大統領選挙
に、トランプ氏が勝利したことによって、長くア
メリカを支配してきた金貸し勢力の凋落を見るこ
とが出来ます。
これによてロックフェラー勢力、ネオコン勢力
の敗北が明らかになりました。残るはFRBを牛
耳るロスチャイルドのみとなりました。
1月20日の大統領就任後は、内需重視の政策
をとり、保護貿易等へ向かうと考えれますが、ト
ランプが実現したいことは、残る金貸し勢力ロス
チャイルドを一掃することです。
このためロシアはや中国と手を組んでいくと考え
られます。
◆諸国はアメリカを離れ
ロシア・中国と手を組む
フィリピンのドゥテルテ大統領に代表されるよ
うに、諸国がアメリカから離れ、ロシアや中国と
急接近した年でもありました。
フィリピン、カンボジア、バングラディシュ、
パキスタン、トルコ、サウジアラビア、イラン等
の東南アジアや中東諸国は中国の経済支援を受け
たり、ロ
シアの最新鋭ミサイルを装備したりと、かつては
アメリカ勢力下であったものが、次々に脱アメリ
カ→ロシア・中国との関係強化に向けて動いてい
ます。
◆イギリスのEU離脱
EUの弱体化を象徴する出来事でした。これは
即ち欧州金貸し勢力の弱体化を意味しています。
イギリス国民がEU離脱を選択した背景に、プー
チンとロ
シアの存在があったことは想像に難くありませ
ん。
しかも、この動きに同調するように、フランスで
もEU離脱の声がこの時期に高まりました。
来年はフランス
で大統領選挙が行われます。右翼のルペン氏の存
在が日増しに強くなっています。
今後、EUの解体、ひいてはNATOの解体へ向けて
ヨーロッパが激しく動くでしょう。
◆世界の主導権を握った
ロシア
すでに昨年の段階でロシアの軍事力はアメリカ
を始め他国を凌駕しています。自然の摂理に根ざ
した軍事技術によって今年、プーチンは軍事外交
に積極的 に動いていました。
最新鋭ミサイルをインド、イラン、トルコ、サウ
ジアラビアに提供する等、各国とのつながりを強
化していいくことに加え、シリア情勢にも
積極的に介入。
ここでのロシアの存在感は圧倒的でした。これを
受けて先日もアサド大統領はこのように述べてい
ます。
『今後やロシアやイランの指導者と協議して決
める』
そして12月30日、シリアは全面停戦を発表
しました。これもロシアとトルコが後ろ盾となっ
ています。
今、紛争の調停役は、ア
メリカからロシアに切り替わっています。 中東情勢に限らず、こ
れからロシア主導で動いていくでしょう。
◆活発化する日露関係
先日も日露首脳会談が行われましたが、北方領
土の共同開発を契機に、日露関係はさらに接近し
ていくでしょう。
またそれは日米安保条約などが現存していること
から、中長期的なプランによるものと考えられま
す。
長くロックフェラー・CIAの支配下にあった
日本がロシアと緊密に関係を築く動きを取ってい
ることからも、彼らの勢力が衰退していることは
明らかで す。
今後、日本の政界・官僚が世界情勢の潮目を見極
めて、切り替えていくことができるのかどうか。
さらには自国の向かう方向をしっかり定めること
が出来る のか。
属国意識からの解放が鍵となります。
◆金貸しの凋落:不安定
な金融市場と反金貸し勢力の加速
今、各国の国債金利が上昇し続けており、先日
もFRBが利上げを実行しました。年末に国債の
信用が急速に下落を示しました。
またイタリアでは国内3
位のモンテ・パスキ銀行の破綻危機が報じられて
います。これに対してECBも救済に難色を示し
ており、金融市場の不安定が目に付くようになり
ました。
イギリスのUE離脱、アメリカ大統領選挙に続
くように、ブルガリアとモルドバ
では脱EUとロシアとの共同を掲げる候補が
当選。
イタリアでは今月に国民投票が行われ現職が
失脚。
おそらく、これに続くように5月にフランス
の大統領にマリーン・ルペンが選出され、
2017年はドイツ首相メルケルの辞任の可
能性が高いと考えられます。
反金貸し勢力が加速したのが2016年でし
た。2017年はさらに勢いが増すでしょう。
◆世界が反転した
2016年
2016年の世界情勢を簡単に挙げましたが、
上記だけでも世界の潮流が脱金貸し支配へと大き
く反転している事実が見えてきます。
金貸し支配からの解放とは、人々が従属意識から
解き放たれ、自分達で自分達の未来を創っていく
時代に突入したことを意味しています。
これ以前の記事はこのブログのトップ
から探して下さい。
国
産中型ジェット
MRJの講演会を聴いたので、
覚えてた話を書きます。
航空機生産の世界では軍用機の世界が縮小して
民生機の時代になっている。
中でも、大型機はマクダネルダグラスとエアバス
の独占の時代で 少人数の個人用ジェット機はパ
イが少なく、これから中型の旅客機市場が拡大予
想され参入が相次いでいる。
日本でも此のチャンスに再参入をする必要が有
る。
此の世界はエンジンや制御や基本コンポーネント
が共通使用されていて、機体自体の構造的に特徴
を出すも有るのだが、それ以上に前回のYS11
の失敗を考えて重要なのはサービス体制金融支援
などであり、これをしっかり押さえて、自動車の
次の世代の製造業を引っ張って行く日本の中核を
作って行きたい国の施策も有るのだろうなと思っ
た。
講演で聞いてた事は私
のGoogle-Homeの方に書きま
したのでリンク先で 見て下さ
い。
なお、ボーイングは兵器航空産業から撤退する
様な記事もタイムスに乗っていました、 戦
闘機や爆撃機は止めて宇宙産業に力を入れる
ようです 。
岡
潔さんの『春宵十話』を40年振りに読んだ。
若い頃に感動したこの本で心配してた事が、当時より
更に悪い国に向かって社会が変わってきている事を感
じ 録音してみました。
2月28日リンクNo2とNo3追加
(マックのiTuneとiMoveが
半年前から壊れていて再インストールし直しなが
ら録音とビデオ化したので2週間もか
かってしまい
投げ出したくなったが何とか終わって良かったです。)
長いので読み上げたのを3分割してます、 一度聞い
て見て下さい。
岡潔
の講演録というH/Pがあります、興味が有る方
は下の画像クリックすると出ます
読み上げ
ビデオは以下の3つです。
春宵十話 No1 はしがき、 自分の数学者とし
ての成長過程と経験から、いまの社会について感じて
いる事を書いています、 本文ですね。
VIDEO
春宵十話 No2 義務教育私話 https://youtu.be/jtwcmqT7Bg4
岡さんの義務教育は何をすれば良いのか、いま行われているような覚えるような勉強を
教える時期ではない、心を育てる次期でこれが成
長して人間としての力になると云う。
VIDEO
春宵十話 No3
数学を志す人に&数学と芸術 https://youtu.be/aGkT7V16wGk
数学はただ計算をすると云う様なものではな
い、心の中で育った情緒の成長が外に現れ出たも
ので芸術を理解して心の中で錬られると良い情操
が助けになるという。
VIDEO
20170610、
読後感想(ヘルマンヘッセ.わ
がままこそ最高の美
徳、ドレスデン運命の日、U
ボート西へ)など。
2月にA型ウイルス風邪で救急車に始めて乗っ
て、3月に突然片目が疲れて明るいところでは道
路が曲がり見えるよう
になる、状態がやっと少しよくなっ
てきているところです。
車も危ないので乗らずにパソコンも殆ど使わず過
ごしていましたが、今は明るすぎるところを避け
て疲れない程度に本を読んでいます。
今回読んで気に入った本はドイツの本が多く
なって いま す。
⑴ヘルマンヘッセの
「我が儘こ そ最高の美徳」 が
日本で聞く平均的な意見とは違いヘッセのオ
リジナルの考えで賛同出来ますね。
以下このヘッセの文で気に入った
記事の抜き 書きです。 下に読
みあげたビデオつけました
わ
がまま(1917年執筆)
一つの美徳が有る。 私が非常に愛している
唯一の美徳である。その名を『わがまま』と
いう。
ーー私たちが書物で読んだり、先生のお説教
のなかで聞かされたりするあの非常に沢山の
美徳の中で、わがままほど私が高く評価でき
るものは他にない。
けれどもそれでも人類が考えた数多くの美徳
の全てを、只一つの名前で総括する事が出来
よう。 すなわち『服従』である。
問題はただ、誰に服従するかにある、つまり
わがままも服従である。
けれどもわがまま以外のすべての、非常に愛
され賞賛されている美徳は、人間によって作
られた法律への服従である
唯一わがままだけが、これら人間が作った法
律を無視するものである。
わがままな者は人間が作ったものではない法
律に、唯一の、無条件に神聖な法律に、自分
自身の中にある法律に、「われ」の「心」の
ままに従うのである。
わがままが、さほど愛されていないのは残
念な事である! わがままは何らかの敬意を
受けているだろうか? おお、とんでもな
い、それは悪徳とさえ、さも無ければ嘆かわ
しい
無作法とさえ見なされているのである。 世
の人は、それが人に不快感を与え、憎悪を引
き起こす時だけ、それを本来のまともな名で
読んでくれる。
(ついでに言えば、本物の美徳はいつも人に
不快感を与え嫌悪感を引き起こすものだ。ソ
クラテス、イエス、ジュルダーノ、ブルー
ノ、およびその他のわがままものを見るが良
い)。
世の人が、わがままを実際に、美徳、ないし
はけっこうな飾りと見なそうとする時には、
彼らは耳障りの悪い此の言葉を出来るだけ和
らげる。 「性格」あるいは「人格」と。
ーこれなら「わがまま」のように無作法な
「殆ど悪徳的な響きを持たない」。
此の表現はもうかなりまともなひびきをもっ
ている。 「独創性」、此の名も場合によっ
ては通用を許される。 といっても無論、世
間で変わり者と相場が決まっている人種、芸
術家
やそれに類する部類の人間たちにだけの承認
されている事だ。
わがままがはびこっても、「資本や社会に対
して取りたて損害を及ぼすことのない芸術の
世界ではわがままは独創性として非常に高く
評価されさえする。 芸術家の間ではある種
のわがままは、まさに望ましい事でさえ有
る、それは良い報酬を受ける。
けれど、それ以外の分野では、「性格」と
か「個性」は今日の言葉では、極めて込み
入ったものである。 確かに存在していて、
示され、飾られるけれど何か貴重な機会があ
る毎に、
慎重に他の法則に屈する一つの「性格」と考
えられる。
いくらかの自分の考えと意見をもつけれ
ど、それに従って生きるのではない人間が
「性格」をもつ人呼ばれる。 此のような人
間は、自分が別の考えを持ち、様々な意見を
もつ事を
、ただまったくデリケートに、ときどきちら
ちら見せるに過ぎないのである。
此の様に温厚で、虚栄的な形をもつ場合、
『性格』は、既にもう現代人の間では、美徳
とさえ見なされている。 けれどもある人が
自分の意見をもち、それに従って生きると、
その人は「性格」という賞賛の証明書を失
い、「わがまま」という刻印を押されてしま
う。
けれどもとにかくこのわがままと云う言葉を
文字通りに解釈してみようではないか! 一
体「わがまま」とは何を意味するのであろう
か? われのままの心をもつ事であろう。
それともそうで無いのだろうか?
ところで「自分固有の心」は、地上のあら
ゆるものが、まったくあらゆるものがもって
いるのである。 あらゆる石、あらゆる草、
あらゆる花、あらゆる灌木、あらゆる動物
が、
ただひたすら「自分固有の心」に従って成長
して、生き、行動して、感じているのであ
る。
そしてその為にこそ、世界は、良いものであ
り、豊かで美しいものなのである。 この世
に花や果実が在り、カシワと白樺が有り、馬
や小鳥、スズと鉄、金と石炭が存在する事、
そのすべては、宇宙におけるどんな微小なも
のも、もっぱらその心を、その独自の法則
を、自分の中にもち、そしてまったく確実
に、そしてひとえに、それぞれの法則に従っ
ている事から来ているのである。
ただ二種類だけ、哀れな、呪われた生き物
が此の地上にいる。
その生き物は、此の永遠の呼び声に従う事が
出来ず、そして深く、生まれつき備わってい
る自分自身の『心』が命じるままに存在し、
成長し、生き、そして死ぬ事を許されていな
いのである。 人間と、人間に飼いならされ
た家畜だけが、生命と成長の声に従うのでな
く、人間よって作られ、ときおり人間により
壊され何度も変更される何らかの法律に従う
よう宣告されている。
そしてそれは今はこの上なく奇妙な事は、
人間が任意に作った法律を無視して、自分達
自身の生来備えている法律に従った、あの少
数の人々が、ー彼らは大抵刑の宣告を受けて
打ち殺されたが、その後でーこういうひと
が、まさにこう云う人が、永遠に英雄として
解放者として敬われるような事になったこと
である。
人類の任意の法律に従うことを、生きている
人間の生きている人間の最高の美徳として称
揚し、要求する人類が、まさに人類の要求に
対して反抗し、自分たちの「自分固有の心」
に背くよりは、むしろよろこんんで自分達の
生命を捨てたあの人々を、人類の永遠のパン
テオンに迎え入れるのである。
「悲劇的なこと」、神話時代の人類の青春
期から、畏怖に満ちた言葉として使われ、そ
してあらゆるジャーナリストに毎日ひどく乱
用されているあの素晴らしく崇高で、神秘的
で、神聖な言葉、「悲劇的なこと」は、在来
の戒律に反抗して、自分自身の意思に従うた
めに破滅する英雄の運命を意味する事に他な
らない。
それによって、そしてそれに依ってのみ、人
類には、繰り返し『わがまま』に付いての認
識がひらかれる。なぜならば、悲劇的な英
雄、つまり我がままな人間は、何百万もの平
凡な人びとや臆病者たちに、 人間の法律に
服従しないことは決して野蛮な横暴ではなく
て、人間の法律より遥かに崇高で、遥かな神
聖異な法律に対する忠誠であることだ、と云
う事を繰り返し示す事だからである。 言い
換えるならば、人間の持つ群居精神は、各人
に、何よりも従順と従属を要求するけれ
ど、ー最高の栄誉は決して忍耐強い者達や、
臆病者達や、従順な者たちのためではなく、
まさにわがままものに、英雄のために与えら
れるのである。
ジャーナリストが、ある工場で何らかの業務
上の事故が起きるたびに「悲劇的」と表現し
て乱用するように(これは彼ら愚者に取って
「悲しむべき」と同じ言葉を使っているのだ
けれど)、彼らが哀れな、惨殺された全ての
兵士達の死を報道するとき「英雄的な死」と
表現するという此の風潮は、それに劣らず不
当である。
それは感傷的人間達、とりわけ故郷に残った
人々の好みの言葉でもある。 戦死した兵士
達は確かに私たちの最高の同情を受けるに値
する。 彼らはしばしば途方もない事を成し
遂げ、また苦しんだ。 そして彼らは最期に
その為生命を失ったのである。 けれどだか
らといって彼らは英雄ではない。 戦死した
という理由だけでは、まだ平凡な兵士に過ぎ
ず、将校に犬の様にどなりつけられた兵士
が、致命的な銃弾を受けたからと言って、突
然英雄になるわけではないのと同じである。
大量の、何百万人もの「英雄」がいると言
う考え方は、それ自体が不合理である。
「英雄」とは、従順で実直な市民や義務の
遂行者の事ではない。ただ、自分自身の『固
有の心」、自分自身の崇高な、生来もってい
る「わがまま」を、自分の運命とした個人だ
けが英雄的でありうるのだ。 「運命と気質
は一つの概念を持つ表と裏である」と、此の
上もなく深遠で、此の上もなく知られていな
いドイツの思想家の一人、ノーバーリスは
言った。 自分自身の運命を歩く勇気を見い
だす者だけ が英雄なのである。
もし人類の過半数がこの勇気とわがままを
もつのならば、この世は異なった様相を呈す
るだろう。
私たちの、給料を貰っている教師達は(私た
ちに過去の英雄とわがまま者をあれほど褒め
讃えたくせに)、そんなことになったら、す
べてのことが大混乱に陥るだろう、と言う。
彼らはその論拠をもっていないし、持つ必要
も無い。 実際には、自主的に自分の心の中
の法律と心に従う人間達の間では、生命は
ずっと豊かに、崇高に栄えるだろう。
このような人間の世界では、今なら尊敬に値
する国家の裁判官に扱ってもらわなければな
らない様な、多くの名誉毀損事件や多くの殴
打事件は、おそらく処罰されずに済むかも知
れない。 またときどき殺傷事件も起こるで
あろう。 ー殺傷事件は、あらゆる法律や刑
罰が有るにもかかわらず、現在でも起こって
いるではないか? けれども、私たちの秩序
整然とした世界のまっただ中で、不気味には
びこっている沢山の、恐ろしく、そして想像
もつかない程悲しく、気違いじみた事柄、例
えば国家間の戦争等は、我がまま者の世界で
は知られず、有り得ない事であろう。
今私には、「お前は革命を説いているの
か」という権威者の声が聞こえる。
またしても、群居人間の間でのみ起り得る
誤りである。 私はわがままに付いて説いて
いるのであって、革命を説いているのではな
い。 どうして私が革命を望む事が有ろう
か?
革命は戦争以外の何者でもなく、まったく戦
争と同様に「他の手段を用いた政治の継続」
である。
けれども一旦自分の生き方を自主的に決定
し、その決定に責任を負う事を自覚し、自分
自身の運命の声を聞いた人間には、ああ、も
はや、政治など、それが今や王政であれ、民
主的であれ、革命的であれ、保守的であれ、
決して重要ではないのだ! 彼が心を砕くの
は他の事である。 彼の「わがまま」は、あ
らゆる草の一茎毎に深く根ざした、素晴らし
い、神によって定められた「わがまま」のよ
うに、彼自身の成長以外の何者にも向けられ
ていない。 言いたければ「エゴイズム」と
言っても良い。 けれどこのエゴイズムは、
守銭奴や権力亡者の悪名高いエゴイズムとは
まったく違う物である!
私の言う「固有」の心を持つ人間は、金銭
も権力も求めない。それも、たとえばどうと
くかぶるひととか、締念の域に達した利他主
義者であるが故に、金銭や権力を軽蔑すると
云うのでは無いーその逆である! けれども
金銭や権力だとかその為に人間が互いに苦し
め合い、最期は射殺し合う全てのものは、自
分自身の意思をを自覚した人間にとっては、
わがまま者にとっては、殆ど価値がないので
ある。彼はまさにただ一つのものを高く評価
する。 すなわち彼自身の中に有って、彼に
生きる様に命じ、彼が成長する様に助ける神
秘的力だけを評価するのである。 この力
は、金銭とかその他のものによっては獲得も
高める事も、深める事も出来ない。何故なら
ば、金銭と権力とは、不信間の産物だからで
ある。
自分の内部に潜む生命力を信頼しない者、そ
れをもたないものはお金のような代用品に
よってそれを補わなくてはならない。 自分
自身を信頼する者、自分自身の運命を純粋に
そして自由に自分の胸の中で体験し、極限ま
で発展させる事の他は何も望まない人にとっ
ては、金銭や権力などの、過大評価され、何
千倍も高く付く補助手段は、それを保有する
事と使用すことは快適な事であっても、けっ
して決定的な事ではなく、副次的な道具に成
り下がるのである。
おお、どんなにわたしはこのわがままと言
う美徳を愛しているのだろう! 私たちが、
この美徳を知り、自分の心の中のわがままを
すこし見付さえすれば、そのときには、沢山
の最高に推奨されている美徳は、奇妙に疑わ
しいも のになる。
愛国主義者はその一例である。 わたしは
愛国主義に対して何の意義も持たない。 愛
国主義は個人の代わりに、かなり大きな集合
体を目標にしている。 けれどもこの愛国主
義は
、やはり戦争が始まるとー「政治を継続する
ための」この単純で愚かしくも不十分な手段
が始まると、始めて徳として正当に評価され
る。
敵を撃ち殺す兵士は実際いつも、自分の土地
を出来るだけ上手に耕す農民よりも偉大な愛
国者だと見なされる。 なぜならば農民は土
地を上手に耕す事によって、自分自身利益を
得るからである。 そして奇妙な事に、私た
ちの込み入った道徳観では、ある徳目がその
持ち主自身をを喜ばせ、その人に役立つよう
な場合、常にいかがわしいものと見なされる
のである!
本当になぜだろう? 何故ならば、わたした
ちはいつも人に負担をかけて利益を獲得する
事になれているからであり、人々は不信感に
満ちていて、他人が持っているものを、常に
何とかして手に入れなければならないと考え
ているからである。
未開人の酋長は、彼が殺した敵の生命力
が、彼の体の中に入り込むと言う信仰を持っ
ている。 これと同じ、哀れな未開人の信仰
があらゆる戦争の根底に、人間同士のあらゆ
る競争の、あらゆる不信感の根底に有るので
はないだろうか? そうなのだ。
もし私たちが実直な農夫を少なくとも兵士の
対等の立場に置くならば、私たちは今より
ずっと仕合せになるであろう! 一人の人間
あるいは一つの民族が、自分の生活と生きる
喜び高めるために必要なものを、何が何でも
他の人間や民族から奪わねばならないと言う
迷信を放棄する事さえ出来たならば!
さて今度は、私には教師の言う事が聞こえ
る。 「それはとてもとてもすてきに聞こえ
ますが、この事柄を、一度完全な事実に即し
て、国民経済の立場から観察してみて下さ
い!
世界の生産高はー」
それに対して私は答える。「いいえ結構で
す。国家経済の見地は、徹頭徹尾客観的なも
のでは有りません。 それは一つの眼鏡で、
それを掛けてみると、非常に様々な結果を見
る事が出来ます。 例えば戦前には、私たち
は世界大戦など不可能か、あるいは不可能で
なくとも長くは続かない、と云う事を国民経
済的に証明できました。
今日では同様な国家経済的見地から、その逆
の事を証明する事が出来ます。 駄目です。
どうか一度この幻想のかわりに現実を考えて
下さい!」
この見地なるものは、たとえ思いのままに
どんな名前をつけようと、そして自信満々の
教授達が是認しようとも、何の価値もない。
それらは全てよりどころの無いものであ
る。
私たちは計算機でもなければ、何か他の計算
装置でもない。 私たちは人間である。 そ
して人間にとってはただ一つの自然の見地、
ただ一つ自然な尺度が有るだけである。
それはわがまま者の尺度である。 わがまま
者の尺度には資本主義の運命、社会主義の運
命もない。 その尺度には英国も米国もな
い。 彼には只自分の胸中の静かな必然の法
則が生きているのみである。
その法則に従う事は、安易な慣習の中に生き
ている人達には、実に限りなく困難な事であ
るけれど、わがまま者にとっては、その法則
は、運命を神を意味しているのである。
(1917年執筆)
世界史
私が少年で、いやなラテン語学校へ通ってい
た時、「世界史」と言うものが、私にはエホ
バやモーゼの様に、限りなく尊敬に値する、
深遠な、高貴な、力強いものに思われてい
た。
世界史は昔一度存在したものであり、かって
は現在であり、現実であり、稲妻の様にひら
めいたり、雷鳴の様に轟いたりしていたので
あったが、今ではとうに過ぎ去って、遠い神
聖な
物となってしまい、そして書物に書かれ生徒
達が勉強するものになっていた。
私たち少年が聞き知った世界史の最期のも
のは、七十年戦争であった。 それは確かに
それまでの本で読んだ世界史よりもずっと
ショッキングな刺激的な出来事であった。
当時、私たちの父や叔父達がその戦争に参加
したのであるし、それどころか、二、三年の
違いだけで私たちさえもそれを体験するとこ
ろだったからだ。 そして、戦争、英雄的精
神、風にはためく軍旗、馬上将軍達、新しく
選ばれた皇帝、これらはどれほどすばらし
かったことだろう。
私たちが確かに厳粛に保証されたところで
は、この戦争において奇跡が起こり、英雄的
こういがなされ、ただ単に、昨日や今日やい
つもの様にではなくて、まことに偉大に、そ
して本当に世界史的なことが起こったので
あった。 男達も女達も、前代未聞の働きを
し、未曾有の事に耐えた。 大衆はこの体験
に酔って、我を忘れて泣いた笑ったりした。
見知らぬもの同士が路上で抱き合い、勇気と
滅私奉公が当然の事になっていた。 主なる
神よ、私たちもそんな体験が出来ていたら良
いな! 私たちの知っている身じかな人達は
そんな英雄ではなくて、ときおりこれら感動
的話をしてくれた先生達も英雄ではなくて、
私たちの叔父や父もその中の多くの人達が、
実際にあの英雄的大戦争に参加したのだけれ
ど、やはり英雄ではなかった。
それについて分厚い、押絵入りの本が沢山印
刷された。 ビスマルクの肖像が、どの部屋
の壁にもかけられ、そして、秋になるといつ
ものセダンの祭が祝われた。 それは一年中
でもっとも素晴らしい日であった。
15歳になってやっと、私はこの光があせ
るのを見た。 私は世界史の神聖さを疑い始
めたのだった。
昔は、人々も諸国民も、今日とは違ってい
たとか、当時は日常の平凡な生活でなくて、
オペラとか英雄劇を地で行くような生活をし
たなどと言う話でごまかさはしなかった。
私たちの先生は私たちに出来るだけ重荷を負
わせ、押さえつけると云う任務を持つ事、そ
して、彼らが自分も持っていないさまざまな
美徳を私たちに要求した事を、私は知った。
だから彼らが自分達に教えてくれる世界史
も、おそらくそうしたもので、私たちをけな
し、辱めるための大人達のペテンの様なもの
であった。
私が、このような世界史の事を馬鹿にして、
尊敬の年を失って考える事が出来たのはに
は、それだけの理由があった。若い人達は、
批判や否定によって生きるのでなく、感情と
理想にとって生きているからだ。
ところが、その当時私の心に中に生まれた変
化が、そのままずっと持続している。 つま
り私は外部からの声に対して不信を抱く様に
なってしまった。
それが公式のものであればあるほど、いっそ
う不振おの念が強くなってしまった。 要す
るに、私は、本当に興味の有る事や人生の価
値というもの、すなわち、ほんとうに私たち
の心を充実させ、夢中にさせ、息つく暇も与
えないもの、それらは決して自分達の外部に
有るのではなくて、私たちの内部に有るのだ
と云う事を感じ始めていたのである。
私はそう云う事を知っていたと云うのでは無
くてー只感じていたのである。 そしてわた
しは、哲学書を読み、自由思想家となり、愛
読する詩人達の心の中に浸り始めたーすべて
はただ漫然とした感じでは有ったが、これこ
そ私の行く道で、これが私への私自身へ到達
する道であり、そのほかのみちはすべてわた
しにはひつようなみちでもなく、わたしにふ
さわしい道でもない、と感じた。
キリスト教徒が「内省」と呼び、精神分析学
者が「内向」とよんでいるものが私の心の中
に始まったのだ、 わたしには、このような
道が、このようなあり方と生き方が、他の道
よりいくらか優れているかどうか、言う事は
出来なかったけれど、ただ私に分っているこ
とは、そう云うあり方と生き方が、宗教家や
詩人にとって必要不可欠なものであるといい
うことであった。 こう云う人達は、たとえ
彼らがそうしたいと望み、その為、その為に
努力をしても、近頃の公認の教育者や哲学者
たちが「歴史的に考える」と称しているもの
を、学ぶ事に成功しないだろう。
⑵エルンスト.ハ スゲーン (大尉)「Uボー ト、西へ」
1次大戦から2次大戦をUボートの
艦長として戦いイギリスとの海上封鎖戦線を戦い
抜いた実話。
潜水艦の結束の強さや色々の作戦を作り2次大戦
では英国の他にも米国も加わったダミー軍艦(商
戦に見せて)等との物量作戦も更に強力になり、
行動半径も制限されて苦戦するが
それ以上に政府と軍指令の潜水艦の特性も利用で
きない方針の変動や変化の指令により苦戦が拡大
して行くのが文中にも現れて来る(艦長は愚痴を
言わないが)。
それにしても、イギリスの作戦と云うよりは国の
交渉の時点で自分達に有利になるような騙しの上
手さは海賊から軍艦のりになった歴史とそれが今
に続いているのがよく分かる。
日本等の潜水艦乗りも同じような個人の権限を
持っていたのだろうか、輸送船ん代わりに使われ
たことも多かった様だが。
参考に この本のトップカスタマーレビューです
5
つ星のうち 5.0 第
1次大戦のUボート艦長の記録 投稿者 リヒテンシュタイン VINE
メンバー
投稿日 2014/11/25
⑶住
田美歩翻訳 「ドレスデ
ン、運命の日」
エ
ルベのフィレンツェといわれた美しい町が英米の
昼夜に渡る爆撃で完全な廃墟になっていく。
そ
の中で病院の看護婦と墜落した英軍の爆撃機パイロットの恋を通して戦争が思想も人種
も宗教もなく只破壊と殺人をするものだと語って
いる。
ドイツ映画2006年作品映画のプロモーショ
ンは http://www.albatros-film.com/movie/dresden/main.html で
す。 映画ストーリーの案内などでます。
今でも同じ事を世界中でやっている人種がい
る、金が欲しいだけで世界中で殺人をして正当性
も関係ないという生き物が闊歩しているのがよく
わかりますね。
2017
年8月 24日
上にも書いたのですが 最近ゲーテの「もっと光を」 と ヘ
ルマンヘッセの「わがままこそ
最高の美徳」 などを読
んでどちらもとても気に入った
ので
読み上げてユウチューブへアッ プしました。 上の青いリンクをクリックすれば ビデオが見れます 。
これらのドイツの詩人や文学者 というか哲人は人の心に響く大 変な人達ですね。
春先から片側の視力が急に悪く
なって
中々よくまらまいもで、前から
気に入ったのを読みました、聞
きにくい所が有りますが
良い話です宜しく、お願いしま
す。
8/20の豊田沖縄エイサー祭
で八重山の大
工哲弘さんがエイサーと一緒に
渋く歌ってた のをUP
しました、 見て下さい。
2017
年10月9日 最近読んでいた本を読み
終わりYouTubeへupしました。
「人
間は人を助ける様に出来てい
る」服部あつしさんの本、 ヘ
ルマンヘッセの老年の価値、を
読み終わり 読
み上げをYouTubeへUP
しました。
服
部あつしさんは、父の人の役に
立つ様生きろと言う言葉を忘れ
ず 日
本で眼科医を始めた技術を深め
て、この技術をアジアの国々で
技術力と経済的に困っている人
達を 助
けるために使いたいと奮闘して
いる 人
です。 人が生きていている事
の意義をしみじみ感じさせま
す。
YouTubeはここです、 https://youtu.be/mvEBKsjBzDE
ヘ
ルマンヘッセの「老年の価値」
も個性の固まりのような作家で
あり思想家の自分の生き方を
80歳を過ぎて回想して、自分
が自然と共に生きて来た人生を
感謝し友人や恋人や妻などへの
思い出
を感謝している。 人間や自然
に生かされてきたのであり一人
で生き来たのではないことがよ
く分かり心が温まります。
YouTubeはここで
す、 https://youtu.be/M4Du4D_BlDQ
是非聞いて下さい。
老年の価値
名
城大学で先月にリチュムイオン電池の開発の物語
が講演されました。
講演者は旭化成でリチウムイオン電池の開
発を行い世界で初めて実用的なLIBを実現した
吉野彰先生。
今年から名城大学に移って研究を続けている、
ノーベル物理学賞の候補者で実に話がわかりやす
く面白い。これからも開発の話を市民にも話して
くれそうです。
以下は当日の講演のレジメです。
2017.11.14 名大オープンカレッジで聞いた「名古屋大学の先端医療開発の話」これからの医療の方向
がわかり 実に参考になりまし
た、感謝。
今年から高校生も対象にこれか
らの医者になろうと云う人にも
医療とは何か、現状はどう云う
状況か今後の2029年には個
人の健康データーの蓄積とAI
による診断
が一般的になり診断力としては
AIが圧倒的に優秀となり医者
は患者の心を見る事の出来る臨
床医と研究開発医に別れて行く
と云う事も話していた。
東京慈恵医大創設者の言葉
『医者たるもの、病気を診ず(<ー
知能) して病
人を診よ(<ー
知 恵) 』
医者は人が生きて行くのに必要
な分野全てを知るべきだ。
「名
古屋大学の先端医療開発の話」
おわりです。
2018.01.19
今後の世界情勢 北朝鮮関係を中心とす
る今後の展開予想。
1。増田敏男氏の意見、
ロシアが去年9月に東アジアの新体制として北
朝鮮の核ミサイル承認し朝鮮半島の紛争状態を終
了する提案を行い、11月に北朝鮮が米国向け
ICBMを完成させた事により中国、韓国と
朝鮮人民民主主義共和国は(韓国は念願の米国
隷属状態から離脱することが出来るので)はこれ
に賛同し、金正恩は正月にはこれ以上の核ミサイ
ル開発を行なわず 冬のオリンピック は朝鮮と
して統一チームで参加する提案を行ない南北会談
を開始して米国との共同訓練を延期した。
アメリカのトランプ大統領は 敵の米国軍産複
合体が米軍撤退により戦争カードを失い弱体化す
るので喜んでいる。 困っているのは米国追従で
勝手な事ができている日本の支配層
と云う事のようです。 良い加減して金を戦争
やに貢いで国民を苦しめつずけるのはやめてほし
いものです。 これを認めている国民も身から出
た錆ですが。
氏の意見を以下に転載。
21世紀の日本の運命
これは今執筆中の次期「小冊
子」Vol.95の表題であ
る。
1月9日の本誌で「南北朝鮮対
話の深読み」と11日の「トラ
ンプのエルサレム首都認定宣言
の深読み」で述べた通り中東と
アジアの政治秩序が180度変
わる。
それはアメリカの国家指針が
180度変わるからである。ア
メリカの指針が変わると言うこ
とは今までのアメリカの指導勢
力が交代することであり、具体
的には今まで議会と軍産複合
体=軍産(国防総省、CIA、
マスコミ、学会、ウォールスト
リート)を支配していたユダヤ
(イスラエル)勢力内部の主流
と反主流派の交代でもある。
(私はこれから主流派になる方
に関係している)軍産の弱体化
の為の事細かい戦略がトランプ
のブレーンであるキッシン
ジャーとCFR(外交問題評議
会)から伝達され、トランプは
敵(軍産)と世界を煙に巻きな
がら見事にこなしている。
FRB
が金融引締め政策を推進中にト
ランプは法人税減税と言う名の
大型金融緩和政策(170兆円
規模)を実行する。世界がアメ
リカは金融引締め実行中と思っ
ている時、実は史上最大の金融
緩和政策を実行しようとしてい
る。ECBは年内緩和縮小、日
銀はFRBの要請で出口なしで
緩和続行だがアメリカこそが世
界最大の緩和を始めようと言う
のだからトランプは天才ペテン
師である。そのペテンでNYダ
ウは4万ドル、おかげでニッケ
イ平均も4万円になる。何故で
しょうか?トランプは、不動産
取引で投資家を騙せば手が後ろ
に回るが、世界を騙せば
Genius(天
才)Politician(政
治家)と呼ばれる。
中国は2049年の建国100
周年までにアメリカに代わって
世界の政治・経済覇権を掌握す
る為野心的活動を全世界に展開
している。トランプは昨年11
月の訪日で、第一次安倍内閣以
来の歴代内閣で初めての自主外
交政策である日本・オーストラ
リア・インドを主軸に中国を包
囲する「アジア太平洋戦略」
(本来は「自由と繁栄の弧」)
に従うと言った。アメリカが日
本独自の外交政策に従うのは宗
主国が植民地に従うようなも
の。必ず「裏」がある!トラン
プはロシアと共に世界エネル
ギー支配を推進し、中国をけん
制すると言う。キッシンジャー
の差し金だ。どっこい、裏があ
る!米軍の韓国からの撤退、沖
縄からの撤退で喜び勇んでアジ
ア覇権に乗り出すのは中国だ。
アメリカは何故アジアの同盟国
を捨てるのか?キッシンジャー
の持論「覇権から多極化」の真
の意味を私は知っている。キッ
シンジャーの持論は「アジアの
秩序は新型大国(G2)関
係」。
習近平はオバマ大統領との首脳
会談以来G2、G2と言い続け
ている。キッシンジャーと習近
平が同じことを言い、キッシン
ジャーがトランプの指南役。
ではキッシンジャーは日本につ
いて何と言っているのか?「俺
は日本が嫌いだ」!
まあ、これでは新聞やテレビを
見ていても何一つわからない。
2.田中宇氏も同様な意
見ですね。
北朝鮮の核保有を許容する南北対話
2018年1月7日 田中 宇
2018.02.02
中国沖でタンカーと貨物船衝突により史上最大の原油が日本列島の太平洋と日本海側を北上中、最悪の海洋汚染が予想される !!
2月1日の IN
Deep の記事に 1月15日に
発生したタンカーと貨物船の衝突により原油の流
出が起き、船体の穴から大量の原由が日本海の流
れに乗って大平洋と日本海側の渡って
日本列島を取り巻くように上昇している。 メキシコ
湾で原油流出事故から7年経って(メキシコ湾は死の
海になっている)それ以上の環境汚染が起きる恐れが
ある/ とある。
以下転記
も
うじき日本の海が死ぬ :
「史上最悪の原油流出」が日本の海域を直撃する予測が英国海洋センターより発令。3ヶ月以内に九州から東北までの全海域が汚染される可能性
そして、
拡大が続く「日本周辺のデッド
ゾーン化」もさらに加速するこ
とが確実に
ロイターの記事を引用した1月
28日の米国ゼロヘッジより
・Asia Is About To Be Hit By The “Worst Oil
Tanker Spill
In Decades”
英国海洋
センターによる今後3ヶ月の原
油の拡大の予測を示した記事
・Sanchi Oil Spill Has Already Caused
'Serious
Ecological
Injury'
2週間ほど前に中国沖で発生した
石油タンカー事故が、とんでもない
状況を日本にもたらす可能性が大き
くなっています。なぜか日本では報
道が皆無の状態なのですが、
海外では、さかんに「アジアの海の
危機」として報じられています。
しかし、その予測地図を見ると、
アジアといっても、「日本が最も大
きな影響を受ける大災害となる可能
性が強い」のです。
このことを、わかっている限りご
紹介したいと思います。ちょっとこ
れは、まずい感じです。
2018
年早々の日本の「大厄災」が進
行中
未曾有の事態となりつつある事象
を起こした事故そのものは、今年
1月6日に発生した貨物船と石油タ
ンカーの衝突事故でした。
下は、1月15日、つまり半月ほ
ど前の AFP
の日本語の報道からの抜粋です。
AFP
2018/01/15
中国沖で
6日に貨物船と衝突・炎上し、
14日に沈没したイラン企業所
有の石油タンカー事故につい
て、中国国営メディアは15
日、現場海域で最大約130平
方キロにわたって油が流出した
と報じた。環境専門家らは、海
洋生物に深刻な被害を与える恐
れがあると警鐘を鳴らしてい
る。
中国の交
通運輸省によると、タンカーか
ら流出した油は現在も燃え続け
ているという。中国共産党機関
紙の人民日報は15日午後の時
点で、現場を起点に長さ約
18.5キロ、幅約7.4キロ
の範囲に油が広がっていると伝
えた。
沈没した
同タンカーは、軽質原油13万
6000トンを積載していた。
米アラス
カ州を拠点とする石油流出対策
の専門家、リチャード・スタイ
ナー氏はAFPに対し、「1週
間にわたって爆発・炎上が続い
た船体の損傷を考慮すると、貨
物倉や燃料油貯蔵タンクのうち
無傷で残っているものはなく、
従ってコンデンセート(超軽質
原油)と燃料のすべてが流出し
たというのが私の推察だ」と語
り、1回で海洋流出したコンデ
ンセートの量としては史上最多
と指摘している。
仮に流出
したのが積載量の20%だった
としても、1989年に発生し
たアラスカ沖で発生した石油タ
ンカー「エクソン・バルディー
ズ(Exxon
Valdez)号」の事故の際の原油流出量に匹敵する規模だという。
しかし、この時点以降、「日
本語での報道はほぼ消えた 」
のですね。
そういうこともあり、「何とか問
題なく収まったのだろう」と思って
いましたら、唐突に、その後の
状況が「極度に悪化する予測と
なってきている」 こ
とを知りました。それを知ったのは
海外の、たとえばロイターの報道で
あり、それを取りあげていたアメリ
カの人気ブログ、ゼロヘッジの記事
だったりしたのです。
そのタイトルには、「過去数
十年で最悪の原油流出」
とあります。
この数十年で最悪の原油流出被害
といえば、2010年のメキシコ湾
原油流出事故を思い出しますが、タ
ンカーによる「史上最悪の環境事
象」となりますと、
・1989
年のエクソンバルディーズ号原
油流出事故(米国アラスカ州
沖) となりま
す。
これは、Wikipedia
の冒頭から抜粋しますと、以下のようなものです。 エクソンバルディーズ号原油流出事故 - Wikipedia
エクソン
バルディーズ号原油流出事故は
原油タンカーエクソン・ヴァル
ディーズが座礁により積荷の原
油を流出させた事故。この事故
はこれまで海上で発生した人為
的環境破壊のうち最大級のもの
とみなされている。
それで、今回、中国沖で事故によ
り沈没したタンカー「サンチ」号に
ついては、上の AFP
の記事に出て来る専門家によれば、
>
1回で海洋流出したコンデンセートの量としては史上最多と指摘している。 と
いうようなことになる「可能性」が
あるわけで、つまり、
「これまでの史上
最悪の海洋環境事故を上回るこ
とが起きるかもしれない 」
ということになっているのです。
それはどこで起きるのでしょう
か?
・・・というのが、冒頭に示しまし
たもので、イギリスの海洋センター
が、「緊急海洋模型シミュレーショ
ン」の実施をして発表した予測図に
よると、
「その影
響のほとんどを日本が受ける可
能性」 が出てき
ているのです。
英国海洋センターが発表した3ヶ
月後までの予測図が、ロイターに掲
載されていますので、それをご紹介
しておきます。はっきりいって、こ
のシミュレーション通りになってし
まうと、いろいろな意味で壊滅的な
状況になることもあり得るかもしれ
ません。
影響の色分けは、青や水色の海域は
壊滅的な影響となり、茶色の部分は
中程度の影響がある可能性のある海
域を示しています。
英国海洋
センターにより更新された最新
の緊急海洋シミュレーション
How Sanchi's spill could spread
Reuter
2018/1/26
そして、原油流出から3ヶ月の、
4月中旬には、以下のように原油が
海域に広がるという計算結果が出さ
れています。
このシミュレーションを見た時に
は「これは……」と絶句しました。
予測などに関しての軽々なことは
書けないですが……要するに、原油
の広がり方は、おそらくはこれと準
じたものとなると思いますが、それ
による海への直接的な被害がどのく
らいになるかはわからないわけ
で……何とも先行きを書くわけには
いきません。
この海域のあたりは、そうとう豊
富な海産資源の場所なのではないか
というような気もしますが、後述し
ますけれど、原油
の場合、影響が「長い」可能性
がある ので
す。
それにしても、「アジア
で日本だけ」が影響を受ける位
置で事故が発生してしまってい
る というのは、
何ともアレですが、起きてしまって
いることは事実で、そして、原油が
これから日本列島の周辺海域に漂い
始めるのも避けられないことのよう
に思われます。
そして、こ少し過去を思い返す
と、かなりの厄災のように思うので
す。
2010
年のメキシコ湾の原油流出の7
年後に
私がこの In Deep
というブログを書き始めて、比較的すぐの頃に、アメリカでメキシコ湾での石油採掘リグの事故による大規模な原油の流出が起きました。その頃の
In Deep
は、単に海外の記事を翻訳しただけの記事が多かったですが、
・専門家が警告するメキシコ湾の「死の海域」化
In Deep
2010/06/29
という記事には、「メキシコ湾が
死の海域(デッドゾーン)となって
いく」ことを指摘するアメリカの専
門家の研究を取りあげた記事をご紹
介していました。
デッドゾーンというのは、酸素の
欠乏などにより、文字通り「生き物
が生きることができない死の海域」
のことです。
メキシコ湾での原油の流出は
2010年のことでしたが、その後どのようなことになっているかご存じでしょうか。
昨年、つまり原
油流出から
7年後の 2017年の夏 に、
以下のような記事を書いたことがあ
ります。
・海はさらに死に続けている :
拡大が止まらない米国メキシコ湾の死の海域「デッドゾーン」が過去最大の面積に。そして原油流出の年に発せられていた専門家たちの警告を思い出す
In Deep
2017/08/07
これは、アメリカのメキシコ湾
(2010年の原油流出の海域)の
デッドゾーンが、過去最大になった
ことが報じられていたことをご紹介
したものです。
2017
年8月2日のアメリカの報道よ
り
・Hypoxia
上にリンクした過去記事の中で
は、「 2010年から
2017年までの間に、どのようにデッドゾーンが拡大していったか」ということも図で説明していますが、要するに、
「大規模
な原油流出が起きた場合、《海
の死》は緩慢ではあっても進行
し続ける」
ことを、この 2010年から
2017年のデッドゾーンの推移が
証明しているともいえるのかもしれ
ません。
さらには・・・。
現在、世界の海域に、あるいは日
本の海域 に
「どのくらいデッドゾーンが広がっ
ているか」をご存じでしょうか。
実はこれは、今年
2018年1月5日の科学誌サイエンスに発表されていた研究結果にあり、「機会があればご紹介しよう」と思っていたのですが、まさかこんな機会でご紹介す
ることになるとは思いませんでした
が、下の図が、「現在の世界のデッ
ドゾーン」です。
2018
年の世界のデッドゾーン。赤が
沿岸。青は海洋
・Science
この図ではわかりにくいかもしれ
ませんが、日本の沿岸のかなり多く
が「すでにデッドゾーンと化してい
る」ことがこの調査でわかるので
す。
赤い部分は沿岸がデッドゾーンと
化している海域がある部分です。
現時点でこの状態の海域に、「こ
れから原油が来る」 の
です。
・・・・・何か良い方向の示唆で
も見出したいですが、なかなかそれ
は難しく、相当厳しい状況が今年の
日本の海を襲うことになってしまう
のかもしれません。
今後の海流の流れの方向や、原油
の流出量がはっきりしてくることな
どで状況は変わっていくと思います
が、現時点での予測では、日本の海
がこんなに厳しい環境事変を受けた
ことはあまりなかったのではないか
というような事象に発展する可能性
は残っていると思います。
それにしても、この緊急事態がど
うして一切報じられないのですか
ね。防ぎようがないことかもしれな
いにしても、海に関する仕事に関
わっている人たちは知るべきことの
ように思うのですが。
予想していなかった部分で日本は
厳しい
2018年の始まりとなりそうです。
2018
年02月08日
1。ミニ氷河期は既に
2015年か
ら来ており150〜200年続くだろうとい
うロシアの科学者達の主張。
以
下記事の転載です。
ミニ氷河期は「2015年にすでに始まって」おり、
今後「200年から250年間続く」というロシア科
学アカデミーの科学者たちの主張が公開された
世界最大
級の学術データベース「サイエ
ンスダイレクト」に掲載された
論文
・sciencedirect
関東なども、すっかり朝晩が寒く
なり、「1カ月くらい前まで暑いと
か言ってた気がするのに」というよ
うな感じで、どうにも秋を吹っ飛ば
して、夏から冬にダイレクトに突入
した気配もないではない感じの最近
です。
メダカや外で飼っているいろいろ
な水生の生き物を家の中に入れる準
備をしたり、植物なども部屋に入れ
込んだりと冬の準備もわり楽しいも
のですが、しかし、
「これが
ずっと続いたら、やっぱりイヤ
だな」 というよ
うには思います。
まあしかし、睡蓮鉢の水が冷たく
てイヤだとか、そういう個人的な問
題は別として、「寒冷化の懸念」は
常に現在の地球にまとわりついてい
ます。
今回は冒頭に貼りました最近のロ
シアの学術的主張である「す
でに地球は小氷期(あるいはミ
ニ氷河期)に突入している 」
をご紹介したいと思います。
地球が持
つ気温の変動の「自然の」サイ
クル
In Deep
では、この数年、わりとずっと「地球は近くミニ氷河期のような状態に入るのではないか」ということを書くことが多かったです。
最初に書きましたのは、5年ほど
前の、
・あらかじめ予測されていた小氷河期の到来(1)
2011/11/07
という記事で、その頃は(今もか
もしれないですが)世の中でさかん
に「人間活動による地球温暖化」と
いうようなことが言われていたので
すけれど、過去の気温の変化の
チャートを見ていますと、
「人間が
いてもいなくても、地球は自動
律での気温の上下を時間的サイ
クルの中で繰り返していた」
ということを、その頃始めて知る
ことになりました。
たとえば、下は、先ほどリンクし
ました記事に載せました「過
去 420,000
年の気温の変化 」
を示すグラフです。南極の氷床から
算出したもので、比較的信頼できる
ものだと思います。
・Are we heading into a new Ice Age?
これを見ますと、地球は十数万年
ごとに、それこそ上下
10℃以上という、とてつもない気温の変動を繰り返してきたことがわかります。
しかし、数万年というような大き
な時代区分ではなくとも、氷河期
(ミニ氷河期ではなく、いわゆる氷
河期)が終わってからのこの1万数
千年の間も、以下のような激しい気
温の上昇がありました。
1万
5000年前から現在までの
ヨーロッパと北米における気温
の変化
・フレッド・ホ
イル『生命はどこからきたか 』
このグラフでは、13000年く
らい前から
6000年くらい前の間に地球の温度は摂氏
10℃以上も上昇していますが、
6000年前には、まだ自動車や工
場が排出する CO2
などという問題はなかったはずで(あったかもしれないですが)、それでも地球の自律する変動で、ここまで気温は変化しています。
そして、さらに短い期間の「過去
数百年くらい」でも平均気温は大き
く変化し続けていたわけです。そ
れらはすべて「地球の自然の律
動」によるもの で
した。
何を書きたいのかといいますと、問
題のポイントは、温暖化なの
か、寒冷化なのか、ということ
ではなく 、
「どんな
時代であろうと、地球は人間
(の文明)によって気温や気候
が変化させられるということで
はなく、それらはすべて地球と
宇宙が持つ時間的なサイクルの
中で決められていること」
だということを、ここ数年で知っ
たような気がします。
まあ、「地球と宇宙」の「宇宙」
というのは大げさかもしれないです
が、気候の変動に関しては「太陽」
が大きく関与していること、そし
て、曇りが多いとか晴れが多いとい
うようなことに関しては、宇宙線が
関与しているということなどもあ
り、「宇宙」と記しています。
【天
候と雲の関係についての参考過
去記事】 スベンマルク博士の異常な愛情が今ここに結実
:「雲の生成は宇宙線によるもの」という説が25年にわたる観測の末に「結論」づけられる。そして、太陽活動が長期の地球の気温のコントロールに関与して
いることも (2016/08
/29)
いずれにしても、たとえば、人間
には意志とは関係なく働き続ける
「自律神経」というものが存在する
のと同様に、地球も宇宙と共に「自
律」している部分があり、その自律
機能はどのようにおかされても、時
間が経てば、また戻るものです。
人間は人間で確かに偉大ですが、
地球の自律する規則とサイクルに強
く介入することは基本的にできない
のだと思います。
できないというか、たとえどれだ
け介入しても、地球にはリセットで
きるメカニズムがあります。
たとえば、人間文明は現実として
海や大地を汚染していたりしますけ
れど、これも人類がいなくなれば(という
より「今の人類の文明がただせ
られれば」) 、
わりとあっという間に元に戻るはず
です。
それどころか、以前、
・「人間がいなくなった地球に起きること」:もしかすると繰り返されているかもしれない新
しい地球の誕生
2016/06/28
などで記したことがありました
が、全地球的な放射能災害や、超絶
な大規模な核による荒廃などが起き
て、地球の何もかも荒廃したとして
も、放っておけ
ば、地球は数年から
20年くらいで、植物が繁栄すると共に再び生態系の繁栄がよみがえる と
推定されています。
「人間の文明の間違いも結果的に
は元に戻る」という意味では、人類
は本来は何度も地球の住人であるこ
とにチャレンジできる存在だと私は
確信しています。
今
の人類の文明は間違っていると
いうことは確信を持って言えま
す け
れど、間違って滅んだのなら、その
どのくらい後かは知らないですが、
再び何度もチャレンジできるはずで
す。グレイトな人類と地球と関係と
いうのは、人類文明の滅亡ごときで
は揺るがないのですよ(多分)。
・What Would Happen If Humans Disappeared?
話が逸れましたが、地球は自律し
ていて、そこには、「本来気候のサ
イクルがある」ということで、温暖
化にしろ寒冷化にしろ、人為的に作
り出せるたぐいのものとは違うとい
うことを書きたかったのでした。そ
の上で、現在はどのようなサイクル
に向かうのかということになりま
す。
地球は
2030年どころではなく、現
在すでにミニ氷河期に突入して
いる
地球が寒冷化に向かっているの
か、そうでないのかは結果を見なけ
ればわからないのですが、このブロ
グでは、基本的に、
「地球は
寒冷化に向かっている」
という方向でずっと考えてきてい
ます。
ただ、私自身は本格的な寒冷化、
あるいは小氷期でもミニ氷河期でも
呼び方は何でもいいのですが、そ
のような時代は「もう少し先
だ」と思っていました 。
たとえば、一般的な学説として
も、これから寒冷化に入るとする考
え方は広くあるにしても、下は
2015年7月の
日経ビジネスの記事からですが、それはもう少し先だとする見方が普通でした。
日経ビジネス
2015.07.22
2030
年頃から地球はミニ氷河期に突
入する――。
英ウェー
ルズで7月9日に開かれた王立
天文学会で英国の研究者が驚く
べき発表をした。今後15年ほ
どで太陽の活動が60%も減衰
するというのだ。
英テレグ
ラフ紙を含めたメディアは「ミ
ニ氷河期に突入」というタイト
ルで記事を打った。
研究発表
をしたのは英ノーザンブリアン
大学のヴァレンティナ・ジャル
コヴァ教授。太陽の内部にある
磁場の変化によってミニ氷河期
が訪れる可能性を示唆した。
同教授に
よれば、太陽内に2つの異なる
磁気波があることを発見。2波
は周波数が異なるが、両波とも
に11年周期で変化するとい
う。
ジャルコ
ヴァ教授は両波を基に太陽活動
の動きを探る新しいモデルを確
立した。精度は97%だとい
う。
そして、このヴァレンティナ・
ジャルコヴァ教授( Prof
Valentina
Zharkova
)が率いる国際的研究のメンバーであり、「太陽の磁気活動の進化」に関して独自の物理数学モデルを開発し、この「
2030年ミニ氷河期入り」のシ
ミュレーションがほぼ確実かもしれ
ないことを証明したのが、モスクワ
国立大学の物理学者であるヘレン・
ポポワ博士( Dr. Helen
Popova )でした。
ヘレン・
ポポワ博士
・RT
このお美しき理論物理学者である
ポポワ博士の完ぺきなシミュレー
ション理論は、
・精度97%の「2030年までのミニ氷河期突入」予測は、その発表の元となったロシア人
女性物理学者の「太陽活動の解
析予測の実績」から実現確実な
状勢に
2015/07/22
という記事に載せておりますの
で、ご参照いただければ幸いです。
ちなみに、この研究を率いた
ジャルコヴァ教授も女性でした。
まあ、そんなわけで、この記事を
書いた頃、「ポポワさんを信じよう
7月委員会」が個人的に結成されま
して、それ以降は、
「ミニ氷
河期が来るのは
2030年頃」 と
タカをくくっていたのですが、冒頭
にありますように、ポポワ博士と同
じロシア人の天体物理学者が、最
近、
「地
球はすでにミニ氷河期に入って
おり、最大で
200年以上続く」 と
述べていたのです。
その科学者の名前がまた、「ハビ
ブッロ・アブドゥッサマトフ」博士
という方で、アブドゥッサマトフと
いう訳でいいのかどうかわからない
ですが、読みにくいことこの上ない
名前ではありますが、ロシアでの科
学の頂点を極めるロシア科学アカデ
ミー会員たちの主張と考えますと、
気になるものではあります。
ちなみに、アブドゥッサマトフ博
士が寒冷化の最大の原因としている
のは、ポポワさんと同じ「太陽活
動の縮小」 で
す。
その太陽の活動周期と太陽運動の
サイクルについての年代について違
う部分があるようです。
いずれにしましても、このアブ
ドゥッサマトフ博士は、「
2015年の後半に地球はすで
に小氷期に入った 」
と述べています。
つまり、この博士の主張に従う
と、「私たちはすでにミニ氷河期の
中にいる」ということになるので
す。
アメリカのメディアに、この論文
の概要が掲載されていましたので、
それをご紹介します。
なお、出てくる科学用語が大変に
難解で、科学辞書を見ながら訳して
いたのですが、そのままの用語で書
いても自分に対してもわかりにく過
ぎると感じましたので、一般の言葉
で代用できる部分は科学用語ではな
く一般の言葉で書きました。
それでも、わかりにくい部分はあ
るかもしれないですが、簡単に書き
ますと、「約
200年周期の太陽活動の弱体化のサイクルの中で、地球は寒冷化に入った」
ということだと思います。
Russian scientist: 'The new Little Ice
Age has
started'
SOTT
2016/10/28
ロシアの
科学者 :
「新しい小氷期はすでに始まっている」
地
球温暖化に懐疑的な新著『エビ
デンスに基づく気候科学』
(Evidence-Based
Climate
Science)
: 地
球温暖化の主要な要因が
CO2 排出 に
よるものだという点に反論する
数々のデータ
ロシア・
サンクトペテルブルクにあるロ
シア科学アカデミーの天体物理
学者であり、ロシア・プルコ
ヴォ天文台の宇宙研究所所長で
もあるハビブッロ・アブドゥッ
サマトフ(Habibullo
Abdussamatov)博
士は、新しくリリースした新著
の中で以下のように述べてい
る:
1990
年以来の太陽は、全太陽放射照
度(※物体に時間あたりに照射
される面積あたりの放射エネル
ギー量 / TSI
)において、太陽の「準
200年周期変動」の中での減少期の期間にある。
1990
年以降の地球が吸収した放射照
度の減少は、それは、世界の海
洋の熱循環が緩慢であるため
に、以前の高いレベル時に地球
から宇宙空間に放出された長波
放射によっても補填されていな
いままである。
その結
果、地球は、年間の平均エネル
ギー収支と、長期の熱的条件の
悪影響が続いており、そして、
それは今後も続いていくだろ
う。
新しい小
氷期の準
100年周期の時代は、第
24太陽活動(サイクル
24)の活動最大期だった
2015年の終わりに始まった。
太陽活動
の極小期の始まりは、サイクル
27の前後 ± 1
(サイクル 26から
28まで)になると予測される。
そして、
西暦 2060年 ± 11年
( 2049年から
2071年の間)に、新しい小氷期の最も凍結する時代(最も気温が低い時代)が始まる。
メキシコ
湾の海流の流れの段階的な弱体
化は、西ヨーロッパにおいての
領域において寒冷化が強くな
り、それは米国とカナダの東部
にもつながる。
フィード
バック効果の連続と共に、太陽
活動の準
200年周期のサイクルの変化による太陽放射照度は、温暖化から小氷期へと気候が変動していくための根本的な原因である。
ここまでです。
また、この記事には、参考資料と
して、過去(
2014年頃までに)、「地球が寒冷期に入る」と主張していた主要な科学者の人たちが記されています。
下のような人たちが、これから(
2015年頃から)の地球の寒冷化
入りを主張していたか、あるいは強
く「警告」していました。
本当に現在、寒冷化に突入したの
かどうかは、結局、後年のまとまっ
たデータからしかわかりようがない
のですが、今回は、それらの科学者
たちの意見を載せて締めたいと思い
ます。
そして、先ほど書きましたよう
に、地球の気温の上下のサイクルの
到来は人間に止めることはできませ
んし、そのようなことが可能な、い
かなる手段もありません。
2014
年頃までに出されていた「小氷
期突入」に関する主要な科学者
と科学機関の意見
・ロ
シア・プルコヴォ天文台の科学
者たち :
世界的な地球寒冷化を予測して
おり、「寒冷化は
200年から
250年の間続くかもしれない」と述べる。
・デ
ンマーク工科大学のヘンリク・
スベンマルク教授
:
「地球温暖化はすでに停止しており、寒冷化が始まっている」と
2014年に宣言。
・米
国ウィスコンシン大学の気候科
学者アナスタシオス・ツォニス
教授 :
「2014年以降は気温が横ば
いか、寒冷化の
15年間になると思われる」と主張。
・ア
メリカの著名な地質学者博士ド
ン・イースターブルック博士
: 最大で
30年間以上の地球規模の寒冷化が訪れると警告。
・オー
ストラリアの天文学会
:
太陽活動の「著しい弱体化」により、今後の世界的な寒冷化を警告している
*※
※******************************
2。
去年の年末23日間マグ
ニチュード6を越える地震が止まった、環太
平洋では2〜3日に一度はこのレベルの
地震
が起きているのが普通で、米国地震学会では 地
球の自転が低
下しているのではと言う意見、関連して高層
の電子のバランスの崩れも観測されてい
る 。 今
年の大規模な地震の恐れがあ
ると言う。
以下記事の転
載です。
2018
年の始めに「26日間の奇妙な空白」があった地
震の状況
2017年暮れから
2018年に起きていたこと
先日の、
・地
球の海底で何が起きている? :
「聖書という名の町」で聖書のような出来事が起きた南米エクアドルで「海が突然消えた」後にコロンビアの海岸では原因不明の津波が
In Deep
2018/01/07
という記事は、その内容そのものは、南米の海
岸で原因不明の海岸の後退が起きているとか、あ
るいは、やはり原因不明の「ミニ津波」が起きて
いるというようなことを取りあげたのですけれ
ど、この記事の一番最後のほうに、
>
地震については最近いろいろなことが出てきていますので、また別の記事で取りあげたいと思います。
と書きました。
この「いろいろなこと」というのは何だったの
かというと、まあ、いろいろと表現しているだ
け、それこそいくつかのことがあるのですけれ
ど、特に気にしていたことは、
「マグニチュードの大
きな地震があまりにも長期間来ていない」
ということだったのです。
上の記事を書いた時点で、2017年12月
15日を最後に、「マグニ
チュード 6以上の地震が
25日以上、世界で起きていない 」
のでした。正確には、2017年12月15日に
インドネシアのジャワ島で発生したマグニチュー
ド 6.5の地震が最後でした。
結局、今日(1月10日)、中南米のホ
ンジュラス付近でM7.6の地震 が
発生し、26日ぶりにマグニチュード 6
以上の地震が起きたのですけれど、この「
25日間以上マグニチュード
6以上の地震が発生しない」というのが、い
かに異常なことか といい
ますと、その前の月や前々月などを見てみます
と、以下のようになっていたことでもおわかりい
ただけると思います。
2017年12
月、11月のマグニチュード6以上の地
震の頻度
・12月15日以
前の1ヶ月は、マグニチュード
6以上の地震が「
3日に1度」の割合で発生 (
1ヶ月で 9回発生)
・さらに、それ以
前の1ヶ月は、マグニチュード
6以上の地震が「
2日に1度以上」の割合で発生 (
1ヶ月で 18回発生)
実際も、昨年からの「最後の
M6以上の地震」となった
12月15日以前の「12月中だけ」のマグニチュード
6以上の地震を羅列してみれば、以下のようにな
ります(世界の地震 よ
り)。
2017
年12月のM6.0以上の地震
2017年12月
15日 M6.5 インドネシア
2017年12月13日 M6.5 大西洋南部
2017年12月12日 M6.0 イラン中部
2017年12月09日 M6.1 ミクロネシア
2017年12月08日 M6.2 ニュージーランド
2017年12月03日 M6.0 エクアドル
2017年12月01日 M6.0 パプア・ニューギニア
2017年12月01日 M6.0 イラン中部
結構な頻度で発生していたことがおわかりかと
思います。
それが、「
2017年12月15日を最後にピタッと
M6 以上の地震が止まった 」
のでした。
環太平洋火山帯に関しては、マグニチュード
6程度の地震は日常的なもので、ある程度頻繁に
起きることこそ「正常」です。
基本的には(特に最近は)数日に一度は起きる
ものであるにもかかわらず、12月15日の
M6.5の地震を最後に、2017年には
M6以上の地震の発生がないまま終わりました。
そして、2018年になり、それでもずっと起
こらない。前回の M6 から
25日経ってもまだ起きない。
私だけではなく、世界中で結構な人たちが、
「何か奇妙なのでは」
と思っていたところはあるようで、 SNS
やブログなどで指摘している人たちもいました。
結果として今日、中南米でマグニチュード
7.6の地震が起きましたけれど……。
なお、今日、M7.6の地震が発生した場所
は、先ほどリンクしました記事「地
球の海底で何が起きている? …… 」
で取りあげた場所と近い位置ではあります。
そこに載せました地図に今日の地震の震源を
マークしますと、以下のようになります。
2018年1月10日
の中南米のM7.6の地震の震源
・Google
Map
原因不明のミニ津波が発生したコロンビアの海
岸とも近いといえば近いかもしれないですが、さ
すがに地震との因果関係はわかりません。
「海が消えた」エクアドルにしても、今日の地
震の震源のある海域とは基本的に異なる海洋エリ
アですので、これも関係があると考えるのは難し
そうです。
そして、それより問題は、
「基本的に地震が増え
続けていた中、26日間も M6
以上の地震が発生しなかった」
ということ自体が今もなおとても奇妙に思って
います。
それと……これは、あくまで個人的に指標にし
ていることであり、科学的な因果は示されていな
いことですが、ちょっと記しておきたいことがあ
ります。
混沌とし続ける上空の
電子
地球の高層の「電子の状態」は日々観測されて
いて、NOAA
(アメリカ海洋大気庁)のサイトで、リアルタイムで公開されているのですが、これまで
「それが大きく攪乱し
た状態が続くと地球のどこかで大きな地震が
起きやすい」
という傾向は確かに続いています。
これは要するに、高層大気での電子の流れだと
いうことでいいのではないかと思います。これが
今年の
1月8日頃から現在まで非常に攪乱し続けています。
2018年1月8日か
ら10日までの電子の状況
・NOAA
/ GOES ELECTRON
FLUX
ふだんは、きれいな曲線が描かれているグラフ
ですが、稀にこのような状態になります。そし
て、そういう時には……これは単なる個人的な感
想ということを繰り返して書いておきますが、大
きな地震が起きやすい傾向があります。
今回もグラフが混沌としはじめてから二日後の
今日、M7.6 の地震が発生しました。
同じようなことは過去幾度となく起きていまし
て、たとえば、下は昨年
2017年7月16日から
18日までの同じものですが、グラフが攪乱してから二日目の
7月18日に、カムチャッカ半島近くで「マグニ
チュード 7.8」の地震が発生しました。
2017年7月17日
から18日までの電子の状況
・NOFIA
その後に起きた地震
・USGS
こういうことがわりとよくある上に、現実とし
て「 26日間、マグニチュード
6以上の地震が起きていない」ということがあり、個人的には、いろいろ思っていたところもありました。
今日
M7.6の地震が起きたとはいえ、今も何となく不穏な感じは変わらないままです。
ちなみに、今回の記事の冒頭に載せました
ニューズウィークの今年 1月1日の記事「
2018年は世界全体で深刻な地震の増加が見られる可能性がある」は、その内容は、昨年の記事、
・「地
球の回転が《謎の速度低下》を起こして
いる」
:アメリカ地質学会の衝撃的な発表。そして来年、大規模地震の発生数は大幅に上昇するという予測も公開
In Deep
2017/11/21
でご紹介しました米フォーブスの記事に書かれ
てあることと同じものです。
そこから、翻訳を編集して載せますと、以下の
ようなものです。
2017年11月
20日の米国フォーブスの記事の翻訳よ
り
本記事は英語ですが
forbes.com
にあります
科学者たちは、
2018年に世界的に大規模な地震の発
生数が大幅に増加する可能性についての
強力な証拠を発見した。地球の自転は正
確に周期的だが、現在その回転速度が
1日に数ミリ秒遅くなり続けているの
だ。
地質学者による研
究チームは、大地震の発生の傾向を探る
ために、
1900年以来発生したマグニチュード
7.0
を超えるすべての地震を分析した。
その中で研究者た
ちが見いだしたことは、約
32年ごとに世界の大規模な地震の数が増加していたということだった。そして、その中で、地震発生数の上昇と強い相関関係を示した要因が「ひとつ」だけ見
つかった。
その相関関係とは
「地球の自転の回転速度の減速」だっ
た。このことと地震の増加が関係してい
たのだ。
具体的には、
25〜
30年おきに地球の回転が減速し始め、地球の回転の減速は歴史的に
5年間続く。
昨年から地球での
地震の発生数が増加しているが、
2017年は
4年連続で地球の回転が遅くなった
4年目だった。そして、来年
2018年は地球の回転が減速してから
5年目にあたるということで、データか
ら研究チームは、来年、大規模な地震が
さらに数多く発生するという予測を結論
として出した。
要するに、「現在、地球の
回転が遅くなって5年目に入ろうとしてい
て、過去のデータではこの年に巨大地震が増
加する傾向がある」 とい
うものです。
データ通りの展開となるのなら、今年は大き
な地震が増える可能性は強いということになりま
すでしょうか。 ・という中で起きた「
26日間の地震の空白」が気になっていた
次第です。中南米の M7.6
でこの空白は決着したのかどうなのか。
いずれにしましても、科学的な意味からも、そ
うでない意味からも、今年から大きな地震が増え
ていく可能性についての説は広がっています。
どうなりますでしょうか。
*※
※******************************
3。嘗てのルドルフ-シュタイナーの講演より
世界がヨーロッパの悪魔の支配から逃れるた
めに
自分たちの文化を守らないといけないと言う意
見。
以下記事の転載です。
元記事は 悪魔の輪郭
日本の未来
悪
魔の最終勝利を阻止する存在は… :
満身創痍でボロボロなれど、数百年間の「ヨーロッパ・ハザード」から生き残った日本、そして他のほんの数カ国は何のために地球に存在し続けるのか
1915
年のルドルフ・シュタイナーの
講演より
激しい戦
いが生じるでしょう。白人は、
精神をますます深く自らの存在
のなかに受け取る途上にいま
す。
黄色人種
は、精神が身体から離れていた
時代、精神が人体の外に探究さ
れた時代を保っています。
そのた
め、白人がさまざまな地域の有
色人類と激しく戦うことで、第
五文明期から第六文明気への移
行がなされます。白人と有色人
類とのあいだでなされるこの戦
いに先行するものが、白人と有
色人類とのあいだの大きな戦い
の決着がつくまで歴史を動かし
ていくでしょう。
何だかシュタイナーの言葉で始ま
りましたが、このシュタイナーの持
つ「白人と有色人
種の最終戦争」の概念 の
抜粋から始めたのは、今日ちょっと
した「分布図」をネット上で見たこ
とがあります。
それは知識としては何となく知っ
ていたようなものですが、深く考え
るうちに、「こういう国に生きてい
る私たちは、もう少し考えないとな
あ」と、ふと思ったのです。
その分布図とは下のものです。
・Vox
これを少し詳しく見てみましょ
う。
この地球が席巻されて
いく中の最後の砦
先ほどの地図の色の分布は、日本語で書きます
と下のようになっています。
つまり、「歴史上で、1度も
ヨーロッパの植民地や支配下に入ったことの
ない国」 は、オレンジ色の
■
で示されています。
その上で、もう一度、世界地図を見てみます。
ヨーロッパによる植民
地化に関しての国の分布
・Vox
オレンジ色の ■
は、上で示した5カ国だけ。
すなわち、
・リベリア
・タイ
・韓国
・北朝鮮
・日本
だけとなっているのです。これに関しては、い
ろいろな考え方があるとは思いますが、「ヨー
ロッパの支配」ということに関しての国際的な解
釈はこのようになっています。
この5カ国のうち、アフリカのリベリアは非常
に歴史のある国でしたが、1989年からの内戦
でボロボロになってしまって、それが現在も影響
しています。
そういう意味では、資本主義下で現在、通常の
国家体制にあるのは、
・タイ
・韓国
・日本
となり、そして、特殊な国家体制下であるとは
いえ、国家として現在存続している「北朝鮮」と
いう顔ぶれとなります。
これは、この5カ国の全世界
の面積から見ての占有率 は
著しく小さいもので、この地図を見れば見るほ
ど、
「よう残ったもんだ」
と思います。
これは、別の見方をすれば、下のような地図分
布でもあるわけです。
ヨーロッパのハザードはそれほどすさまじかっ
た。
広大な北米も南米も、すべてヨーロッパ人に奪
い取られ、そこにもともとあったネイティブの文
化はほとんど滅ぼされました。
人命も文化も、場合によっては、文字や言葉も
消えてしまった。
何もかも破壊し尽くし、略奪し、消滅させ、し
かも、それを「キリストの名の
下に 」おこない続けた
ヨーロッパゾンビたち。
その様子は、たとえば、アメリカでは記念日ま
であるコロンブスの場合は下のような有り様でし
た。
コロンブスと同行
し、虐殺を目にしていたキリスト教宣教
師のバルトロメ・デ・ラス・カサスは、
日記にこう記している。
「一人でもイン
ディアンが森にいたら、すぐに一隊を編
成し、それを追いました。スペイン人が
彼らを見つけたときはいつも、柵囲いの
なかの羊のように、情け容赦なく彼らを
虐殺しました。
『残虐である』ということは、スペイン人にとって当たり前の規則であって、それは『単に残虐なだけ』なのです。しかしそのように途方もなく残虐な、とにか
く苛烈な取り扱いは、インディアンに対
しては、自分たちを人間だとか、その一
部だなどと金輪際思わせないよう、それ
を防ぐ方法になるでしょう」
「そういうわけ
で、彼らはインディアンたちの手を切り
落として、それが皮一枚でぶらぶらして
いるままにするでしょう、そして、『ほ
ら行け、そして酋長に報告して来い』と
言って送り返すのです」
「彼らは刀の切れ
味と男ぶりを試すため、捕虜のインディ
アンの首を斬り落とし、または胴体を
真っ二つに切断し、賭けの場としまし
た。彼らは、捕えた酋長を火炙りにした
り、絞首刑にしました」
日本語で言うところの鬼畜そのものですが、こ
れはコロンブスだけの場合だったのかというと、
そうではないことは歴史の記録でわかります。
「悪魔が乗り移った」かのような蛮行を「神の
名において」おこなう。
彼らの数々の蛮行から
500年くらい後、やはりヨーロッパ人の末裔が書き上げた『エクソシスト』という小説があります。これは大ヒットした映画エクソシストの原作ですが、その
中に、少女リーガンに対しての悪魔払いをおこな
うことになったカラス神父という若い神父が、悪
魔払い師のメリン神父に、
「悪霊が人間にとり憑
く目的はどこにあるのでしょうか」
と尋ねるシーンがあります。
その答えとして、ヨーロッパ人のメリン神父は
以下のように小説の中で答えています。
小説『エクソシス
ト』(1977年)より
それは誰にも判ら
ないことだ。……しかし、私はこうみて
いる。つまり、悪霊の目的は、とり憑く
犠牲者にあるのではなく、われわれ……
われわれ観察者が狙いなんだと。
そしてまた、こう
も考えられる。やつの狙いは、われわれ
を絶望させ、われわれのヒューマニティ
を打破することにある。 やつはわれわれを
して、われわれ自身が究極的には堕落し
た者、下劣で獣的で、尊厳のかけらもな
く、醜悪で無価値な存在であると自覚さ
せようとしている。
メリン神父は、悪霊(悪魔)が人間にとり憑く
理由を、
「私たち人間に、人間
と人間社会に対して絶望させるように仕向け
ることにある」
あるいは、
「人間という存在が、
下劣で獣的で、尊厳のかけらもなく、醜悪で
無価値な存在であると、人々に自覚させよう
としている」
ためだと考えているということになるのだと思
います。
コロンブスのおこなった行為は、まさに、この「人
間という存在が醜悪で野蛮で無価値なもの
と、人間に思わさせるため」には十分 で
あり、そういう意味では、ヨーロッパ人の植民地
時代というものは、
「悪魔が世界に羽ばた
いたとき」
だったと言えそうです。
おそらく、それ以外のなにものでもなかったで
しょう。
悪魔が地球を征服するために、悪魔の支配下に
ある人間(本人がそう気づいていなくても、彼ら
は期待通りの行動をします)が全世界に広がり、
「地球を悪魔の星にする 」。
それが目的だったような気さえします。
このコロンブスについては、過去記事、
・虐殺の祝
日コロンブス・デー:彼らは「理想
的な人類像」を破壊し、そしてそれ
は「4回続く皆既月食」の渦中で
起きた
2014/10/14
というものの中で書いていますが、その時に
は、悪魔というようなキーワードにはふれていま
せんでした。
いずれにしても、それから数百年が経ち、そこ
から辛うじて生き残ったのが、こちらの国と地域
だけだったと。
私は日本人だから、日本はどうすれば? とい
うようなことをまず考えますけれど、同じアジア
の北朝鮮、韓国、タイも、「いろいろなことは
あった」とはいえ、ヨーロッパの支配下からのサ
バイバルというカテゴリーでは共通だと思うので
す。
そういうところでは、とても大きな意味がある
のではないかなとも思うのです。
別にこれらの国と仲良くするとか、そういう単
純な話ではなく、それらの国の歴史の裏に流れる
共通の「見えざる手」は何だったのかと考えると
か、そういうようなことです。
アジアといえば、今は中国の名前がトップに上
がりやすいですが、サバイバーの国たちはそれよ
りも重要な「何らかの使命」を持っているのでは
ないかとも思ったりもします。
ヨーロッパ・ハザードが今後も継続していくの
かどうかはわからないですけれど、アメリカもロ
シアも「要するにヨーロッパ」と考えると、それ
はそうなのかもしれないとは思います。
冒頭に
1915年のシュタイナーの講演の内容を抜粋したのは、そこにある、
>
白人と有色人類とのあいだの大きな戦いの決着がつくまで
というフレーズを思い出したからです。
以前、
・2017
年は、私たち日本人が西洋文化を拒
絶し「オリジナル日本人」に戻るこ
とができる始まりとなり得るだろう
か。それは東洋と日本の存亡に関す
る最後の砦のはずですが
2016/12/25
という記事において、シュタイナーは、 「東
洋が西洋文化を拒絶し始めることから新
しい文明時代に入る」
という意味のことを述べていました。 シュ
タイナーは自身がヨーロッパ人であるだけに、そ
の本質を知っていたように思います。
何だか抽象的な記事となりましたが、いろいろ
とボロボロではあっても、日本はまだ完全には負
けていないはずです。
日本が悪魔の砦としての機能をやめれば、地球
はそちらに転がります。ちなみに、その「戦い」
のためには、何も物理的に戦ったり、精神的に反
抗したりする必要はなく、ヨーロッパの素晴らし
い文明を十分に堪能しながらも、各自が日本人ら
しい思考と行動を普通におこない日々を生きてい
けば、それでいいのだと思います。
日本人らしい思考と生活を崩さないとい
う生き方ほど強烈な反抗、あるいは革命スタ
イルはないと思います。
以上転
載終わります。
2018
年2月22日
1.
原由など流出の続報です。 海
上保安庁=政府の方針が出てな
く、鹿児島では団体の誰かが回
収中の記事ありました。
パラレルブロガーのゆーすけ(@yusuke_plmrstn )
さん記事です。 2018年1月6日に東シナ海
で衝突、その後14日に沈没した石油タンカー船
MV Sanchi(サンチ号)。
この船が積載していた136,000トン
(960,000バレル)もの大量の天然ガスコ
ンデンセート(natural-gas
condensate)と燃料油は沈没した船から今でも流出を続けています。
黒潮海流に乗ってコンデンセートと燃料油は日
本に近づいていて、すでに鹿児島の一部では海岸
に燃料油らしき黒い物体がたどり着き始めていま
す。
今回の事故の概要はこちらの「MV
SANCHIの衝突、沈没、油の流出。日本で報道しないのはなぜ? 」
に、沈没したMV Sanchiについては「石油タン
カーMV
Sanchiについて簡単に解説します 」
に、そして相手船のMV CF
Crystalについては「MV CF
Crystalの基本情報を紹介します 」
にまとめていますので御覧ください。
石油タンカー船が沈没した場
所、 環境に確実な悪影響を
及ぼすコンデンセートを積んだMV
Sanchiはこの場所で衝突、沈没しました。
衝突したのが
1月6日、沈没したのが1月14日、コント
ロールを失ったMV
Sanchiは海流と悪天候によるうねりに流されてどんどん南東に流れていき、かなり沖縄に近い場所で沈没したとされています。
コンデンセー
トとは
衝突した相手船はMV CF
Crystalという貨物船。
MV Sanchiの乗組員32名は全員死亡 、MV
CF Crystalの船員21名は全員無事 で
した。
MV
Sanchiが積んでいたコンデンセート、これは天然ガスを採収する時に地表で分離した形質液状炭化水素と呼ばれる物質です。
ナフサの成分ととても似ていて、人体、生体に非
常に有毒とされるベンゼン、キシレン、トルエン
などを大量に含んでいる液体のことをいい、色々
な触媒を用いたり化学薬品と混ぜ合わせることで
我々の身の回りのあらゆる物の原料となる石油化
学原料として使われます。
非常に引火しやすい特徴を持ち、高い揮発性もあります。
衝突、沈没したMV
Sanchiにはこのコンデンセートが136,000トンも積まれていました。
衝突の衝撃でコンデンセートに引火・爆発し、船
はあっという間に操作性を失います。
タンクから放出された有毒なコンデンセートを
吸って命を落とした乗組員、炎に巻き込まれて亡
くなった乗組員、なんとか海上に逃げ出したもの
の荒れ狂う波に飲まれてしまった乗組員など状況
は様々でしょうが、
これが全員死亡となった背景とされています。
大気中に放出されたコンデンセートと燃えたコン
デンセートは有害物質を含みますが、揮発性が高
いのでそこまで影響はないと考えられています。
問題は海に溶け出したコンデ
ンセート です。
約25mにわたって破孔が生じて沈没したとされ
るMV
Sanchiにはどれくらいのコンデンセートが残っているのか解明されていません。
今でもコンデンセートは流出を続けていると考え
られていて、有害物質を大量に含んだコンデン
セートは付近の海洋生物に甚大な被害を及ぼしま
す。
グリーンピースが発表した資料によると、タン
カーが沈没した付近は食用魚種が豊富に生息する
地域のようです。
Sanchiの爆発と沈没は、ウマヅラハギやケ
ンサキイカなどの多くの商業的な魚種にとって重
要な産卵場所で発生しました。この時期、同地域
では、タチウオ、キグチ、マサバおよびワタリガ
ニなどの一般的な食用種が越冬地として利用して
います。この地域はまた、ザトウクジラ、セミク
ジラ、コククジラなど、多くの海洋哺乳類の移動
経路です。-greenpeace(PDF)
コンデンセー
トそのものが海中を漂いながら汚染範囲を広
げて日本に流れ着くところまで想定されてい
て、この影響が日本全土に広がると日本近海
で捕れる魚は深刻な汚染の影響を受けている
ことになります。
重油(燃料油)の影
響
船が使う燃
料油は重油です。
船
は一般的にA重油とC重油という燃料油を
使っていて、その他には機械同士の摩擦熱を
抑えたり滑りを良くするための潤滑油なんて
ものもあります。
MV
Sanchiにはこれら全ての油が約2,000トン残ったままになっていると考えられています。
沈
没した船からは重油が漏れ続けていて、近隣
諸国の政府は被害拡大を必至で食い止めよう
とオイル吸着シートを使ったりオイルフェン
スを張って対策しようとしています。
ところが重油はすでに日本の鹿児島沿岸に到
着しているとの報告がTwitterで見ら
れるようになりました。
油状固まり
7キロ、鹿児島・宝島に タンカー事故関連
か:朝日新聞デジタル
船の燃料油
は黒くてドロドロした形状をしています。
非常に粘度
が高く、船のエンジンで使う時には事前によ
くヒーティング(温める)してから各機関に
送り込みます。 そんな重油なので沿岸
に流れ着いた時には写真のように黒い塊と
なって漂着するわけです。
一
般的に石油タンカーの事故被害というと、海
岸一帯がドロドロの重油で覆い尽くされた地
獄絵図を想像しがちですが、運が良ければ今
回のMV
Sanchiの事故ではそういう類の被害は出ないんじゃないかと個人的に考えています。
MV
Sanchi沈没事故の本当の恐ろし
さ
MV
Sanchiの積み荷はコンデンセートです。
その一部は
大気中に揮発し、一部は燃え尽き、大半は海
に流出を続けています。
一方で船の燃料油も流出していて、それが今
回鹿児島に漂着したとされていますが、重油
2,000トンに比べるとコンデンセートに
よる被害の方が圧倒的に深刻だと専門家は
口々に言います
(決して重油2,000トン流出の問題を軽
視しているわけじゃありません)。
Unique
oil spill in East
China Sea
frustrates
scientists
有毒性のコ
ンデンセートによってプランクトンや海中生
物はことごとく汚染されます。
食用種とさ
れる魚が豊富に生息する地域での事故のため
多種多様な生物への影響が考えられ、さらに
海中にとどまるコンデンセート物質によって
海の汚染は継続します。
人体に有害
な化学物質だらけの魚が水揚げされ、それが
流通し、健康被害を出す可能性も十分に考え
られます。
海だけでは
ありません。付近の鳥も汚染される可能性は
高く、日本に飛来することも考えられます
ね。
船が沈没し
た付近は強い黒潮の海流があり、事故発生当
時は1ヶ月もすれば日本に何らかの影響が出
始めると専門家は予想していましたが、まさ
に予言通りの結果になりました。
海水表面を
漂うコンデンセートは重油と違って分離する
ことが非常に困難な物質とされています。
見た目も重油のように黒い色ではなく黄褐色
をしているため見分けることはかなり難しい
ようです。
すでに鹿児
島沿岸に重油がたどり着いているということ
は、猛毒のコンデンセートだって一緒に流れ
着いているはず。
今はまだ冬なので海水浴をする人はいないで
しょうが、荒波を乗りこなすサーファーに
とっては由々しき問題かもしれません。
今後日本の
海で安心して海水浴できる日は果たしてやっ
てくるのでしょうか?
沈没現場では中国、韓国、日本による重油の
回収作業が続いています。
流出し
たコンデンセートと重油の回収作業、進
行中 | ムクッといこう
うまくコン
デンセートも回収できればいいのですが、海
中に溶け出す分についてはどうやって対策す
ればいいのか。
日本のメディアは
もっと報道すべき!
これだけ日
本への被害が想定されているにも関わらず、
日本のメディアによる報道はほとんどありま
せん。
一部
Twitterで今回のような情報が流れる
ことはあっても、ネットニュースで大々的に
取り上げることもなく、新聞やテレビでの放
送もありません。
中国との関係悪化や2020年のオリンピッ
クを睨んだところでの報道規制という噂もあ
りますが、真相は不明です。
船から回収
されたブラックボックスはすでにオープンさ
れていてデータの解析が進んでいます。
どちらの船に衝突の原因があったのか究明が
急がれていますが、洋上衝突で度々話題にな
る『回避義務』だけに照らしわせると考えて
しまうと本質が見えなくなってしまう可能性
もあります。
詳しくは「石油タ
ンカーMV
Sanchiの回避義務?事故責任の所在はどこに? 」
を御覧ください。
この件に関
する情報は海外ネット、もしくは
TwitterなどSNSによる現場からの
直接の声が何よりも頼りになります。
例えば鹿児島に漂着した重油の問題なんか
も、World
Maritime News 、the Sun
daily など様々な海外メ
ディアでも取り上げられています。
このムクっ
といこうブログでも微力ながら情報提供して
いきたいと思います。
MV
Sanchiに関する最新記事は随時Twitterアカウント(@yusuke_plmrstn )
で紹介しているので、フォローをお願いしま
す。 MV
Sanchiに関する関連記事はこちら で
す。
この関連記事は海洋国日本の生命線であり、
ネットの記事は 沢山あるのでフォローして行っ
た方が良いと思います。
日本政府への質問はこちらです。
重油流出事故の情報が発信されない理由を海上
保安庁の中の人に聞いてみました
勝川俊
雄 |
東京海洋大学 准教授、 海の幸を
未来に残す会 理事
2/7(水) 11:08
先日書いた重油流出に関する記事
は、沢山の人に読んでいただいたよ
うです。この記事を読んだ海上保安
庁から、連絡があり、情報発信につ
いての意見交換を行いました。
良い機会だったので、海上保安庁の
中の人にいろんな質問をしてみまし
た。現状を理解する上で、重要な情
報も得られたので、そちらについて
も紹介します
情報公開に
ついて
海上保安庁の担当者には、
情報発信をとにかく早くやってほしいと
お願いしておきました。なぜ、海上保安
庁で持っている情報を発信しないのか質
問したところ、「ネットではなく、紙
ベースで発信している」とのことでし
た。この日、紙資料をいただいたのです
が、公開されているものなので、ネット
に上げても問題ないと言うことだったの
でアップします。せっかく資料があるの
だから、海上保安庁のサイトにアップし
て、海上保安庁のツイッターアカウント
でどんどん拡散したら良いのに!
国
内の情報が少ないことから、「国とメ
ディアが何かを隠している」という陰謀
論がネットで飛び交っているようです
が、そうではなさそうです。考えてみれ
ば、日本政府には今回の事故の責任がな
いので、その影響を隠す動機がありませ
ん。隠しているのではなく、その情報を
国民と共有する必要性が組織全体で共有
されていないのでしょう(それはそれで
残念ですが)。外国と連携した事故への
対応や航空機での監視など、やるべき事
はやっているのに、その情報が国民と共
有できていないのは、実にもったいな
い。
日本ではタイムリーな情報発信ができな
いのは、役所の構造的な問題もありそう
です。日本の国の仕組みは、選挙で選ば
れた政治家が国の方向性を決めます。政
治家が決めた方向に進むように、法律と
前例に従って行動するのが役人の役目で
す。新しいことをやろうとおもうと、い
ろいろな手続きが必要になります。前例
がない突発的な事象に、柔軟に対応する
というのが、日本の官僚組織にとっては
構造的に難しいのです。なので、こうい
う事態には、政治がイニシアチブをとっ
て、情報発信を推進すべきと思います。
具体的に何をすべきか。まずは手持ちの
情報をすべてオープンにするのが大事。
何がわかっていて、何がわかっていない
かを整理した上で、今後想定されるシナ
リオとその場合にどの様な対応をするか
をまとめて、ネットに素早く発信して欲
しいと切実に思います。
情報が無いことのストレスを甘く見ては
いけません。電車が止まったときに、止
まった理由と今後の見通しについてアナ
ウンスがあれば、乗客は安心して待つこ
とが出来ます。逆に、何のアナウンスも
なければ、不安になるし、不満も高まり
ます。事故が起こってしまったのは仕方
が無いとしても、適切な情報発信によっ
て、そのストレスを和らげることが出来
ます。
すでに被害が顕在化している地域では、
情報の不足が強いストレスの原因となっ
ているはずです。一刻も早く、被害現場
を中心に、情報共有を進めていただきた
いです。
国民は国からの情報
発信を待っていますよ!
#
誰かが悪意で情報を遮断しているのではなく、必要な情報をタイムリーに伝える仕組みが日本にはないというのが、問題の本質です。今後は、政治、行政、メ
ディア、専門家、国民が連携して、必要
な情報をタイムリーに伝える仕組みを作
る必要があります。この記事が、そのた
めのヒントになれば幸いです。
コ
ンデンセートについて
こ
の事故の特長は、これまでに大量流出の
経験が無いコンデンセートが13.6万
トンも流出したことです。コンデンセー
トの流出事故としては、間違いなく過去
最悪です。はじめてのことなので、どの
様なことが起こるのかを正確に予測する
ことは出来ません。天然ガスを取り出し
たときに生成される副産物のような位置
づけですが、日本国内ではあまり利用さ
れていないようです。国内でのコンデン
セートのサンプルを入手が難しく、コン
デンセートに詳しい人が余りいないよう
です。このような情報の不足が情報発信
の遅れに繋がっているのかもしれませ
ん。わからないことがあっても、分かっ
ている範囲で発信してほしいです。
正確な予測ができないからといって、ど
んなことでも起こりうるということでは
なく、ある程度の予測を立てることは出
来ます。コンデンセートは水のなかで固
まりません。そして、蒸発しやすい性質
を持っています。重油のように長期間密
度を保って存在し続けることができない
のです。密度が低くなれば、それだけ生
物などへの影響も減っていきます。
流出したコンデンセートの挙動について
は、中国政府、グリンピース、学術雑誌
ネイチャーの記事は、短期間の内に蒸発
して大気に行くという見立てです。最も
情報をもっている中国政府は、コンデン
セートのかなりの部分が燃焼しており、
海洋に放出されたコンデンセートはすぐ
に蒸発すると考えているようです。彼ら
が懸念しているのは、コンデンセートに
含まれる硫化水素やメルカプタンみたい
ですね。大量のコンデンセートが燃えた
とすると、かなりの量の硫化水素などが
大気中に放出された可能性があるので、
モニタリングをする必要があると指摘し
ています。
一方で、コンデンセートは常温・常圧で
は液体なので、温度の低い冬の海で短期
的に揮発するということに懐疑的な専門
家もいます。水中にとどまった場合も、
海流に乗って移動しながら、周囲に拡散
していきます。水に含まれたコンデン
セートは、いずれ微生物に分解されるで
しょう。
海保から現場の状況について聞いたので
すが、透明な油(おそらくコンデンセー
ト)の流出は今も続いているそうです。
ただ、流出量は最初よりは減ってきてい
るそうです。現在の油膜の面積は
1km×200mで、油膜が流れていく
先から、目視できなくなっているといる
そうです。これは密度の低下を意味する
のですが、その原因が蒸発なのか、水中
での希釈なのかは不明です。保安庁では
中国船と連携して、表面の油付近を船で
航行して、海水との混合を促しているそ
うです。これは海表面の薄い膜状の油の
処理としては一般的な手法だそうです。
コンデンセートは、発生地点ですでに密
度が低い状態が維持できていること、事
故が陸地から離れた外洋部であることを
勘案すると、濃度を保ったまま大規模に
移動することはなさそうです。
現状では状況は落ち着いているようです
が、事故直後に流出したコンデンセート
については、不明点が多いです。中国だ
とリモートセンシングで大規模な汚染が
見つかったという報告もあるようです。
海保でも飛行機を飛ばしているけれど
も、油は発見できていないとのこと。コ
ンデンセートは目視での確認が難しいと
いう説もあるようですが、この辺りの矛
盾をどう解釈するのか。不明点も多く、
もやっとします。
なんにせよ、前例がない事
故ですから、憶測ばかりになってしまい
ます。広範囲の海水のサンプル調査を
やってほしいものです。事後の経過を継
続的にモニタリングして、情報公開をし
てほしいものです。
重
油について
重油は水を弾いて、水中で大きな塊を形
成します。重油は揮発性が低く、微生物
による分解も難しいので、汚染が長期化
します。今回、何人かと議論をしたので
すが、ほとんどの人がコンデンセートよ
りも重油の影響を懸念していました。
重油は海保の資料だと2000トン。韓
国政府発表だと1900トンとのことで
した。このうち、どの程度が船外に流出
したかは不明です。海保によると、黒い
油が出たのは沈没初期のみ、それも時間
の経過と共に見えなくなったということ
でした。重油の流出は初期に短期的に起
こったと可能性があります。
重油については過去にも
事故がありました。比較できるのはナホ
トカ号の事故でしょう。
平成9年1月2
日、ロシア籍タンカー「ナホト
カ」号(総トン数13,157
トン、C重油約19,000キ
ロリットル搭載)が島根県隠岐
島沖の日本海を航行中に船体が
折損、破断したタンクからC重
油約6,240キロリットル
(推定)が流出するとともに、
同月7日、船首部(残油約
2,800キロリットル(推
定))が福井県三国町沿岸に漂
着し、日本海沿岸地域に甚大な
油汚染被害をもたらしました。
出
典:海
上保安レポート2009
海保資料によると、今回沈んだタンカー
は、エンジンを動かすためにC重油が約
2000トン積載されていました。全部
流れてもナホトカの流出量の1/3とい
うのは、最悪のケースを考える際の一つ
の目安になるでしょう。火災で沈んだた
めに動力部の物理的損傷は少なく、大量
の重油が船内に残っている可能性もあり
ます。
奄美に流れて付いた油は、現在分析中で
すが、外見からして重油だとおもわれま
す。移動ルートが英国の予測よりもだい
ぶん南寄りですが、あり得る話です。表
面の海水は風の影響を受けやすく予測が
難しいのです。海保は飛行機を飛ばし
て、付近の島への重油の流出を把握しよ
うと努力しているのですが、流木等が流
れて、波打ち際が黒い線のように見える
ケースも多く、重油漂着の正確な把握は
難しいそうです。
重油は今後も拡散してい
くかもしれませんが、遠くになればそれ
だけ漂着密度も減るはずです。また、重
油流出が初期にまとめて起こったとする
と、第一波がきたあとに、長期的に漂着
が続くということはなさそうです。
以上、新しい情報も加え
て、現状分析をしましたが、すべて私の
個人的な見解ですので耳半分でお願いし
ます。正確な情報は、もうすぐ出てくる
であろう国の公式発表をお待ちくださ
い。
#1
「コンデンセートは水に溶けない」という御指摘を各方面から戴きました。コンデンセートは、水中のなかで拡散して固まりをつくらないのですがそれを「溶け
る」と表現するのは化学的に正確ではあ
りませんでした。ということで記述を一
部変えました。
#2
2月8日に、海上保安庁がネットでも情報発信を開始したようです。公式ツイッターでも拡散されています。とても良いことだと思います。http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/post-432.html
2.米國フロリダで19歳の男が銃乱射して17にん殺傷した ロイ
ター伝
3
日前にWashinton
freebeacon.com
と言う世界の軍事や政治がみえ
るメールニュースを申込んだら
初めの日が砂漠で機関銃など撃
ち放題というがありびっくりし
た次の日
カルニアでの銃乱射事件の記事
に驚いた。
こんな恐ろしい国が世界の平和
を守ってるいることはあり得な
いが 世界中で同じことをやっ
ている人々であり 脳天気日本
では記事くらいは読まないと怖
いことになる。
以下はこの銃乱射事件のグーグ
ル翻訳です。
【フロリダ州
(米フロリダ
州)17日ロイター】19歳の
銃砲がフロリダ州の高等学校で
発
砲し、警察に逮捕される前に
17人が死亡した。
この暴
力は、マイアミから北へ約45
マイル(72km)離れたパー
クランドのマホリストーンマン
ダグラス高校で、犯人が放校さ
れる直前に起こった。
ライブテレビ
の映像では、
数十人の警察や緊急サービス担
当者がその地域を襲ったため、
学生が建物から逃げ出している
ことがわかりました。
この銃撃者
は、以前この学
校に通っていたニコラス・ク
ルーズと特定され、はっきりし
ない懲戒理由で追放された。
ブロワード郡保安官スコット・
イスラエルは、 ロ
バート・カントリース
クールのロバート・ランチは、
「それは恐ろしい状況だ」と報
じた。
武
装勢力は闘争をせずに警
察に降伏した、とイスラエルは
述べた。 「それは
壊滅的だ」と彼は言った。 「本
当に言葉はない」
死
者のうち12人が学校の建物内
で殺され、2人は外に、もう1
人は通りに、他の2人は病院で
負傷した。 彼は、被害
者は学生と大人が混在している
と述べた。
ガンの安全
管理のための銃規制グループ
「Everytown」によれ
ば、これまでのところ今年の米
国の学校では18回目の撮影
だった。 これには、
ケンタッキー州ベントンに住む
15歳のガンマンが2人の学生
を殺害した1月の事件だけでな
く、誰も負傷していないときの
自殺と事件が含まれている。
米
国憲法修正第2条によって保護
されている銃の権利についての
米国の長い議論を巻き起こし、
コネチカット州ニュータウンの
ガンマーが1年生20人と教育
者6人を殺してから5年以上が
経過した。
(ロ
サンゼルスのSteve
Gorman、Dan
WhitcombとAlex
Dobuzinskis、デト
ロイトのLetitia
Stein、テキサス州オースティンのJon
Herskovitz、
Scott
Maloneの著書、Tom
Brown編集)
original
PARKLAND, Fla.
(Reuters) –
A
19-year-old
gunman opened
fire on
Wednesday at a
Florida high
school he had
previously
been expelled
from, killing
17 people
before he was
arrested by
police,
authorities
said.
The violence
erupted
shortly before
dismissal at
Marjory
Stoneman
Douglas High
School in
Parkland,
about 45 miles
(72 km) north
of Miami. Live
television
footage showed
students
streaming out
of the
building as
dozens of
police and
emergency
services
personnel
swarmed the
area.
The gunman was
identified as
Nikolas Cruz,
who previously
attended the
school and was
expelled for
unspecified
disciplinary
reasons,
Broward County
Sheriff Scott
Israel said at
a news
briefing hours
later.
"It’s a
horrific
situation,"
Broward
Country
Schools
Superintendent
Robert Runcie
told reporters
separately.
The gunman
surrendered to
police without
a struggle,
Israel said.
"It’s
catastrophic,"
he said.
"There really
are no words."
Twelve of the
dead were
killed inside
the school
building, two
others just
outside, one
more on the
street and two
other victims
died of their
injuries at a
hospital,
Israel said.
He said the
victims
comprised a
mixture of
students and
adults.
It
was the 18th
shooting in a
U.S. school so
far this year,
according to
gun control
group
Everytown for
Gun Safety.
That tally
includes
suicides and
incidents when
no one was
injured, as
well as the
January
incident when
a 15-year-old
gunman killed
two students
at a Benton,
Kentucky, high
school.
More than five
years have
passed since a
gunman killed
20 first
graders and
six educators
in Newtown,
Connecticut,
stirring the
long U.S.
debate about
gun rights,
which are
protected by
the Second
Amendment of
the U.S.
Constitution.
(Additional
reporting by
Steve Gorman,
Dan Whitcomb
and Alex
Dobuzinskis in
Los Angeles,
Letitia Stein
in Detroit and
Jon Herskovitz
in Austin,
Texas; Writing
by Scott
Malone;
Editing by Tom
Brown)